バイクの駐車場がない場合はどうしてる?対処法や駐車ルールを解説

バイクを所有している人にとって、駐車場の有無は大切なポイントといえるでしょう。「バイクの駐車場がない場合はどうしてる?」と気になっている方もいるかもしれません。
駐車場がないからといって、バイクを駐車禁止区域や路上に駐車することは違法になります。マンションやアパートの敷地内または共用スペースに駐車した場合には、近隣住民とのトラブルにつながる恐れもあります。
この記事では、「バイクの駐車場がない場合はどうしてる?」という悩みを解決するための方法を紹介します。ぜひ参考にしてください。
バイクの外出時の駐車はどうしてる?駐車のルール
外出時、バイクの駐車場がないケースは珍しくありません。特に、都市部や交通量が多い地域では、バイクの駐車場が見つからないことも多いでしょう。
駐車場が見つからない場合でも、路上に停めることは違法です。ここでは、事前に以下の2点を確認しておきましょう。
- バイクの駐車ルール
- 外出時のバイクの駐車
バイクの駐車ルールを知っておくと、外出先でも適切な駐車ができます。
バイクの駐車ルール
バイクの駐車ルールは、「自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律」や「駐車場法」によって定められています。
バイクの駐車場所は、排気量によって以下のように区分されます。
バイクの排気量 | 駐車できる場所 |
---|---|
50cc以下のバイク | 原付駐輪場 |
51cc以上のバイク | 駐車場 |
排気量が50cc以下のバイクは、道路交通法における車両区分では「一般原動機付自転車」の扱いとなるため、原付駐輪場に停めることが基本です。
排気量が51ccを超えるバイクは、「普通自動二輪車」や「大型自動二輪車」と分類されるため、原付駐輪場には駐車できません。二輪専用の駐車場や自動車用駐車場の一部を利用することが求められます。
2025年4月より、排気量125cc以下(最高出力4.0kW以下)のバイクも「一般原動機付自転車」に区分される予定です。これにより、条件を満たした125ccのバイクも駐輪場を利用できる可能性もあります。ただし、各自治体や施設ごとによって異なるため、事前に確認しておきましょう。
参照:駐車場法
参照:自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律
参照:国土交通省「一般原動機付自転車について」
外出時のバイクの駐車
バイクでの外出時は、時間貸しの駐車場を利用するのが一般的です。
ただし、バイクの駐車場は、自動車の駐車場と比較して数が少ないのが現状です。そのため、外出前には、事前に時間貸しの駐車場を探しておきましょう。駐車場が満車となっている場合に備え、2〜3箇所ピックアップしておくのがおすすめです。
賃貸物件でバイク駐車場がない場合はどうしてる?
マンションやアパートなどの賃貸物件に住む場合、物件に設けられているバイク専用の駐車場を利用できるのが理想的です。しかし、バイクの駐車場がない物件や、駐車場があってもすでに埋まっている物件も多く、その場合は別の駐車場を探す必要があります。
賃貸物件でバイク駐車場がない場合は、以下の駐車方法を検討しましょう。
- 公営駐車場を利用する
- バイク専用の月極駐車場を利用する
- 近隣の賃貸物件のバイク駐車場を借りる
- バイク専用トランクルームを利用する
それぞれの方法について、詳しく解説します。
公営駐車場を利用する
公営駐車場または公営駐輪場には、一部バイクを駐車できるところもあります。時間貸しのほか、定期利用できる施設もあり、比較的安価に駐車できます。
ただし、排気量の制限がある場合も多く、中型・大型バイクは駐車できない可能性もあります。深夜や早朝は出し入れ不可の施設もあるため、事前に利用ルールを確認しましょう。
バイク専用の月極駐車場を利用する
バイク専用の月極駐車場を利用するのも方法の1つです。バイク専用の月極駐車場は、屋外の月極駐車場やコインパーキング内の一角などに設置されている場合が多いです。排気量に制限がないことが多く、自動車の駐車料金よりも安価に利用できます。
ただし、屋外の場合は雨ざらしになるため、汚れやサビ、劣化には注意が必要です。
近隣の賃貸物件のバイク駐車場を借りる

近隣にある賃貸物件のバイク駐車場を借りる方法もあります。賃貸物件の駐車場は、基本的に入居者用に設けられていますが、空きがある場合は、交渉次第で貸してもらえる場合もあるようです。自宅から徒歩圏内であれば、非常に利便性が高い駐車方法といえます。
バイク専用トランクルームを利用する

バイク専用トランクルームの利用も有効です。
トランクルームは、収納スペースを貸し出すサービスです。屋外型や屋内型、バイク専用トランクルームなど、複数のタイプがあります。バイク専用トランクルームには、バイク収納に特化したコンテナで作られたボックスタイプや、屋外駐輪場タイプがあります。
特に、ボックスタイプのバイク専用トランクルームは、雨風をしのげるため、バイクの劣化をできるだけ防ぎたい方におすすめです。また、トランクルームであれば施錠も可能なため、屋外に駐車するよりも盗難やいたずらのリスクも軽減できます。
バイク専用トランクルームを利用する具体的なメリットについては、後述します。
関連記事:バイク専用トランクルームのメリットや選び方のポイントを解説
バイクの駐車場にトランクルームを活用するメリット
バイクの駐車場にトランクルームを活用することには、多くのメリットがあります。主なメリットは以下のとおりです。
- 盗難やいたずらのリスクが減る
- 直射日光や雨風をしのげる
- 24時間利用できる
それぞれのメリットについて、詳しくみていきましょう。
盗難やいたずらのリスクが減る
盗難やいたずらのリスクを減らすことは、大切なバイクを守るために不可欠な要素です。
ボックスタイプのバイク専用トランクルームを利用すれば、小型ガレージのようなスペースにバイクを駐車できます。シャッターに鍵をかけられるため、セキュリティ対策が整った環境に駐車できます。物件によっては、防犯カメラが設置されているため、防犯面での安心感が高まります。
また、ボックスタイプのバイク専用トランクルームには、ラダーレールが付帯設備として設置されていることが多いので、使いやすさの点でもおすすめです。
直射日光や雨風をしのげる
直射日光や雨風をしのげるのも、バイクの駐車場にトランクルームを活用するメリットです。
屋外に駐車したバイクは、直射日光や大雨、台風など、天候による影響を受けやすいです。汚れるだけでなく、故障や転倒のリスクが常に伴い、劣化のスピードが早まる原因にもなります。
全方位を壁に守られたボックスタイプのバイク専用トランクルームなら、雨や風による影響を最小限におさえられ、劣化を防ぎやすくなるでしょう。
24時間利用できる
トランクルームは、一部例外を除いて24時間出し入れが可能な物件がほとんどです。急な外出や夜間の使用にも、困ることは少ないでしょう。
ただし、エンジン音などの騒音が近隣住民への迷惑とならないよう、配慮することも大切です。
バイクの駐車場がない場合はトランクルームも検討しよう
ここまでバイクの駐車場がない場合の対処法や駐車ルール、バイク専用トランクルームを活用するメリットについて解説しました。
バイクの駐車は排気量によってルールが定められており、どこでも停められるわけではありません。バイクの駐車場がない場合は、公共駐車場や月極駐車場だけでなく、ぜひバイク専用トランクルームの利用も検討してください。
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エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄
2020年 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年 整理収納アドバイザー1級 取得
2024年 防災士 取得
子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
災害大国の日本でお家の整理収納は非常時にも役立つという思いもあり、本格的に防災について学ぼうと防災士を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納 × 防災 × トランクルームで、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。