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引っ越しで段ボールに入らないものはどうする?梱包方法と対処法を紹介

引っ越し 段ボールに入らないもの

引っ越しの準備を進めていると、段ボールに入りきらない荷物に悩まされることがあります。冷蔵庫や洗濯機などの大型家電、ソファやベッドマットレスといった大型家具はもちろん、さらには傘や突っ張り棒のような長尺物まで、サイズや形状の問題で通常の段ボールでは対応できない荷物は意外と多いものです。こうした荷物は無理に自分で梱包しようとすると、運搬時に傷がついたり、作業効率が落ちる原因になります。

この記事では、引っ越しで段ボールに入らないものの具体例から、梱包方法、注意点、さらには引っ越し後の収納場所まで詳しく解説します。正しい知識を身につけて、スムーズな引っ越しを実現しましょう。

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引っ越しで段ボールに入らないものとは

引っ越しの荷造りでは、すべての荷物が段ボールに収まるわけではありません。引っ越しの荷物には、サイズが大きいもの、形状が特殊なもの、そもそも段ボールに入れてはいけないものなど、さまざまな種類があります。

ここからは、段ボールに入らない代表的な荷物について、以下の5つを解説します。

  • 家具や大型家電
  • 照明や長尺物(傘・突っ張り棒など)
  • 鉢植えや観葉植物
  • 貴重品(現金・有価証券・貴金属など)
  • 危険物(ガス缶・可燃性スプレーなど)

自分の荷物の特性を把握しておくことで、引っ越し当日の作業がスムーズに進みます。

家具や大型家電

冷蔵庫、洗濯機、ベッドマットレス、ソファなどの大型家具・家電は、段ボールに入らない荷物の代表格です。

これらの荷物は、引っ越し業者が専用の梱包資材を使って運搬するのが一般的です。たとえば、冷蔵庫や洗濯機には専用の保護パッドや毛布が使われ、傷や衝撃から守られます。

ベッドマットレスは専用のカバーで包まれることが多く、ソファなども厚手の布やパッドで保護されます。自分で無理に緩衝材やビニールで巻こうとすると、かえって滑りやすくなり、運搬の妨げになることがあるため注意が必要です。

また、冷蔵庫は引っ越し前日までに電源を切り、霜取りと水抜きをしておく必要があります。洗濯機も同様に、給水ホースと排水ホースの水を抜いておくことが求められます。こうした事前準備を怠ると、運搬中に水漏れが発生する可能性があります。

照明や長尺物(傘・突っ張り棒など)

天井用の照明器具や、傘、ほうき、モップ、突っ張り棒、バット、ラケットなどの長尺物も段ボールに入らない場合が多いです。

照明器具はガラス部分が割れやすいため、取り扱いには細心の注意が必要です。引っ越し業者によっては、天井用ライト専用のケースを用意しているところもあり、こうした資材を活用することで安全に運搬できます。

傘やほうきなどの長尺物は、ビニール紐でひとつに束ねておくのがポイントです。バラバラの状態だと運送時に散らばってしまい、紛失や破損の原因になります。できるだけまとめておくことで、引っ越しスタッフの作業効率も上がります。

突っ張り棒は長さを調整できるタイプであれば、最も短い状態にしておくと運びやすくなります。また、先端のゴム部分は傷つきやすいため、新聞紙などで軽く保護しておくとよいでしょう。

鉢植えや観葉植物

鉢植えや観葉植物は、段ボールに入れることが難しいだけでなく、運搬中に土がこぼれたり、枝が折れたりするリスクがあります。

植物は「生きもの」として扱われるため、引っ越し業者によっては運搬を断られるケースもあります。依頼したい場合は、事前に業者に確認しておくことが大切です。

自分で運ぶ場合は、鉢をビニール袋で包んで土がこぼれないようにし、段ボールに入れる場合も新聞紙を詰めて鉢が動かないように固定します。車で運ぶ際は、直射日光を避け、エアコンの風が直接当たらない場所に置くと植物へのダメージを軽減できます。

大型の観葉植物は、引っ越し前に植木鉢ごと運べるか、サイズや重量を確認しておきましょう。場合によっては、鉢を小さいものに植え替えるか、枝を剪定して小さくする方法も検討してみてください。

貴重品(現金・有価証券・貴金属など)(現金・重要書類・貴金属)

現金、通帳、印鑑、パスポート、有価証券、貴金属などの貴重品は、段ボールに入れて業者に預けるべきではありません。

引っ越し業者の約款では、貴重品の運搬中に発生した損害については補償対象外となっている場合がほとんどです。万が一紛失や盗難が発生しても、自己責任となる可能性が高いため、必ず自分で管理して運びましょう。

引っ越し当日は、貴重品をひとつのバッグにまとめて、常に身につけておくのがおすすめです。また、重要書類はコピーを取っておくと、万が一の紛失時にも対応しやすくなります。

パソコンやタブレットなどの精密機器も、可能であれば自分で運ぶことをおすすめします。データの消失や故障のリスクがあります。トラブルを避けるためにも、事前にバックアップを取っておくとより安心です。

危険物(ガス缶・可燃性スプレーなど)

カセットコンロ用のガス缶、殺虫剤、ヘアスプレーなどの可燃性スプレー、灯油、ライターなどの危険物は、引っ越し業者に運搬を断られることが多い荷物です。

これらの危険物は、運搬中の振動や温度変化によって爆発や発火のリスクがあるため、運送会社ごとにガイドラインが設けられ、制限があることが多いです。運搬を希望する場合は、事前に引っ越し業者のガイドラインを確認し、適切な対応を行いましょう。

引っ越しまでに使い切るか、適切な方法で処分するのが基本です。ガス缶やスプレー缶は、自治体の指示に従って中身を使い切ってから廃棄します。灯油は、ガソリンスタンドなどで引き取ってもらえる場合があります。

どうしても新居に持っていきたい場合は、自分で運ぶことを検討してください。その際も、車内の直射日光が当たる場所や高温になる場所に置かないなど、爆発や発火のリスクがない運び方をするよう注意が必要です。

引っ越しで段ボールに入らないものの梱包方法

段ボールに入らない荷物を安全に運ぶためには、適切な梱包方法を知っておくことが重要です。引っ越し業者に依頼する方法と、自分で梱包する方法があります。

ここからは、梱包のポイントについて、以下の4点を解説します。

  • 引越し業者に梱包を依頼する
  • 自分で梱包する方法
  • 家電の梱包方法
  • 鉢植えや生ものの扱い方

荷物の種類に適した梱包方法を選ぶことで、運搬時のトラブルを防げます。

引越し業者に梱包を依頼する場合のメリットと伝え方

段ボールに入らない荷物は、基本的に引っ越し業者のスタッフに梱包を任せるのがおすすめです。

引っ越し業者では、大型家具・家電やその他の荷物を安全に運ぶための専用資材が用意されている場合が多いです。

たとえば、家具・家電を保護する厚手の養生マットや専用カバー大型家具・家電用をその形状にかかわらず保護できる養生資材や、精密機器用のケース、衣類をハンガーに掛けたまま運送できるハンガーボックス、仕切り付きの食器ケースを緩衝材を使わずに梱包できるボックスなど薄型テレビには専用ケース、ハンガーに掛けた衣類にはハンガーボックス、靴にはシューズケースなど、荷物の種類に応じた梱包資材があります。

分解できない変形家具やゲーミングチェアなどでも、どんな形状の家具にもフィットするオリジナルパッドを使って梱包してくれる業者もあります。

見積もりの際に、大型の家具・家電や精密機器など、段ボールに入らない荷物がどれくらいあるかを正確に伝えておくと、当日の作業がスムーズに進みます。「この棚は分解できない」「このテレビは壁掛けタイプ」など、具体的な情報を伝えておくとよいでしょう。

その他にも、壊れやすいものや特に大切にしている荷物については、事前に業者に伝えておくことで、より丁寧に扱ってもらえる可能性が高まります。

自分で梱包する方法

自分で梱包する場合は、必要な資材を事前に揃えておくことが大切です。

基本的な梱包資材として、以下のものを用意しておくとよいでしょう。

  • 緩衝材
  • テープ類
  • ビニール紐
  • 大きめのビニール袋

緩衝材としては、気泡緩衝材(プチプチ)や新聞紙が適していますが、それらがない場合は、キッチンペーパーやタオル、衣類で代用できます。特にタオルや衣類を緩衝材として代用すれば、荷物を減らすこともできます。

梱包時に利用するテープ類には、ガムテープや養生テープやガムテープなどがあります。養生テープは粘着力が弱いため、段ボールの梱包には利用せず、緩衝材や扉、引き出しを固定する際や、荷物の目印に利用するのがおすすめですしましょう。ガムテープは紙素材ではなく布素材を選ぶと、油性マーカーで文字が書けるため便利です。

段ボールに入らない家電には、大きめのビニール袋が役立ちます。ヒーターや扇風機などをビニール袋に入れておくと、埃や汚れから守れます。ただし、ビニール袋だけでは衝撃から守れないため、緩衝材と併用する必要があります。

家電の梱包方法

家電製品は種類によって梱包方法が異なるため、それぞれの特性に合わせた準備が必要です。

洗濯機は引っ越し前に水抜きが必須です。給水ホースと排水ホースの水を抜き、洗濯槽内の水分も拭き取っておきます。ドラム式洗濯機の場合は、輸送用の固定ボルトを取り付ける必要があるため、取扱説明書を確認してください。

電子レンジは、中のターンテーブルがあれば取り出し、別途梱包します。扉が開かないようにテープで固定しておくと、運搬中の破損を防げます。本体は緩衝材で包むか、購入時の箱があればそれを使うのもよいでしょう。

エアコンは取り外しと取り付けに専門的な作業が必要なため、引っ越し業者のオプションサービスや専門業者に依頼するのが一般的です。自分で取り外そうとすると、故障や事故の原因になるため避けてください。

冷蔵庫は、中身をすべて取り出し、電源を切って霜取りと水抜きを済ませておきます。一般的に、引っ越し前日の夜までに電源を切っておくとよいとされています。

鉢植えや生ものの扱い方

鉢植えや観葉植物、生ものの取り扱いには注意をしましょう。

植物を段ボールに入れる場合は、鉢をビニール袋で包んで土がこぼれないようにします。箱の中で鉢が動かないよう、新聞紙などの緩衝材を詰めて固定しておきましょう。大きな観葉植物は段ボールに入らないため、業者に相談するか、自分の車で運ぶ方法を検討してください。

引っ越し業者によっては、植物の運搬を断っているところもあります。依頼する前に確認しておくことが大切です。運搬を引き受けてくれる場合でも、枝が折れたり葉が傷んだりした場合の補償は対象外となることが多いため、了承した上で依頼しましょう。

冷凍食品や冷蔵品などの生ものは、引っ越し当日までに食べきるか、クーラーボックスに入れて自分で運ぶのが基本です。長距離の引っ越しの場合は、新居近くで買い直すことも検討してみてください。

引っ越しで段ボールに入らないものの注意点

段ボールに入らない荷物を運ぶ際は、梱包だけでなく運搬時のさまざまなリスクにも注意が必要です。事前に確認しておくべきポイントを押さえておきましょう。

ここからは、注意すべきポイントについて、以下の4点を解説します。

  • 運搬時の破損・キズを防ぐ
  • 搬入出経路の確認
  • 保険や損害補償
  • 立ち合い時の確認事項

トラブルを未然に防ぐためにも、これらのポイントを確認しておきましょう。

運搬時の破損・キズを防ぐ

家具や家電の運搬では、破損やキズを防ぐための対策が欠かせません。

引っ越し業者は専用の保護パッドや毛布を使って荷物を保護しますが、自分でも追加の対策をしておくとより安心です。たとえば、家具の角や脚の部分は特にキズがつきやすいため、養生テープで新聞紙などの緩衝材を巻いておくとよいでしょう。

テレビの画面やガラス製の天板などは、運搬中の振動で割れる可能性があります。専用の保護シートがない場合は、毛布やタオルで包んでから運ぶと衝撃を吸収できます。

また、引っ越しトラックへの積み込み順序も重要です。重いものは下、軽いものは上に積むのが基本です。荷崩れを防ぐためにも、業者のスタッフに任せつつ、気になる点があれば遠慮なく確認しましょう。

搬入出経路の確認

大型の荷物を運ぶ前に、搬入出経路を確認しておくことが重要です。

玄関、廊下、階段、エレベーターなど、荷物が通過するすべての場所の幅と高さを測っておきましょう。特に、冷蔵庫やソファなどの大型家具が玄関を通らないケースも珍しくありません。

玄関や廊下などを通らない荷物は、窓やベランダからの吊り上げ作業が必要になることがあります。この場合、追加料金が発生するため、見積もりの段階で確認しておくことで引っ越しをスムーズに進められます。

マンションの場合は、管理組合への事前連絡が必要なケースもあります。エレベーターの使用可能時間や共用部分の養生ルールなど、建物のルールを確認しておくとスムーズに作業が進みます。

荷物の重量も重要なポイントです。重すぎる荷物はエレベーターを利用できない場合や、運搬スタッフの増員が必要になることがあるため、特に重い家具や家電については事前に伝えておきましょう。

保険や損害補償

引っ越し中の万が一の事故に備えて、保険や補償内容を確認しておくことが大切です。

ほとんどの引っ越し業者は、運搬中に発生した荷物の破損や紛失に対する補償を用意しています。ただし、補償の範囲や上限金額は業者によって異なるため、契約前に確認しておきましょう。

標準引越運送約款では、荷物の損害に対する賠償責任が定められていますが、以下のような場合は補償対象外となることがあります。

  • 貴重品(現金・、有価証券・、貴金属など)
  • 自分で梱包した荷物の破損
  • 申告されていない高額品
  • 経年劣化による故障

高額な家具や家電、美術品などがある場合は、追加の保険に加入することも検討してみてください。また、引っ越し前に荷物の状態を写真に撮っておくと、万が一トラブルが発生した際の証拠になります。

立ち合い時の確認事項

引っ越し当日は、荷物の搬出と搬入の両方で立ち会いをして、状態を確認することが重要です。

搬出時には、すべての荷物がトラックに積み込まれたかを確認します。特に、押入れの奥やクローゼットの中など、見落としやすい場所もチェックしましょう。

搬入時には、荷物を指定の場所に置いてもらいながら、破損やキズがないかを確認します。大型家具や家電は、その場で動作確認をしておくと安心です。

問題が見つかった場合は、その場でスタッフに伝え、記録を残しておきましょう。後日連絡しても、引っ越し中の破損かどうかの判断が難しくなるため、当日中に確認することが大切です。

作業完了後に署名を求められることがありますが、荷物の状態を確認してから署名するようにしてください。署名後に破損が見つかった場合、補償を受けられない可能性があります。

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引っ越しで段ボールに入らないものにお困りならトランクルームも活用しよう

引っ越しで段ボールに入らない荷物は、引っ越し業者に梱包を任せるのが基本です。大型家具や家電は専用資材で保護してもらい、長尺物はビニール紐で束ねておきましょう。貴重品は自分で管理し、危険物は事前に処分しておくことが大切です。

一方で、梱包を進める中で「新居に収まりきらない」と気づく荷物も出てくるかもしれません。そんな時は、トランクルームの活用を検討してみてください。

トランクルームとは、自宅の収納スペースの延長として利用できるサービスです。シーズンオフの季節家電や衣類をトランクルームに収納すれば、自宅内の収納スペースに余裕ができ、居住空間をスッキリ保てるようになるでしょう。。

貴重品や植物、危険物についてはトランクルームへの収納が禁止されている場合がほとんどですが、大型の家具・家電の一時置き場としてトランクルームが活用できます。

トランクルームには、主に「屋外型」と「屋内型」の2種類があります。屋外型トランクルームには車が横づけできる物件が多いため、搬入出がしやすいことが多いです。大型の家具・家電のように大きな荷物を収納する場合には、屋外型トランクルームを検討するのもよいでしょう。

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※「指定領域」=レンタルスペースの物件数の情報をWeb で公開している 8 社(エリアリンク社独自調査。2022年3月時点のウェブ上での屋内型、屋外型の合計掲載物件数・屋外型の掲載物件数上位8社)を対象として、物件数を No.1 検証調査

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監修

小川真澄さん

エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄

2020年 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年 整理収納アドバイザー1級 取得
2024年 防災士 取得

子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
災害大国の日本でお家の整理収納は非常時にも役立つという思いもあり、本格的に防災について学ぼうと防災士を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納 × 防災 × トランクルームで、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。

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