衣替え収納のコツやポイントは?服の畳み方や役立つアイテムも解説
「衣替えは面倒」と考えている人も多いのではないでしょうか。シーズンオフの衣類を清潔な状態に整え、適切な方法で収納するのは、手のかかる作業です。しかし、ちょっとしたコツを押さえるだけで、面倒な衣替えをスムーズに進められます。
本記事では、衣替えのポイントや衣類の上手な畳み方、衣替えに役立つ収納アイテムなど、衣替えをする際に役立つ情報をご紹介します。
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衣替えのコツやポイント
季節の変わり目に毎年行う衣替えですが、単に衣類を入れ替えるだけでなく、以下のようなコツやポイントを意識しましょう。
- シーズンオフになる服はお手入れを行う
- 不要な服がないかチェックする
- 服をカテゴリーで分ける
- 収納する場所を決める
- ラベリングなどをして収納する
それぞれの具体的な内容を解説します。
シーズンオフになる服はお手入れを行う
お気に入りの服を長く楽しむためには、適切なお手入れが必要です。シーズンオフになる衣服は収納する前に、以下の手順でお手入れしておきましょう。
- 汚れをしっかり落とす
- しっかり乾燥させる
- 防虫剤などを入れて収納する
衣類に汗などの汚れが残っていると、黄ばみや変色の原因になるため、しっかり汚れを落としてから乾燥させます。その後、防虫剤を入れて収納しましょう。
ただし、種類の異なる防虫剤を一緒に入れると、液もれする場合があります。液もれを起こすとそれがシミの原因になることもあるため、防虫剤は1種類のみ入れるようにしましょう。
また、クリーニングに出した場合は、ビニールのカバーを外してから収納します。ビニールのカバーをつけたままにすると湿気がたまる原因になるので、カビ防止のためにも外しておくのがおすすめです。
不要な服がないかチェックする
衣替えは、不要な衣類を処分するよい機会でもあります。衣替えのタイミングで、以下のような服がないかチェックしてみましょう。
- サイズが合わない
- ほつれや毛玉などが目立ち、劣化している
- 数年間袖を通していない
サイズが合わない服や、ほつれや毛玉などの劣化が目立つような服は、思い切って処分することをおすすめします。また、「今後、着る機会があるかもしれない」と思いながら数年間着ていない衣服は、今後も着る可能性が低いでしょう。
まだ着用できる衣服であれば、リサイクルショップなどへ売り、処分するのもひとつの手です。このように不要な服を処分することで、収納スペースを増やしやすくなります。
服をカテゴリーで分ける
衣替えで手持ちの服をカテゴリー分けしてみるのもおすすめです。分け方としては、以下のようなものがあります。
- 春夏秋冬の季節で分ける
- アウター・トップス・ボトムスなど服の種類で分ける
- 個人別に分ける
カテゴリー別に分けておくと、服の混在を防ぎ、必要な時に必要な服を探し出しやすくなります。最適なカテゴリー分けの方法は、家族構成や収納スペースによって異なるため、自分に合った分け方を見つけましょう。
収納する場所を決める
服をカテゴリー分けしたら、シーズンオフの衣類の収納場所を決めましょう。クローゼットや押入れ、タンスなど、収納場所が決まれば、必要な収納アイテムも検討できます。
収納ケースなどのアイテムを買い足す場合は、設置場所のサイズを測ることがポイントです。先に収納アイテムを購入してしまうと、収納場所に入りきらないこともあります。収納アイテムが余るといったことを防ぐためにも、必ずサイズを測った上で購入を進めましょう。
ラベリングなどをして収納する
収納場所に衣類をしまう際に、ラベリングをして収納するのもおすすめです。収納ケースなどにラベルやメモを貼っておくと、何が入っているか一目でわかります。収納した後に、急に取り出す必要が生じた場合でも、すべての収納ケースを探す必要がなく、手間を省けるでしょう。
また、収納ケースやクローゼットなどに衣服を収納する際は、詰め込み過ぎないよう意識することも大切です。詰め込みすぎると湿気などがたまりやすく、カビの原因にもなります。収納スペースの8割程度に留めるようにしましょう。
衣替えで覚えておきたい衣類の畳み方
衣替えでは、衣類の畳み方も大切なポイントの1つです。衣類によって適切な畳み方は異なりますが、ちょっとしたコツを掴むことで畳みシワを防ぎやすくなり、キレイな状態で収納できます。
衣類の種類別に、畳み方のポイントを解説します。
- Tシャツの畳み方
- Yシャツの畳み方
- ニット・トレーナーの畳み方
- パンツの畳み方
- スカートの畳み方
- ワンピースの畳み方
1つずつ見ていきましょう。
Tシャツの畳み方
Tシャツは、左右と縦のサイズを収納スペースの幅・深さに合わせて畳みます。畳み方の手順は、以下のとおりです。
- 背中側を上にしてTシャツを広げる
- 収納スペースの幅に合わせて左右を折る
- 縦2つに折る
- さらに半分に折り畳む
このように折り畳むと、衣服を立てて収納をすることができます。以下の衣類も同様で、立てて収納することが基本となります。枚数が多くかさばりがちなTシャツも、スッキリ収納できるでしょう。
Yシャツの畳み方
Yシャツはシワがつきやすいため、なるべく丁寧に扱う必要があります。畳み方の手順は、以下のとおりです。
- すべてのボタンを留める
- 背中側を上にして、収納スペースの幅に合わせて左右を折る
- 収納スペースの奥行に合わせて、縦に折る
- さらに半分に折り畳む
折る回数は、収納スペースの奥行に合わせて変えて問題ありません。
ニット・トレーナーの畳み方
ニット・トレーナーなどの冬用の衣服は、ボリュームがあるため、深さのあるタンスや衣装ケースにふんわりと収納しましょう。畳み方の手順は、以下のとおりです。
- 背中側を上にして広げる
- 収納スペースの幅に合わせて左右を折る
- 縦を2つに折る
- もう一度縦に折る
ニットはハンガーに掛けると伸びてしまうため、畳んで収納するようにしましょう。
パンツの畳み方
パンツは形状や素材がさまざまで、畳みにくいアイテムの1つです。取り扱う際は畳みシワがつかないように注意しましょう。
なお、ロングパンツの畳み方の手順は以下のとおりです。
- パンツを床に置き、シワを伸ばしながら広げる
- 縦半分に折る
- 3等分に折り畳む
3等分に折り畳むことで、パンツも立てて収納することが可能です。
スカートの畳み方
スカートはパンツ同様、形状や素材がさまざまで、畳みにくいアイテムの1つです。畳み方の手順は、以下のとおりです。
- 縦半分に折る
- 腰幅からはみ出る部分を折り込み、長方形にする
- 縦半分に折る
- さらに半分に折る
スカートであっても上記のように畳み方を工夫することで、立てて収納することが可能です。
ワンピースの畳み方
ワンピースはハンガーに掛けてクローゼットなどに収納することが多いとされていますが、畳んで収納することも可能です。畳み方の手順は、以下のとおりです。
- 背中側を上にしてシワを伸ばしながら広げる
- 肩幅よりも外側にはみ出した部分を折り畳む
- 全体の丈の1/3程度になるように折る
- 収納スペースに合わせて、さらに折り畳む
肩幅を目安にすると、キレイに畳めます。
このように、立てられるように衣類を畳んで収納することで、使いたい衣類を簡単に見つけて取り出しやすくなります。
衣替えの収納に役立つアイテム
衣替えの際は、収納グッズを上手に活用して、限りあるスペースを有効活用しましょう。自宅の収納スペースに合ったアイテムを選ぶことが大切です。
衣替えの収納に役立つアイテムは、以下の3つです。
- 衣装ケースや収納ケース
- ハンガーラック
- トランクルーム
それぞれの詳細を解説します。
衣装ケースや収納ケース
衣装ケースは、衣類の収納にぴったりのアイテムです。積み重ねられるタイプであれば、クローゼットの空きスペースを有効活用できます。
また、透明や半透明の衣装ケースを活用すれば、引き出しを開けることなく中身が確認できるため便利に使えます。
チェストなどの引き出しの中で使える、収納ケースもあります。煩雑になりがちな引き出しの中をスッキリと整理できるため、活用してみるのもおすすめです。
ハンガーラック
ハンガーラックは、クローゼットのみで衣類が入りきらない場合に重宝するアイテムです。丈の長いワンピースやコートもシワにならずに収納でき、高さの調整ができるタイプであれば、手持ちの服の丈に合わせて調整できるのでより便利に使えます。
足元にキャスターがついているタイプを選べば、移動も簡単にできます。
トランクルーム
衣替えのシーズンオフの衣類の収納スペースが足りない場合は、トランクルームの利用も方法の1つです。トランクルームとは、自宅の収納の延長として活用できる収納サービスです。
トランクルームを利用することで、衣替えなどで一時的に使用しない衣類なども収納できるため、自宅内の収納スペースに余裕を持たせることができ、スッキリとした印象に整えられます。
トランクルームの中には屋内型トランクルームもあり、空調・除湿設備のある物件もあるため、衣替えの衣類などの収納場所として向いている場合が多いとされています。
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関連記事:トランクルームとは?使い方や選び方、メリットを徹底解説
衣替えの時期
衣替えは秋と春の2回行うのが一般的です。ここでは、以下の時期についてその詳細を解説していきます。
- 秋の衣替えの時期
- 春の衣替えの時期
それぞれのポイントを見ていきましょう。
秋の衣替えの時期
秋の衣替えは、9〜10月頃に行うケースが多いとされています。春夏の衣類を収納する際に気をつけたいのが、汗染みです。
汗染みを放置してそのまま収納してしまうと、黄ばみの原因になりかねません。収納する前に自宅で洗濯したり、素材によってはクリーニングに出したりしましょう。
夏に着用した水着は、防虫剤に直接触れないように保管すると染みや退色を防げます。また、浴衣はハンガーに吊るし、シワにならないように収納するとよいでしょう。
春の衣替えの時期
春の衣替えは、5〜6月頃が適しているといわれています。
分厚いコートやアウターなどは、ハンガーに掛けて収納するのがおすすめです。ハンガーは服の肩幅に合ったものを使用することで、型崩れの防止になります。
マフラーや手袋、ニット帽などの小物類は、洗濯ネットや専用のケースなどにまとめて入れておくと、探しやすく便利です。ひざ掛けなどは、布袋に入れて平らに置いたり立て掛けたりして、収納スペースに合った方法で保管しましょう。
関連記事:冬服や冬の小物の収納方法は?収納場所や長持ちさせるコツを解説
衣替えの際には収納にトランクルームを検討しよう
衣替えのコツやポイント、衣類別の畳み方や便利な収納アイテムをご紹介しました。衣類は種類にあった収納方法や畳み方をすることで、キレイな状態でキープしやすくなります。
衣替えの衣類収納には、衣装ケースや収納ケース、ハンガーラックなどのアイテムを活用するのがおすすめです。また、自宅だけでは収納スペースが足りないという場合は、トランクルームを活用するのも方法の1つです。
シーズンオフの衣類などの収納場所にお困りの場合は、トランクルームの利用を是非ご検討ください。
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監修
エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄
2020年8月 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年5月 整理収納アドバイザー1級 取得
子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納の知識とトランクルームを掛け合わせ、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。