セルフストレージとは?アメリカと日本の市場規模や活用メリットを解説
「セルフストレージ」という言葉は聞いたことはあるけれど、実際にどういったサービスなのか具体的に分からないという方は多いのではないでしょうか。
この記事では、セルフストレージとはどういったサービスか、トランクルームとの違い、セルフストレージとトランクルームの市場規模、セルフストレージを活用するメリットを解説します。
セルフストレージやトランクルームを利用しようとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
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セルフストレージとは
セルフストレージとはアメリカ発祥のサービスであり、個人や家庭単位の収納スペースのことを言います。日本においてのセルフストレージは、個人や会社向けの収納スペースに関する全般的なサービスとして使われるのが一般的です。
ここからは、より具体的に以下の2つの項目について、詳しく解説します。
- セルフストレージを利用する理由
- トランクルームとの違い
それぞれについて見ていきましょう。
セルフストレージを利用する理由
セルフストレージを利用する理由はさまざまです。引っ越しの際の荷物置き場、大掛かりなリフォームなどの一時的なニーズ、長期旅行や留学・海外赴任、形見の収納など、幅広い理由で利用されています。
また、日本よりアメリカでは普及率が高く、その要因として都市部の居住スペースの狭小が挙げられます。
トランクルームとの違い
セルフストレージは、日本においては「トランクルーム」や「貸倉庫」などと呼ばれます。セルフストレージとトランクルームは似たようなサービスという認識で良いでしょう。
トランクルームは自宅の収納スペースの延長として利用できるサービスです。自宅に入りきらない荷物や、使用時期が限られている荷物などの収納に特におすすめです。
屋内型トランクルームは空調設備のある物件もありますので、紙類や衣類などデリケートな荷物の収納にも向いている場合が多いでしょう。
普段使わない荷物や家具も一緒に収納できるので、自宅の収納スペースをスッキリさせることができます。
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関連記事:トランクルームとは?使い方や選び方、メリットを徹底解説
アメリカと日本での市場規模
アメリカと日本共にセルフストレージの市場は拡大傾向にあり、今後も上昇するとされています。セルフストレージの市場規模について、以下の2つについて見ていきましょう。
- アメリカのセルフストレージ市場規模
- 日本のトランクルームの市場規模
それぞれ詳しく解説します。
アメリカのセルフストレージ市場規模
Mordor Intelligenceの調査によると、アメリカのセルフストレージ市場規模は、2024年で443億7,000万米ドルと推定されており、2029年までには498億8,000万米ドルに達すると予想されています(※)。この成長予測を見る限り、市場規模が拡大傾向であることが分かります。
アメリカのセルフストレージの市場規模拡大の背景には、都市化の発展による住宅価格の上昇が関係しています。住宅価格を抑えるために居住スペースを狭くし、荷物はセルフストレージに収納するという方が増えていると推測できます。
(※)2024年2月時点の情報となります
参照:Mordor Intelligence「米国のセルフストレージ市場規模と市場規模株式分析 – 成長傾向と成長傾向予測 (2024~2029年) 」
日本のトランクルームの市場規模
日本におけるトランクルームの市場規模は、年々右肩上がりで上昇しています。ハローストレージを運営しているエリアリンクの調査によると、2022年の国内のトランクルーム市場規模は、売上高で前年比6.0%増の747億円でした。今後も市場規模は拡大傾向であり、年4〜5%程度の伸びが予想され、2030年には2022年の1.5倍となる1,123億円まで拡大すると見込まれています。
日本のトランクルーム市場拡大の要因の1つとして、在宅ワークの増加で自宅にいる時間が長くなったことが挙げられます。自宅に長くいることから、自宅の荷物の整理整頓をしたい、より快適な環境で過ごしたいといった思いから需要が高まったと考えられています。
参照:エリアリンク「トランクルーム市場の現状と2030年までの成長を予測した2023年版 国内トランクルーム市場調査を実施」
セルフストレージを活用するメリット
セルフストレージを活用するメリットには以下のようなものがあります。
- 収納場所が増える
- 季節物の収納に最適
- 収納環境が良い物件もある
- プライベートな収納空間を確保できる
- 思い出の品を捨てずに済む
- 気軽に利用できる
それぞれのメリットを見ていきましょう。
収納場所が増える
セルフストレージに荷物を収納することで、自宅以外にも収納場所ができます。アパートやマンションなどによっては、収納スペースが限られており、居住スペースにも物を置く必要があることも少なくありません。セルフストレージを利用することで、収納場所を自宅以外に設けることができ、自宅の居住スペースに余裕を持たせることができます。
季節物の収納に最適
セルフストレージでの収納に向いているのが「季節物」です。季節物の荷物には衣類や寝具、家具、家電、飾り人形、スポーツ用品、趣味の物などがあります。季節物は使用期間が短く、自宅に収納する期間が長くなる荷物です。そういった季節物をセルフストレージに収納しておくことで、家の中がスッキリと片付きます。
収納環境が良い物件もある
日本の住宅は湿気がこもりやすく、クローゼットや押入れなどに荷物を入れているとカビが発生することも少なくありません。セルフストレージの中には屋内型もあり、空調設備や除湿設備が備わっている物件もあります。そういった設備が整っている収納環境の良いトランクルームなら、温度変化や湿度に弱いデリケートな荷物の収納にも向いている場合が多いとされています。
プライベートな収納空間を確保できる
セルフストレージはプライベートな収納空間です。個人で借りることが可能なので、家族やパートナーの目を気にせずに荷物を収納しておけます。複数の人と同居している場合には、収納場所もシェアしなければならず、個人の収納スペースは限られてしまいます。誰にも気兼ねすることなく、趣味の物などを自由に収納しておけるのもセルフストレージの大きなメリットです。
思い出の品を捨てずに済む
思い出の品は処分するのに悩む荷物です。アルバムや小さな頃の賞状、大切な人からのプレゼントや記念品、家族の遺品や形見などは収納スペースを取ってしまいます。捨てたくはないけれど収納スペースの点で悩んでいるという人も、セルフストレージを利用することで思い出の品を大切に持ち続けることができます。
気軽に利用できる
セルフストレージは居住用のスペースではないため、月々のレンタル費用も一般住宅の家賃と比較すると抑えやすい傾向があります。自宅の収納スペースが足りない場合、引っ越しを検討する人も少なくはありませんが、家賃や引っ越しの費用を考えると簡単に行えないのも実情です。
その点、セルフストレージは自宅の引っ越しと比較すれば費用の面でも気軽に利用しやすいでしょう。
セルフストレージ(トランクルーム)を利用して収納スペースを広げよう
ここまで、セルフストレージはどういったサービスか、トランクルームとの違い、セルフストレージとトランクルームの市場規模、セルフストレージを活用するメリットを解説してきました。セルフストレージやトランクルームの市場規模は年々上昇しており、この先も拡大傾向にあります。
自宅の収納スペースだけでは足りない、収納スペースが狭いなどの場合にはトランクルームの利用を検討してみてください。
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監修
エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄
2020年8月 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年5月 整理収納アドバイザー1級 取得
子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納の知識とトランクルームを掛け合わせ、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。