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引っ越しに必要なものは?引っ越し前・引っ越し後別に解説

引っ越し

引っ越しをする予定のある方の中で引っ越しに必要なものはなにか、気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。引っ越しでは荷造りするための道具だけでなく、必要な手続きや書類が必要です。

この記事では、引っ越しに必要なものを引っ越し前後に分けて解説します。引っ越し業者に依頼する場合は、引っ越し業者で用意されているものを確認し、足りないものを自分で用意しておくとよいでしょう。

これから引っ越しをする予定のある方は、是非参考にしてください。

引っ越し前|梱包で必要なものリスト

まずは引っ越し前に必要な、荷造りや梱包で使用する道具を紹介します。

道具名主な用途
段ボール荷物を梱包する
テープ類(ガムテープ・養生テープ)梱包した段ボールに封をする
はさみ・カッターテープ類を切る
紐類傘やほうきなどをまとめる
書籍や雑誌類をまとめる
ゴミ袋荷造りで出たゴミを入れる
調味料、洗剤などの液体物を梱包する
マジック類梱包した段ボールの表面に内容を記す
工具類(ドライバーなど)家具や家電を解体する
新聞紙割れやすいガラスや陶器などを包む
緩衝材割れやすいガラスや陶器などを包む
段ボールに入れて荷物を固定する
軍手ケガを防止する
掃除道具住居の清掃をする

荷造りで必要になる段ボールは、事前に調達方法を確認しておくとよいでしょう。必要になる段ボールの数は荷物の量によって異なりますが、一般的には単身で20個程度、家族では45個程度といわれています。

それ以外の道具は手軽に購入できるものが多いため、必要なものは揃えておくとよいでしょう。

引っ越し前|梱包であると便利なものリスト

次に引っ越し前において、あると便利な道具を紹介します。

道具名主な用途
布団圧縮袋布団類を小さくまとめる
台車複数の段ボールを運ぶ
養生パッド家具や住居につく傷を防ぐ
ドアストッパー搬出時にドアを開けっ放しにする
チェアソックス家具の脚部を保護する
モッコ重い荷物を運ぶ

布団圧縮袋があると布団や毛布をコンパクトに梱包できるため、持ち運びが楽になります。また、モッコとは肩にベルトをかけ荷物を持ち上げる道具のことで、大型家電(洗濯機、冷蔵庫等)の運搬に最適です。

その他、養生パッドやドアストッパー、チェアソックスは荷物を保護することができます。引っ越し業者で用意してもらえるのか確認しておくとよいでしょう。

引っ越し前|必要な手続きリスト

引っ越しでは、公的なものを含めてさまざまな手続きが必要になります。引っ越し前に必要な手続きは主に以下です。

手続き内容
賃貸物件の解約管理会社や大家さんに連絡し、住居の解約を行う
駐車場の解約管理会社に連絡し、駐車場の解約を行う
引っ越しの契約引っ越し業者へ連絡しプランと日程を調整
ライフラインの手続き電気、ガス、水道などの解約・契約

今住んでいる住居の解約は退去予定日の1~2ヶ月前に申し出をするのが一般的といわれています。また、引っ越し業者への依頼、ライフラインの解約・契約手続きの連絡も必要です。

引っ越し後|購入が必要なものリスト

ここからは、引っ越し後に購入が必要なものを紹介します。以下のような日用品は、引っ越し後の新居ですぐに使う可能性がある生活必需品です。

  • 洗面道具(歯ブラシ、歯磨き粉、洗顔、ハンドソープ、ドライヤーなど)
  • トイレットペーパー
  • バス用品(シャンプー、トリートメント、ボディソープなど)
  • タオル類(バスタオル、フェイスタオルなど)
  • ゴミ袋
  • カーテン
  • 照明器具(賃貸物件に付属していない場合)
  • 紙皿、紙コップ、割りばしなど
  • スマホやPCの充電器など

引っ越し前の住居から持ってくるものもあるため、何が足りないかという観点でチェックするとよいでしょう。

引っ越し後|必要な手続きリスト

引っ越しでは住所が変わるため、さまざまな住所変更手続きが必要です。引っ越し後に必要な主な手続きは以下です。

手続き内容
住民票の更新引っ越し後14日以内に「転居届」または「転入届」を役所・役場に提出
資格喪失手続き・加入手続き国民健康保険の住所変更と加入の手続き
印鑑登録の廃止手続き元の住所の管轄の役所で印鑑登録を廃止し、新しい住所で新たに登録
運転免許証の住所変更手続き警察署、運転免許試験場、運転免許センターにて変更手続き
金融機関や通信会社での住所変更手続き銀行、クレジットカード、保険会社、携帯キャリアなどの変更手続き

それぞれの手続きの具体的な内容や必要なものを、詳しくみていきましょう。

住民票の更新

引っ越しした際には住所が変わるため、住民票を更新する必要があります。元の住所と同じ市区町村に引っ越しする場合には転居届を、元の住所とは違う市区町村に引っ越しする場合には転入届を役所・役場に提出します。

転居届や転入届は引っ越しをしてから14日以内に提出しましょう。また、違う市区町村に引っ越しする場合には、元の市区町村に転出届を提出し転出証明書をもらう必要があります。

提出する書類必要なもの
転居届・転入届本人確認書類・印鑑

本人確認書類には、運転免許証、マイナンバーカード、住民基本台帳カード、パスポートなどの顔写真付証明証が該当します。

引っ越しによる住民票の移動は義務であり、14日以内に行わなければ5万円以下の罰則を受ける可能性があるので注意しましょう。

総務省「住民票の住所変更について

資格喪失手続き・加入手続き

引っ越しは住所が変わるため、国民健康保険の資格喪失手続きを行う必要があります。市区町村が異なる場合には、元の住所の管轄する役所で資格喪失手続きを行った後に、新しい住所の管轄する役所で加入手続きを行います。

手続き必要なもの
資格喪失手続き家族全員の国民健康保険証・本人確認書類・印鑑
加入手続き転出証明書・本人確認書類・印鑑

印鑑登録の廃止手続き

印鑑登録の手続きも必要です。元の住所の役所に印鑑登録がある場合には、元の管轄の役所で印鑑登録の廃止手続きを行い、新しい住所の管轄の役所で印鑑登録の手続きを行う必要があります。

手続き必要なもの
印鑑登録の廃止手続き印鑑登録証・登録している印鑑・本人確認書類
印鑑登録印鑑・本人確認書類

運転免許証の住所変更手続き

運転免許証の住所変更を行う必要があります。運転免許証の住所変更手続きは警察署、運転免許試験場、運転免許センターで行えます。

手続き必要なもの
運転免許証の住所変更手続き運転免許証・新しい住所が確認できるもの

新しい住所が確認できるものは住民票やマイナンバーカード、健康保険証などが挙げられます。

金融機関や通信会社での住所変更手続き

以下の金融機関や通信会社などの住所変更手続きを行いましょう。

  • 銀行
  • クレジットカード
  • 保険会社
  • 携帯キャリア

銀行やクレジットカード、携帯キャリアなどはインターネットで住所変更手続きできるものが多いです。

引っ越しで入居日・退去日が合わない場合の対処法

屋外トランクルーム

引っ越しでは現在住んでる住居の退去日と新居への入居日が、必ずしも同じになるとは限りません。例えば、現在住んでいる住居の退去日が15日で新居への入居日が20日のような場合が挙げられます。

荷物の置き場所に困っている方、新居先の収納スペースに不安がある方はトランクルームの利用がおすすめです。トランクルームは第2の収納スペースとして活用することができます。

引っ越しに必要なものを揃えてスムーズに引っ越しをしよう

ここまで引っ越しに必要なものを引っ越し前と引っ越し後に分けて解説してきました。引っ越し前と引っ越し後では必要なものや手続きは異なるため、事前に把握しておくとよいでしょう。

また、引っ越しの計画を立てる際には、必要なものをノートやスマートフォンなどにリストアップしておくことをおすすめします。

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監修

小川真澄さん

エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄

2020年8月 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年5月 整理収納アドバイザー1級 取得

子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納の知識とトランクルームを掛け合わせ、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。

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