ロフト収納に向いている物は?役立つアイテムや注意点を解説
ロフトは便利な収納スペースですが、具体的に何を収納すべきかお困りの方も多いのではないでしょうか。この記事では、ロフト収納に向いている物・向いていない物、役立つ収納アイデア・アイテムを解説します。
ロフト収納の注意点もご紹介するので、是非参考にしてください。
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ロフト収納に向いている物・向いていない物
日本の住宅におけるロフトとは、天井を高くし部屋の一部を二層式にした「上部空間」のことを言います。賃貸物件では「ロフト付き物件」などと表記され、寝室や収納スペースとして利用できます。
ここでは、ロフトに収納する荷物について以下のポイントで詳しく見ていきます。
- 向いている物
- 向いていない物
それぞれどのような物があるか、具体的に見ていきましょう。
向いている物
ロフトは以下のような物の収納に向いています。
- 軽くて小さい物
- 熱や湿気に影響されにくい物
- 頻繁に利用しない季節家電やシーズンオフの衣類
ロフトははしごなどを使って上まで荷物を運ぶ必要があります。そのため、ロフト収納には出し入れに負担がかからない軽くて小さい物の方が向いています。また、ロフトは高温になりやすく、湿気がこもることもあるため、熱や湿度に影響されない物の方が良いでしょう。
ロフトは扇風機やヒーターなどの季節家電や、シーズンオフの衣類の収納場所としても利用できます。ただし、季節家電である石油ファンヒーターは石油が残っていると火事の原因になることもあるので、必ず使い切ってから収納するようにしましょう。
向いていない物
ロフトは以下のような物の収納に向いていません。
- 重くて大きく出し入れが面倒な物
- 高温多湿での収納に弱い物
重い物や大きい物ははしごを使っての出し入れに負担がかかります。ケガにつながることもあるため、避けておきましょう。
また、精密機器、カセットコンロ、革製のバッグ、食品などは高温や湿度の高い場所に収納すると、劣化や故障の原因になります。そのため、ロフト収納にはあまり向いていないと言えるでしょう。
ロフト収納のアイデアや役立つアイテム
ロフトはある程度のスペースがあるため、アイデアや役立つアイテムを活用することでより使いやすい収納空間になります。以下のような収納アイデアやアイテムを試してみましょう。
- 中身の見える収納ケース
- 引き出しのある収納ボックス
- 収納棚を横置きする
- はしご下の空間も有効活用する
収納アイデア・アイテムをそれぞれご紹介します。
中身の見える収納ケース
ロフトは天井が低いことが多いため、整理整頓を長時間するのには向いていないスペースです。そのため、ロフト収納には中身の見えるクリアタイプの収納ケースを利用するのがおすすめです。
中に何が入っているかがすぐに分かるため、必要な物をすぐに取り出すことができます。また、ケースにラベリングもしておくと、小物類などの収納時もどの収納ケースにあるか把握しやすくなります。
引き出しのある収納ボックス
引き出しがあるタイプの収納ボックスも、ロフト収納におすすめのアイテムです。ロフトで出し入れする必要があるシーズンオフの衣類などの収納におすすめです。ただし、湿気対策は行う必要があるので注意しましょう。
収納棚を横置きする
ロフト内に収納棚やラックを横置きにして設置するのもおすすめです。ロフトは天井が低いため通常の縦置きでは設置できない場合でも、横置きなら可能となることがあります。
収納棚を使うことで、使用頻度の低い書類や書籍などを整理して収納できます。高さが調節できるハンガーラックなども、天井の高さに左右されずに設置できるのでおすすめです。
はしご下の空間も有効活用する
一般的にロフトへ向かう際には、はしごを利用します。そのため、はしごの下の空間がどうしてもデッドスペースになってしまいます。はしごの高さや角度に合った棚などを設置し、無駄のない収納スペースとして活用しましょう。
ロフト収納の注意点
ロフト収納をする際には、以下の点に注意して収納しましょう。
- 天井の高さを確認する
- 湿気対策をする
- はしごの安全な利用を心がける
それぞれの注意点について、詳しく解説します。
天井の高さを確認する
一般的にロフトの高さは、1.4m以下とされています。そのため、ロフトに設置する収納家具や収納アイテムには、天井の高さより低いものを選ぶ必要があります。棚などのサイズがロフトの高さに合っていないと、デッドスペースなどが生まれてしまいます。収納家具を購入する際は、ロフトの高さを事前にしっかりと測るようにしましょう。
湿気対策をする
ロフトは構造上、夏は高温多湿、冬は低温になりやすい環境です。そのため湿気対策は必須となります。窓や換気口を活用する、エアコン、除湿機を使用するなどして湿気対策をしましょう。扇風機やサーキュレーターを使ってロフトの空気を循環させるのも効果的です。
はしごの安全な利用を心がける
ロフトのはしごは階段と比較して足場が狭く不安定です。両手で荷物を持った状態での登り降りは転倒の恐れがあります。ロフトに物を運ぶ際は、安全性を考慮して小さい荷物や軽い荷物を優先して収納するようにしましょう。
収納スペースが足りない場合はトランクルームも検討しよう
ここまで、ロフト収納に向いている物・向いていない物、役立つ収納アイデア・アイテムを解説してきました。ロフトは便利な収納スペースですが、収納アイデアやアイテムを活用することで、より使いやすいものになります。ロフト収納では天井の高さ、湿気対策、はしごの安全な利用などを心がけて使用しましょう。
トランクルームの活用
トランクルームは自宅の収納スペースの延長として利用できるサービスです。自宅に入りきらない荷物の収納スペースとして活用することができます。ロフト収納に向いていない重い荷物や、シーズンオフのレジャーグッズなども収納できます。
屋内型トランクルームの中には空調・除湿設備のある物件もあり、湿気に弱いデリケートな荷物の収納にも向いている場合が多いとされています。
ロフトだけでは収納スペースが足りない、またはロフト自体がない場合には、トランクルームの利用を検討してみてください。
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関連記事:トランクルームとは?使い方や選び方、メリットを徹底解説
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監修
エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄
2020年8月 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年5月 整理収納アドバイザー1級 取得
子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納の知識とトランクルームを掛け合わせ、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。