カーペットの収納方法は?便利な収納アイテムや注意点を解説
冬に活躍するカーペットですが、収納方法にお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、カーペットを収納する前に必要なお手入れや収納方法、注意点を解説します。
カーペットの収納でお悩みの方は、是非参考にしてください。
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カーペットを収納する前に必要なお手入れ
冬に使ったカーペットはホコリや汚れが付着しています。カーペットを収納する前には必ず以下のようなお手入れをしましょう。
- 陰干しし、湿気やゴミを取る
- 掃除機をかける
- 汚れがひどい時は水拭き
- 表面を内側にして丸める
- ハトロン紙で包む
カーペットを収納する前にすべきことを、それぞれ詳しく解説します。
陰干しし、湿気やゴミを取る
カーペットやラグに湿気やゴミが残っていると、カビやダニが発生する原因になります。収納前には湿気やゴミを取り除くようにしましょう。
物干し竿で干す場合には、カーペットを裏面にして風通しの良い場所で数時間陰干しします。直射日光が当たると表面が劣化しやすいため、裏返して干すのがポイントです。
カーペットが乾いたら、裏面から布団たたきで軽く叩いてホコリやゴミを落とします。
掃除機をかける
カーペットの細かな汚れを掃除機を使って吸い取りましょう。片面だけでなくカーペットの両面ともに掃除機をかけることが大切です。
掃除機をかける際には、毛足側は毛並みを起こすように縦・横・斜め方向に、裏面はまんべんなく丁寧にかけます。
よりキレイに保ちたい方は、カーペット掃除に特化した掃除機を導入するのも手です。
汚れがひどい時は水拭き
カーペットは洗濯できないことが多いので、シミなどのひどい汚れは水拭きするのがおすすめです。薄めた洗濯用洗剤にキレイな雑巾やスポンジを浸して絞ってから、カーペットの汚れている箇所を拭き取ります。
汚れを拭き取ったら、水で濡らした雑巾で洗剤を拭き取ります。水拭き後には風通しの良い場所で陰干しするのを忘れないようにしましょう。
表面を内側にして丸める
カーペットは一般的に丸めてから収納します。丸める場合にはカーペットの毛並みがある表面を内側にするのがポイントです。
表面を外側にして収納すると、カーペットが痛む可能性があります。また、中央に芯を入れてから丸めた場合は縦置きできますが、入れていない場合には型崩れや転倒防止のために横にして収納するのが望ましいです。
ハトロン紙で包む
ハトロン紙とは「クラフト紙」とも呼ばれるもので、強度が高く片面にツヤがあるのが特徴です。ハトロン紙は通気性がよく、カーペットを包むことで表面を汚れから守ってくれます。
ハトロン紙はホームセンターなどで購入することができますが、用意できない場合には古いシーツなどで代用してもOKです。ハトロン紙に包んだカーペットは、風通しのよい場所に立てて収納しましょう。
カーペットの収納方法
カーペットは収納方法によっては痛んだりカビが発生する可能性があります。カーペットをできるだけキレイな状態で収納する方法は以下の3つになります。
- 巻いて立てる収納が基本
- 風通しの良い場所で収納
- ホットカーペットは折り畳んで収納
カーペットを収納する方法をそれぞれ見ていきましょう。
巻いて立てる収納が基本
カーペットは折り畳まずに、毛並みがある表面を内側にして巻いて収納するのが基本です。カーペットを折り畳んで収納するとシワがつき、次に使うときに平にして敷きにくくなります。
ハトロン紙で包んだカーペットや芯を入れたカーペットは立てて収納します。ただし、ハトロン紙や芯を使用しない場合には、立てると型崩れや転倒の恐れがあるため、巻いた状態で横にして収納しましょう。
風通しの良い場所で収納
カーペットは湿気が大敵です。丸めたカーペットは風通しがよい乾燥した場所に収納することが大切です。
カーペットはクローゼットや押入れに収納することが多いですが、湿気がこもりやすい場所なので、除湿剤などを設置して湿気対策をしましょう。
ホットカーペットは折り畳んで収納
通常のカーペットとは異なり、ホットカーペットは折り畳んで収納することを推奨している製品が多いです。畳み方も製品によって変わるので、必ず取扱説明書を確認しましょう。
ホットカーペットを畳む前に、掃除機で汚れやホコリを落とし、「高温モード」などにして湿気を取り除きます。ホットカーペットの温度が下がったら折り畳み、段ボールやポリ袋に入れて収納しましょう。
カーペットの収納アイテム|除湿剤・すのこ・新聞紙
カーペットは湿気に弱いため、湿気対策が必須です。収納時には以下のようなアイテムを用意してみましょう。
- 除湿剤・すのこ
- 新聞紙
アイテム別に特徴や使い方をご紹介します。
除湿剤・すのこ
カーペットを収納するクローゼットや押入れに除湿剤を設置しましょう。
湿気は地面に近い場所に溜まりやすい性質があるので、床に除湿剤を置くと効果的です。また、すのこを敷いてカーペットの直置きを避けるのも湿気対策として有効です。
新聞紙
新聞紙をカーペットに挟んでから巻くことで、カーペット内の水分を吸収してくれます。新聞紙の吸水性は次第になくなってくるので、定期的に交換することが大切です。
カーペットの収納の注意点
カーペットを収納する場合には、以下のような点に気を付けて収納するとよいでしょう。
- 洗濯表示を確認
- しっかりと乾かして収納
- 圧縮して収納はNG
- 定期的な陰干しを実施する
カーペットを収納する際の注意点をそれぞれご紹介します。
洗濯表示を確認
基本的にカーペットは洗濯できないものがほとんどです。カーペットが洗濯・水洗い可能かはカーペットに付いている品質表示タグの洗濯表示を確認しましょう。
洗濯NGのカーペットを洗ってしまうと、縮んでシワになったりラテック(ゴム)の剥離による粉の発生が起こるので注意しましょう。
しっかりと乾かして収納
前述した通りカーペットは湿気に弱く、水分が残ったまま収納するとカビやダニが発生する原因になります。晴れた日に陰干しし、湿気が高くなる日没前には取り込むようにしましょう。
ホットカーペットの場合には、「高温モード」や「ダニ退治モード」などを使って乾燥させてから収納するのがポイントです。
圧縮して収納はNG
カーペット、ホットカーペットを収納する際に布団圧縮袋を使用するのは避けましょう。畳んで圧縮すると、シワや傷み、毛が抜ける原因になります。
また、ホットカーペットの場合は圧縮することで内部のヒーターが脱線する恐れがあります。圧縮して収納する方法はカーペット類に向かないとよく理解しておきましょう。
定期的な陰干しを実施する
長期間カーペットを収納したままにしておくと、湿気がこもってカビが発生する原因になります。少なくとも1年に1回は収納場所から取り出し、風通しのよい屋外で陰干ししましょう。
カーペットを適切に収納して長持ちさせましょう
ここまで、カーペットを収納する前に必要なお手入れや収納方法、注意点を解説してきました。カーペットの収納方法を適切に行わないと、型崩れやカビが発生してしまいます。
自宅でカーペットを収納する環境を整えるのが難しい場合は、トランクルームの利用を検討してみるのはいかがでしょうか。トランクルームとは自宅の収納の延長として利用できる収納スペースで、主に屋内型と屋外型の2種類があります。
カーペットの収納には、空調設備が備わっているものもある「屋内型トランクルーム」の方が向いている場合が多いとされています。カーペットの収納方法は、その収納環境を吟味した上で選択するようにしましょう。
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監修
エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄
2020年8月 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年5月 整理収納アドバイザー1級 取得
子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納の知識とトランクルームを掛け合わせ、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。