散らかった部屋はどこから片付ける?手順や役立つ収納アイテムを紹介
部屋が散らかっていて、どこから片付けるべきか分からずお困りの方も多いのではないでしょうか。散らかった部屋を片付ける際は、正しい手順で行い、掃除アイテムを活用することがポイントです。
この記事では、散らかった部屋を片付ける方法やコツ、片付けに役立つアイテムについて解説します。
また、部屋にあふれた荷物の収納場所として活用できる「トランクルーム」もご紹介しますので、是非参考にしてください。
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散らかった部屋はどこから片付ける?
物があふれて散らかった部屋はどこから片付けるとよいのでしょうか。片付ける場所の順番を意識することで、片付けがスムーズに進められます。
散らかった部屋を片付けるときは、まず以下の場所から取り掛かるのがおすすめです。
- 玄関
- 床
それぞれの場所の片付け方を解説します。
玄関
家中に物があふれて足の踏み場もない場合は、まず玄関から片付けましょう。玄関は生活動線の要となるため、最初に片付けることでゴミ出しなどがスムーズに行えます。また、玄関にスペースができると一時的なゴミ置き場としても活用できます。
なお、各居室を片付ける際も出入り口付近から片付けるのがおすすめです。
床
玄関の次に取り掛かりたい場所が床です。廊下やリビング、納戸などの床に直置きしている荷物があれば、片付けていきましょう。床を片付けることで、荷物に覆われていた床が見えてきます。
床が見えてくると片付いた印象になり、掃除が進んでいるという達成感を感じやすくなるでしょう。
床に直置きした物を取り除いたら、棚やテーブル、ソファーなどに置きっぱなしにしている物を片付けていきましょう。
散らかった部屋の片付けの手順
散らかった部屋をどのような順番で片付ければよいのか、分からないという方もいるのではないでしょうか。散らかった部屋の片付けは、以下の手順で行うことでスムーズに進みます。
- 手順1:片付け計画を立てる
- 手順2:必要なアイテムを揃える
- 手順3:明らかなゴミから処分する
- 手順4:物の仕分けをする
- 手順5:掃除や害虫対策をする
- 手順6:荷物を収納する
片付けの手順を詳しく見ていきましょう。
手順1:片付け計画を立てる
散らかった部屋を片付けるために、片付けスケジュールを設定しておきましょう。
スケジュールを立てるポイントは「1日で終わらせようとしない」ことです。片付けの予定を数日に分けることで、無理なく進めることができ、途中でやめてしまうことを防げます。
まずは玄関、次に床などに置きっぱなしになっている荷物の除去、リビング、浴室、トイレ…というように、スペースを区切ってスケジューリングしていきます。
事前に地域のゴミ収集日を把握しておくことも大切です。粗大ゴミは事前予約が必要なこともあるため、確認の上、収集日やゴミ処理場への持ち込み日なども予約を進めておくとよいでしょう。
手順2:必要なアイテムを揃える
散らかった部屋を片付ける際は、掃除道具やゴミ袋などのアイテムを事前にそろえておきます。片付けを開始してからアイテムを購入しようとすると、掃除を途中で中断することになり、作業効率が大きく下がります。
片付けの計画を立てたら、必要なアイテムは何かをリストアップして購入しておきましょう。片付けに必要な具体的なアイテムについては後述します。
手順3:明らかなゴミから処分する
次に、明らかなゴミから処分していきましょう。ゴミには生ゴミ、紙ごみ、空き缶やペットボトルなどがありますが、片付けながら地域のゴミ出しのルールに従い分別していきます。
また、まとめたゴミは地域で指定された収集日に出すようにしましょう。
可燃ゴミは収集日が多い傾向(週2回が一般的)にあるため、優先してゴミ袋に入れていくのがおすすめです。不燃ごみやペットボトルなどの資源ごみは、収集日が少ないことが多いため、収集日までひとまずゴミ袋にまとめて玄関などに置いておきましょう。
物が少ない場所から片付けをはじめていくと、処分する物の仮置き場にもできるため効率的です。
手順4:物の仕分けをする
ゴミを処分したら、持っている荷物の仕分けを行います。
物の仕分けをする際は、「必要」「不要」「保留」の3つのカテゴリに分けるのがおすすめです。それぞれの物を入れる段ボールを用意し、仕分けしていきます。「保留」のカテゴリを作ることで、処分するのに悩む荷物が仕分けしやすくなり、作業効率が上がります。
「保留」に仕分けした荷物をどうするかは、後日判断するとよいでしょう。
手順5:掃除や害虫対策をする
仕分けが終わった荷物を収納する前に、部屋全体の掃除や害虫対策をします。床や棚のホコリを掃除機で吸い取り、雑巾やウェットシートで水拭きしましょう。
床や壁などについた汚れが水拭きで落ちない場合は、中性洗剤を使って拭き取ります。掃除が終わった後は、スプレータイプの防虫剤や、くん煙剤を使用しましょう。害虫対策をしておくことで、部屋を衛生的で清潔な状態で維持しやすくなります。
手順6:荷物を収納する
掃除や害虫対策が完了したら、「必要」に仕分けされた荷物をクローゼットや棚などに収納していきます。
荷物を収納するポイントは、出し入れのしやすさを意識することです。荷物を取り出しやすい場所に収納すると、床やテーブルなどへの直置きが防げます。
仕分けした荷物を収納しておくスペースが取れない場合は、使用頻度の高い物から収納していき、使用頻度の低い荷物は本当に必要かどうかを、後日改めて検討します。
それでも入りきらない荷物が出た場合は、一時的な荷物置き場として、トランクルームを利用するのも1つの方法です。トランクルームについては後ほど詳しく解説します。
散らかった部屋の片付けに役立つアイテム
散らかった部屋を片付ける際には、以下のような用途に適したアイテムを用意しておくことで、作業を効率よく進められます。
- 片付けの際に役立つアイテム
- 掃除の際に役立つアイテム
- 荷物置き場として役立つアイテム
それぞれの項目ごとに役立つアイテムを見ていきましょう。
片付けの際に役立つアイテム
片付けの際に役立つアイテムには以下のような物があります。
アイテム | 概要 |
---|---|
ゴミ袋 | ・地域で定められたゴミ袋を用意する ・45Lが一般的な家庭用サイズ |
マスク | ・ホコリやチリを吸い込むのを防ぐ |
ビニール紐・ガムテープ | ・段ボール箱や本、雑誌をまとめる |
軍手・ビニール手袋 | ・手の汚れやケガを防ぐ |
スリッパ・靴カバー | ・足の汚れやケガを防ぐ |
ゴミ袋は、地域の分別ルールに従って複数用意しましょう。掃除などに適した「作業用マスク」は、ホコリやチリを吸い込むのをより軽減してくれます。マスク選びではホコリのカット効果や息のしやすさ、蒸れにくいか、耳ひもがつけやすいかなどをチェックします。
ビニール紐やガムテープなどは、不要なダンボール箱や本などが出たときに役立ちます。軍手やビニール手袋、スリッパや靴カバーも忘れずに装着しましょう。片付けでは手や足にケガをすることも少なくないため、万が一のときのために備えておくことも大切です。
掃除の際に役立つアイテム
掃除の際に役立つアイテムには以下のような物があります。
アイテム | 概要 |
---|---|
掃除機・ほうき | ・床のホコリやチリを取る ・ヘッドが変えられる掃除機なら棚などの清掃も可能 |
ハンディタイプのモップ | ・棚の上など高い場所のホコリを取る |
バケツ・雑巾・タオル・ウェットシート | ・床や棚などの拭き掃除に役立つ |
中性洗剤やアルカリ性洗剤など | ・水で落ちない汚れを取り除く |
殺虫剤・くん煙剤 | ・害虫対策をして部屋の清潔さを保つ |
掃除機は部屋の奥から手前に向かってかけるのが基本です。こうすることで、一度掃除した場所を再度通る必要がなくなるため、効率的に掃除が行えます。
床掃除は雑巾や床用ウェットシートなどを使って清掃し、頑固な汚れは中性洗剤やアルカリ洗剤で落としましょう。最後に殺虫剤やくん煙剤を使用して害虫対策をすることで、より衛生的な部屋になります。
荷物置き場として役立つアイテム
片付けをしても荷物が多すぎて収納スペースが足りないという場合は、トランクルームの利用を検討しましょう。トランクルームは自宅の収納スペースの延長として利用できるサービスです。部屋に入りきらない荷物の収納スペースとしても活用できます。
トランクルームに収納スペースを取る季節家電やレジャーグッズなどを収納することで、自宅のスペースをスッキリと有効活用しやすくなるでしょう。
また、屋内型トランクルームの中には空調・除湿設備のある物件もあり、湿気に弱いデリケートな衣類や書類の収納にも向いている場合が多いとされています。
荷物が多すぎて散らかった部屋の片付けがいっこうに進まないという方は、トランクルームを活用するのもおすすめです。
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関連記事:トランクルームとは?使い方や選び方、メリットを徹底解説
散らかった部屋の片付けで困ったらトランクルームを検討しよう
ここまで、散らかった部屋を片付ける方法やコツ、片付けに役立つアイテムをご紹介してきました。散らかった部屋の片付けは、事前にスケジュールを立て、無理のないペースで進めることが大切です。
まずは玄関から始め、次に床の上に散らかった荷物の片付けに取り掛かります。荷物の仕分けも大切です。本当に必要な物かを判断し、不要な物は処分しましょう。
「物が多すぎて片付けが進まない」「使う頻度は低いけど捨てられない物が多い」とお困りの方は、トランクルームの利用も検討しましょう。
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監修
エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄
2020年8月 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年5月 整理収納アドバイザー1級 取得
子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納の知識とトランクルームを掛け合わせ、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。