部屋がきれいになったら
手に入れたいインテリアグッズ
Vol.4 インテリアにこだわる人も納得 「“こどもの居場所”をつくるKIDS家具」
学校は再開したものの、放課後に友達と遊べなかったり、行事が中止になったりで、おうち時間が増えているこども達。特に小さいうちは、こども部屋があってもリビングやリモートワーク中の書斎など、家族と一緒の空間に居たがることが多いもの。
家族の絆が増すのは嬉しいけれど「仕事に集中できない」「ずっと相手をするのは大変…」という親御さんたちの声も聞こえてきます。
そんな時は「one more room! Vol.3」Nさんのお宅のように、リビングや書斎の一角に、こどもが落ち着いて過ごせる空間をつくってあげるのがおすすめ。家族みんなが気持ちよく過ごせて、インテリアとしても美しい、こどもの居場所をつくるKIDS家具を探してみました。
Belle Bloom「Canopy(キャノピー)」
ベビー期から始める、憧れの天蓋生活。
キャノピーとは天蓋のこと。
洗練された色合いと、コットン・ガーゼならではのナチュラルな雰囲気が、お部屋全体をラグジュアリーにしてくれます。陽射しやエアコンの風をやわらげてくれるから、リビングの片隅にベビー専用のお昼寝スペースをつくるのにぴったり。成長してからもお姫様ベッドや秘密基地として活躍することでしょう。
ひとつでお部屋の雰囲気をアップグレードしてくれるにも関わらず、気軽に取り入れられるのも魅力。使わないときはリボンや紐でくるっとまとめたり、布自体をひとつ結びにしてしまえば、ほとんど場所をとりません。
Rigna(リグナ) 「コンフォルタ ハンモックチェア」
「部屋にハンモックがあったらなぁ」を現実に。
リビングに置いても違和感のない、都会的なハンモック。
こちらはKIDS用ではなく大人向けですが、こどもが大喜びするのは間違いないでしょう。大きな布にすっぽり包み込まれる感覚は格別。脚を下ろして椅子のように座ることも、脚を伸ばして寝転ぶこともできます。左右の視界が遮られるので、ちょっと一人になりたい時にも最高。こどもだって何かとストレスの多い昨今。ゆらゆら揺られながら、ぼうっと天井を眺める時間が必要なはず。
ファブリックは洗濯でき、ステンレスのフレームは気軽に持ち運べるほど軽量と、きちんと考えられたつくり。こどもの無邪気な夢として片付けてしまうのは、少々もったいないアイテムです。
クラスティーナ 「キッズソファー 1人掛け」
お行儀よく待てる、おひとり様専用席。
手が離せない料理中や、オンライン会議の時、「ちょっと映画でも見ていてね」というのはどの家庭でもあるはず。でも大抵ソファーにじっと座ってはくれません。お尻がずるずる滑って、次第にゴロゴロ、最後はずり落ちそうになったり、ぴょんぴょん跳ねまわるのも定番ですね。
実はこれ仕方のないことかも知れません。幼稚園くらいの子にとって、大人用ソファーは座面が広すぎて背もたれが遠く、脚もつかないので落ち着かないのです。
このキッズソファーは、傾斜のついた背もたれと高めの肘掛けが、体をすっぽり支えるつくり。寛ぎながらも良い姿勢でTVや映画が楽しめそうです。TVの前の特等席はもちろん、テーブルと一緒に置いてカフェスペースをつくるのも素敵。
ACTUS 「Vario(ヴァリオ)シリーズ」
リビング学習がすすむ、絶妙な仕切り付。
小学校の入学が近づくと、気になるのが学習デスク。
近頃はリビングで学習させた方が効率が上がるという話も耳にしますが「気が散らないか心配」という声も。
そこで見つけたのが、穴あきパネルをお好きな位置に設置できるデスクシリーズ。視線をほどよく遮りながらも、お互いの気配はしっかり感じられる、理想的な距離感が作れます。兄弟で机を並べる時も、このパネルがあれば喧嘩が減りそう。教科書やランドセルが置ける収納棚もラインナップされていて、成長に合わせてどんどん拡張していけるのもポイント。高学年になり子供部屋へ移す時がきたら、スペースに合わせて再度レイアウトできます。
編集部からのひとこと
小さいお子様の場合はバランスを崩しやすいので、体型と家具の適性をしっかり見極めましょう! ハンモック等は床などにクッションや緩衝材などの安全対策を万全の上、最初のうちは親御さんが付き添った上でのご使用をお勧めします。
取材・文/村田華子
記事TOPの写真提供/クラスティーナ