扇風機やサーキュレーターの収納方法は?お手入れや収納場所を解説
扇風機やサーキュレーターは場所をとる荷物のため収納場所にお困りの方も多いのではないでしょうか。特に扇風機はシーズンオフの期間がある季節家電であるため収納期間も長く、収納前にはお手入れもしておく必要があります。この記事では、扇風機やサーキュレーターを収納する前のお手入れ方法や収納方法を解説します。
おすすめの収納場所もご紹介しますので、収納スペースでお悩みの方は是非参考にしてください。
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扇風機やサーキュレーターを収納する前のお手入れ方法
扇風機とサーキュレーターのお手入れ方法を見ていく前に、両者の違いについて理解しておきましょう。それぞれの特徴と使い方は以下のとおりです。
製品 | 使い方・特徴 |
---|---|
扇風機 | ・暑い時に人が涼むためのアイテム ・広い範囲に穏やかな風を送る |
サーキュレーター | ・空気を循環させるアイテム ・狭い範囲で直線的に強い風を送る |
涼をとることが目的である扇風機のほうが、サーキュレーターに比べて機能が豊富な製品が多い傾向です。
扇風機やサーキュレーターは、収納する前に丁寧なお手入れをすることで故障などを防ぐことができます。以下のタイプごとにお手入れ方法を見ていきましょう。
- 分解できるタイプの場合
- 分解できないタイプの場合
お手入れの手順をそれぞれ解説します。
分解できるタイプの場合
一般的な首振り型の扇風機は分解できるものが多くなっています。お手入れの手順は以下のとおりです。
- 電源プラグをコンセントから抜く
- 取扱説明書に従い、組み立てと逆の順番で各パーツ(羽根、カバー)、支柱、ベース(台座)を取り外す
- 掃除機でホコリを吸い取る
- 固く絞った雑巾で、各パーツの汚れを拭き取る
- 乾拭きをした後、時間を置いて完全に乾かす
汚れがひどく落ちにくい場合には、洗剤や重曹などを使用しましょう。水拭きした後はしっかりと乾拭きして乾かすことが重要です。
分解できないタイプの場合
サーキュレーターやタワー型の扇風機は分解できない場合があります。分解できないタイプのお手入れ手順は以下になります。
- 電源プラグをコンセントから抜く
- ハンディモップなどでカバーや本体のほこりを取る
- 固く絞った雑巾で全体を拭く
- 乾拭きをした後、時間を置いて完全に乾かす
本体に付着したホコリはドライシートを使うのも効果的です。ウェットシートを使って仕上げるとよりキレイになります。なお、分解できないタイプのものはそのままの状態で収納することになります。
扇風機やサーキュレーターの収納方法
扇風機やサーキュレーターの収納方法は主に以下の2つです。
- 分解して収納
- カバーをかけて収納
それぞれの収納方法を見ていきましょう。
分解して収納
本体を分解することでコンパクトになり、収納スペースを取らずにすみます。分解方法はメーカーによって異なりますが、取扱説明書を見て正しく行いましょう。基本的にはフロントのカバー、羽、後ろのカバーの順で外していきます。細かいパーツなどは紛失しないように袋などにまとめておきましょう。
なお、分解した後は以下の方法などで収納します。
- 購入時の箱に収納
- 衣装ケースや収納ボックスに収納
購入時の箱に収納
購入時の段ボールの中に収納する方法です。扇風機を購入したときの専用の段ボールは、本体だけでなく各パーツもスッキリと収納できるように工夫されています。本体とパーツを分けて収納する必要がなく、紛失も防ぎやすくなります。収納時は、取扱説明書に従ってしまいましょう。
衣装ケースや収納ボックスに収納
購入時の段ボールがない場合には、衣装ケースや収納ボックスに収納する方法もあります。扇風機が複数台ある時は、それぞれパーツごとにボックスを分けて収納すると管理がしやすくなります。
カバーをかけて収納
本体を分解できない場合や、分解するのが面倒という場合はそのままの状態で収納する方法もあります。そのまま収納する際は、ホコリ防止のために収納カバーをかけるようにしましょう。
なお、扇風機やサーキュレーターは大型のものもあるので、分解せずに収納する場合にはスペースを確保する必要があります。
扇風機やサーキュレーターにおすすめの収納場所
扇風機やサーキュレーターはサイズが大きいものもあり、収納スペースを確保するのには工夫が必要です。おすすめの収納場所は以下のような場所です。
- クローゼット・押入れ・ロフト
- 納戸・階段下のスペース
- トランクルーム
それぞれの収納場所の特徴を詳しく見ていきましょう。
クローゼット・押入れ・ロフト
クローゼットや押入れ、ロフトは扇風機やサーキュレーターの収納場所としてもよく利用されています。ただし、クローゼットや押入れは湿気がたまりやすい場所になるので、カビ対策として除湿剤を置くことが大切です。重量が軽い扇風機なら、ロフトでの収納もおすすめです。
納戸・階段下のスペース
納戸の場合、扇風機やサーキュレーターを分解していない状態でも収納できるスペースを確保しやすいでしょう。納戸がない場合はデッドスペースになりがちな階段下のスペースなどを活用してみましょう。キャスター付きの台の上に置いて収納すると、移動や出し入れがしやすくなります。
トランクルーム
トランクルームは自宅の収納スペースの延長として利用できるサービスです。扇風機などの季節家電の収納や、使用頻度の低い荷物の収納に活用できます。
屋内型トランクルームであれば空調・除湿設備のある物件もあるため、湿気に弱いデリケートな家電製品の収納にも向いている場合が多いとされています。
クローゼットや押入れ、納戸などのスペースに余裕がない場合はトランクルームを活用することで、自宅がスッキリとしやすくなります。
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関連記事:トランクルームとは?使い方や選び方、メリットを徹底解説
扇風機などの季節家電の収納はトランクルームも検討しよう
ここまで、扇風機やサーキュレーターを収納する前のお手入れ方法や収納方法を解説してきました。扇風機などの季節家電は使う時期が限られており、収納しておく期間が長い家電製品です。サイズもそれなりに大きいため、収納方法には工夫が必要です。分解できる場合はコンパクトにし、分解できない場合にはカバーなどをかけてホコリ対策をしましょう。
また、自宅に収納しておくスペースがない場合は、トランクルームの利用を検討してみてください。
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監修
エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄
2020年8月 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年5月 整理収納アドバイザー1級 取得
子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納の知識とトランクルームを掛け合わせ、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。