屋内トランクルームの特徴は?メリット・デメリットや料金相場を解説
トランクルームには主に屋内型トランクルーム、屋外型トランクルーム、宅配型トランクルーム、バイク専用トランクルームの4種類があります。この記事では、トランクルームの種類、屋内型トランクルームの特徴やメリット・デメリット、収納する荷物の例、料金相場などを解説します。
屋内型トランクルームの利用を検討している方は、是非参考にしてください。
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トランクルームの種類
前述した通り、トランクルームは大きく以下の4つに分けられます。
- 屋内型トランクルーム
- 屋外型トランクルーム
- 宅配型トランクルーム
- バイク専用トランクルーム
それぞれの特徴を詳しくみていきましょう。
屋内型トランクルーム
屋内型トランクルームとは、ビルやマンションのフロアにパーテーションで仕切りを設けるなどの内装を施したものや、トランクルーム専用に設計した一棟型のトランクルームのことを指します。
屋内型トランクルームの場合、空調・除湿設備を備えた物件もあり、特に一棟型は専用エレベーターや専用駐車場など使いやすい設備も充実していることが多くなっています。屋内型トランクルームに収納する荷物の例や利用する際の料金相場についての詳細は後述します。
屋外型トランクルーム
屋外型トランクルームは屋外に設置されたトランクルームであり、一般的に海上運送用の丈夫なコンテナを利用しています。屋外型トランクルームは、屋内型トランクルームと比較すると温度や湿度の管理が難しいため、温度や湿度の影響を受けやすい荷物を収納する際は注意が必要です。
キャンプ用品やゴルフ用品、工具・備品などの収納に向いている場合が多いです。料金は屋内型トランクルームと比べると安く設定されている傾向にあります。
関連記事:屋外型トランクルームとは?メリットや収納に向いているもの、注意点を解説
宅配型トランクルーム
宅配型トランクルームとは、荷物をダンボールなどの箱に詰めて宅配便で倉庫に送り、収納してもらうサービスのことです。荷物を出し入れする際は都度手数料がかかり、必要な荷物を取り出す時には送り返してもらう必要がある点は注意が必要です。預け入れ・取り出し手数料は1回につき500〜1,000円程度が相場になります。
そのため、宅配型トランクルームの収納に向いている荷物は、小さめの荷物、少ない荷物、出し入れの頻度が少ない荷物になります。
関連記事:宅配型トランクルームとは?収納できる荷物や料金相場を解説
バイク専用トランクルーム
トランクルームの中にはバイク収納に特化した「バイク専用トランクルーム」があります。
バイク専用トランクルームには、コンテナで作られたボックスタイプや、屋外駐輪場タイプ、ガレージタイプなどがあります。バイク専用のガレージのような使い方をすることができ、バイク関連のグッズなども一緒に収納できるサイズのものもあります。
ボックスタイプは、盗難やいたずらの防止、雨風や紫外線による劣化を防ぎやすい、排気音などの近隣トラブルを防げるなどのメリットがあります。
ただし、自宅からトランクルームが離れていると移動に手間がかかり、バイクに乗りたい時すぐに乗れない事態に陥ります。頻繁にバイクを出し入れする場合は、自宅近くにバイク専用トランクルームがあるか探してみましょう。
また、自転車で行ける範囲であれば、トランクルームまで自転車で行き、自転車をトランクルームに収納してバイクを使用することもできます。
関連記事:バイク専用トランクルームのメリットや選び方のポイントを解説
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屋内型トランクルームを利用するメリット
屋外型トランクルームと比較し、屋内型トランクルームを利用する以下2つのメリットを解説します。
- 空調設備が備わっている物件もある
- セキュリティ設備が充実している
ただし、すべての屋内型トランクルームに当てはまるわけではないという点には注意しましょう。
空調設備が備わっている物件もある
屋内型トランクルームの中には空調・除湿設備のある物件もあるため、温度変化や湿気に弱い荷物の収納にも向いている場合が多くなっています。温度変化や湿気に弱い荷物には衣類や家具家電などがあり、後ほど詳しく解説します。
ただし、屋内型トランクルームであれば湿気などによるカビを完全に防げるというわけではありません。除湿剤を置く、定期的に換気をするなどの対策を行う必要があることは理解しておきましょう。
関連記事:トランクルームに空調設備はある?メリット・デメリットを解説
セキュリティ設備が充実している
屋内型トランクルームの中には、セキュリティカードによる入退館の管理や監視カメラ、巡回警備などセキュリティ体制が整っているものがあります。よりセキュリティ設備が整っている環境に荷物を収納したい方は屋内型トランクルームを検討するとよいでしょう。
関連記事:トランクルームのセキュリティ対策とは?自分でできる対策法もご紹介
屋内型トランクルームを利用するデメリット
ここまで屋内型トランクルームのメリットをご紹介しましたが、デメリットも存在します。以下2つのデメリットをみていきましょう。
- 月額使用料が高い場合がある
- スペースが狭い場合がある
あくまで屋内型トランクルームの傾向です。すべての屋内型トランクルームに当てはまるわけではない点には注意しましょう。
月額使用料が高い場合がある
屋内型トランクルームは、空調設備やセキュリティ設備が充実しているケースが多いです。そのため、管理コストがかかり、屋外型トランクルームに比べて利用料金が高くなる傾向にあります。
ただし月額使用料はトランクルームの立地や広さなども影響するため、屋内型だから一概に高いというわけではありません。ご自分の予算に見合っているかどうかを事前にチェックして判断するのがおすすめです。
スペースが狭い場合がある
屋内型トランクルームは、屋外型トランクルームと比べると広いサイズのラインナップが少ない傾向にあります。エリアを変えることで広さのある屋内型トランクルームを選択できる場合もあるので、エリアをあまり狭めず探してみるとよいでしょう。
また、資材などの大型の荷物を収納する際は、スペースの広い部屋が比較的多い屋外型トランクルームを検討するのもよいでしょう。
屋内型トランクルームに収納する荷物の例
屋内型トランクルームに向いている荷物は、以下のような温度変化や湿気に弱いものになります。
- 紙類
- シーズンオフの衣類
- 季節家電
- ぬいぐるみ・人形
- 思い出の品
屋内型トランクルームに収納する荷物の特徴を具体的に見ていきましょう。
紙類
書類や雑誌などの紙類は湿気に弱く、屋外型トランクルームよりも屋内型トランクルームのほうが向いている場合が多いとされています。
領収書や書類、取扱説明書、保証書などの収納スペースとして活用できます。日々溜まりがちな紙類をトランクルームに収納することで、自宅の収納スペースにゆとりを持たせることが可能です。
また、雑誌やパンフレットといった趣味のコレクションなどの収納場所としても活用できます。
関連記事:書類収納の4ステップとは|収納アイデアや役立つアイテムも解説
シーズンオフの衣類
シーズンオフの衣類などは自宅の収納スペースを取りがちなアイテムです。衣類は湿気や温度変化に弱いため、屋内型トランクルームのほうが向いている場合が多いでしょう。衣替えのタイミングでトランクルームに収納すれば、自宅のクローゼットなどの収納スペースもスッキリさせやすくなります。
ただし、空調設備が整っている屋内型トランクルームであっても、衣類へのカビ・虫食いなどには注意しておく必要があります。収納する際は、衣類と併せて防虫剤も一緒に入れるなどの対策をしておきましょう。
【トランクルームでの収納例】
関連記事:衣替え収納のコツやポイントは?服の畳み方や役立つアイテムも解説
季節家電
家電類も温度変化や湿気に弱いアイテムであるため、屋内型トランクルームへの収納が向いている場合が多いとされています。
特に「季節家電」などの使わない時期が長い家電はトランクルームに収納しておくことで、自宅のスペースをスッキリさせることができます。
季節家電には扇風機や加湿器、こたつ、ホットカーペットなどがあります。また、引っ越しや家の建て替え時、転勤などの際に、一時的な家電置き場としてトランクルームを利用することも可能です。
ただし、石油ストーブ、石油ファンヒーター、その他引火する恐れがある家電は収納できないケースが多くなっているので注意しましょう。
関連記事:トランクルームに家電は収納可能?注意点や必要な準備、運搬方法を解説
ぬいぐるみ・人形
ぬいぐるみや人形などは湿気や直射日光に弱いことが多く、屋内型トランクルームのほうが向いているアイテムになります。
趣味などでぬいぐるみの数が増えすぎてしまった場合などは、トランクルームに収納することで自宅の収納スペースに余裕を持たせることができます。
また、五月人形や雛人形など、季節ものの大きな人形などの収納場所としても活用できます。
関連記事:ぬいぐるみの保管・収納方法は?お手入れ方法や収納場所も解説
思い出の品
写真をまとめたアルバムや子供の作った作品など、思い出の品の収納場所としても屋内型トランクルームは活用できます。
写真やアルバム、年賀状や手紙、いただきもの、子どもの頃のおもちゃ、賞状やトロフィーなどは思い出があるもので、処分しづらいアイテムです。トランクルームを利用すれば、大切な思い出の品を無理に処分する必要もなく、置き場所に悩むといったことも少なくなるでしょう。
関連記事:アルバムの収納方法は?収納に役立つアイテムや収納場所をご紹介
屋内型トランクルームの料金相場
屋内型トランクルームの料金相場もみていきましょう。一般的にトランクルームは月額料金制がとられており、トランクルームの広さや立地、設備などのさまざまな要素によって料金が決まります。
例えばハローストレージにおける東京23区の料金相場は以下のとおりです。
広さ | 料金相場 |
---|---|
1帖未満 | 1,500〜17,000円程度 |
1〜3帖 | 1,800〜60,000円程度 |
4帖以上 | 9,000円以上 |
東京23区は地価が高い傾向にあるため、東京23区以外の物件は上記の相場よりも安くなる可能性が高いです。
関連記事:トランクルームの料金相場は?料金を安く抑える5つのポイントも解説
屋内型トランクルームのメリット・デメリットを理解して活用しよう
ここまで、トランクルームの種類、屋内型トランクルームの特徴やメリット・デメリット、収納する荷物の例、料金相場などを解説してきました。屋内型トランクルームには、空調設備やセキュリティが充実しているものもあり、高温多湿に弱い荷物を収納するのに適している場合もあります。
しかし、屋外型トランクルームに比べて、月額使用料が高い傾向にあるなどのデメリットもあります。メリットとデメリットを鑑みて自分にあったトランクルームを選択しましょう。
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※2022年3月期 指定領域における市場調査
調査機関:日本マーケティングリサーチ機構
屋内型、屋外型の合計掲載物件数・屋外型の掲載物件数において物件数 No.1
レンタルスペースの物件数の情報をWeb で公開している 8 社を対象として、物件数を No.1 検証調査
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監修
エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄
2020年8月 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年5月 整理収納アドバイザー1級 取得
子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納の知識とトランクルームを掛け合わせ、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。