押入れの収納アイデアは?収納の基本や役立つアイテムを紹介
押入れは収納力のあるスペースですが、収納方法にお困りの方も多いのではないでしょうか。この記事では、押入れ収納の基本や収納アイデア、収納に役立つアイテムをご紹介します。
押入れ収納でお悩みの方は、是非参考にしてください。
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押入れ収納の基本
押入れは大きく分けて「上段(天袋)」「中段」「下段」の3つのエリアがあります。押入れに荷物を収納する際は、以下の基本を押さえておきましょう。
- 上段(天袋)には使用頻度が低い物を収納
- 中段には使用頻度が高い物を収納
- 下段には重い物や子供向けの物を収納
- 湿気対策やカビ・ダニ対策を行う
それぞれ詳しく見ていきます。
上段(天袋)には使用頻度が低い物を収納
押入れの上段である天袋は高さがあるため、出し入れがしにくい収納スペースです。そのため、使用頻度が低く軽い荷物を収納するのに適しています。上段に小さい荷物を収納する際は、そのまま収納するのではなく収納ケースなどに入れてまとめておくと、出し入れがしやすくなります。
中段には使用頻度が高い物を収納
押入れの中段は荷物の出し入れがしやすいエリアになります。そのため、使用頻度が高い物を収納するのに向いています。押入れは奥行きがあるため、クローゼットなどにしまいにくい布団や寝具なども中段に収納すると良いでしょう。
布団以外の荷物なら、使用する頻度が特に高いものを手前に置くなどの工夫も大切です。
下段には重い物や子供向けの物を収納
押入れの下段は重たい荷物を収納するのに適しています。キャスター付きの収納ラックなどを設置すれば、荷物の出し入れもスムーズになります。
また、下段は子供の身長であっても出し入れしやすいことから、おもちゃの片付け場所として活用する方法もあります。引き出し付きタイプの衣装ケースなどを下段に置いて、おもちゃを入れておくと整理整頓や片付けもしやすくなります。
湿気対策やカビ・ダニ対策を行う
押入れを利用する際には、湿気対策やカビ・ダニ対策も忘れずに行いましょう。押入れの中に荷物を詰め込みすぎると押入れ内の通気性が悪くなり、湿気でカビが発生する恐れもあります。湿気対策として、収納する荷物の量は押入れ全体に対して8割程度にとどめておきましょう。
その他にも押入れ内に除湿剤を置く、押入れの床面にすのこを敷き、その上に布団や座布団などの荷物を置くのも湿気対策の方法です。衣類を衣装ケースに入れて収納する場合には、収納ケース内に防虫剤を入れてダニ対策をしておきましょう。
押入れ収納のアイデア
押入れ収納のアイデアには以下のようなものがあります。
- 押入れを縦のゾーンで区切る
- 収納アイテムの活用でデッドスペースをなくす
- 収納アイテムの統一感を意識する
- 収納アイテムにラベリングをする
- 押入れの襖を外す
アイデアごとの特徴を見ていきましょう。
押入れを縦のゾーンで区切る
押入れは奥行きもあることから何でも置きやすく、散らかってしまいやすい収納スペースでもあります。そのため、荷物を配置するルールをおおまかにでも決めておくことで整理整頓がしやすくなります。
その際、押入れの縦のゾーン(左側と右側)で区切る方法があります。例えば以下のように分けてみましょう。
- 物で分ける:左側に寝具、右側に衣類
- 人で分ける:左側は妻の荷物、右側は夫の荷物
先ほど解説した押入れ収納の基本をおさえつつ、縦のゾーンを区切ることで、どこに何を置くべきかの判断がつきやすくなります。収納ケースなどを用いると、区切ったゾーンが分かりやすくなるためおすすめです。
収納アイテムの活用でデッドスペースをなくす
押入れは奥行きがあるためデッドスペースが生まれやすい空間です。そのため、奥行きを有効活用できるような収納ケースなどを設置しましょう。
押入れ収納に役立つアイテムについては後ほど詳しく紹介します。
収納アイテムの統一感を意識する
収納アイテムの種類や色を統一することで、押入れ内がスッキリ片付いた印象になります。収納アイテムがバラバラだとどうしても雑然とした雰囲気になってしまいます。
また、サイズがそろっていない収納アイテムはデッドスペースが生まれやすいので、同じサイズのシリーズの収納ケースで統一するなどの工夫が大切です。
収納アイテムにラベリングをする
押入れは多くの荷物が収納できるスペースです。どこに何があるかを把握するために、収納アイテムにラベルを貼って荷物を管理しましょう。ラベリングしておくことで中身を都度チェックせずとも何が入っているかを確認できます。
押入れの襖を外す
押入れの襖を外すのも収納アイデアの1つです。襖を外すことで空間を広く感じる、収納がしやすくなるなどのメリットがあります。襖の開け閉めがなくなるので、生活動線がスムーズになるという効果もあります。
ただし、押入れ内が常に見えている状態になるため、収納ケースなどを設置する、押入れ内の整理整頓を心がけるなどの工夫が大切です。
押入れ収納に役立つアイテム
押入れ収納をより使いやすくするために、以下のお役立ちアイテムを活用しましょう。
- 取っ手付き・蓋付きの収納ケース
- ハンガーラック
- キャスター付き収納ケース・キャスター
- トランクルームを利用
役立つアイテムを具体的に見ていきます。
取っ手付き・蓋付きの収納ケース
取っ手付きの収納ケースは、特に上段で活用したいアイテムです。取っ手が付いているので荷物の出し入れがしやすくなり、利便性がアップします。
また、上段はなかなか掃除がしにくいエリアであるため、ホコリがたまりがちです。蓋付きのケースであれば荷物に直接ホコリがつくのを防ぐことができるため、おすすめです。掃除をする際はハンディタイプの掃除機やハタキなどを使って、蓋の表面をキレイにしましょう。
ハンガーラック
押入れの中段にハンガーラックを設置することで、服を掛けてクローゼットのように使用することができます。ただし、突っ張り棒をハンガーラックの代用品として使用する場合、重さで折れ曲がってしまうことがありますので注意が必要です。耐荷重を確認した上で利用するようにしましょう。
キャスター付き収納ケース・キャスター
下段の収納には収納ケースやキャスター付きのものが役立ちます。キャスターが付いているので、重たい荷物を収納していても出し入れがスムーズに行えます。通常の収納ケースを使用する際は、平台車などのキャスターをケース下に取り付けるのもおすすめの方法の1つです。
トランクルームを利用
トランクルームは自宅の収納スペースの延長として利用できるサービスです。押入れに入りきらない荷物の収納スペースとしても活用することができます。また、シーズンオフの衣類や家電製品なども収納できます。
屋内型トランクルームの中には空調・除湿設備のある物件もあり、湿気に弱いデリケートな衣類や書類の収納にも向いている場合が多いとされています。
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関連記事:トランクルームとは?使い方や選び方、メリットを徹底解説
押入れがいっぱいならトランクルームを検討しよう
ここまで、押入れ収納の基本や収納アイデア、収納に役立つアイテムをご紹介してきました。押入れは収納方法を工夫することで、より大容量の収納スペースとして活用できます。上段(天袋)・中段・下段で収納する荷物を分ける、縦のゾーンで区切るなどを試してみましょう。
また、押入れがいっぱいで収納するスペースがないとお困りの方は、トランクルームの利用を検討してみてください。
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監修
エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄
2020年8月 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年5月 整理収納アドバイザー1級 取得
子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納の知識とトランクルームを掛け合わせ、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。