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物置の設置場所で失敗?設置に向かない場所や注意点を解説

疑問点

物置の設置場所でお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、物置の設置場所で多い失敗例や最適な設置場所、注意点を解説します。

物置の設置を検討中の方は、是非参考にしてください。

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物置の設置場所で多い失敗例

物置の設置場所で多い失敗例には、以下のようなものがあります。

  • 土の上に直置きした
  • 隣人トラブルが起こった
  • カビが発生した
  • 自宅の屋根から雪が落ちてきた
  • 雨漏りした

失敗例をそれぞれみていきましょう。

土の上に直置きした

物置はブロックで基礎を設けずに土に直置きするとサビの原因になります。土に多少の砂利が混ざっている場合も、設置場所としてはふさわしくありません。

物置を設置する際には下に空気が入る空間を作ることが重要になります。そのため、土の上にブロックなどで基礎を設けるようにしましょう。

また、物置は水平で垂直な場所に設置をする必要があります。土の上にブロックを設置する際には、地面をできるだけ均しておきましょう。

隣人トラブルが起こった

物置の設置場所によっては、隣人とのトラブルに発展することもあります。物置が隣人宅への日差しを遮る、物置の屋根から雨や雪が隣地に落ちるといったことが原因でトラブルに発展するケースもよくあります。

特に隣地と密接になりやすい都市部の住宅街であれば、隣地との境界線からやや離して設置したり、極端に高さのある物置は避けるなどの配慮を心がけましょう。

カビが発生した

物置を風通しの悪い場所に設置してしまうとカビの発生原因になります。大型の物置の場合には、換気扇や換気口を取り付けましょう。換気扇などを付けられない小型の物置なら、日当たりと風通しの良い場所に設置しましょう。

自宅の屋根から雪が落ちてきた

物置を設置する際には落雪対策も必要です。自宅の屋根から一度に大量の雪が落ちると、物置が壊れることもあります。豪雪地帯では、自宅の屋根から離して設置するか、積雪強度の高い物置を選択しましょう。

雨漏りした

一般的な物置の屋根には傾斜があり、雨が溜まらない構造になっています。しかし、物置の設置場所によっては雨水や落ち葉の腐敗によって雨漏りが起こることがあります。

自宅の屋根の雨水がまとめて落ちてくるような場所や、落ち葉が積もりやすい植栽の近くに物置を設置するのは避けましょう。また、自宅の雨どいが破損していないか、近くに落葉樹がないかをチェックすることも大切です。

物置の設置に向かない場所

物置の設置に向かないのは以下のような場所です。

  • 風通しが悪い場所
  • 狭い場所
  • 住宅設備の前
  • 雨水マスや水道点検口の上
  • 風あたりが強い場所
  • マンションのベランダ

設置に向かない場所を具体的に見ていきましょう。

風通しが悪い場所

前述した通り、湿気を逃すことができない場所では物置や物置内の荷物にもカビが発生する恐れがあります。カビ防止のためにも、できるだけ壁から離した風通しが良い場所に物置を設置しましょう。

狭い場所

物置には全面開口タイプ、二枚扉タイプ、三枚扉タイプ、片引き込み式二枚扉タイプなど様々なものがあります。扉の開閉ができるスペースを確保するためにも、狭い場所への物置の設置はおすすめできません。

開き戸タイプの物置を狭い場所に設置してしまうと、扉が開けられない事態に陥ることも少なくありません。もし、壁と壁に挟まれた狭い場所に物置を置く際には、引き戸タイプの物置を選ぶようにしましょう。

なお、天井がある場所に物置を設置する際は、基礎ブロックの高さ(10cm以上)を考慮することも大切です。

住宅設備の前

住宅設備の前は物置の設置場所として不向きです。例えば、排ガスの発生する給湯器や、熱を帯びやすいエアコンの室外機などの前には設置しないようにしましょう。

物置は排ガスや熱に弱く、収納した荷物の破損や変形の原因になります。住宅設備側も排気がうまくできないと故障の原因になるので注意する必要があります。

雨水マスや水道点検口の上

雨水マス

以下のような点検口の上に物置を設置すると、点検ができなくなってしまいます。

  • 雨水マス
  • 汚水マス
  • 浸透マス
  • 散水栓
  • 量水器

上記の点検口の上に物置を設置してしまうと、定期清掃や水道の詰まりを解消する工事の妨げになります。そのため点検口の上に設置するのは避けておきましょう。

風あたりが強い場所

物置は風の影響を受けやすく、風あたりが強い場所に設置してしまうと転倒の原因になります。ビルの屋上や崖の上などは風が強く、物置転倒による甚大な事故につながる可能性があります。転倒防止の施策であるアンカー工事やワイヤー工事をしていても、根こそぎ持っていかれることもあります。

風あたりが強い場所は避け、できれば風除けになってくれる建物が近くにある場所に設置するようにしましょう。

マンションのベランダ

ベランダ

マンションのベランダに物置を設置するのはNGです。ベランダやバルコニーは避難通路となっていて、通行の妨げになるようなものを原則置いてはいけません。

また、ベランダに設置された物置の上に子どもが登って転落する恐れもあります。非常事態に備えるためにも、マンションのベランダへの設置はやめておきましょう。

物置の設置に向く場所

物置の設置に向いているのは以下のような場所です。

  • 北側
  • 角地
  • フェンス付近
  • 使いやすい場所

設置に向いている場所を具体的に見ていきましょう。

北側

一般的に物置の設置場所は北側がおすすめとされています。物置を設置する際には、夏場の直射日光についても考慮する必要があります。直射日光を受けやすい場所に物置を設置すると、物置の内気温が外気温以上に高くなることがあります。その結果、中の荷物に劣化が生じてしまう恐れもあります。

北側は真夏の直射日光の影響を受けにくい場所だといわれており、物置内の気温の上昇を軽減し、中の荷物の劣化も抑えやすくなります。また、北側は日光が当たりにくいということから、ガーデニングに活用しにくいエリアとなっています。こうした点でも、北側は物置の設置におすすめの場所です。

角地

庭の角地はデッドスペースになりやすく、物置を設置しやすい場所になります。角地に物置を設置することで庭の空間も使いやすくなります。庭の角地にスペースがあるのであれば、設置を検討してみてもよいでしょう。

フェンス付近

自宅の境界にフェンスが設置されている場合であれば、フェンス付近を物置の設置場所として利用するのもおすすめです。フェンスで仕切られている場所に設置することで、物置の圧迫感が出にくくなります。さらに、物置が目隠しの役割も果たしてくれるというメリットもあります。

ただし、境界フェンスぎりぎりに設置してしまうと、隣人トラブルにつながる可能性もあります。事前に設置しても問題ないか確認しておくことが大切です。

使いやすい場所

物置の設置場所は何を収納したいかを考え、動線をイメージすることも重要です。ガーデニング用品を収納したい場合には、庭側に設置すると使いやすい物置になります。車用品を収納するなら駐車場付近、自転車を収納するなら玄関付近に設置するのがおすすめです。

動線を考慮せずに物置を設置してしまうと、使い勝手の悪い物置になりかねません。このように物置として使いやすい場所かどうか考えることも、設置場所を決める際に大切なポイントです。

物置の設置場所を決める際の注意点

物置の設置場所は、以下のような点に気を付けて決めるとよいでしょう。

  • 地面の状態を確認する
  • 扉の開き方を確認する
  • ブロックの高さを考慮する
  • 隣地への影響を考慮する

物置の設置場所を決める際の注意点をそれぞれご紹介します。

地面の状態を確認する

地面には土、砂利、コンクリート、芝などがあり、地面の状態によっては物置の設置に向きません。設置前に必ず地面の状態を確認するようにしましょう。

物置を設置するのにおすすめなのはコンクリートの地面です。コンクリートは地盤が安定しており、物置を水平に保つことができます。なお、コンクリート以外の地面はブロックが沈むことがあるので、アンカー工事などの転倒防止工事が必要になります。

扉の開き方を確認する

前述したとおり物置の扉の開き方はさまざまです。引き戸タイプなら設置する場所を選びませんが、開き戸タイプのものは注意が必要です。

物置の扉を開いた状態を確認して、余裕を持ったスペースに設置しましょう。

ブロックの高さを考慮する

物置は基礎ブロックの上に設置するのが一般的とされています。基礎ブロックは10cm程度の高さがあるため、天井がある場所に設置する際には、物置の高さだけでなくブロックの高さも考慮することが大切です。

隣地への影響を考慮する

前述した通り、物置の設置場所によっては近隣トラブルにつながるケースがあります。

隣地や隣家に雪や雨が落ちる場所、隣地の日・風通しを妨げる場所、境界フェンスぎりぎりの場所などは避けるようにしましょう。物置設置前に、隣人の方と事前に話し合っておくとトラブル防止になります。

物置を設置できない場合はトランクルームも検討しましょう

ここまで、物置の設置場所で多い失敗例や最適な設置場所、注意点を解説してきました。物置を設置する前に、適切な場所や注意点を確認しておくことが大切です。

敷地内に物置を設置できない場合には、トランクルームの利用を検討してみるのはいかがでしょうか。トランクルームとは自宅の収納の延長として利用する事が出来る収納サービスです。主に屋内型と屋外型の2種類があり、屋内型トランクルームの中には空調・除湿設備が備わっているものもあります。

一部例外を除き365日24時間利用できる物件が多いため、荷物の出し入れも自由に行いやすくなっています。物置に代わる収納スペースとして、トランクルームも是非検討してみてください。

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関連記事:トランクルームとは?使い方や選び方、メリットを徹底解説

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監修

小川真澄さん

エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄

2020年8月 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年5月 整理収納アドバイザー1級 取得

子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納の知識とトランクルームを掛け合わせ、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。

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