衣替え時の荷物を収納するコツは?収納する際の注意点や収納場所も解説
衣替えの季節になると、荷物の整理にお困りの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、衣替え時の荷物を収納する際のコツや注意点、収納場所を解説します。
衣替え時、荷物の収納にお悩みの方は是非参考にしてください。
衣替え時に収納する荷物
衣替えとは、季節の推移に合わせて衣類等を変えることで、一般的には、6月1日と10月1日が衣替えの日とされています。衣替え時、クローゼットなどに収納する荷物には以下のようなものがあります。
6月1日 | 冬物から夏物へ | コート、ジャケット、セーター、冬物のパンツ・スカート ブーツ、ニット帽、手袋、マフラー など |
10月1日 | 夏物から冬物へ | 半袖のシャツ、サンダル、麦わら帽子 など |
衣替え時に荷物を収納する前にやるべきこと
衣替え時には荷物を入れ替える前に、以下のことを済ませておきましょう。
- 荷物の取捨選択
- 荷物のお手入れ
衣類を収納する前にやるべきことをご紹介します。
荷物の取捨選択
衣類は増えていく傾向にあるものです。衣類が増え、収納スペースを圧迫することも珍しくありません。
来シーズンにも使用する荷物なのかを衣替えをする前に決めておくとよいでしょう。荷物を
取捨選択をする場合には、以下のような捨てるルールを決めておくと捨てやすくなります。
- 今シーズンに一度も着なかった服
- 1年以上着ているインナーやルームウェア
- 2年間着なかったアウター
衣替えの前に荷物の量を減らすことで、収納の手間が減るだけでなく、収納スペースも広がります。
荷物のお手入れ
来シーズンも使用する予定の荷物は、収納する前に綺麗にしておきましょう。衣類であれば洗濯またはクリーニングに出すとよいでしょう。
衣類は一度でも袖を通すと目に見えない汗や汚れが付着し、悪臭やカビの原因になることがあります。
衣替え時に荷物を収納する際の注意点
衣替えのように、衣類等の荷物を長期保管する際には以下のような注意点があります。
- 虫食い対策をする
- 詰め込みすぎない
- クリーニングのカバーを外す
- 適切な方法で収納する
それぞれの注意点を解説していきます。
虫食い対策をする
衣類等を長期保管する場合には虫食い対策を行いましょう。虫食い対策として、クローゼットや押入れの小まめな換気や掃除が重要になります。
また、防虫剤も効果的です。ただし、防虫剤から出るガスは空気より重く下に溜まりやすいので、衣類の上に置くとよいでしょう。
詰め込みすぎない
衣類をキレイな状態で収納するためには、クローゼットやケースに詰め込みすぎないようにしましょう。衣類を詰め込みすぎてしまうと通気性が悪くなり、カビが発生しやすくなります。
余裕のある収納を心がけて収納をすることで、シワを防げるだけでなく衣類の管理がしやすくなります。
クリーニングのカバーを外す
衣替え前にクリーニングに出した衣類には、ホコリや汚れを防ぐビニール製のカバーが付いていることがあります。このカバーはあくまで簡易的な汚れや傷から衣類を守るもので、長期収納するためのカバーではないことがほとんどです。
カバーが付いたまま収納してしまうと通気性が悪くなり、カビの発生や変色する可能性が高まります。ビニール製のカバーは外し、通気性の良い不織布カバーに付け替えて収納するとよいでしょう。
適切な方法で収納する
衣類は適切な方法で収納する必要があります。収納方法は衣類によって異なります。
衣類の例 | 収納方法 |
---|---|
セーター、Tシャツ、トレーナー など | 畳んで収納 |
コート、スーツ、シャツ など | ハンガーで収納 |
セーター、Tシャツ、トレーナーなどの編み物は畳んで収納することで、型崩れを防ぐことができます。また、畳んで収納する際には重い衣類を下にすることで、シワを防止することができます。
また、コート、スーツ、シャツなどの織物はシワ防止のためにもハンガーで収納するのがよいでしょう。滑り止めのついたハンガーを使用することで、首元の伸びを防ぐことができます。
衣替え時に荷物を収納する場所
衣替え時に荷物を収納する一般的な場所は以下です。
- クローゼットや押入れ
- トランクルーム
それぞれの収納場所の特徴をみていきましょう。
クローゼットや押入れ
クローゼットや押入れに荷物を収納する際は小さな収納棚等を利用し荷物を収納するとよいでしょう。また、クローゼットや押入れの上段は取り出しが不便であるため、帽子やマフラーなど軽量の季節小物を収納するのがおすすめです。
トランクルーム
衣替え時の衣類など、使うシーズンが限られている荷物の収納場所に適しているのが、トランクルームです。トランクルームとは自宅の収納の延長として利用出来る収納スペースで、屋内型と屋外型の2種類があります。
屋内型のトランクルームは屋外型のトランクルームよりも、湿気に弱い衣類の収納に向いている場合が多いです。トランクルームのサイズはさまざまで、収納したい衣類の量にあった広さを選択することも可能です。
ご自宅の収納スペースにお困りの場合
先述した通り、ご自宅の収納スペースにお困りの場合はトランクルームを利用するとよいでしょう。トランクルームには衣替えの荷物以外にも趣味グッズなどを収納することができます。
ご自宅の収納スペースにお困りの方や、生活スペースを確保したい方はトランクルームも検討してみてください。
衣替えのポイントをおさえ整理整頓をスムーズに行おう
ここまで衣替え時に荷物を収納する際のコツや注意点、収納場所を解説してきました。収納のポイントをおさえ、スムーズに衣替えを行いましょう。
また、衣類は湿気に弱い荷物なので、カビ・ダニ対策を心がけましょう。衣類の量が多く収納スペースにお困りの場合は、トランクルームを利用するのもおすすめです。
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監修
エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄
2020年8月 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年5月 整理収納アドバイザー1級 取得
子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納の知識とトランクルームを掛け合わせ、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。