トランクルームの棚は何が良い?収納力の増やし方と活用術を紹介

トランクルームの限られたスペースを有効活用するには、適切な棚選びが重要です。収納する物の種類やサイズ、設置環境に応じた棚を選ぶことで、収納力を大幅に向上させることができます。本記事では、トランクルームに適した棚の選び方から設置時の注意点、収納効率を最大化するテクニックまで、実践的なノウハウを詳しく解説します。トランクルーム利用者が抱える収納の悩みを解決し、スペースを最大限に活用する方法をご紹介します。
トランクルームに置く棚の選び方
トランクルームで使用する棚は、収納する物の特性や設置環境に応じて適切に選択する必要があります。素材や耐荷重、サイズなど複数の要素を検討することで、長期間安全に使用できる棚を選ぶことができます。
トランクルームに設置する棚を選ぶポイントとして、以下の4点を紹介します。
- 収納物の種類と重量
- 棚のサイズと高さ
- 耐荷重と安全性
- 素材の特徴
収納物の種類と重量
収納する物の種類によって、求められる棚の機能や仕様は大きく異なります。書籍や書類など重い物を収納する場合は、耐荷重の高いスチール製ラックが適しています。一段あたり50kg以上の耐荷重があるものを選ぶことで、安全に多くの書籍を収納できます。
衣類や季節用品など軽い物が中心の場合は、アルミ製や樹脂製の軽量棚でも十分対応できます。これらの棚は組み立てが簡単で、移動や配置換えも容易に行えます。また、通気性を重視する場合は、ワイヤーラックやメッシュ棚を選ぶことで湿気対策にも効果的です。
家電製品を収納する場合は、振動や衝撃に強い構造の棚を選ぶ必要があります。特に精密機器や重い家電は、しっかりとした固定ができる棚を選び、転倒防止対策も併せて実施することが重要です。
棚のサイズと高さ
棚選びで最も重要なのが、トランクルーム内での適切なサイズを選ぶことです。まず利用するトランクルームの正確な内寸を測定し、棚の設置後も人が通れる通路幅を、目安として60cm以上確保できるか確認します。
高さについては、天井までの距離を正確に測り、棚の最上段まで手が届く範囲に留めることが実用性の観点から重要です。一般的に、最上段の高さは170cm以下に抑えることで、安全かつ効率的に荷物の出し入れができます。
奥行きは収納する物のサイズに合わせて選択しますが、一般的に30cm、45cm、60cmの標準サイズから選ぶことで、市販の収納ボックスやケースとの組み合わせがしやすくなります。また、棚板の調整が可能なタイプを選ぶことで、収納物に応じた柔軟な使い分けが可能です。
耐荷重と安全性
安全にトランクルームを利用するため、棚の耐荷重は必ず確認すべき項目です。一段あたりの耐荷重だけでなく、棚全体の総耐荷重も確認し、実際に収納する物の重量と照らし合わせて選択します。
書籍の場合、A4サイズの本1冊あたり約300gから500g、段ボール箱1箱で10kg程度になることが多いため、書籍専用の棚では一段あたり50kg以上の耐荷重が必要です。家電製品の場合は、個々の機器の重量を事前に調べ、余裕を持った耐荷重設定にすることが重要です。
安全性の確保には、耐荷重に加えて棚の構造も重要な要素です。支柱の太さや接合部の強度、転倒防止機能の有無なども確認し、長期間安定して使用できる棚を選択しましょう。JIS規格やSG規格などの安全基準をクリアした製品を選ぶことも、安全性確保の目安となります。
素材の特徴
棚の素材選択は、使用環境や収納物の特性を考慮して決定する必要があります。スチール製は最も耐荷重が高く、重い物の収納に適していますが、湿気の多い環境では錆びやすいというデメリットがあります。
アルミ製の棚は軽量で錆びにくく、組み立てや移動が簡単です。スチール製ほどの耐荷重はありませんが、一般的な衣類や軽い物の収納には十分な強度を持っています。
樹脂製やプラスチック製の棚は、軽量で価格も手頃です。湿気に強く、錆びの心配がないため、屋外型トランクルームでの使用にも適しています。ただし、耐荷重は低く、重い物の収納には向きません。また、紫外線に長期間さらされると劣化する可能性があります。
木製の棚は見た目が良く、適度な強度もありますが、湿気による変形やカビの発生リスクがあるため、屋内型トランクルームのように空調設備のある物件での使用に限定したほうが良いかもしれません。
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トランクルームに棚を設置する際のポイント
棚を安全かつ効率的に設置するには、事前の準備と正しい組立・設置の手順が重要です。また、適切に転倒防止対策をすることで、長期間安心して使用できる収納環境を作ることができます。
トランクルームでの棚の設置時に注意すべきポイントについて、以下の4点について解説していきます。
- 床や壁の仕様確認
- 耐震・転倒防止対策
- 搬入と組み立て手順
- 契約上の制限事項
床や壁の仕様確認
棚を設置する前に、トランクルーム内の床と壁の材質や強度を確認することが重要です。コンクリート床の場合は重い棚でも問題ありませんが、木製床やタイル床の場合は耐荷重制限がある可能性があります。
屋内型トランクルームでは、多くの場合コンクリート床にタイルやシートが敷かれています。この場合、床面への傷つけ防止のため、棚の脚部分に保護材を敷くことが推奨されます。また、床の平坦性も確認し、傾斜がある場合は調整脚付きの棚を選ぶか、水平器を使用して適切に設置します。
壁面への固定を検討する場合は、壁の材質と構造を事前に確認する必要があります。軽量の棚であれば壁に立てかける程度で十分ですが、高い棚や重い物を収納する場合は、転倒防止のための適切な固定が必要です。ただし、壁面への穴あけやビス止めが禁止されている場合が多いため、事業者に確認することが重要です。
耐震・転倒防止対策
地震などの災害時に棚が転倒しないよう、適切な安全対策を講じることは重要です。例えば、つっぱり式の転倒防止器具を使用することで、天井と棚の間を固定し、地震時の転倒リスクを大幅に軽減できます。
棚の配置においては、重い物を下段に、軽い物を上段に収納する基本原則を守ることで、重心を低く保ち安定性を向上できます。また、棚と棚の間に十分な空間を確保し、一つの棚が転倒しても他に影響しないよう配慮することも重要です。
壁面固定が可能な場合は、L字金具やチェーンを使用した固定方法も効果的です。ただし、多くのトランクルームでは壁面への固定が制限されているため、床置きタイプの転倒防止器具や、棚同士を連結する方法を検討することが現実的です。
棚板の落下防止対策として、前面にバーやネットを取り付けることも検討しましょう。特に書籍や小物類は、地震時に棚から落下しやすいため、簡単な落下防止措置を講じることで安全性が向上します。
搬入と組み立て手順
棚の搬入前に、トランクルームまでの経路と入口サイズを詳細に確認する必要があります。エレベーターや階段の幅、扉の開口部、廊下の曲がり角など、すべての通過点で棚が通るかを事前にチェックします。
大型の棚の場合は、組み立て式を選択し、部材ごとに分けて搬入することが効率的です。組み立てに必要な工具も事前に準備し、ドライバーや六角レンチなどの基本工具に加え、水平器や測定用のメジャーも用意しておきます。
組み立て手順書を事前に確認し、トランクルーム内での作業スペースを考慮した組み立て順序を計画します。狭いスペースでは、完成品の最終的な配置位置を考慮しながら組み立て順序を決定することが重要です。
電動工具の使用を予定している場合は、トランクルーム内での電源確保についても確認が必要です。多くのトランクルームでは電源設備がないため、充電式の工具を使用するか、事前に十分な充電を行っておくことが必要です。
契約上の制限事項
棚の設置前に、トランクルーム事業者の利用規約や契約書で禁止事項を必ず確認します。壁面への穴あけ、床への固定、天井への接触など、建物に影響を与える可能性がある行為は多くの場合禁止されています。
設置可能な棚の高さや重量についても制限がある場合があります。重量のある荷物を収納する予定があるなど、心配な場合は事前に確認しましょう。
共用部分への荷物の一時置きや、組み立て作業での騒音についても配慮が必要です。他の利用者への迷惑を避けるため、作業時間や方法について事前に事業者に相談することをおすすめします。
契約違反が発見された場合の対応についても理解しておくことが重要です。原状回復義務や違約金の発生など、契約条件をしっかりと把握し、適切な範囲内での棚の設置を心がけましょう。万が一不明な点がある場合は、事前に確認することで、後々のトラブルを防ぐことができます。
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トランクルームでの棚の活用方法
限られたスペースを最大限に活用するには、棚の配置とレイアウト、効率的な収納方法を工夫する必要があります。適切な設置と定期的なメンテナンスにより、長期間にわたって快適で機能的な収納環境を維持することができます。
ここからは、トランクルームで棚を活用するためのコツを以下の4点に分けて解説していきます。
- レイアウト実例と配置のコツ
- ラベリングと運用ルール
- 便利な活用法
- 湿気対策とメンテナンス
レイアウト実例と配置のコツ
0.5〜1畳程度の小さなスペースでは、奥行きの浅い棚を壁面に沿って配置することで、最大限の収納力を確保できます。入口付近には頻繁に使用する物を置き、奥側には季節用品など使用頻度の低い物を配置することで、荷物の出し入れが楽になります。
1.5〜2畳のスペースでは、L字型の配置が効果的です。角の部分にはコーナーラックを設置することで、デッドスペースを有効活用できます。また、中央部分には移動可能なワゴンやキャスター付きの棚を配置することで、収納力を確保しつつ奥の荷物の出し入れもしやすくなります。
3〜4畳の広いスペースでは、アイランド型のレイアウトも検討できます。中央に背の低い棚を配置し、周囲に高い棚を配置することで、全体的なアクセス性を保ちながら大容量の収納を実現できます。室内での移動や荷物の出し入れをしやすくするため、通路幅は最低60cm以上確保することが大切です。
トランクルームは高さがあるので、縦方向の空間を最大限に活用することが重要です。上部も有効活用するためには踏み台も設置すると便利です。また、地震時の転倒リスクを考慮し、高い棚ほど軽い物を収納するという基本原則は守るようにしましょう。
ラベリングと運用ルール
効率的な収納には、ラベリングが重要です。棚ごと、段ごとに明確な分類を設定し、防水性のあるラベルシールを使用して中身の内容を表示することで、必要な物を素早く見つけることができます。
収納物のリスト作成も効果的です。例えば、エクセルやスマートフォンのアプリを活用して、棚の位置と収納内容を記録しておけば、トランクルームに行く前に必要な物の場所を確認できます。写真付きのリストにすることで、より分かりやすい管理が可能です。
使用頻度に応じた配置ルールを設定することも重要です。よく使用する物は目線の高さに配置し、重い物は下段に、軽くて使用頻度の低い物は上段に配置します。この配置ルールを徹底することで、安全性と利便性の両方を向上させることができます。
定期的な整理整頓のスケジュールも決めておきましょう。月に1回程度、不要になった物の処分と配置の見直しを行うことで、常に効率的な収納状態を維持できます。また、季節の変わり目には衣類や季節用品の入れ替えを行い、その時期に必要な物が取り出しやすい位置にくるよう調整します。
便利な活用法
キャスター付きの棚やワゴンを活用することで、収納物へのアクセス性を大幅に向上させることができます。特に奥行きのあるトランクルームでは、手前にキャスター付きの棚を設置し、奥の物を取り出す際引き出せるようにすることで、効率的な出し入れが可能になります。
引き出し式の収納ボックスを棚に設置すれば小物類の整理整頓ができます。透明な引き出しケースを使用すれば、中身を確認しやすく、必要な物をすぐに見つけることができます。
つっぱり棒を活用した収納アイデアも効果的です。棚と棚の間につっぱり棒を設置し、ハンガーを掛けることで衣類の収納スペースを増やすことができます。また、つっぱり棒に小物入れをぶら下げることで、細かい部品や工具類の整理にも活用できます。
ワイヤーネットと組み合わせた収納も便利です。ワイヤーネットを棚の側面や背面に取り付け、フックやカゴを使って小物類を整理します。この方法により、棚板の上だけでなく、側面や背面も有効活用できます。
湿気対策とメンテナンス
トランクルーム内の湿気対策は、収納物と棚の両方を守るために重要です。除湿剤を棚の各段に配置し、特に下段には大容量の除湿剤を設置することで、効果的な湿度管理が可能になります。除湿剤は定期的に交換しましょう。また、湿度計を設置して状況をモニタリングするとより安心です。
すのこやパレットを床に敷くことで、床面からの湿気を抑え、通気性を向上させることができます。特にコンクリート床の場合、床面からの湿気が問題になることが多いため効果的です。また、棚の脚部分に防湿材を挟むのも有効です。
定期的な棚のメンテナンスも重要な要素です。月に1回程度、棚の汚れやほこりを拭き取り、ボルトやネジの緩みがないかを点検します。スチール製の棚の場合は、錆びの発生がないかも確認し、初期の段階で防錆処理を行うことで長期使用が可能になります。
収納物の定期的な入れ替え湿気対策として効果的です。特に衣類や書籍などは、定期的に取り出して風通しの良い場所で乾燥させることで、カビの発生防止に繋がります。また、防虫剤や乾燥剤と組み合わせることで、より確実な保護が可能です。
季節に応じたメンテナンススケジュールを作成し、春と秋の年2回は大掃除を実施することをおすすめします。この際に棚の配置の見直しや不要品の処分も併せて行い、効率的で清潔な収納環境を目指しましょう。
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適切な棚選びと効果的な活用方法により、トランクルームの収納力を大幅に向上させることができます。収納物の特性を理解し、安全性を確保した設置を行い、定期的なメンテナンスを実施することで、長期間にわたって快適な収納環境を維持できます。
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調査機関:日本マーケティングリサーチ機構
※屋内型、屋外型の合計掲載物件数・屋外型の掲載物件数において物件数 No.1
※「指定領域」=レンタルスペースの物件数の情報をWeb で公開している 8 社(エリアリンク社独自調査。2022年3月時点のウェブ上での屋内型、屋外型の合計掲載物件数・屋外型の掲載物件数上位8社)を対象として、物件数を No.1 検証調査
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監修

エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄
2020年 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年 整理収納アドバイザー1級 取得
2024年 防災士 取得
子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
災害大国の日本でお家の整理収納は非常時にも役立つという思いもあり、本格的に防災について学ぼうと防災士を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納 × 防災 × トランクルームで、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。

