物置でスッキリ荷物を収納するコツって?収納アイデアやアイテムも紹介

物置は家の中に入りきらないアイテムを収納できるため、とても便利です。自宅の敷地内などへ設置を検討している人もいるでしょう。しかし、物置へ適当に荷物を収納してしまうと、煩雑になりがちです。
この記事では、物置にスッキリ荷物を収納するコツや設置するメリットやデメリット、さらには物置収納のアイデアや役立つ収納アイテム、注意点を解説します。
物置の収納スペースが足りない場合に役立つトランクルームについても解説しているため、ぜひ参考にしてください。
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物置を設置するメリット・デメリット
物置の設置を検討している方は、以下の2点が気になるのではないでしょうか。
- メリット
- デメリット
それぞれについて紹介していきます。
メリット
物置を設置するメリットは主に以下の通りです。
- 家の中をスッキリできる
- 使用時期が限られている荷物も収納できる
- においが気になる荷物を置くことができる
物置には家の中に入りきらない荷物を収納できるため、自宅内をスッキリ整えられます。また、扇風機やストーブなど使用する時期が限られている季節家電などを収納できるメリットもあります。
その他、ガーデニング用品の肥料など、においが気になる物も物置に収納可能で、自宅を快適かつ清潔な空間に保てるでしょう。
デメリット
物置を設置するデメリットは主に以下です。
- 費用がかかる
- 設置場所のスペースが必要
- 隣人トラブルの原因になることも
- 物置の収納に向かないがある
物置を設置するデメリットとして、物置本体だけでなく設置にも費用がかかる点が挙げられます。
また、物置を設置する場所の確保や設置に適している場所かどうかの確認も重要です。設置場所が適切でなければ、雨漏りやカビが発生したり、場合によっては隣人トラブルの原因になったりするかもしれません。
加えて、物置での収納に適していないものや、収納すると危険なものもあるため注意が必要です。物置での収納に適しているものと適していないものについては後述します。
関連記事:物置の設置場所で失敗?設置に向かない場所や注意点を解説
物置での収納に適しているものと適していないもの
物置は基本的に屋外に設置することが多く、温度や湿度の影響を受けやすくなっています。そのため、収納に適しているものと適していないものがあり注意が必要です。
それでは、物置での収納に適しているものと適していないものをそれぞれ見ていきましょう。
物置での収納に適しているもの

物置での収納に適しているのは以下のようなものです。
- アウトドア用品(バーベキュー用品、キャンプ用品、アウトドアチェアなど)
- 園芸用品(スコップ、ハサミ、芝刈り機など)
- 車用品(タイヤ、洗車グッズなど)
- 趣味のアイテム(スケートボード、スノーボード、スキー用品、釣り道具など)
- 季節家電や季節のアイテム(ストーブや雪かきグッズなど)
- 外遊び用のおもちゃ(水鉄砲、ラケット、ボールなど)
- 自転車
- 防災用品
物置は屋外に設置するため、庭や外で使用するアウトドア用品、園芸用品、車用品、自転車、外遊び用のおもちゃなどの収納に向いています。
趣味のアイテムや季節家電など、自宅の収納を圧迫しがちな荷物を物置に収納することで、自宅の収納スペースに余裕ができます。また、防災用品を物置に入れておくと、いざという時に役立つでしょう。
物置での収納に適していないもの

物置での収納に不向きなのは以下のようなものです。
- 衣類
- 寝具
- 食料品
- 紙類(本・書類・アルバム・絵画など)
- 精密機器
- 人形(ひな人形など)
- ガスボンベ
物置は、温度や湿気に影響を受けやすい荷物の収納には向きません。衣類や食料品、紙類や精密機械、人形などを物置に収納すると劣化やカビの恐れがあります。これらを物置に収納したい場合は湿気対策など、劣化を防ぐための対策が必要です。
また、ガスボンベは夏の温度上昇で破裂する恐れがあるため、物置での収納は避けておいたほうがよいでしょう。
物置にスッキリ荷物を収納するコツ
物置にスッキリ荷物を収納するコツとしては、以下のものが挙げられます。
- 空間を仕切る
- 収納する荷物の定位置を決める
- 重い荷物を下に置く
- 季節ごとに荷物を整理する
- 定期的に掃除を行う
物置の収納のコツを、具体的にみていきましょう。
空間を仕切る
物置に荷物を収納する際には空間を仕切ることが大切です。
物置での収納に適しているものは幅広く、自転車のような大きくて場所を取るもの、釣り竿のような高さのあるもの、スコップやおもちゃなどの小さなものまでと、そのサイズは様々です。
何をどこに入れるかを考え、物置の空間を区切ることで整理された物置になります。例えば高さのある荷物を収納するために、木製ボードなどで仕切りをつければ「背が高いものの収納エリア」として空間を仕切ることができます。
空間を仕切る際には、その他にも棚や収納ボックスなどのアイテムが活用できます。
収納する荷物の定位置を決める
物置に収納する荷物は「定位置」を決めましょう。収納する荷物の定位置を決めることで、取り出しがしやすくなるだけでなく、整理された物置になります。
収納ケースなどをうまく活用して、荷物の種類別に定位置を作るとわかりやすくなります。また、前述したように空間を仕切ることで、荷物の定位置を決めやすくなります。
重い荷物を下に置く
物置収納に限ったことではありませんが、軽い荷物は上、重い荷物は下に収納するのが鉄則です。軽くて使用頻度の高い荷物は、腰より上あたりに収納すると出し入れが楽になります。
重い荷物をラックの上段などに収納すると、出し入れが大変なだけでなく落下や怪我の原因にもなるため注意しましょう。
季節ごとに荷物を整理する
物置に荷物を置きっぱなしにしてしまうと、整理のタイミングを逃しがちです。季節ごとに荷物を整理するようにしましょう。
「1年以上使用していない荷物」「収納したことを忘れていた荷物」「古くて買い替えが必要なもの」などのルールを設けて処分するのがおすすめです。
季節家電やアウトドアグッズなどは、使う季節によって荷物の入れ替えが必要です。衣替えをするように、季節ごとに荷物を整理することで、物置内がスッキリ整います。
定期的に掃除を行う
物置の定期的な掃除は、清潔で使いやすい収納空間を維持するために欠かせません。
物置は閉めっぱなしになっていることが多いため、空気の入れ替えを忘れずに行いましょう。掃除をする際には、荷物にカビやサビが付着していないか、害虫などの被害がないかもチェックしておきます。
また、物置自体に雨漏りなどが起きていないか、ガタつきがないかも確認しておくと安心です。
物置の収納アイデアや役立つ収納アイテム
物置に荷物を収納する際は、役立つアイテムの活用がおすすめです。
- 収納ケースや収納ボックスを活用する
- 収納ラックでデッドスペースを減らす
- 吊り下げフックで小物を吊るす
- 突っ張り棒を設置する
- マグネットタイプのフックを貼る
- ワゴンを導入する
アイテム別に特徴や使い方を紹介します。
収納ケースや収納ボックスを活用する

細々とした荷物を収納する際に役立つのが、収納ケースや収納ボックスです。物置に収納ケースや収納ボックスを設置し、用途やアイテム別に分けて整理しておくと、物を探しやすくなります。
収納ケースや収納ボックスには、取っ手がついているタイプや折り畳めるタイプなどもあり、用途に合わせて選ぶのがおすすめです。
また、物置の中で使用する場合は、頑丈なポリプロピレン収納ケースが向いています。ただし、中に入れる荷物によってはカビが発生する可能性もあるため、除湿剤や防虫剤を入れておくとよいでしょう。
収納ラックでデッドスペースを減らす

物置に収納ラックを設置することで、デッドスペースを最小限に抑えて収納できます。
収納ラックの素材でおすすめなのは金属製です。金属製のラックは丈夫なため、重い荷物を載せることも可能です。
プラスチック製のラックは軽い荷物を収納するのに向いており、安価で購入できるのがメリットです。収納ラックの種類やサイズを統一することで、見た目がすっきりとした収納空間を作り出せます。
吊り下げフックで小物を吊るす
吊り下げ可能な荷物の整理には、吊り下げフックが便利です。使用頻度の高い園芸用スコップやほうきなどをフックにかければ、出し入れもしやすくおすすめです。吊り下げフックは物置の側面に設置できるため、壁面スペースを有効に活用できます。
突っ張り棒を設置する
突っ張り棒やワイヤーを物置に設置することで、物置の収納力を上げられます。突っ張り棒とフックを組み合わせてランタンを吊るし、物置内の照明を簡易的に作るのもおすすめです。
なお、突っ張り棒を設置する際には、どのくらいの重さに耐えられるかの耐荷重をチェックするようにしましょう。
マグネットタイプのフックを貼る
スチール製の物置であればマグネットを活用するのもおすすめです。マグネットで固定するフックは取り付けしやすいだけでなく、サイズも豊富です。
ネオジム磁石を使用した超強力なものもあり、重い荷物を吊り下げても落下する心配が少なくなります。 360°回転するタイプのものなら物置の天井に付けることも可能です。
マグネットフックにレインコートやヘルメット、ほうきなどをかけて収納するのもアイデアの1つです。
ワゴンを導入する

屋外で使用する細々とした荷物は、アウトドアワゴンにまとめて入れておくのがおすすめです。アウトドアワゴンには車輪がついており、簡単に移動させることができます。
レジャーグッズなどをアウトドアワゴンにまとめておけば、レジャーに行く際にそのまま持ち出せるため便利です。
物置収納の注意点
物置収納は出し入れのしやすさや、収納する荷物の種類を確認することが大切です。物置収納をする際には、以下のような点に気を付けて収納するとよいでしょう。
- 動線を確保する
- 湿気対策をする
- スペースいっぱいに収納しない
- ストーブ収納時には引火対策をする
物置に荷物を収納する際の注意点をそれぞれご紹介します。
動線を確保する
物置内では、人が通れる動線を確保することが大切です。最低でも大人1人が歩ける程度の通路を確保しなければ、物置の奥に収納した荷物を取り出すのが困難になります。
動線が確保できない場合にはサイズの大きな物置を購入するか、不要な荷物を処分するといった工夫が必要です。
湿気対策をする
物置は屋外に設置されているため湿気がこもりやすい場所です。そのため収納する荷物によっては劣化やカビが発生する恐れがあります。
換気扇の設置、除湿剤・除湿シート、物置の下部にすのこや新聞紙を敷く、備長炭などのアイテムを利用すると、湿気対策に効果的です。
スペースいっぱいに収納しない
物置に荷物を入れすぎると通気性が悪くなり、カビや雑菌の発生リスクが高まります。物置に収納する際にはスペースいっぱいに収納せずに、8割程度に留めておきましょう。
また、物置にスペースの余裕を作ることで動線の確保もできます。
ストーブ収納時には引火対策をする
物置に石油ストーブや石油ファンヒーターを収納する際には注意が必要です。
灯油が入ったまま収納すると本体の故障や火災の原因になります。灯油は使い切ってから収納するようにしましょう。
また、ストーブは灯油だけでなくホコリやゴミの付着でも引火することがあります。段ボールなどに入れてホコリやゴミの付着を対策することが大切です。
物置の収納スペースが足りない場合の対処法
ここからは、物置の収納スペースが足りない、もしくは自宅に物置を設定できない場合の対処法として、トランクルームを紹介します。
- トランクルームとは
- トランクルームを物置代わりに活用するメリット
物置の収納スペースが足りない場合に利用できるトランクルームの活用方法を、詳しく解説します。
トランクルームとは

トランクルームは自宅の収納スペースの延長として利用できる収納スペースです。物置に収納しきれなくなった荷物をまとめて収納できます。
トランクルームは主に以下の3タイプがあります。
- 屋外型トランクルーム
- 屋内型トランクルーム
- バイク専用トランクルーム
空調・除湿設備を備えた屋内型トランクルームは、デリケートな荷物の収納に向いている場合があります。物置にあるものを確認し、収納したい荷物によってトランクルームのタイプを使い分けるのがおすすめです。
関連記事:トランクルームとは?使い方や選び方、メリットを徹底解説
トランクルームを物置代わりに活用するメリット
トランクルームを物置代わりに活用するメリットは以下の通りです。
- 一部物件を除き24時間365日利用可能
- 荷物の出し入れが自由にできる
- 自宅近くのトランクルームであれば物置と利便性はあまり変わらない
- 屋外の物置には不向きな荷物を収納できることもある
トランクルームは、一部物件を除き24時間365日利用できるため、荷物の出し入れを自由にできるのがメリットです。
さらに、近くのトランクルームを選べば、自宅の物置と大きく利便性は変わらないでしょう。
また、屋外の物置には収納が向かない紙類なども、空調・除湿設備があることの多い「屋内型トランクルーム」を利用すれば、収納スペースを確保できます。
関連記事:屋内トランクルームの特徴は?メリット・デメリットや料金相場を解説
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物置収納に困った際はトランクルームの活用も検討しよう

ここまで物置でスッキリ荷物を収納するコツや物置を設置するメリットやデメリット、物置収納のアイデアや役立つ収納アイテム、注意点を解説してきました。
物置に家に入りきらない荷物を収納しておくと、自宅内がスッキリと整いますが、物置を設置するには、費用や適切なスペースが必要です。
また、物置に何を入れても良いわけではなく、収納に不向きな荷物もあるため注意しましょう。
物置は定期的に整理や清掃をするほか、収納アイテムを用いることでより快適に利用できます。
物置だけでは収納が足りない、物置を所持していない、置く場所がない場合には、トランクルームの活用がおすすめです。自宅や物置への収納に困っている方は、トランクルームも選択肢の1つとして検討してみるとよいでしょう。
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エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄
2020年 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年 整理収納アドバイザー1級 取得
2024年 防災士 取得
子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
災害大国の日本でお家の整理収納は非常時にも役立つという思いもあり、本格的に防災について学ぼうと防災士を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納 × 防災 × トランクルームで、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。