断捨離はコツを掴めばうまくいく!手順やアイテムごとのコツまで徹底解説

断捨離をしようと思っても、「もったいない」「これはまだ使うかもしれない」などと迷ってしまい、なかなか進まないという経験をした方も多いのではないでしょうか。
断捨離をスムーズに進めるには、コツをつかむことが大切です。この記事では、断捨離の手順やうまく進めるコツのほか、断捨離ができない理由や断捨離できない人の特徴、さらには断捨離のメリットまでをわかりやすく解説します。
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断捨離とは
断捨離は、ヨガの思想である「断行(だんぎょう)」「捨行(しゃぎょう)」「離行(りぎょう)」から生まれた言葉です。3つの思想には、それぞれ以下のような意味があります。
- 断行:入ってくる不要な物を断つ
- 捨行:今ある不要な物を捨てる
- 離行:物への執着から離れる
「断捨離」とは、本当に大切な物を選び、物への執着をなくすための考え方を指します。
断捨離は単なる片付けの手法ではなく、自分にとっての適正量を知り、身軽で快適な生活を手に入れようとする考え方であると理解しておきましょう。
断捨離の手順
断捨離は、計画的に進めることが大切です。断捨離の基本的な手順は、以下のとおりです。
- 家の中のエリアを分ける
- エリア内の荷物を全部出す
- 必要・不要・保留の3つに荷物を分ける
- 必要な物を使用頻度で分けて収納する
- 不要な物を処分する
- 保留の荷物を再検討する
それぞれの手順について詳しく解説します。手順を1つずつクリアにしていくことで、スムーズに断捨離ができるでしょう。
家の中のエリアを分ける
まず、家の中のエリアを分けることから始めます。家の中を、キッチンやリビング、玄関などのようにエリアに分け、「今日はキッチン」「明日はリビング」と片付ける場所を決めて取り組むと、無理なく断捨離を進められます。
エリアは、部屋単位でなくても問題ありません。クローゼットや引き出し1段など、小さなエリアに分けるのもおすすめです。
一度に家中の断捨離を進めると時間と労力がかかるため、途中で疲れてしまい、中途半端な状態になりかねません。エリアごとに進めることがスムーズな断捨離につながると覚えておきましょう。
エリア内の荷物を全部出す
取り組むエリアを決めたら、そのエリア内の荷物を一度全部出します。荷物の全体量を把握することで、次の手順である「必要・不要・保留の3つに荷物を分ける」へと進めやすくなります。
どれだけの荷物があるのか目で確認するため、出した荷物は床やテーブルなど1カ所に集めることがポイントです。スペースがないからといって、出した荷物を分散してしまうと、全体量が把握できず、作業効率が悪くなる可能性があります。
必要・不要・保留の3つに荷物を分ける
荷物を全部出したら、「必要」「不要」「保留」の3つに仕分けます。
「必要」「不要」だけでなく、「保留」という選択肢を用意することで、判断に時間をかけずに作業を進められます。一度処分してしまった物を取り戻すのは困難です。「捨てなければよかった」と後悔しないためにも、判断に迷った場合は「保留」に仕分けることをおすすめします。
断捨離の目的は物を捨てることではありませんが、明らかに壊れている物や使用期限を過ぎている物などは「不要」と判断し、手放すことも大切です。
関連記事:断捨離で後悔しないためには?後悔する理由や後悔しないコツをご紹介
必要な物を使用頻度で分けて収納する
「必要」と判断した物は、使用頻度で分けてから収納しましょう。
使用頻度が高い物は、取り出しやすい場所に収納すると、使い勝手がよくなります。使用頻度が低い物は、押入れの奥やクローゼットの上段など、手の届きにくい場所に収納しておくとよいでしょう。
このように物の収納場所を考える際は、使用頻度を基準に決めると利便性も高くなります。日常の動線がスムーズになり、片付けの手間も減らせるでしょう。
不要な物を処分する
「不要」と判断した物の処分は、以下3つの方法が挙げられます。
- フリマアプリやリサイクルショップで売却する
- 友人や知人に譲る
- ゴミとして処分する
フリマアプリを利用する際は、出品期限を決めておくことが大切です。期限を過ぎても売れない場合は、潔く処分することを検討しましょう。
友人や知人に譲る際は、必ず相手の意思を確認しておきます。不要な物を無理に押し付けないよう、十分に配慮することが大切です。
ゴミとして処分する際は、自治体のルールに従いましょう。ゴミの分類方法や出し方などは、各市区町村で異なります。事前に確認しておくとスムーズに処分できます。
保留の荷物を再検討する
「保留」と判断した物をいつまでも持っていると、収納スペースが圧迫されます。必要な物だけを残せるよう、3カ月など一定の期限を設けたうえで、再度必要なのかどうかを検討しましょう。
保留期間になくても困らなかった物は、「不要」と判断して問題ない可能性があります。保留期間を振り返り、思い切って処分してみることも検討してみましょう。
ただし、前述したとおり、断捨離の目的は物を捨てることではありません。捨てたくない物は、無理に処分をする必要がないことも覚えておきましょう。
「保留」とした物の置き場所に困った場合には、一時的な荷物置き場としてトランクルームを利用するのも方法の1つです。
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断捨離をうまく進めるコツ

部屋の片付けが苦手な人でも、断捨離のコツをつかむことでうまく進められます。断捨離のコツとして、以下の点を覚えておくのがおすすめです。
- まずは明らかなゴミから処分する
- 捨てる物の基準を決める
- 少しずつ進める
- 物を処分することを怖がらない
- 始めやすい場所やアイテムから取り掛かる
断捨離をうまく進めるコツをそれぞれ見ていきましょう。
まずは明らかなゴミから処分する
ペットボトル、空き缶など明らかなゴミを処分することから始めるのが、断捨離の第一歩です。日常のゴミをこまめに処分することで、「捨てること」に慣れることができます。レシートや不要なチラシなどつい出しっぱなしになりがちですが、この機会に処分してみましょう。また、家電製品や調理器具などの中で壊れている物などがないかをチェックし、使えない物から処分していくのがおすすめです。
捨てる物の基準を決める
断捨離をスムーズに進めるには、「捨てる物の基準」をあらかじめ決めておくのが効果的です。捨てる物の基準は人それぞれですが、以下のような物は処分の対象としても差し支えないことが多いとされています。
- 1年以上使用していない物
- 壊れている物
- サイズアウトした衣類
基準を設ける際は「使える」ではなく、「実際に使っているか」を軸に考えると、処分する判断がつきやすくなります。
少しずつ進める
前述したように、断捨離を1回ですべて済ませようとすると挫折してしまいうまくいきません。エリアごとに分けて考え、「今週はリビング」「来週はクローゼット」など、大まかなスケジュールを事前に立て計画的に進めることが大切です。
不要な物は1つの段ボールにまとめておくと処分がしやすくなります。
物を処分することを怖がらない
物を処分すると「もったいない」「資源を無駄にしている」「思い出を捨てる」などの罪悪感が芽生えることがあります。不要な物を手放すことは悪いことではなく、住みやすい環境を作るための手段だと考えましょう。
始めやすい場所やアイテムから取り掛かる
断捨離には始めやすい場所やアイテムがあります。初心者でも気軽に始めやすい以下のような場所やアイテムからまずは取り掛かりましょう。
項目 | 断捨離方法 |
---|---|
ポーチ・サイフの中身 | 不要なレシートや化粧品などを定期的に処分する |
カバン・バッグの中身 | 帰宅後、持ち運ぶ必要のない物があれば片付ける |
テーブルの上 | 置きっぱなしにしている書類や雑誌を片付ける |
引き出しの中 | 一段ずつ片付ける |
休日に5分ほど時間をとってポーチやサイフの中身を処分したり、テーブルの上に不要な物は置かないことなどを心がけたりすると、断捨離がスムーズに進みます。
洋服や書類などアイテムごとの断捨離のコツ
断捨離のコツはアイテムごとで異なります。ここでは、以下のようなアイテムの断捨離のコツをご紹介します。
- 洋服・衣類
- 書類
- 食器類
- 文房具類
1つずつ見ていきましょう。
洋服・衣類
洋服や衣類を断捨離する場合、「捨てる基準」として以下を意識しておくのがおすすめです。
- 1年以上着ていない
- ワンシーズン以上着ていない
- 汚れやほつれなどが多い
- デザインが気に入っていない
- サイズが合っていない
もし、高価な服で処分するのがもったいないと感じる場合には、フリマアプリやオークションサイトに出品するのも方法の1つです。
ただし、冠婚葬祭用の服やスーツなどは急に必要になることがあります。あまり着用していないとしても、汚れやほつれなどがなく、サイズも問題ないようであれば、処分には慎重になったほうがよいでしょう。
関連記事:服の断捨離をする際の4ステップとは?断捨離時の注意点も解説
書類
書類を断捨離するコツとして、家の中の書類を集めて分類する作業を行う方法があります。
具体的には以下のように分類するとよいでしょう。
分類 | 例 |
---|---|
処分してはいけない書類 | 年金や保険、住宅関連の書類など |
一定期間は保管しておく書類 | 保証書や領収書など |
すぐに処分してもよい書類 | 不要なチラシやDMなど |
思い出関連の書類 | 年賀状や手紙 |
分類後にそれぞれファイルケースなどに入れ、ラベリングをすれば探しやすくなります。保証書などの一定期間保管しておくと決めた書類については、有効期間や保管期間を忘れずチェックし、必要に応じて処分しましょう。
また、不要なチラシやDMなどは分類後すぐに処分します。断捨離後も、チラシやDMが届いたタイミングですぐに確認する癖をつけると、不要な物が溜まりにくくなります。
なお、年賀状や手紙などの思い出の品は無理して処分する必要はありません。量が多くなり収納場所に入りきらない場合は、データ化やトランクルームの利用を検討しましょう。
食器類
食器を断捨離する際のコツとしては、「使用頻度」を考慮する方法があります。数年間使用していない食器は今後も使う可能性が低い物と考えられます。家族構成が変わることで使用する食器の種類や量も違ってくるため、頃合いをみて断捨離するのがおすすめです。
ただし、処分する際には自分だけで判断せず、家族に了承を得るようにしましょう。
文房具類
シャープペンシルやボールペン、はさみ、セロハンテープなどの文房具は数が増えがちなアイテムです。このような文房具類の断捨離のコツとしては「必要最低数」を決める方法があります。
必要最低数を決めることで、余った物は思い切って処分の対象にしやすくなります。また、断捨離後は「必要最低数以下になったら購入する」といったルールにすると、買いすぎの防止に効果的です。
必要最低数の設定例としては、「家族の人数」「使用頻度」「部屋の数」などがあります。最適な数は人それぞれで異なるため、どのくらいの数が必要なのかよく検討しましょう。
断捨離がうまくできないときの方法

どうしても断捨離がうまくいかない場合には、収納スペースを増やすことも検討しましょう。断捨離をする中で処分する物に迷ったり、処分したくない物が出てきたりした場合は、トランクルームに荷物を収納するのもおすすめです。
トランクルームは自宅の収納スペースの延長として利用できる収納スペースです。自宅に収納しきれなくなった荷物をまとめて収納することができます。
トランクルームを活用することで、大切な物を一時の判断で処分してしまって後悔するということが減らせるかもしれません。
関連記事:トランクルームとは?使い方や選び方、メリットを徹底解説
断捨離にも役立つトランクルームの活用法
ここまで断捨離のコツを解説していきましたが、断捨離をする際にはトランクルームを活用する方法があります。断捨離にも役立つトランクルームの活用法には以下のようなものがあります。
- 保留の荷物の一時置き場にする
- シーズンオフの家電や衣類の収納場所にする
- 思い出の品の置き場にする
トランクルームであれば使用頻度が低い物や、すぐには使わないけれど必要な物の置き場として利用でき、自宅の収納スペースもスッキリとさせることができます。断捨離をすべきか悩む荷物は、ひとまずトランクルームに収納するのもおすすめです。
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断捨離をリバウンドさせないコツ

せっかく断捨離をしたのにもかかわらず、時間の経過とともに物が増えてしまい、リバウンドしてしまったというケースも少なくありません。
その原因の多くは、物を増やさない仕組みができていなかったり、収納方法が自分に合っていなかったりすることにあります。
断捨離をリバウンドさせないためには、以下4つのコツを実践すると効果的です。
- 物を買う前に必要かどうか考える
- 1つ物を買ったら1つ物を手放すようにする
- 定期的に断捨離をする
- 物の定位置を決める
それぞれのコツについて、詳しく見ていきましょう。
物を買う前に必要かどうか考える
物を買う際には、まず「本当に必要か」「どうして必要なのか」をしっかり考えます。単なる欲求や一時的な流行に流されず、冷静に判断することが大切です。
購入する理由が明確な物は、長く使い続けることができ、「不要」になりにくいといえるでしょう。反対に、購入する理由が「流行っているから」「なんとなく欲しいと思った」といったものだと、使用する機会が訪れず、結果的に「不要」な物になりやすい傾向があります。
買う前に必要性を考えることは、衝動買いの防止になり、断捨離のリバウンド対策につながります。
1つ物を買ったら1つ物を手放すようにする
1つ物を買ったら1つ物を手放すようにすると、常に物の量を一定に保てるようになります。無理に物を処分する必要はありませんが、物の量を維持することは断捨離のリバウンド対策に効果があります。
手放す物を判断する際には、「今の自分」に必要かどうかを軸に考えるとよいでしょう。「過去に使っていたから」「いつか使うかもしれないから」といった理由で手元に残し続けることは、物が増え続ける原因になりかねません。
買うことと手放すことをセットにする習慣を身につけると、断捨離後のスッキリした状態を無理なくキープできるでしょう。
定期的に断捨離をする
いくら意識をしていても、時間の経過とともに物は増えていきがちです。また、ライフスタイルの変化によって、以前は必要だった物が不要な物に変わることもあるでしょう。
断捨離は1回やって終わりではありません。暮らしやすい空間を維持するためにも、半年〜1年に1回程度、定期的に行うことをおすすめします。
断捨離を繰り返すことで、家の中の物は徐々に整理されるため、回数を重ねるごとに負担も軽減される傾向にあります。
物の定位置を決める
断捨離をリバウンドさせないためには、物の定位置を決めておくことも大切です。
物の定位置を決めておくと、何がどこにあるのかを把握できます。「同じ物を買ってしまった」という重複購入を防止でき、断捨離後のスッキリした部屋をキープしやすくなる効果も期待できます。
定位置を決めたあとは、使ったあとに必ず定位置に戻す習慣を意識しましょう。習慣化するまでは少し面倒に感じるかもしれませんが、繰り返すことで定位置に戻すことが当たり前になり、整理された状態を保てるようになります。
断捨離ができない理由
ここからは断捨離がうまくできない理由について見ていきましょう。断捨離ができない理由には以下のようなものが挙げられます。
- 捨てる作業が面倒に感じてしまう
- 思い出があり手放せない
- 処分するのがもったいないと感じてしまう
- いつか使う機会があるのではないかと思ってしまう
- 捨てるのに罪悪感を抱いてしまう
それぞれ詳しく見ていきましょう。
捨てる作業が面倒に感じてしまう
断捨離は必要な物と不要な物を分類し、不要な物だけを捨てる作業です。時間と労力がかかる作業のため、面倒に感じてしまう場合もあります。スケジュールを立てても先送りにするなど、やる気がどうしても出ないことがあるかもしれません。
一度に部屋中の断捨離を行うのではなく、少しずつ作業をするという意識を持つことで取り組みやすくなります。また、必要か不要か迷う場合には保留として一旦取っておくという選択もできます。あまり気負いせずにまずは取り組んでみることが作業を進めるコツの1つです。
思い出があり手放せない
大切な人からのプレゼントや記念品など、思い出がある物は手放しづらいものです。もちろん大切な物は無理に手放す必要はありませんが、あまり量が多いと収納スペースを圧迫してしまいます。
手放しづらい物を厳選し、残すかどうかを定期的に判断することも大切です。「年賀状の保管期間は5年間とする」「使っていないプレゼントは2年で処分する」など、ルールを設定すると処分しやすくなります。
処分するのがもったいないと感じてしまう
処分することがもったいないという意識が働くと断捨離がうまくできません。もったいないと思う理由は「まだ使える」「購入金額が高かった」など人によってさまざまです。
しかし、もったいないからといって物を溜め込んでしまうと、部屋の片付けはなかなか進みません。物を大事にする気持ちも大切ですが、必要か不要かで判断すると断捨離が進みやすくなります。
いつか使う機会があるのではないかと思ってしまう
「現在は使用していなくても、いつか使う機会がくるのでは」と物をしまっておいて、何年も使用しない人は断捨離がうまく進みません。
使う機会がくるかもしれないと思う物は保留としてまとめて置いておき、「2年以上使用しなければ処分する」といったルールを設けることも大切です。次に必要になった時にまた購入すればよいと気楽に考えることも、断捨離を進めやすくするポイントです。
また、保留とした物の置き場所に困った場合は、トランクルームなどを利用するのも1つの方法です。
捨てるのに罪悪感を抱いてしまう
物を捨てることに対して罪悪感を抱くのも断捨離できない理由の1つです。「お金を払って買った物を捨てるのは、お金を捨てているような気になってしまう」「プレゼントしてくれた人に申し訳ない」「家族から受け継いだ物だから悪い」「資源を無駄にしている」など罪悪感を抱いてしまう理由はさまざまです。
断捨離によって収納スペースが広がる、部屋がスッキリするといったメリットを意識すれば、作業に取り組みやすくなります。
断捨離ができない人の特徴

断捨離ができない人の特徴として、以下のようなものが挙げられます。
- 依存心が強い
- 自己評価・自己肯定感が低い
- 執着心が強い
- 心が満たされていない
- 心が繊細
それぞれの特徴を見ていきましょう。
依存心が強い
人や物に対する依存心が強い人は断捨離ができない傾向にあると言われています。物を捨てることで、自分の一部を失うような感覚を抱いている可能性があります。
しかし、物を捨てても自分自身を失うことにはなりません。荷物の多さにより、収納スペースを圧迫して生活に支障を来している場合には、思い切って処分することが大切です。
一方で過度な断捨離は「断捨離依存症」と呼ばれ、必要な物まで捨ててしまう場合があります。必要な物まで無理に捨てる必要はありません。部屋をスッキリさせたい場合は、使用頻度の低い物をトランクルームに収納するなどの方法もあります。
自己評価・自己肯定感が低い
自己肯定感とは、他人と比較することなく「ありのまま」の自分自身を肯定する力のことを言います。
自己評価や自己肯定感が低いと、衣服やアクセサリー類といった物を所持することで自身の付加価値を上げようとすることがあります。その結果、物を捨てられず断捨離が進まないというケースも見られます。
まずは自己評価や自己肯定感を上げるために、夢中になれる趣味などを見つけることが大切です。物で自身の価値を補おうとする気持ちが解消されるかもしれません。
執着心が強い
物に対する執着心が強い人は断捨離がうまくいかないことがあります。物と思い出を強く結びつける傾向があり、手放すことで「思い出を捨てる」という意識が働くため処分に踏み切れないのかもしれません。
物を手放すことに恐怖心を感じている場合があるため、「どうして手放したくないのか」を自分自身に深く問いかけてみるのも方法の1つです。
心が満たされていない
心が満たされていないと感じている場合、物を購入することで「満たされていない心を埋めようとする」人もいます。不満を解消するために、衝動買いをしてしまうこともあるでしょう。
もし心が満たされていない状態で無理に断捨離をした場合、再び物を購入してしまう悪循環に陥る可能性もあります。購入する前に、心を満たすために購入しようとしていないか、また、他の方法で心を満たすことはできないかを考えてみるとよいかも知れません。
心が繊細
繊細な心の人は断捨離がうまくいかないことがあります。購入したときの思い出や感情、プレゼントをしてくれた人の気持ちを考慮しすぎて物を処分できなくなります。
このように心が繊細である場合は、物を捨てることへの苦手意識が強い可能性があります。断捨離にはメリットや効果もありますので、よいイメージをもって進めてみると取り組みやすくなります。
断捨離のメリット・効果
断捨離のメリットや効果は以下のようなものが挙げられます。
- 掃除がしやすくなる
- 節約につながる
- 収納スペースに余裕ができる
- 決断力や判断力が上がる
- 気分がスッキリする
それぞれのメリットや効果を具体的に見ていきましょう。
掃除がしやすくなる

物が減ることで掃除がしやすくなる点は、断捨離によるメリットの1つです。例えば、床の物が減ればその分掃除機もかけやすくなり、掃除の時間も減らせるかもしれません。
ロボット掃除機を使用する場合にも、障害物が減れば今まで以上にスムーズに作業できるようになり、物が減ると整理整頓しやすいでしょう。
節約につながる
断捨離は必要な物と不要な物を精査する作業です。断捨離を定期的に行いながら生活することで、無駄な買い物が減り節約につながることもあります。
また、不要な物をフリマアプリやリサイクルショップで売却する方法もおすすめです。
収納スペースに余裕ができる
断捨離で物が減ると、クローゼットや押入れといった収納スペースにも余裕が生まれやすくなります。収納スペースに余裕があればその分通気性もよくなるため、湿気、防虫対策の効果が増すことも期待できます。
また、物を少なくし部屋の中に余白を作ると、スッキリとした印象につながりやすいです。断捨離をしたあとに、より部屋をスッキリさせたい場合には、必要ではあるものの使用頻度の低い物をトランクルームなどに収納するという方法もあります。
決断力や判断力が上がる
物を取捨選択する作業には、決断力や判断力を伴います。
断捨離にトライすることで決断力や判断力が今まで以上に身につくかもしれません。断捨離を通して自分に必要な物を考えることが、結果的に自分自身を変化させるきっかけとなることもあります。
気分がスッキリする
断捨離により不要な物を処分することで、部屋だけでなく自分自身の気分もスッキリする効果が期待できます。物が散乱している部屋では、疲れが取れにくく集中力が低下することもあります。
物を少なくして部屋をキレイに保つことで、心身ともに健やかに過ごしやすくなるでしょう。
断捨離のコツをつかんで、心もお部屋もスッキリさせよう
ここまで、断捨離の手順やコツ、断捨離ができない理由や断捨離できない人の特徴、メリット・効果を解説してきました。断捨離は一気に済ませようとせずに、計画的に少しずつ進めることが大切です。
断捨離の目的は、物を捨てることではありません。物への執着を無くし、身軽で快適な生活を手にいれることが目的です。断捨離をする際は、今の自分にとって、必要か不必要かを基準に判断しましょう。
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