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バイクがサビる原因は?サビ取り方法・手順、メンテナンス方法を紹介

錆びたバイク

バイクは車体の大部分が金属で覆われているため、収納方法やメンテナンスの頻度によってはサビが生じる場合があります。サビは見た目に影響することはもちろん、進行してしまうとバイクの耐久性や安全性にも影響を及ぼすため、注意が必要です。

大切なバイクを良い状態で長く楽しむためには、普段からサビが発生しないようにこまめにメンテナンスすることと、サビが生じてしまった場合は早めに対処することが大切です。

本記事では、サビが発生する原因やサビ取り剤のタイプ、サビを防ぐメンテナンス方法などをご紹介します。

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バイクがサビる原因

バイクがサビる原因は、酸化だといわれています。バイクには、鉄が使用されているパーツが多くあります。鉄は水や酸素に触れると酸化しやすい性質を持っており、日本は湿度が高いため、バイクがサビやすいといわれています。

バイクのサビに対して適切なケアを施さずに放置していると、表面から奥へと酸化が進み、金属の腐食が進行します。例えば、チェーンのサビをそのままにしていると、走行中にチェーンが切れる事態も想定されます。

このように、サビが重大な事故につながる恐れがあります。サビを完全に防ぐことは難しいものの、サビ取りなどのメンテナンスをこまめにすることが大切だと覚えておきましょう。

バイクのサビ取り方法・手順

バイクのサビ取り方法としてポピュラーなのが、市販のサビ取り剤を使用する方法です。サビ取り剤を使用する際は、以下の手順で進めるとよいでしょう。

  1. サビ取り剤などでサビを落とす
  2. クリーナーなどを使用して油分を拭き取る
  3. ワックスや防錆剤を塗布する

サビ取りは、サビの範囲や状態によっては時間を要する場合があるため、十分な時間が確保できる日に行いましょう。どうしても自力で取れないサビがある場合や、時間をかけずにサビを取りたい場合は、バイクショップに依頼する方法もあります。

なお、サビ取り剤にはいくつかの種類があるため、それぞれの特徴を知ったうえで使用することが大切です。サビ取り剤のタイプごとの特徴は後ほどご紹介します。

バイクのサビ取り剤のタイプごとの特徴

市販のサビ取り剤には、主に以下の5つのタイプがあります。

  • 液体タイプ
  • クリームタイプ・ジェルタイプ
  • 研磨タイプ
  • スプレータイプ
  • 消しゴムタイプ

それぞれのタイプの特徴を紹介していきますので、サビの状態やサビの箇所に合わせて、うまく使い分けをしていきましょう。

液体タイプ

液体タイプは、サビ部分にハケなどで塗布してしばらく時間を置いた後に拭き取るタイプです。化学反応によってサビを分解するため、頑固なサビでも比較的簡単に落とせます。

液体タイプは後述するクリームタイプなどと比較して、深く浸透する点が特徴です。また、液体であるため狭い場所での使用にも向いているといえるでしょう。

注意点としては、液剤がたれやすいことがあげられます。また、奥まで浸透させた場合は丁寧に洗い流す必要があるため、やや手間がかかるかもしれません。

クリームタイプ・ジェルタイプ

クリームタイプやジェルタイプのサビ取り剤は、液体タイプと同じようにサビに直接塗布し、しばらく時間を置いてから拭き取ります。放置時間によって効果を調整することが可能です。

液体タイプと比較すると粘度が高く、液だれしにくい点がメリットです。塗布した部分に留まってしっかり効果を発揮するため、頑固なサビ取りにも適しています。デメリットとしては、小さな隙間など、細かい部分への使用が難しいことが挙げられます。

研磨タイプ

研磨タイプのサビ取り剤は、研磨剤の効果によってサビを磨き落します。固形のものや液体のものがあり、サビに薬剤を付着させて磨くことでサビを落とします。

研磨タイプのメリットは、比較的手頃な価格で購入でき、薬剤をサビに塗布したらすぐに磨けるため、待ち時間が少ないことです。しかし、薬剤が深く浸透しないため、頑固なサビ取りには向かないでしょう。

スプレータイプ

手軽にサビ取りしたい場合におすすめなのが、スプレータイプのサビ取り剤です。サビに直接スプレーして5〜10分後に水で洗い流せばサビが落ちていきます。

スプレータイプなら手が届かない狭い部分にも吹きかけることが可能です。液体タイプと比較するとサビの落ちが悪い点がデメリットですが、複数回作業を繰り返すことでサビが取れることがあります。

消しゴムタイプ

消しゴムタイプのサビ取り剤は、文字どおり消しゴムのような使い勝手が特徴です。小さな範囲のサビであれば、消しゴムタイプのサビ取り剤で用が足りるでしょう。

研磨タイプのサビ取り剤はサビ部分だけでなくその周辺も傷つけやすい点がネックですが、消しゴムタイプであれば周辺を傷つけることなく手軽にサビを落とせます。

ただし、広範囲にわたるサビ取りには向かないため、あくまで小さな範囲のサビに活用するのがおすすめです。

バイクのサビを防ぐメンテナンス方法

バイクは金属パーツが露出しているため、気を付けていてもサビが発生しやすい特徴があります。サビが発生してから市販のサビ取り剤で落とすことも可能ですが、サビによるバイクの劣化を防ぐためには、日頃のメンテナンスが大切です。

ポイントを把握したうえで日々のメンテナンスに取り組めば、サビの発生を最小限に抑えられるでしょう。バイクのサビを防ぐ効果的なメンテナンス方法は、以下の4つです。

  • 防錆剤を使用する
  • 雨に濡れたまま放置しない
  • 屋内に駐車する
  • トランクルームを利用する

それぞれについて詳しく解説します。

防錆剤を使用する

防錆剤は、金属の表面をコーティングすることでサビの発生を防ぐ役割を果たします。こまめにバイクを洗い、その都度防錆剤を塗布すれば、サビの発生を抑制できるでしょう。

防錆剤はスプレータイプが多く、吹きかけるだけなので、手軽に対策できる点がメリットです。また、防錆剤単体のほかに、洗車用のシャンプーに防錆効果が付与された商品もあります。必要に応じて活用するとよいでしょう。

雨に濡れたまま放置しない

雨天時に走行したバイクを、そのまま放置しないことも大切です。鉄の表面に水分が残った状態で放置すると、鉄が酸化しサビの原因となります。日本の雨は酸度が高いといわれており、特に注意が必要です。

雨天時や海の近くでバイクを使用した後は、水滴を丁寧に拭き取るようにしましょう。エアコンプレッサーで水滴を吹き飛ばすだけでも効果があります。

屋内に駐車する

屋内にバイクを駐車すれば、雨風などの影響を受けなくてすむため、屋外での駐車と比較するとサビの発生を抑えられます。そのため、バイクの駐車には屋内駐車場やガレージを利用するとよいでしょう。

ただし、屋内に駐車する場合でも、バイクを濡れたままの状態にすればサビの原因となってしまいます。水分を拭き取ってから駐車しましょう。

トランクルームを利用する

バイク専用トランクルーム

バイクへのサビを防ぐために、トランクルームを利用する方法があります。自宅にガレージなどがなく、バイクの置き場所を屋内に設けられないという方には特に有効な方法です。

トランクルームとは自宅の収納スペースの延長として利用できるサービスのことで、バイク専用トランクルームもあります。バイク専用トランクルームには、ボックスタイプや屋外駐車場タイプなどがあり、目的に応じて選べます。

全方位を壁に囲まれたボックスタイプを選べば、雨風にバイクがさらされる心配がなく、サビの防止にも役立つでしょう。また、一部例外を除き24時間365日利用できる物件がほとんどのため、バイクの出し入れも好きなタイミングで行えます。

ただし、トランクルームに収納すればバイクがサビないというわけではありません。防錆剤を使用するなど、定期的なメンテナンスは忘れないようにしましょう。

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関連記事:バイク専用トランクルームのメリットや選び方のポイントを解説

バイクのサビを防ぐならトランクルームも検討しよう

バイクのサビの原因やサビ取りの方法、サビ取り剤の種類を解説しました。大切なバイクをサビから守るためには、雨風からバイクを守れる場所に駐車したり、こまめにメンテナンスしたりすることが大切です。

バイクのサビを防ぐためには、防錆剤を使用し、雨天後には水滴をしっかり拭き取ることが大切です。ほかにも、屋外に駐車するのを避けることも有効な方法の1つです。

もし、自宅の屋内にバイクの置き場所を用意できない場合は、バイク専用トランクルームの利用もぜひ検討してみてください。

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小川真澄さん

エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄

2020年 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年 整理収納アドバイザー1級 取得
2024年 防災士 取得

子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
災害大国の日本でお家の整理収納は非常時にも役立つという思いもあり、本格的に防災について学ぼうと防災士を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納 × 防災 × トランクルームで、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。

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