暮らし

one more room! トランクルーム活用で、我が家を快適空間にしませんか?

「もう少し部屋が大きければ●●なスペースが作れるのに」「この使っていない荷物さえなければ、自分専用のクローゼットを置くことが可能なのに」そんなことを思う方は多いのではないでしょうか。でもそのままの状態で、住居の面積を広くしようと思ったら引っ越ししかないですから、そう簡単にはできません。
そんな時に一度トライしてもらいたいのが、トランクルームの活用です。今は不要だと思うものを収納して自宅にスペースを確保すれば、ちょっぴり自分の理想の暮らしに近づけます。


Vol.1「荷物置き場をワークスペースに大改造!」

在宅勤務を推奨する企業も多くなり、ワークスペースの確保に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか? 家族がくつろぐリビングでの仕事は落ち着かない。固定の場所にできれば専用デスクもほしい。かといって大きなデスクは邪魔になるし、そもそも置くスペースもない…。そんな悩みを解決するべくリビングの一角に陣取っていた荷物をトランクルームに片付け、テレワークスペースに大改造するというシュミレーションを児玉さん宅でおこなってみました。

ある日、突然始まったテレワーク

コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令される少し前から児玉さんの在宅勤務が始まりました。当初は、自営業のご主人の書斎で一緒にテレワークをしていたそうですが、ウェブ会議が重なったりすると仕事に支障が出てくるようになり、児玉さんだけリビングで仕事をするようになりました。

リビングでの仕事で体調不良に

リビングのテーブルは低くて使いにくいため、ソファに座り、パソコンを膝に乗せて作業をすることもしばしば。しばらくすると目や肩、腰に負担がかかったのか、体調不良に悩まされるようになりました。狭くてもきちんとしたワークスペースが欲しい…。そこで、クローゼットからはみ出た荷物の置き場所になっていたリビングの一角を片付けて、ワークスペースに作ることにしました。

荷物が捨てられず、片付かない!

リビングの一角は、クローゼットから溢れた衣装ケースをはじめ、ゴルフバック、頻繁には使用しないモニターなどいろいろな荷物が何となく積み上げられた状態でした。そこをワークスペースにするため、まずは荷物の整理から始めることにしました。予定では、荷物を一掃するはずでしたが、ほとんどが捨てられない衣類や書類など…。どうしたものかと悩みました。

捨てられない荷物はトランクルームに

そこで、前から気になっていたトランクルーム を調べてみることに。すぐに、近所で広さも値段も手頃なちょうどよい物件を発見! 空調、セキュリティ完備で、24時間出し入れ自由。何より掃除もされていてきれい、というのが気に入りました。駐車場も完備で、搬入搬出時は台車や脚立も借りられるので安心です。

テレワークスペースを作るにあたって考えたこと

  • 寛ぎの場所なので、家のインテリアを壊したくない。仕事っぽい雰囲気はできる限り抑える
  • 暫定であることを念頭に、本格的なワークスペースは作らない
  • どうせなら好きな植物と猫に囲まれ、リラックスしたワークスペースにすることで仕事能力を高めたい!

ウッディなキャンプ用テーブルに一目惚れ

次はテレワーク用のテーブル選びです。児玉さんが選んだのは、竹製の天板の風合いがよいキャンプ用のアウトドアテーブル。ウッディな雰囲気が児玉さんの好みにぴったりで一目で気に入りました。
KingCamp アウトドアテーブル(100*65cm スタイルB)
https://www.amazon.co.jp/dp/B086JQVJGX/ref=dp_prsubs_3

必要なくなってもコンパクトにたためるのが◎

このテーブルな、折りたたみ式なので、在宅勤務が終わって必要がなくなったらコンパクトに収納できます。付属の収納袋に入れれば、持ち運びも楽ちん。キャンプなどでも活躍してくれそうです。

いろいろな用途に対応するテーブルに大満足!

このテーブルは、高さを3段階に調節することができるので、脚を短くすれば床に座るスタイルで使うこともできます。リビングのクッションを使うと足を伸ばせ、これまた楽チン。気分に合わせてスタイルを変えられるのもこのテーブルのよいところです。

▲普通に椅子に腰掛けて仕事
▲気分を変えて仕事をしたい時や、足がむくんだ日にはデスクを下げて
▲机の下に設置できるメッシュネットは、目立たないうえ、ちょっとした書類も置けて便利

配置はコンセント口と方角がポイント

悩んだのはテーブルの配置です。当初は、抜けの良いルーフバルコニーに面した窓に向かってテーブルを置く予定でした。しかし、コンセント口が机の右側にしかないため、パソコンからの配線が気になり、やむを得ず壁側に配置することにしました。テレワークが始まった春には気が付きませんでしたが、夏は窓から西日が差し込むため、結果として、壁側配置が正解でした。ワークテーブルの置き場所は、コンセント口の位置や、窓の方角が意外と大事だと分かりました。

植物と猫を身近に感じる空間に

アウトドア用のウッディなテーブルを選んだおかげで、インテリアにもうまくなじみました。パソコンで仕事をしていると、飼い猫がよく邪魔をしに来ていたのですが、専用のマットを置いてあげると、そこが気に入り、いつも大人しく座って仕事をしている児玉さんを眺めているとか。大好きな植物と猫をいつも身近に感じながら仕事ができる、素敵なワークスペースが実現しました。

自宅にワークスペースを作るのはハードルが高い感じがしますが、トランクルームなら期間限定で気軽に試せます。みなさんもトランクルーム を活用して、暫定のテレワークスペースを作ってみてはいかがでしょうか?

カメラマン/野地康之 取材・文/福井順子

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