押入れがない場合の毎日の布団収納方法とは?注意点もご紹介
押入れは毎日の布団の収納場所として最適です。しかし、自宅に押入れがなく毎日の布団の収納場所にお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、自宅に押入れがない場合の収納場所や便利なアイテム、注意点を解説します。布団の収納場所でお悩みの方は、是非参考にしてください。
押入れがない場合の布団を収納する場所
毎日の布団の出し入れや、シーズン毎に入れ替えが必要な羽毛布団などを収納する際は、ある程度の収納スペースを必要とします。ご自宅に押入れがない、もしくは押入れ以外に布団を収納するのであれば以下の場所が一般的です。
- 部屋の中
- 布団預かりサービス
- トランクルーム
それぞれの収納場所の特徴を、具体的にみていきましょう。
部屋の中
布団はベッドやソファの下など、部屋のデッドスペースに収納することが可能です。布団ラックを用いればスッキリ収納できるのでおすすめです。
また、布団がソファやクッションになるカバーは「使用と収納」を兼ね備えているので無駄なスペースを取りません。部屋の中に布団が入るようなスペースがあれば、毎日の収納には最適だといえます。
布団預かりサービス
布団預かりサービスは布団をクリーニングに出した後に、指定期間中保管してくれるサービスです。布団を洗浄した後に圧縮パックをした状態で保管するなど、湿気対策をしてくれる業者もあります。
トランクルーム
布団のような利用しないシーズンがある荷物や、ある程度のスペースを要する荷物の収納場所として役立つのが、トランクルームです。トランクルームとは自宅の収納の延長として利用出来る収納スペースで、屋内型と屋外型の2種類があります。
屋内型のトランクルームは空調設備が備わっているものもあるため、屋外型のトランクルームよりも湿気に弱い布団の収納に向いている場合が多いです。トランクルームのサイズはさまざまで、収納したい布団やその他の荷物量にあった広さを選択することも可能です。
自宅の収納スペースが狭い場合には、トランクルームを検討してみましょう。また、トランクルームに限らず収納環境は布団にあったものかきちんと吟味しましょう。
布団を収納する際に役立つアイテム
押入れがないご自宅で布団を収納する際には、便利なアイテムを利用することもおすすめです。アイテムを活用することでコンパクトに布団を収納できたり、防虫対策も可能になります。
布団を収納する際に役立つアイテムの例は以下です。
- 圧縮袋
- 布団収納ボックス
- 布団収納バッグ
- 布団ラック
- 防虫剤
- ソファ・クッションになるカバー
アイテム別に特徴や使い方をご紹介します。
圧縮袋
圧縮袋を利用することで、収納スペースを大幅に節約することができます。圧縮することで真空状態となりダニやカビの予防になるのもメリットです。
ただし、羽毛布団を圧縮してしまうと中の羽が壊れる可能性が高いため、使用は控えましょう。
布団収納ボックス
布団収納ボックスは布団収納の定番アイテムです。中でも上ぶた以外が硬めの素材でできているボックスは立てて収納できるのでおすすめです。
布団収納ボックスには通気孔が付いているものもあり、湿気対策もできます。
布団収納バッグ
布団収納バッグは柔らかい不織布の素材のものが多く、取っ手があるため持ち運びに便利です。ビニール製の窓が付いているタイプは開けずに中の布団が何かを確認できるのでおすすめです。
布団収納バッグに防虫剤や除湿剤を入れることでダニやカビ対策になります。
布団ラック
布団ラックは布団を収納するのに適した形状のラックです。サイズも複数あるので、ご自宅の収納スペースに合わせたものを選択できます。
ラック下部がすのこ状になっているものは通気性抜群でおすすめです。布団ラックは部屋に直接設置できるので、押入れがないご家庭にも便利です。
防虫剤
布団を長期間収納する場合には防虫剤を使用しましょう。防虫剤の中には除湿剤を兼ねている商品もあります。
布団圧縮袋や収納ボックスの中に一緒に入れるだけで効果を発揮します。
ソファ・クッションになるカバー
布団をソファやクッションとして代用するためのカバーを活用するのもおすすめです。収納スペースがない場合でもソファやクッションとして利用できるので、生活スペースを無駄に圧迫しません。
使用していない布団の収納場所に困った場合には検討しましょう。
布団を収納する際の注意点
布団は湿気や虫に弱くデリケートであるため、収納方法には注意が必要です。布団を収納する際に注意すべき点は以下です。
- 防虫・湿気対策
- 圧縮袋は1つの袋に1枚
- 羽毛布団は圧縮袋NG
- 定期的な日干し
収納する際の注意点をそれぞれ具体的にみていきましょう。
防虫・湿気対策
布団を収納する際は防虫・湿気対策が大切です。布団を長期収納する前には洗濯と乾燥をしっかりと行いましょう。
洗濯した布団を干した後は掃除機や布団クリーナーを使ってホコリを取っておくとより清潔に収納できます。その後防虫剤を布団と布団の間に挟み、通気性の優れた不織布の収納ボックスなどに入れましょう。
圧縮袋は1つの袋に1枚
圧縮袋を使用する際には複数の布団をまとめて圧縮するのは避けましょう。1つの圧縮袋には1枚の布団を収納するのがポイントです。
複数の布団を入れてしまうと中の布団が判別しにくくなるだけでなく、逆にかさばってしまうこともあります。
羽毛布団は圧縮袋NG
羽毛布団は圧縮袋が使えない素材でできています。羽毛布団を強く圧縮すると中の羽が壊れてしまい、元の状態に戻りにくくなります。
布団から羽が飛び出すと圧縮袋が破れることもあるので注意が必要です。羽毛布団を収納する際には、不織布の収納ボックスやバッグを使用しましょう。
定期的な日干し
定期的な日干しはダニやカビだけでなく、臭い対策としても有効です。普段しまっている布団でも数ヶ月に1回は取り出して日干しをするのがおすすめです。
収納場所も定期的に開放して空気の入れ替えをしたり、サーキュレーターや除湿機を使用しましょう。
布団を押入れ以外に収納するならトランクルームがおすすめ
ここまで、自宅に押入れがない際の収納場所や便利なアイテム、注意点を解説してきました。ご自宅に押入れがない場合には生活スペースを布団が圧迫してしまうため、コツを押さえて収納する必要があります。
また、布団の収納スペースに困っている方はトランクルームのご利用もおすすめです。
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監修
エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄
2020年8月 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年5月 整理収納アドバイザー1級 取得
子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納の知識とトランクルームを掛け合わせ、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。