引っ越し時にベッドだけを配送する際の費用相場は?解体方法も解説
引っ越しの際にベッドをどうやって配送すべきか、配送費用はいくらくらいなのか知りたいと思っている方も多いのではないでしょうか。この記事では、引っ越し時にベッドを配送する際の費用相場や解体、処分方法を解説します。
引っ越し時にベッドの配送方法に悩まれている方は是非参考にしてください。
引っ越し先にベッドを配送するかの判断ポイント
まず、引っ越し時にベッドを新居に配送するか、または処分して新しく買い替えるかを考える必要があります。ベッドを配送するのかを判断する主なポイントは以下の3つです。
- ベッドの使用年数
- ベッドの値段
- ベッドの運びやすさ
それぞれの項目を詳しくみていきましょう。
ベッドの使用年数
ベッドを配送するか処分するかのポイントの1つに使用年数が挙げられます。ベッドフレームの一般的な寿命は約10〜15年が目安とされています。
マットレスは製品の品質や素材によって寿命は変わりますが、一般的には5〜10年といわれています。マットレスにカビが生えていたり、フレームにヒビ割れがある場合には買い換えを検討するとよいでしょう。
ベッドの値段
ベッドの値段も配送するか判断する際に重要なポイントです。例えば安価なベッドの場合、配送費用よりも新たに購入した方が費用がかからないケースがあります。
一方で高額なベッドの場合には、新たに購入するよりも配送した方が費用を抑えることができます。
ベッドの運びやすさ
組み立て式のベッドは解体して運ぶことが可能ですが、解体できないベッドも存在します。ベッドが解体できない場合は運搬に手間がかかります。
また、解体できないベッドの場合、新居に搬入できるかも確認しましょう。新しい部屋に設置するスペースがあるかだけでなく、新居の廊下や階段の幅、エレベーターのサイズも併せて確認する必要があります。
引っ越し時のベッドの運搬方法
ベッドを運搬する際の方法もご紹介します。新居にベッドを運ぶ方法は主に以下の2つがあります。
- 引っ越し業者を利用
- 自分で運搬
それぞれの運搬方法を具体的にみていきましょう。
引っ越し業者を利用
まずは引っ越し業者に依頼してベッドを運搬する方法です。引っ越し業者の中には、大型家具や家電を運搬する専用のプランを用意している引っ越し業者もあります。
専用プランでは通常の引っ越しのプランに比べて、料金が安い傾向があるため確認しておくとよいでしょう。
自分で運搬
次は自分でベッドを運搬する方法です。ベッドを運べるサイズの車を用意すれば、自分でベッドを運搬することができます。
引っ越し業者に依頼するよりも費用を抑えることができる場合が多いです。しかし、搬出や搬入などの手間がかかる点や、運搬中に荷物や建物に傷を付けた場合の修繕費用は自分で負担しなければならない点はデメリットとなります。
引っ越し時にベッドだけを配送する場合の料金相場
ベッドは大型家具であるため、運搬するだけでも費用が高額になる可能性が高いです。料金相場は以下の2つの場合によって異なります。
- 解体できるベッドの場合
- 解体できないベッドの場合
それぞれの場合で引っ越し業者に依頼する際の料金の目安をみていきましょう。
解体できるベッドの場合
解体できるベッドを配送する場合は、解体できないベッドに比べて運搬料金の相場は低い傾向があります。配送料金はシングルベッドの場合10,000円〜、ダブルベッドでは20,000円〜が1つの目安です。
引っ越し業者によって価格が異なるため、事前に料金を確認しましょう。
解体できないベッドの場合
解体できないベッドはクレーン車などで運ぶ可能性があります。その場合には、20,000円以上の追加料金がかかることもあります。
配送料金が高額になる場合には、新しく買い替えた方が費用を抑えることができるケースもあるので、事前に配送料金を確認するとよいでしょう。
ベッドの解体方法
ベッドを解体して配送する場合、どのような手順でベッドを解体すればよいのか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ベッドの解体は基本的に以下の手順で行うとよいでしょう。
- ドライバーや六角レンチ、外したネジを入れる袋を用意
- マットレスを外す
- 床板を外す
- ヘッドボード・脚・フレームを分解する
自分で解体する場合には、広い作業スペースを確保して作業し、取り外したネジなどはなくさないように袋に入れておきましょう。また、中々パーツが外れないからといって、無理やり分解することは危険です。
引っ越し業者によってはベッドの解体から依頼できるプランもあるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
ベッドの処分方法
引っ越しする際にベッドを処分したいという方もいらっしゃるでしょう。ベッドを処分する主な方法は以下の3つです。
- 粗大ゴミとして回収
- 売却
- 引き取りサービスを利用
それぞれ解説します。
粗大ゴミとして回収
ベッドは自治体の粗大ゴミ回収で回収してもらうことができます。ただし自治体に出す場合は粗大ゴミ処理手数料がかかる場合が多いため注意が必要です。
自治体のルールの下、ルールを守ってゴミを出しましょう。
売却
フリーマーケットアプリやネットオークション、リサイクルショップを利用して、ベッドを売却するのも1つの方法です。リサイクルショップに売却する場合には、出張買取を行っている業者も存在するため、事前に調べてみましょう。
引き取りサービスを利用
家具店では古いベッドを引き取る、引き取りサービスを行なっている家具店もあります。ただし、新しいベッドをそのお店で買わなければならないなどの条件がある場合があるため、注意が必要です。
家具店にもよりますが、新しい商品が届くと同時に引き取ってくれ、費用の目安は0〜4,000円程度です。
引っ越しで入居日・退去日が合わない場合の対処法
引っ越しをする際は入居日が退去日に間に合わないケースがあります。例えば、現在住んでいる住居の退去日が10日に対し、新しい住居の入居日が20日の場合が挙げられます。
入居日まで荷物の置き場に困った際はトランクルームを利用するとよいでしょう。トランクルームとは月額制の貸しスペースであり、引っ越し時の荷物置き場としても、自宅の収納スペースの延長としても利用することができます。
荷物の置き場に困っている方は検討してもよいかもしれません。
引っ越しでベッドを持っていくべきか事前にしっかり検討しよう
ここまで引っ越し時にベッドを配送する際の費用相場や解体・処分方法を解説してきました。ベッドは大型家具であるため、運搬が比較的難しい荷物です。配送費用や工数を考慮しベッドの運搬方法を検討しましょう。
また、荷物の置き場に困っている方は、トランクルームの利用もご検討ください。
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監修
エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄
2020年8月 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年5月 整理収納アドバイザー1級 取得
子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納の知識とトランクルームを掛け合わせ、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。