引っ越しのマットレスの運び方や梱包方法、運搬の料金相場を解説
引っ越しを検討している方の中には、マットレスの取り扱いにお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、引っ越し時のマットレスの運搬方法や圧縮・梱包方法、運搬する際の料金相場、マットレスの買い替え目安や処分方法などを解説します。
また、引っ越し時のマットレス置き場に最適な、トランクルームの活用法もご紹介しますので、引っ越しを控えている方、検討している方は是非参考にしてください。
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引っ越し時のマットレスの運び方
マットレスは比較的大きいものが多く、引っ越し時の運搬が難しい荷物の1つです。引っ越し時のマットレスは、以下の2つの方法で運ぶのが一般的です。
- 車を使って自分で運搬する
- 引っ越し業者に運搬を頼む
それぞれの運び方を具体的にみていきましょう。
車を使って自分で運搬する
後部座席を倒しスペースを確保することで、車を使って自分で運搬することも可能です。ただし、マットレスのサイズと運搬に使用する車種によっては、マットレスが入らないこともあり、注意が必要です。
マットレスのサイズは長さが約2mであることが多いため、後部座席を倒した状態で2m以上のスペースがある車を用意する必要があります。
ただし、セミダブル以上のマットレスの場合は、サイズの都合上、車での運搬は難しいケースが多くなっています。
また、マットレスは重量がある荷物のため、手伝ってくれる人員を1人は確保しておきましょう。階段を使って持ち運ぶ際は危険を伴うため、十分に注意して行うことが大切です。
引っ越し業者に運搬を頼む
自分で運搬するのが難しい方や、マットレスのサイズがセミダブル以上の場合は、引っ越し業者に運搬してもらう方法がおすすめです。自分で運搬するよりも料金が高くなる傾向にありますが、安全かつ労力がかからない点がメリットといえるでしょう。
ただし、単身者向けの引っ越しパックなどを利用する場合には注意が必要です。一般的に、単身者向けパックでは引っ越し業者が用意した専用ボックス内に運搬する荷物を収める必要があります。専用ボックスの大きさによってはマットレスが入らないこともあり、その場合は、引っ越しの荷物とは別にマットレスを配送する手続きが必要になります。
単身者向けパックを利用する際は、マットレスを含めて荷物が入るか事前に確認しておきましょう。
引っ越し時のマットレスの圧縮・梱包方法
引っ越し時にマットレスを自分で圧縮・梱包する方もいらっしゃるでしょう。ここからはマットレスを圧縮や梱包する方法をご紹介します。
マットレスの圧縮方法
前提として、圧縮が可能なマットレスは中材にスプリングを使用していないものです。圧縮する際は圧縮袋を用意し、以下の手順で進めるとよいでしょう。
- マットレスを圧縮袋に入れる
- チャック部分を雑巾などで水拭きする
- 掃除機のノズルを袋の中に入れてチャックを閉じる
- 掃除機で袋の中の空気を吸い取る
- 掃除機のノズルを抜き、素早くチャックを閉じる
チャック部分を水拭きすることで、圧縮袋の密閉度を上げられる場合があります。ただし、水分が残ったままだとカビの原因となるため、チャック部分をしっかりと乾かすか、乾拭きを行いましょう。
また、長期間マットレスを圧縮してしまうとマットレスが復元しないこともあるため、荷ほどきの際にはすぐに開封するとよいでしょう。
マットレスの梱包方法
マットレスを運搬する際には、傷や汚れから守るために梱包する必要があります。梱包する際は緩衝材を用意するとよいでしょう。
次に、緩衝材をマットレス全体に巻き付け、ガムテープなどでしっかりと固定させます。緩衝材を用意できない方は、大型のラップや使わなくなった毛布で覆う方法もあります。
マットレスのみの引っ越し料金の相場
引っ越し時にマットレスを運搬する方法には、引っ越し業者に依頼して他の荷物と一緒にマットレスを運んでもらう方法と、業者にマットレスのみを配送してもらう方法があります。
ここではマットレスのみを配送してもらう料金の相場をご紹介します。
項目 | 同一県内 | 首都圏~地方 |
---|---|---|
料金相場 | 8,000円程度 | 15,000円程度 |
引っ越し業者や時期、マットレスのサイズによっても料金は異なるため、事前に見積もりをとっておきましょう。
マットレスの買い替え目安や処分方法
古くなったマットレスに関するお悩みには、以下のようなものがあります。
- マットレスを買い替える使用年数の目安
- マットレスを処分する方法
買い替える使用年数の目安や処分する方法を詳しくみていきましょう。
マットレスを買い替える使用年数の目安
引っ越しを機に古いマットレスを処分し、新調する予定の方もいらっしゃるでしょう。マットレスの寿命は、素材や品質、使い方、手入れ具合などによって異なりますが、一般的には5〜10年程度とされています。
下記の表ではマットレスの素材ごとに一般的な寿命を記載しています。
素材 | 一般的な寿命 |
---|---|
ポケットコイル | 8~10年 |
ボンネルコイル | 6~8年 |
高反発ウレタン | 6~8年 |
低反発ウレタン | 3~5年 |
上記はあくまで目安ですが、マットレスに凹みが生じている場合や、軋み音がする、カビが発生している場合は買い替えを検討してもよいでしょう。
マットレスを処分する方法
マットレスは各自治体の窓口に連絡することで、粗大ゴミとして処分してもらえます。手数料はサイズや素材によって異なりますが、例えば東京都杉並区の場合には以下の手数料が発生します。
品名 | 手数料 |
---|---|
ベッドマット(シングル・セミダブル) | 1,200円 |
ベッドマット(ダブル以上) | 2,000円 |
粗大ごみの集荷は、自治体によりルールが違う場合があるため、事前に確認しておきましょう。
引っ越し時のマットレス置き場にはトランクルームがおすすめ
引っ越し時のマットレス置き場として、トランクルームを活用する方法があります。
退去日から新居への入居日の期間が空いてしまう場合や、一時的に実家に引っ越すもののマットレスの置き場がないという場合など、引っ越し時にマットレス置き場に悩む人は少なくはありません。また、引っ越しに向けてマットレスを新調したものの、置き場所が足りなくなってしまったというケースもあります。
来客用のマットレスや布団などのスペースを取りやすい荷物も、トランクルームを利用することで、一時的に収納しておくことができます。
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トランクルームとは
トランクルームは、自宅の収納スペースの延長として利用できるサービスで、引っ越し時のマットレスなどの一時置き場としても活用できます。
マットレスだけでなく部屋に入りきらない他の荷物の収納スペースとしても活用することができ、シーズンオフの衣類や家電製品なども収納可能です。
屋内型トランクルームの中には空調・除湿設備のある物件もあり、温度変化や湿気が気になるマットレスの収納にも向いている場合が多いとされています。
関連記事:トランクルームとは?使い方や選び方、メリットを徹底解説
引っ越し時のトランクルーム活用のメリット
引っ越し時にトランクルームを活用すると、マットレスや布団などの寝具だけでなく、その他の荷物も収納できます。梱包済みの荷物をトランクルームに一時的に置いておけば、生活スペースが荷物で圧迫されることがなく、窮屈な思いをせずに済みます。
また、ハローストレージであれば、一部例外を除いて24時間365日利用できる店舗も多く、荷物の出し入れに費用が発生しません。引っ越し後も来客用のマットレスや布団、使用頻度の低い季節家電やシーズンオフの衣類などの収納場所としても利用できるため、新居のスペースに余裕を持たせやすいのもメリットです。
関連記事:引っ越し時のトランクルーム活用法!利用メリットや注意点も解説
引っ越し時のマットレスの運び方はよく検討しよう
ここまで引っ越し時のマットレスの運搬方法や圧縮・梱包方法、運搬する際の料金相場、マットレスの買い替え目安や処分方法などを解説してきました。マットレスは比較的運搬が困難な荷物の1つです。
配送費用や圧縮・梱包にかかる労力を考慮し、マットレスの運搬方法を検討するとよいでしょう。また、マットレスの収納場所に困っている方は、トランクルームの利用もご検討ください。
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監修
エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄
2020年8月 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年5月 整理収納アドバイザー1級 取得
子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納の知識とトランクルームを掛け合わせ、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。