トランクルーム

引っ越し時のトランクルーム活用法!利用メリットや注意点も解説

トランクルーム 引っ越し

トランクルームは荷物の収納スペースとして利用できるサービスですが、引っ越し時にもトランクルームを活用できることをご存知でしょうか。

この記事では、引っ越し時のトランクルーム活用法やメリット、トランクルームが活躍する場面、注意点を詳しく解説します。引っ越しを控えている方は、トランクルームを是非検討してみてください。

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トランクルームとは

トランクルームとは、荷物を収納しておくことができるスペースを貸し出すサービスです。一部例外を除いて365日24時間利用できる店舗も多いため、第2の収納スペースとして活用できます。

一般的には収納スペースとして利用されることが多いですが、引っ越し時の一時的な荷物の置き場としても利用することができます。トランクルームには基本的に最低利用期間が定められているものの、1〜2ヶ月などの短期でレンタルすることも可能な場合があります。

また、トランクルームを利用する方は増加しており、今やファミリーレストランの店舗数を超えるまで拡大しているといわれています。

関連記事:トランクルームとは?使い方や選び方、メリットを徹底解説

トランクルームの料金相場

前述した通り、トランクルームは引っ越し時に活用することができます。まずは料金相場をみていきましょう。

例えば、引っ越しで2ヶ月間荷物を入れた場合の料金をシミュレーションしてみましょう。以下はハローストレージが提供する、東京都板橋区にあるトランクルームを借りた場合の料金です。

タイプ幅・奥行き・高さ(cm)月額料金月額管理費2ヶ月の料金
1.5帖(1階)104×220×22613,700円2,200円31,800円
2帖(1階)132×220×22618,500円2,200円41,400円
3帖(1階)179×220×22626,000円2,200円56,400円
4帖(1階)272×220×22634,600円2,200円73,600円
※2023年8月時点

東京都板橋区にあるハローストレージのトランクルームは、空調設備やセキュリティのしっかりした屋内型のトランクルームです。1.5帖タイプであれば2ヶ月間借りたとしても31,800円でレンタルすることができます。

トランクルームはサイズや設置されている場所、時期、設備によって価格が異なるため、利用する前によく確認しておきましょう。

関連記事:トランクルームの料金相場は?料金を安く抑える5つのポイントも解説

引っ越し時の荷物の一時収納先

引っ越し時、一時的に荷物を収納しておきたいというケースは少なくありません。そんな時には以下のような収納場所を利用するのが一般的です。

  • 引っ越し業者
  • トランクルーム

一時収納先の特徴をそれぞれ見ていきましょう。

引っ越し業者

引っ越し業者によっては引っ越し時の荷物を一時的に預かってくれるサービスを提供しているところもあります。ただし、すべての引っ越し業者が対応しているわけではなく、長期間預かってもらう場合には有料なことがほとんどです。

また、新居の住所が決まっていないと利用できなかったり、荷物を取り出したい場合には追加料金が発生してしまう場合もあるので注意しましょう。

関連記事:引っ越し時の荷物預かりサースとは?料金相場や利用シーンを紹介

トランクルーム

トランクルームは大きく分けて「屋内型」「屋外型」があり、料金は月額制であるのが一般的です。一部例外を除いて365日24時間利用できる店舗が多く、荷物の出し入れも好きなタイミングで行いやすくなっています。

新居の住所が決まっていない引っ越しや一時的な転勤・留学といった場合でも、トランクルームであれば家具や家電などの家財道具を収納しておくことができます。

トランクルームを引っ越し時に利用するメリット

トランクルームを引っ越し時に利用することで、以下のようなメリットがあります。

  • 荷物の出し入れは好きなタイミングで可能
  • 長期契約も可能
  • 空調設備のある物件もある

それぞれのメリットを詳しくご紹介します。

荷物の出し入れは好きなタイミングで可能

前述した通り、トランクルームは一部例外を除いて365日24時間利用できる店舗が多く、荷物の出し入れを自分の好きなタイミングで行いやすくなっています。荷物の出し入れには料金が発生しないので、追加で収納したい荷物があっても安心です。

荷造り中に増えてきた荷物やダンボールを順に収納していけば、荷造り中も部屋をスッキリした状態に保つことができます。また、一旦収納した荷物でも必要になった時にすぐに取り出せるので、気兼ねなくトランクルームに収納できるのもメリットです。

長期契約も可能

トランクルームは最低利用期間はあるものの、月額制であることが多く、ほとんどのトランクルームで長期契約が可能です。新居がすぐに決まらず引っ越し期間が長期間に及んでしまった場合でも、家財道具置き場として利用できるというメリットがあります。

また、引っ越し後すぐに使用しないオフシーズンの衣類や家電をそのまま収納しておくことで、第2の収納スペースのように使用することも可能です。

空調設備のある物件もある

屋内型トランクルームには空調設備が整っている物件もあります。空調設備のある屋内型トランクルームは、衣類や書類、家電などの温度変化や湿気に弱い荷物の収納にも向いている場合が多いです。

トランクルームを選ぶ際には、空調設備の有無もチェックしておきましょう。

関連記事:屋内トランクルームの特徴は?メリット・デメリットや料金相場を解説

引っ越し時にトランクルームが活躍する場面

屋外型トランクルーム

引っ越し時において、トランクルームが活躍する場面は多くあります。具体的には以下のような場合にトランクルームが活躍します。

  • 引っ越しの搬出から入居日まで日数が空く場合
  • 引っ越し前の作業中でも生活スペースを確保したい場合
  • 一時的な転勤・留学の場合

それぞれ詳しく見ていきましょう。

引っ越しの搬出から入居日まで日数が空く場合

引っ越しでは必ずしも「旧居から荷物を搬出する日」と「入居日」が同じになるとは限りません。トランクルームは、搬出日から入居日まで日数が空いた場合の一時的な荷物置き場として利用できます。

引っ越しの繁忙期は3月から4月、9月といわれています。場合によっては希望日に引っ越しができないことも少なくありません。

そういった場面でトランクルームを利用すれば、荷物を一時的に収納でき、入居日に新居へ移動させるという使い方が可能です。

引っ越し前の作業中でも生活スペースを確保したい場合

引っ越しの準備をしているとダンボールがあふれてしまい、生活スペースを圧迫してしまうことがあります。荷物を入れたダンボールの収納場所としてトランクルームを活用することで、退去日までの生活スペースを確保することができます。

また、トランクルームであれば収納した後に必要なものがあった場合でもすぐに取り出すことができます。

一時的な転勤・留学の場合

転勤や留学をする際にもトランクルームは活躍します。例えば、転勤先の住居に家具や家電が揃っていて、現在使っているものを持っていかなくてもよいこともあります。

一時的な転勤であれば、転勤期間中の家具や家電の置き場としてトランクルームを利用するというのも1つの手でしょう。

また、留学においては使用しない部屋の家賃を毎月支払うよりも、トランクルームを借りて荷物を一時的に収納しておいたほうが月々のコストを抑えられる可能性があります。

引っ越し時にトランクルームを利用する際の注意点

ここでは、引っ越しにトランクルームを利用する際の注意点を7つご紹介します。

荷物の劣化

トランクルームに温度変化や湿気に弱い荷物を置く場合は、空調設備が備わっている屋内型のトランクルームがおすすめです。しかし屋内型のトランクルームでも空調設備が備わっていないものもあるため注意が必要です。

温度変化や湿気に弱い荷物には、衣類や書類、寝具類、家電製品などがあります。

セキュリティ設備

防犯設備が整っているトランクルームを選ぶことも重要です。監視カメラの設置やセキュリティカードでの入館制限、定期的な巡回警備などを行なっている運営会社もあります。

また、火災、破裂、爆発、盗難の保険が付帯されるトランクルームもあります。防犯設備に加え、保険の補償内容も考慮しながら、自分に適したトランクルームを選びましょう。

関連記事:トランクルームのセキュリティ対策とは?自分でできる対策法もご紹介

トランクルームの広さ

トランクルームの広さは、搬入する荷物の量を考慮しましょう。例えば100サイズのダンボールの場合、どのくらい収納できるかの目安を見てみましょう。

ダンボールの100サイズの大きさは、43.0cm×32.0cm×25.0cmが一般的です。

項目0.5帖未満1帖1.5帖~2帖3帖
段ボールの個数約20個未満約50個約100~130個約200個

0.5帖未満のトランクルームは小さい荷物を置くのに適しており、大型家電などを収納する場合には適していません。1帖のトランクルームでは、小さな荷物だけでなくテレビやアウトドア用品などの収納も可能です。1.5帖〜2帖のトランクルームになると冷蔵庫や洗濯機などの大型家電や家具などが収納できます。

ワンルームや1Kにお住まいの1人暮らしの場合には0.5帖〜1.5帖のトランクルーム、2Kや2LDKにお住まいの場合には1帖〜2帖のトランクルーム、3人以上でお住まいの方は3帖以上のトランクルームを利用するのが一般的です。

ただし、サイズはあくまで目安のため、1人暮らしであっても荷物の量によってトランクルームの広さを判断しましょう。

間口の広さ

トランクルームの間口の広さにも気を付けましょう。間口が狭い場合、入れたい荷物がトランクルームに入らない可能性があります。

トランクルームを下見する際には何を搬入するのかを明確にしてから、間口の広さをチェックするようにしましょう。

アクセスの良さ

アクセスの良さも重要なポイントです。現在の住居に近いトランクルームを借りることで、引っ越しまでの荷物を手軽に管理することができます。一方で、転居先に移るまで荷物に触らないという場合は、転居先に近いトランクルームが最適です。

また、駐車スペースやエレベーターの有無を確認しておくことで、荷物の運搬を円滑に済ませることができます。トランクルームによっては荷物を運搬してくれるオプションサービスがある場合もあります。

利用料金

当然ですが、契約前に料金も確認しておきましょう。借りる期間を定め、立地を決めた後は初期費用、荷物の運搬費用、月額費用を事前に把握しておきましょう。

申し込みから利用開始までの期間

トランクルームを借りる際は、申し込みのタイミングにも注意する必要があります。トランクルームの運営会社によっては、申し込みから利用可能日まで時間がかかる場合もあります。

契約をする前に、申込み何日後から利用が可能になるかを確認しておきましょう。

引っ越し時にはトランクルームを上手に活用しよう

ここまで、引っ越し時のトランクルーム活用法やメリット、トランクルームが活躍する場面、注意点を詳しく解説してきました。トランクルームは引っ越しにおいて、入居日と搬出日が合わない時などの一時的な家財道具置き場として活躍します。

引っ越しの荷物の置き場所に悩んでいる方は、トランクルームの利用も検討してみてください。

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監修

小川真澄さん

エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄

2020年8月 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年5月 整理収納アドバイザー1級 取得

子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納の知識とトランクルームを掛け合わせ、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。

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