マンションのトランクルームは便利?種類・メリット・注意点を徹底解説
トランクルームが付いているマンションがあるのをご存知でしょうか。この記事では、マンションのトランクルームの利便性や種類、メリット、注意点を徹底解説します。
マンションに付いているトランクルームを利用したい方や、トランクルーム付きのマンションを検討している方は是非参考にしてください。
マンションのトランクルームのタイプ
マンションの中には、各部屋の玄関脇や地下、共有部分にトランクルームが設置されているものがあります。マンションの間取り図ではトランクルームを一般的に「TR(Trunk Room)」または「TS(Trunk Space)」などと表記しています。
マンションのトランクルームには主に以下3つのタイプがあります。
- 共有部に設置されているタイプ
- 各住居に隣接しているタイプ
- 提携のトランクルーム会社を利用するタイプ
これらのタイプは一般的に設置場所や使用方法が異なります。タイプ別に特徴を詳しくみていきましょう。
共用部に設置されているタイプ
共用部に設置されているタイプとはマンションの地下やエントランスの近く、別棟などの共有部分に設置されたトランクルームのことを指します。住居とは離れた場所にあり、使用料はさまざまです。
トランクルームの数が限られており、事前に予約が必要な場合があるため注意が必要です。
各住居に隣接しているタイプ
各住居に隣接しているタイプのトランクルームとは一般的に玄関ドアの横などに造られているトランクルームを指します。
住居スペースの近くにあるため、荷物を出し入れしやすいのが特徴です。また、一般的に使用料が家賃に含まれています。
提携のトランクルーム会社を利用するタイプ
マンション自体にトランクルームは設置していないものの、提携しているトランクルームを利用できるものがあります。マンションの管理会社が提携しているトランクルームを利用することができ、マンションの外部に設置されたトランクルームに荷物を収納することができます。
マンションから離れている場所にトランクルームがあるため、荷物の出し入れがしにくい点には注意が必要です。
マンション内にトランクルームがあるメリット
マンション内にトランクルームがあると得られる、以下2つのメリットをご紹介します。
- 部屋に置けない荷物を収納できる
- 荷物を手軽に出し入れできる
それぞれ詳しくみていきましょう。
部屋に置けない荷物を収納できる
部屋の収納以外に収納スペースが確保できるという点はマンションにトランクルームがついているメリットの1つです。大きな荷物や外で使う荷物はできれば部屋の中に収納したくないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そういった収納スペースをとってしまう大きな荷物や、室内保管を避けたい荷物をトランクルームに収納することで、生活スペースを確保することや生活スペースを汚すのを防ぐことが可能です。
荷物を手軽に出し入れできる
マンション内にトランクルームがあれば、手軽に荷物の出し入れをすることが可能です。住居とトランクルームが近い距離にあるため、比較的高頻度で使用する荷物も手軽に出し入れすることができます。
たとえば、週に1回使用するスポーツ用品などもマンション内のトランクルームであれば手軽に出し入れすることが可能です。
マンションのトランクルームに収納できる荷物の例
ではマンションのトランクルームにはどういった荷物を収納するのがよいのでしょうか。ここからは、マンションのトランクルームに収納できる荷物の6つの例をご紹介します。
- アウトドアグッズ
- スポーツ用品
- 季節物
- 防災グッズ
- 趣味グッズ
- 仕事用の荷物
上記の荷物が多い方はトランクルームに荷物を収納することを検討してみましょう。
アウトドアグッズ
バーベキューやキャンプ、釣りなどの道具は外で使用するため、道具に土や泥が付いている可能性があります。また、アウトドアのグッズは比較的大きい傾向にあるため収納スペースを圧迫してしまう傾向にあります。
そのため、部屋の外にあり比較的大きなスペースである、トランクルームに収納するのがよいでしょう。
スポーツ用品
スキーやスノーボード用品、ゴルフクラブセット、サーフィンの道具なども部屋の収納を圧迫してしまう傾向にあります。
比較的大きなスポーツ用品もトランクルームに収納することで部屋の収納スペースを確保することができます。
季節物
クリスマスグッズや衣類、布団、などの季節物はトランクルームに収納するのがよいでしょう。また、扇風機やヒーターなどの季節物の家電を収納するケースも多いです。
防災グッズ
住居と近いマンション内のトランクルームに防災グッズを収納することで、2次備蓄として利用できます。飲料水や懐中電灯、非常食などを入れておくことで、いざという時に役立ちます。
趣味グッズ
部屋に入りきらない書籍やCD、DVD、ゲーム機などの趣味グッズを収納するのもよいでしょう。
頻繁には使わないが残しておきたい趣味グッズをトランクルームに入れておくことで、部屋のスペースを圧迫せずに収納することができます。
仕事用の荷物
個人事業主の方は住居を仕事スペースとして利用している方も多いでしょう。トランクルームに一定期間所持しておく必要のある書類や業務用機器などを収納することで、生活スペースを確保することができます。
また、販売する商品の倉庫としても利用が可能です。
マンションのトランクルームを利用する際の確認事項
ここからは事前に確認すべき以下3点の項目をご紹介します。
- 利用料金
- 利用状況
- 設備
マンションのトランクルームを利用する前に、確認しておくとよいでしょう。
利用料金
当然ですが、事前に利用料金を確認しておきましょう。マンションに付いているトランクルームの利用料金はマンションによって異なります。
家賃や管理費に使用料が含まれているケースもあるため、事前に不動産会社に確認しておきましょう。
利用状況
マンションのトランクルームは、必ずしも部屋ごとに用意されているわけではありません。トランクルームがすでに使用されている場合は、空室が出るまで待つ必要があります。
事前にトランクルームの利用状況を確認し、いつから利用できるのか確認しておくとよいでしょう。
設備
トランクルームの設備やセキュリティ設備も事前に確認しておくとよいでしょう。空調設備やセキュリティ設備を確認することで、収納する荷物を選びやすくなります。
関連記事:トランクルームに空調設備はある?メリット・デメリットを解説
マンションにトランクルームがない場合の対処法
マンションにトランクルームがついてない場合の対処法を解説いたします。以下3つの対処法を試して収納スペースの不足を解消しましょう。
- 断捨離をする
- 収納方法を見直す
- マンション外のトランクルームをレンタルする
それぞれ詳しくみていきましょう。
断捨離をする
荷物が多い場合には、捨てられる荷物がないか再度見直しましょう。荷物をできるだけ少なくすることで収納スペースを確保することができます。
収納方法を見直す
収納方法を見直すことで、同じ収納スペースでも収納できる荷物量を増やすことができます。例えば、クローゼットの中を小分けに区切ることで、無駄なく荷物を収納できます。
マンション外のトランクルームをレンタルする
大きな荷物や外で使う荷物の収納スペースにお困りの場合はトランクルームを住居とは別に契約するとよいでしょう。トランクルームは全国各地にさまざまな広さのものがあります。
収納したい荷物に適した広さ、環境のトランクルームを選ぶことが可能です。
トランクルームを活用して快適に暮らそう
ここまでマンションのトランクルームの利便性や種類、メリット、注意点を解説してきました。マンションのトランクルームは、アウトドアグッズや季節物などを収納できるため、住居スペースを確保することができます。
マンションにトランクルームがない方は、家とは別にトランクルームを検討するのもよいでしょう。
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監修
エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄
2020年8月 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年5月 整理収納アドバイザー1級 取得
子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納の知識とトランクルームを掛け合わせ、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。