トランクルーム

引っ越し時の自転車はどうする?防犯登録の手続きなどの注意点も解説

自転車

引っ越しをする際に、自転車をどうやって運ぶのか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、引っ越し時の自転車はどう運搬するのがよいのか、運搬する際の注意点、自転車のみを運ぶ際の配送料金について解説します。

引っ越しの予定があり、自転車の運搬方法にお悩みの方は、是非参考にしてください。

引っ越し時、自転車はどうする?

引っ越しを検討されている方、予定している方の中で自転車をどうするか悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。自転車をどうするのか、以下の5つの方法をご紹介します。

  • 処分する(買い替える)
  • 自分で運ぶ
  • 業者に運んでもらう
  • 売却する
  • 知人に譲る

自転車の扱いは他の荷物と異なる点があるため、しっかりと事前に確認しておきましょう。

処分する(買い替える)

自転車が古くなっていたり、買い替えをする予定がある場合には、引っ越し時に自転車を処分するのも検討しましょう。具体的な処分方法は以下の2つが挙げられます。

  • 自治体に粗大ゴミ回収として出す
  • 回収業者に処分してもらう

それぞれ解説していきます。

自治体に粗大ゴミ回収として出す

自転車は粗大ゴミとして回収されます。粗大ゴミ回収に出す費用は自治体によって異なるため、各自治体に事前に確認しておきましょう。

例えば東京都世田谷区で自転車回収を依頼する場合には800円(令和5年10月1日からは900円に改定予定)、ごみ収集所に持ち込む場合には400円の処理手数料が発生します。自治体の粗大ゴミ回収は基本的に事前予約が必要であり、回収までに時間がかかる場合もあるので注意しましょう。

回収業者に処分してもらう

回収業者に依頼することで、不要になった自転車を有料で処分できます。電話やWEBから申し込むことができ、回収業者が直接回収に来てくれる場合が多いです。

処分費用は回収業者によって異なりますが、基本的に自治体の粗大ゴミ回収よりも高くなる傾向にあります。当然ですが、事前に金額を確認しておきましょう。

自分で運ぶ

自転車に乗り、新居まで行く方法もあります。また、自転車では行けないほど遠い場所への引っ越しは車に載せて運ぶのも1つの手です。

また、公共交通機関に持ち込める自転車であれば、電車やバスを使っての運搬も可能です。電車やバスへ持ち込む条件は各公共交通機関によって異なります。

業者に運んでもらう

引っ越し業者などに依頼することで、自転車を新居まで運んでもらうことができます。引っ越し業者の中には、自転車が傷つかないように梱包までしてくれる業者もあります。

引っ越し業者で自転車を運んでもらう場合には、必ず事前に料金とプラン内容の確認をしましょう。

売却する

新居に持っていく予定がない自転車はリサイクルショップや中古自転車販売店、フリマアプリで売却することも可能です。買取が成立した場合には処分費用がかからない場合が多いです。

自転車を売却する前には、防犯登録の抹消をしておきましょう。

知人に譲る

知人などで自転車が欲しい方がいる場合には譲るという方法もあります。SNSを利用して貰い手を探すのも手です。

売却と同様で、知人に譲る前には防犯登録の抹消をしておきましょう。また、受け取り側が新規で防犯登録をできるようにするために、譲渡証明書を発行する必要があります。

引っ越し時に自転車を持っていく際の確認すべき点

ここからは、引っ越し先に自転車を持っていく際に確認すべきポイントを解説します。自転車を新居に持っていくことを考えている方は、以下2つを確認しておきましょう。

  • 梱包方法
  • 防犯登録の手続き

それぞれ解説いたします。

梱包方法

大切な自転車を傷つけないためにも、正しく梱包を行うことが大切です。一般的な自転車の梱包手順は以下の通りです。

  1. ライトやボトルホルダーなどの付属品を取り外す
  2. 前輪と後輪やサドルを取り外す
  3. 自転車のハンドル、フレーム、サドル部分に緩衝材を巻く
  4. 自転車を逆さまになるようにして自転車専用の段ボール(輪行箱)に入れる
  5. ギアや段ボールの隙間に緩衝材やタオルを入れ固定し、空いたスペースにタイヤとサドルを入れる

自転車専用の段ボールは自転車ショップでもらえる場合もあります。また、緩衝材は100円ショップやホームセンター、WEBサイトから購入できます。

防犯登録の手続き

引っ越しで住所が変わった場合には、自転車の防犯登録の変更を行う必要があります。自転車の防犯登録とは、利用している自転車が自分の所有物であることを証明するもので、盗難から自転車を守るためにあります。

住所や氏名が変わったときは防犯登録の変更登録、現在住んでいる都道府県から他の都道府県へ転居する際には抹消登録を行い、新居先での新規登録が必要です。変更登録や抹消登録は、防犯登録所にて手続きを行います。

防犯登録所には、自転車店、スーパー、ホームセンターなどが挙げられます。変更登録や抹消登録に必要なものは基本的に以下の3つです。

  • 自転車本体
  • 公的機関発行の身分証明書(運転免許証・健康保険証など)
  • 外国国籍の方は、外国人登録証明書など

引っ越し先が県内か県外かで防犯登録の対応が異なるため、注意しましょう。

引っ越し時に自転車のみを業者に運んでもらう際の料金相場

引っ越し時に自転車のみを引っ越し業者などに運んでもらう際の料金をみていきましょう。引っ越し業者の定額プランの場合には、自転車を追加料金なしで配送できる場合もあります。

しかし、自転車が専用ゲージに入らない場合には追加料金が発生することもあるので注意が必要です。あくまで目安にはなりますが、引っ越し業者が自転車のみを運搬するときの料金相場は以下です。

東京→首都圏東京→名古屋東京→大阪
10,000〜28,000円程度11,000〜29,000円程度12,000〜30,000円程度

自転車の配送料金は引っ越し業者や運ぶ距離によって大きく異なります。費用が気になる方は、複数の引っ越し業者で相見積もりをとり、業者を選択するようにしましょう。

引っ越しで入居日・退去日が合わない場合の対処法

屋外型トランクルーム

引っ越しでは現在住んでる住居の退去日と新居への入居日が、必ずしも同じになるとは限りません。例えば、現在住んでいる住居の退去日が15日で新居への入居日が20日のような場合が挙げられます。

入居日まで時間があり、段ボールなどの荷物や自転車の置き場所に困った場合にはトランクルームの利用がおすすめです。トランクルームは入居日までの一時避難場所として利用でき、自転車を収納できるサイズのものも多くあります。

関連記事:トランクルームに自転車(ロードバイク)は収納できる?収納方法や注意点を解説

それぞれの運搬方法を確認し自転車をどうするか検討しよう

ここまで引っ越し時の自転車はどうするのがよいのか、運搬する際の注意点、自転車のみを運ぶ際の料金相場を解説してきました。まずは引っ越しの際に自転車を処分するのか、運搬するのかを検討しましょう。

また、防犯登録の手続きが必要になる点には注意しましょう。梱包方法なども確認し、スムーズに引っ越しを進めましょう。

荷物の置き場に困っている方や新居で自転車の置き場に困っている方はトランクルームの利用もおすすめです。

トランクルームならハローストレージ

レンタル収納スペース「ハローストレージ」なら全国に2,000物件以上・約98,000室展開中です。大小さまざまなサイズのお部屋をご用意し、お客様のご利用用途に適した商品タイプをご用意しております。

皆様に安心して使っていただけるよう、警備会社によるセキュリティや、定期的な巡回もしております。トランクルームを検討している方は、業界物件数 No.1(※)の「ハローストレージ」をご検討ください。

※2022年3月期 指定領域における市場調査
調査機関:日本マーケティングリサーチ機構
屋内型、屋外型の合計掲載物件数・屋外型の掲載物件数において物件数 No.1
レンタルスペースの物件数の情報をWeb で公開している 8 社を対象として、物件数を No.1 検証調査

全国のトランクルームを探すにはこちら
https://www.hello-storage.com/list/

監修

小川真澄さん

エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄

2020年8月 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年5月 整理収納アドバイザー1級 取得

子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納の知識とトランクルームを掛け合わせ、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。

ピックアップ記事

関連記事一覧