収納がない部屋の片付け方は？収納アイデアやアイテムを紹介

部屋に収納がない、または収納スペースが狭く荷物の片付けにお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、収納がない部屋の片付け方やアイデア、収納する際の注意点、片付けに役立つアイテムをご紹介します。

収納がない部屋の片付けでお悩みの方は、是非参考にしてください。

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収納がない部屋の片付け前にするべきこと

収納がない部屋を片付ける前に、必要なものと不要なものを区別する必要があります。できるだけ荷物を減らすことで、限りある収納スペースを有効に使えます。

必要か不要かを区別するためには、以下のステップで作業を行うと効率的に進められます。

ステップ	作業	具体例
1	「エリア」に分けて荷物をすべて出す	・キッチン ・寝室 ・リビング ・玄関
2	「必要」な荷物を決める	・使用頻度が高いもの ・使用頻度は高くないが定期的に使用するもの ・1年に1回は利用するもの
3	「不要」な荷物を決める	・1年以上使用していないもの ・壊れているもの ・今後使う予定がないもの
4	必要か不要か区別できないものは まとめて置いておく	・必要か不要か現時点では決められないもの ・使う予定はないが処分したくないもの （思い出の品など）
5	必要なものを「グループ」に分ける	・文房具 ・書類 ・衣服 ・日用品 ・清掃用品

一度に部屋中の荷物を出すと収拾がつかなくなるので、まずはエリアを分けて取り組みます。エリアごとの荷物の全体像を把握した上で、荷物を必要、不要に選別していきます。

不要なものを決めるのが難しいと感じる場合、自分がどうして処分をしたくないのかその理由を探してみることも大切です。また、どうしても決められない場合は一旦処分せずにおいておき、時間をあけて考えるのもよいでしょう。

必要なものを選定したのちは、荷物をグループに分けます。同じグループに分けることで、荷物をカテゴリー別に収納しやすくなります。

収納がない部屋の片付け方アイデア

収納がない部屋でもアイデア次第ではキレイに整理整頓することができます。まずは以下のようなアイデアを参考にしてください。

• 収納機能付き家具を活用
• 収納をDIYで作成
• 壁掛け収納を活用
• 部屋の配色を工夫
• デッドスペースを活用
• トランクルームを利用

収納がない部屋の片付け方のアイデアを、具体的にみていきましょう。

収納機能付き家具を活用

収納がない部屋なら、収納機能が付いた家具を選ぶのもひとつの方法です。収納機能付き家具には、収納機能が備わったベッドやソファ、引き出しの付いたリビングテーブルなどがあります。

収納機能付き家具を使用すれば、収納のない部屋でもスペースを圧迫せずに収納力を上げることができます。

収納をDIYで作成

部屋のサイズにあった収納家具が欲しいならDIYがおすすめです。DIYなら収納サイズだけでなくデザインも自分の好みに合わせることができます。

ただし、DIYは初心者にはハードルが高いため、100円ショップなどのアイテムを組み合わせる簡易的なものから始めてみましょう。

壁掛け収納を活用

収納がない場合には、壁掛け収納を活用するのもおすすめです。壁掛け収納はインテリアになるだけでなく、使用頻度の高い小物などを置くことで出し入れしやすくなるメリットもあります。

部屋の配色を工夫

配色がバラバラの部屋は狭く見えがちです。部屋に収納がない場合には、できるだけ室内の家具などの色を統一することが効果的です。

白などの明るい色の家具で統一すると目の錯覚が起こり、狭い部屋でも広く見せることができます。また、色だけなくデザインやテイストも統一させると部屋全体に一体感が生まれ、より広く見えます。

デッドスペースを活用

部屋のデッドスペースを活用するのも有効です。デッドスペースには以下のような場所があります。

• ベッドの下
• 洗濯機の上の空間
• 冷蔵庫周り
• シンクの下

ベッドの下や洗濯機の上の空間はデッドスペースになりやすい箇所です。ベッドの下に収納ケース、洗濯機の上にランドリーラックなどを設置しカゴを置くなど、収納スペースとして活用しましょう。

冷蔵庫のサイドはマグネットで取り付けるタイプのラック、シンク下には伸縮する棚を利用するのがおすすめです。

トランクルームを利用

部屋に収納がなく荷物の置き場所に困っている方におすすめなのが、トランクルームです。トランクルームは自宅の収納の延長として利用できます。また、必要か不要か現時点では決められないものを一時的に収納したり、思い出の品などの大切なものも処分せずに収納しておくことが可能です。

トランクルームには屋内型と屋外型の2種類があります。屋内型のトランクルームは空調設備が備わっているものもあるため、屋外型のトランクルームよりも、湿気に弱い荷物の収納に向いている場合が多いです。トランクルームのサイズはさまざまで、収納したい荷物の量にあった広さを選択することも可能です。

部屋に収納がなく荷物の収納場所にお困りの方は、トランクルームも検討してみましょう。

参考記事：トランクルームとは？使い方や選び方、メリットを徹底解説

収納がない部屋の片付けの注意点

収納がない部屋の片付けをする際には以下のような注意点があります。

• 余裕のある収納を心がける
• 定期的に整理をする
• 収納グッズは計画的に導入する
• 動線を考えて片付ける

それぞれの注意点を解説していきます。

余裕のある収納を心がける

収納がない部屋をなるべく広く見せるには、余裕のある収納を心がけることが大切です。ラックなどにものがぎゅうぎゅうに置かれていると、見栄えが悪く圧迫感が出てしまいます。

ものとものの間隔をある程度取り余白を作ることで、部屋全体をスッキリ見せることができます。

定期的に整理をする

収納してあるものも定期的に取り出して、必要なもの・不要なものの見直しを再度行うことで、ものが少なくなり、片付けも楽になります。また、シーズンによって使わない時期がある季節ものや、すぐには使う予定がないものの捨てられないものはトランクルームなどに収納するのもひとつの手です。

「季節の変わり目に整理する」などルールを決めると定期的に整理しやすくなります。不要なものを処分する際にはフリマアプリを利用して売却する方法もあります。

収納グッズは計画的に導入する

収納がない部屋で収納グッズを導入するのであれば、計画を立ててから進めましょう。荷物の量を把握した上で、利用したい収納グッズに荷物が収納できるかなど確認をする必要があります。

荷物の全体像を把握する前に収納グッズを購入してしまうと、荷物の量と収納グッズのサイズが合わなかったり、収納グッズ自体が部屋を圧迫してしまうことがあります。

収納グッズの導入は適切なサイズと量を意識しましょう。

動線を考えて片付ける

生活する動線を考えて片付けることも重要です。部屋の中で自分がどういった生活の動きをするのか、どこに収納すれば便利かを考えて片付けましょう。

使う時間、使う場所などを意識すると、ものの出し入れがしやすい収納環境を作ることができます。

収納がない部屋の片付けに役立つアイテム

収納がない部屋では、便利なアイテムを活用することで整理整頓がしやすくなります。以下のようなアイテムを用意してみましょう。

• 突っ張り棒
• 収納ボックス
• ワゴン

アイテム別に特徴や使い方をご紹介します。

突っ張り棒

収納がない部屋でも、突っ張り棒があれば収納スペースを作り出すことができます。突っ張り棒には横向きだけでなく、縦向きで突っ張って使用できるものもあります。

冷蔵庫や洗濯機、トイレの上などの空間に突っ張り棒を設置し板を載せ、簡易的な棚にするのもおすすめです。部屋に合わせて最適なものを選びましょう。

収納ボックス

収納ボックスやバスケットを重ねて置くことで、スペースのない部屋でも収納力を上げることができます。収納ボックスの色やテイストを統一させインテリアにしてしまうことで、部屋の見栄えもよくなります。

ワゴン

ワゴンは場所を問わず設置しやすいアイテムです。キャスター付きのワゴンなら簡単に移動させることができ、利便性も高くなります。

例えばキッチンでワゴンを使うなら、冷蔵庫横のデッドスペースなどに設置するのがおすすめです。ワゴンをうまく利用して収納力を上げましょう。

収納が足りない場合にはトランクルームも検討しよう

ここまで、収納がない部屋の片付け方やアイデア、収納する際の注意点、片付けに役立つアイテムをご紹介してきました。荷物で生活スペースが圧迫されないよう、コツをおさえて片付けることが大切です。

また、収納スペースに困っている方はトランクルームのご利用もおすすめです。

トランクルームに荷物を収納すれば、部屋を荷物で圧迫することはありません。また、一部例外を除いて365日24時間利用できる店舗も多いため、気軽に荷物の出し入れが可能です。

自宅の収納スペースが狭いという方は是非トランクルームを検討してみてください。

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