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飾らないフィギュアの収納場所は?役立つアイテムや注意点をご紹介

飾らないフィギュアの収納場所

フィギュアをコレクションしている場合、「飾らないフィギュア」の収納場所や収納方法にお悩みという方もいるのではないでしょうか。

飾らないフィギュアも大切なコレクションであり、できる限りキレイな状態で収納しておきたいものです。

この記事では、飾らないフィギュアの収納アイデアや役立つアイテム、フィギュアを収納する際の注意点などを紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

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飾らないフィギュアの収納アイデア

飾らないフィギュアは、劣化を最小限に抑えるためにも、適切な方法で収納することが大切です。

飾らないフィギュアの収納アイデアとしては以下の5点があります。

  • 大きな収納ケースにまとめる
  • 購入時のケースに入れる
  • 不織布ケースに入れる
  • 扉付きの収納ケースなどに入れる
  • 仕切りをつけた段ボールにしまう

それぞれの収納アイデアについて詳しく解説します。

大きな収納ケースにまとめる

飾らないフィギュアが複数ある場合は、大きな収納ケースにまとめて収納しましょう。大きな収納ケースにまとめることで、省スペースで収納できます。また、複数のケースを重ねられるスタッキングタイプなら、限られたスペースを有効活用できるでしょう。

ただし、フィギュア同士が接触すると、傷がつく恐れがあります。フィギュア同士を少し離したり、仕切りを入れたりなど、フィギュア同士が接触しないよう工夫をしましょう。

購入時のケースに入れる

飾らないフィギュアを、購入時にフィギュアが入っていたケース(外箱)に入れておくのも収納アイデアの1つです。

購入時のケースに収納すれば、フィギュア同士が接触することはありません。ほこりや汚れの付着も防止でき、紛失・破損しやすい細かなパーツの保護も可能です。

フィギュアを保護するための透明な梱包材(ブリスターパック)は、保存環境によっては癒着し、塗装が剥がれる可能性があるため注意しましょう。

購入時のケースを積み重ねて収納すると、フィギュアの重みでケースがゆがむ場合もあります。ケースも大切に保管しておきたいという場合は、積み重ねるのは避けておきましょう。

不織布ケースに入れる

不織布とは、繊維を絡みあわせることによって作られた布のことです。不織布ケースは、通気性がよく、湿気がこもりにくいため、デリケートなフィギュアの収納にもおすすめです。

ただし、複数のフィギュアをまとめて不織布ケースに入れるのは傷がつく恐れもあるので避けておきましょう。1体ずつ包むようにし、傷がつかないよう対策をしましょう。

扉付きの収納ケースなどに入れる

扉付きの収納ケースを活用するのもおすすめです。扉があることで、ほこりや汚れの付着を防止でき、フィギュアの出し入れもスムーズに行えます。

扉付きの収納ケースには、引き出しタイプや収納棚タイプなど、さまざまな種類があります。収納したいフィギュアのサイズや収納場所のスペースに見合ったものを選びましょう。

仕切りをつけた段ボールにしまう

フィギュアのサイズや量に見合った収納アイテムがない場合は、段ボールを活用するのもアイデアの1つです。

段ボールを用意し、フィギュアのサイズに合わせて仕切りを作ることで、フィギュア同士の接触を防止できます。収納ケースを購入するより手間はかかりますが、比較的コストがかからない収納方法だといえるでしょう。

ただし、段ボールは吸湿性が高く、劣化しやすい素材でもあるため、長期収納に向かない点は理解しておきましょう。

飾らないフィギュアの収納に役立つアイテム

飾らないフィギュアの劣化を防止するためには、以下のようなアイテムが役立ちます。

  • 収納ケース
  • 薄葉紙
  • チャック付きのビニール袋
  • 紙コップ

それぞれのアイテムと活用方法を紹介します。

収納ケース

飾らないフィギュアの収納には、収納ケースを活用しましょう。収納ケースを活用することで、ほこりや汚れの付着を防止できます。

収納ケースには、さまざまなサイズや素材、デザインがあります。収納したいフィギュアのサイズや量、収納スペースに見合ったものを選びましょう。

また、ケースに収納する際は後ほど説明する薄葉紙でフィギュアを包むようにしましょう。

薄葉紙

薄葉紙

薄葉紙(うすようし)とは、靴やカバンなどを傷や汚れから守る一次包装として使われている薄い紙のことをいいます。緩衝材としても使用されることもあります。

飾らないフィギュアを収納する際には、1体ずつ薄葉紙で包むことで、フィギュア同士が接触するのを避けられます。接触による傷や塗装剥がれを防止でき、キレイな状態を維持しやすくなるでしょう。

緩衝材としてエアーパッキンが使用されるケースも多いですが、通気性が悪いというデメリットがあります。通気性が悪いとベタつきや変色を引き起こす要因になるため、長期収納をする際には避けておいたほうがよいでしょう。

チャック付きのビニール袋

フィギュア本体だけでなく、購入時のケースもキレイに収納しておきたい場合は、チャック付きのビニール袋の活用がおすすめです。

外箱を折り目に沿ってキレイにたたみ、チャック付きのビニール袋に入れると、場所をとることなく収納できます。

ビニール袋に空気が入ると、膨らんでしまうため、なるべくコンパクトになるよう、ビニール袋内の空気を抜いてからチャックを閉じるようにしましょう。

紙コップ

紙コップ

小さなフィギュアの収納には、紙コップが役立ちます。フィギュアを1体ずつ紙コップに入れ、ラップなどで蓋をして収納しておくと、バラバラにならず、紛失の心配がありません。

ラベルテープなどで中身を記載しておくと、どこに何があるのかが一目でわかり、整理もしやすくなります。

飾らないフィギュアを収納する際の注意点

フィギュアは素材の性質上、時間経過による劣化は避けられません。ですが、収納環境や状況に配慮することで、劣化を遅らせることは可能です。

できるだけキレイな状態を維持するためにも、飾らないフィギュアを収納する際は以下5つの点に注意しましょう。

  • 直射日光を避ける
  • 温度の高い場所は避ける
  • フィギュア同士を接触させない
  • 定期的に箱から取り出す
  • においの付着に気をつける

それぞれの注意点を詳しく解説します。

直射日光を避ける

飾らないフィギュアは、直射日光が当たる場所を避けて収納しましょう。

直射日光には、紫外線が含まれています。紫外線は、フィギュアの変色や変形などを起こす要因となります。

蛍光灯の光にも紫外線が含まれているため注意が必要です。直射日光に比べると含まれる紫外線の量は少なめではありますが、蛍光灯の真下などは避けた方が良いでしょう。

直射日光が差し込む部屋や蛍光灯が長時間当たる場所を避けることで、フィギュアの劣化を防止できます。

温度の高い場所は避ける

飾らないフィギュアの収納には、温度の高い場所も避けましょう。

多くのフィギュアは高温に弱いため、温度の高い場所での収納は、フィギュアの劣化を助長してしまいます。表面のベタつきや変色、場合によっては変形してしまう可能性もあります。

屋外の物置など、温度が高い場所は、フィギュアの収納に不向きです。屋内でも、冷房を使用していない夏場の部屋や屋根裏などは温度が高くなるため、避けた方がよいでしょう。

フィギュア同士を接触させない

フィギュア同士が接触した状態で収納していると、傷がついたり、塗装が剥がれたりする恐れがあります。できる限り、フィギュア同士の間隔をあけ、接触させないように注意しましょう。

どうしてもフィギュア同士の接触を避けられない場合は、フィギュアを1体ずつ薄葉紙などで包んでから収納することをおすすめします。

定期的に箱から取り出す

未開封のまま長期間保管しているフィギュアは、箱の中が高温多湿になりやすく、フィギュアのべたつきや塗装剥がれを招く恐れがあります。そのため、定期的に箱から取り出し、空気の入れ替えを行いましょう。

収納ケースに入れて収納する場合も、入れっぱなしにするのではなく、定期的に蓋や扉を開けて、換気を行いましょう。

ホコリや汚れが付着している場合は、柔らかい布などで優しく拭くなどお手入れをすると、よりキレイな状態を維持できます。

においの付着に気をつける

タバコやお香などの強いにおいは、フィギュアに染み付いてしまいます。

タバコの場合、においが付着するだけでなく、ヤニ汚れでフィギュアが黄ばむ可能性もあるため、フィギュアのある場所での喫煙は控えるのが賢明です。

万が一、フィギュアににおいが付着してしまった場合、フィギュア自体の価値が下がってしまいます。フィギュアを買取に出す予定がある場合は、においの付着に注意しましょう。

飾らないフィギュアの収納に向いている場所

フィギュアの劣化を避けるためには、適切な場所に収納することも大切です。

飾らないフィギュアの収納に向いている場所は以下のとおりです。

  • クローゼット・押入れ
  • トランクルーム

場所ごとの特徴を紹介します。

クローゼット・押入れ

クローゼットや押入れは、直射日光が当たらないため、飾らないフィギュアの収納場所に向いています。

ただし、長期間扉を閉め切った状態では、湿気がこもり、カビが発生する恐れがあります。定期的に換気をするほか、乾燥剤を使用するなど湿気対策を行いましょう。

トランクルーム

屋内型トランクルーム

飾らないフィギュアの収納場所には、トランクルームの活用もおすすめです。

トランクルームとは、自宅の収納スペースの延長として利用できる収納サービスです。トランクルームを飾らないフィギュアの収納場所として活用することも可能です。

屋内型トランクルームの中には、空調設備が整っている物件もあります。直射日光を避けることもできるため、デリケートなフィギュアの収納にも適している場合が多いとされています。

ただし、トランクルーム内の湿気対策などは自分自身で行うことも忘れないようにしましょう。

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関連記事:トランクルームとは?使い方や選び方、メリットを徹底解説

飾らないフィギュアの収納にトランクルームも検討しよう

飾らないフィギュアの収納方法や役立つアイテムを紹介しました。大切なフィギュアを長く楽しむためには、収納ケースや薄葉紙を利用し、直射日光や湿気を避けた場所に収納しましょう。定期的な換気やにおいの付着にも注意が必要です。

自宅の収納スペースが足りない場合は、トランクルームの利用もぜひ検討してみてください。

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監修

小川真澄さん

エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄

2020年 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年 整理収納アドバイザー1級 取得
2024年 防災士 取得

子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
災害大国の日本でお家の整理収納は非常時にも役立つという思いもあり、本格的に防災について学ぼうと防災士を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納 × 防災 × トランクルームで、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。

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