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海外赴任で持っていく荷物は?国内に残す荷物の収納場所も解説

飛行機

海外赴任する際に国内からどの荷物を持っていくべきか、お悩みの方も多いのではないでしょうか。この記事では海外赴任で持っていくべき荷物や輸送すべき荷物、海外赴任の荷物を決める際の注意点を解説します。

赴任時に国内に残す荷物の収納場所についてもご紹介するので、是非参考にしてください。

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海外赴任に持っていく荷物

まずは、海外赴任で持っていくべき荷物を以下の項目別に紹介します。

  • 必需品
  • 衣類・下着
  • 電化製品
  • 日用品
  • 台所用品
  • 調味料・食品類
  • 洗面・化粧品・ケア用品

それぞれの荷物の特徴をみていきましょう。

必需品

以下のものは、必需品として所持し、手荷物として持っていくのがおすすめです。

  • パスポート
  • スマートフォン、PC
  • ビザや入国に必要な書類
  • クレジットカード、現金
  • 持病の薬

なお、海外に薬を持ち込む時には事前に許可申請する必要があることがあります。海外赴任前に必ず厚生省のサイトで確認しておきましょう。また、どのような薬を服用しているのか、どのような病気・症状によりその薬を服用しているかを説明できる現地語による医師の診断書も準備しておきましょう。

参照:厚生労働省「海外渡航先への医薬品の携帯による持ち込み・持ち出しの手続きについて」

衣類・下着

衣類・下着類として持っていくとよいものは以下が例として挙げられます。

  • 普段着
  • 肌着
  • 靴下
  • パジャマ
  • 水着

普段着や肌着、靴下、パジャマなどの衣類・下着は、現在使っているものをそのまま持っていくのが一般的です。海外赴任先でも衣類・下着は購入できますが、欧米系メーカーの製品はサイズが合わない場合が多くなっています。

水着はスパ(銭湯)などで必要な場合があります。ビーチが近い地域やアパートにプールが付いている場所へ赴任する場合には、水着を持っていきましょう。

電化製品

海外赴任先に持っていくとよい電化製品は下記のようなものが挙げられます。

  • 変換プラグ・変圧器
  • 充電器
  • モバイルバッテリー
  • ドライヤー・ヘアアイロン
  • 掃除機
  • 炊飯器
  • USBメモリーなど

海外赴任先に電化製品を持っていく場合には、変換プラグや変圧器が必須になります。電圧は国によって異なるので事前に調べておきましょう。モバイルバッテリーやUSBメモリーもいざという時のために用意しておくのがおすすめです。

赴任先のアパートやマンションに付属されている電化製品がある場合は、持っていく必要はありません。

日用品

日用品としては以下のようなものを海外赴任先へ持っていくとよいでしょう。

  • 歯ブラシ・歯磨き粉・フロス
  • タオル
  • 洗濯バサミ・ハンガー
  • 裁縫セット
  • 掃除用品
  • 文具類
  • 医薬品
  • 布団

日用品は普段使用しているものを持っていくのがおすすめです。赴任先でも購入できるものもありますが、価格が高かったり使い勝手が悪いものもあります。医薬品も持っていくと安心できますが、胃薬や頭痛薬などの市販の医薬品であっても、前述したように厚生省のサイトを確認しておきましょう。

台所用品

土鍋

台所用品は海外赴任先でも購入できるものも多いですが、以下のものを持っていくことがおすすめです。

  • 包丁・まな板
  • ザル・ボウル・計量カップ・ピーラー
  • 箸・菜箸・箸置き・しゃもじ・おたま
  • 日用和食器(茶碗・土鍋・蒸し器・すり鉢・おろし金・漬物用セットなど)
  • 食器用洗剤・食器用スポンジ
  • サランラップ・アルミホイル・キッチンペーパー・クッキングシート

台所用品は重量がありかさばるものもありますが、普段から使い慣れたものは持っていったほうが安心できます。特に調理器具や和食器などは赴任先で入手しにくいものもあるので、優先して持っていくようにしましょう。

調味料・食品類

調味料や食品類としては以下のものを持っていくとよいでしょう。

  • 醤油・みりん・酒
  • みそ・ソース・ポン酢・めんつゆ
  • サラダ油・ごま油
  • だし・鰹節・昆布・のり
  • そば・うどん・そうめん
  • インスタント食品

日系のスーパーマーケットは各国に多くありますが、賞味期限が長い調味料や食品類は持って行ったほうが重宝します。

ただし、ほとんどの国が生肉・加工肉、肉エキス(牛・豚・鶏)の入った肉製品の持ち込みを禁止しています。レトルト食品やカップ麺、ドレッシングであっても肉が入っているものは禁止になるので、パッケージに記載された成分表をチェックしておきましょう。

洗面・化粧品・ケア用品

メガネとコンタクトレンズ

洗面用品や化粧品、ケア用品も持っていくと安心です。以下のようなものを準備しておきましょう。

  • 日用化粧品
  • スキンケアアイテム
  • シャンプー・トリートメント、ボディーソープ
  • 日焼け止め
  • コンタクトレンズ、コンタクトレンズ液
  • 予備のメガネ

日用品と同様に普段使い慣れているものをやや多めに持っていき、使い切ったら赴任先で買うようにしましょう。日用化粧品・スキンケアアイテムなどは、赴任先のスーパーマーケットでも購入できます。

海外赴任の荷物は輸送と手荷物に分別

ここからは、海外赴任の荷物の準備方法について見ていきましょう。

海外赴任先へ持っていく荷物は「すぐには使わないけれど必要なもの」と「赴任先へ到着したらすぐに使うもの」に分別します。すぐに使用しないものは航空便で輸送し、到着後すぐに使うものは手荷物として持っていきましょう。

海外へ輸送

海外へ輸送するのがおすすめの荷物には以下のようなものがあります。

  • 今後生活で使う家電
  • 変圧器
  • 洗濯用品
  • 台所用品
  • 日用品
  • すぐには着ない衣類や靴
  • 食器・調理器具類
  • 調味料・食品類

すぐに使用しない家電やかさばる荷物は輸送するのがおすすめです。段ボール4〜5個程度にまとめると荷ほどきが楽になります。

荷物が到着する日数は赴任先の国によっても異なりますが、航空便なら1〜2週間、船便なら1〜2ヶ月かかるので注意しましょう。また、赴任先の国によっては税金がかかるものや、規制を受けるものもあるので事前に調べておくことが大切です。

手荷物

必需品として挙げたもの以外で、手荷物として持って行ったほうがいいものは以下になります。

  • 赴任先ですぐに使う仕事道具
  • 下着や部屋着などすぐに使う衣類
  • 簡単な調理器具
  • 日常的に使用する日用品

赴任先に着いてすぐに使用する予定のある仕事道具や衣類、日用品、簡単な調理器具などは手荷物として持っていきましょう。飛行機の機内に預けられる手荷物には制限があります。座席のクラスにもよりますが、荷物は1〜3個までに留めましょう。

海外赴任の荷物を決める際の注意点

海外赴任の荷物を決める際には、以下のような注意点をチェックしておきましょう。

  • 海外に持ち込めないものを確認
  • 家電製品は電圧に注意
  • 家具が必要か検討

注意点をそれぞれ見ていきましょう。

海外に持ち込めないものを確認

海外赴任

海外に持ち込みができない荷物を事前に確認しておくことが大切です。持ち込み不可のものは「輸入禁制品」と呼ばれ、具体的には麻薬及び向精神薬、けん銃、小銃などの危険物、有価証券の偽造品、ワシントン条約の規制対象となるもの(生きている動植物や毛皮など)などです。

赴任する国や地域によっては宗教上や風俗上から持ち込みを規制している荷物もあり、事前の確認が必要です。

家電製品は電圧に注意

日本と海外では電圧の規格が異なることが多くあります。変圧器がないと日本から持っていった家電製品を使用できなかったり、使用できても故障したりすることもあります。

家電製品は大きな荷物なので海外へ輸送する費用も安くありません。家電製品を持っていく場合には本当に必要かどうかをしっかりと検討しましょう。

家具が必要か検討

海外赴任先では部屋に家具が備え付けられている物件も少なくありません。家電製品同様に輸送費用は高額になることが多いので、できるだけ現地のものを利用するのがおすすめです。

現在利用している家具に愛着がある場合は処分せず国内に残し、実家や知人宅に預けたり、トランクルームに収納しておくのも手です。

海外赴任時に国内に残す荷物の収納場所

海外赴任時には、国内に残す荷物をどこかに収納しておく必要があります。荷物の収納場所としては、以下が一般的です。

  • 実家や知人宅に預ける
  • トランクルーム

それぞれの収納場所の特徴をみていきましょう。

実家や知人宅に預ける

海外赴任先に持っていけない荷物の収納場所として、実家や友人宅に預けるという方法があります。ただし、家族や友人宅に預けられる荷物の量にも限度があります。できる限り荷物の量を減らし、預かり先の迷惑にならないように心がけることが大切です。

トランクルーム

屋内型トランクルーム

国内へ残す荷物収納場所として、トランクルームを活用するのもおすすめです。トランクルームとは、自宅の収納の延長として利用する事が出来る収納サービスで、一時的に荷物を収納しておくのにはぴったりのサービスになります。

トランクルームの中にはビルなどの中に設置されている「屋内型トランクルーム」があります。屋内型トランクルームは空調設備のある物件もありますので、温度や湿度が気になるデリケートな荷物も収納しやすくなっています。

トランクルームは月額制であることがほとんどですが、住居用ではないため通常の賃貸物件を借り続けるよりもコストがかからないこともあります。賃貸物件にお住まいの方はトランクルームの利用も検討しましょう。

関連記事:トランクルームとは?使い方や選び方、メリットを徹底解説

海外赴任で国内に荷物を残すならトランクルームがおすすめ

ここまで、海外赴任で持っていくべき荷物や輸送すべき荷物、海外赴任の荷物を決める際の注意点を解説してきました。海外赴任で荷物を持っていく際には、本当に必要な荷物かどうかを判断し、事前に持ち込み可能な荷物かを調べておくことが大切です。

また、国内に残しておきたい荷物があれば、トランクルームの利用もおすすめです。トランクルームなら家具家電なども収納でき、賃貸物件を借り続けるよりコストを抑えやすくなっています。トランクルームを活用すれば、買いなおすのが難しい荷物や大切なアイテムも処分せずに済みます。

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監修

小川真澄さん

エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄

2020年8月 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年5月 整理収納アドバイザー1級 取得

子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納の知識とトランクルームを掛け合わせ、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。

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