トランクルーム

宅配型トランクルームとは?収納できる荷物や料金相場を解説

段ボールを受け取る男性

トランクルームは自分で荷物を運搬して収納するのが一般的ですが、自宅から出ずに利用できる宅配型トランクルームがあるのをご存知でしょうか。

この記事では、宅配型トランクルームに収納できる荷物の例や、他のトランクルームとの比較を解説します。宅配型トランクルームのメリットやデメリットを把握して利用を検討しましょう。

※この記事で紹介している料金は、2023年2月時点の目安の料金になります。最新の情報は各トランクルームの運営会社に確認してください。

宅配型トランクルームとは

トランクルームは大きく分けると以下3つのタイプがあります。

  • 屋内型トランクルーム
  • 屋外型トランクルーム
  • 宅配型トランクルーム

屋内型や屋外型のトランクルームは自分で荷物を収納するのに対し、宅配型は荷物をダンボールなどの箱に詰めて宅配便で送り、倉庫に収納してもらうサービスです。荷物を出す際も宅配で荷物が届きます。

宅配型トランクルームの月額料金は比較的安く設定されていますが、基本的に荷物を出し入れする度に手数料が発生します。

宅配型トランクルームに収納できる荷物の例

宅配型トランクルームは荷物を段ボールなどの箱に詰めて送るため、下記に当てはまるような荷物を収納するのに適しています。

  • 小さめの荷物
  • 少数の荷物
  • 出し入れの頻度が少ない荷物

上記に当てはまる4つの荷物の例をご紹介します。

アウターやニットなどの冬服

冬物の衣類であるコートなどのアウターやニットは宅配型のトランクルームに向いています。使用しない季節は宅配型トランクルームに収納することで、部屋の収納スペースを確保することができます。

帽子・手袋・マフラーなどの冬小物

帽子や手袋、マフラーなどの冬小物も利用しないシーズンは宅配型トランクルームに収納するのがよいでしょう。冬小物はかさばりやすく種類が多いため、置き場所に困る方もいらっしゃるのではないでしょうか。

宅配型トランクルームであれば段ボールに小物を入れて送るだけで収納ができます。

趣味グッズやコレクション

趣味で集めているコレクションも、宅配型トランクルームが適しているといえます。ただし、収納するコレクションの量が多い場合は費用がかさんでしまう場合があります。

書類や資材、備品

宅配型トランクルームでは少数の書類や資材、備品の収納に適しています。ただし、取り出すには時間がかかる可能性があるため、急に必要になる可能性のある書類や備品を収納する際には注意が必要です。

宅配型トランクルームの料金相場

ここからは宅配型トランクルームの月額の料金相場について解説します。宅配型トランクルームを利用する際は基本的に以下2つの費用が発生します。

  • 月額料金
  • 預け入れ・取り出し手数料

月額料金とは別に、荷物の出し入れの際に費用が発生するのが特徴です。

月額料金

基本的に宅配型トランクルームの月額料金は預けているダンボールの個数、サイズによって変動します。例えば一辺が38cm程度の段ボールであれば、月300円程度から利用できます。

屋内型、屋外型トランクルームに比べて安い価格で利用できる傾向にあります。

預け入れ・取り出し手数料

宅配型トランクルームでは、荷物を出し入れする際に手数料が発生するのが一般的です。手数料の相場は1回につき500〜1,000円程度が平均です。

屋内型・屋外型トランクルームでは、荷物の出し入れの際に手数料は発生しないケースが多いため、頻繁に出し入れする荷物を収納する場合は、屋内型・屋外型トランクルームを選択するとよいでしょう。

宅配型トランクルームと他のトランクルームの比較

前述した通り、トランクルームには宅配型、屋内型、屋外型の3種類があります。3種類のトランクルームを以下の項目で比較してみましょう。

  • 月額料金
  • 預け入れ・取り出し手数料
  • 収納できる荷物の大きさ
  • 荷物の出し入れのしやすさ
項目宅配型屋内型屋外型
月額料金月額270〜1,500円程度月額3,000〜20,000円程度月額2,000〜7,000円程度
預け入れ・取り出し手数料500〜1,000円程度なしなし
収納できる荷物の大きさ基本的にダンボールに入る荷物0.1帖〜12帖に収納できる荷物0.6帖〜9帖に収納できる荷物
荷物の出し入れのしやすさ出し入れできる時間帯が限られる基本的に24時間出し入れ可能基本的に24時間出し入れ可能

月額料金

宅配型は箱のサイズや個数によって月額料金は変動しますが、相場は月額270〜1,500円と他のトランクルームよりも安い傾向にあります。屋内型は月額3,000〜20,000円程度とやや高い傾向にありますが、基本的に空調設備やセキュリティ設備が充実しています。

屋外型トランクルームは外に設置されているため、月額2,000〜7,000円程度と屋内型トランクルームよりも安価に設定されています。

預け入れ・取り出し手数料

宅配型トランクルームのみ、荷物を出し入れする際に手数料として1回につき500〜1,000円程度がかかります。頻繁に出し入れをする荷物を収納する際は、屋内型または屋外型トランクルームを選択しましょう。

収納できる荷物の大きさ

宅配型トランクルームでは一般的にダンボールに入る程度の荷物が適しています。一方、屋内型、屋外型トランクルームは0.1帖〜12帖程度までのさまざまなタイプのトランクルームがあり、大き目の荷物も収納することができます。

荷物の出し入れのしやすさ

宅配型トランクルームは、会社やサービスによって出し入れできる時間帯が異なります。自宅にいながら荷物の出し入れができる点はメリットですが、日曜・祝日は翌営業日以降の対応になることもあるため注意が必要です。

荷物を好きな時間に出し入れしたい場合には、24時間利用可能な屋内型、屋外型トランクルームを利用するとよいでしょう。

収納する荷物に合わせて最適なトランクルームを選びましょう

ここまで宅配型トランクルームの特徴を解説してきました。宅配型トランクルームは自宅にいながら荷物を出し入れできるというメリットがある一方で収納できる荷物の大きさに制限がある点や、荷物の出し入れに手数料がかかる点はデメリットだといえます。

収納する荷物によって、最適なトランクルームを選びましょう。

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監修

小川真澄さん

エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄

2020年8月 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年5月 整理収納アドバイザー1級 取得

子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納の知識とトランクルームを掛け合わせ、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。

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