キッチン収納のアイデア13選!調理器具や食器などアイテム別に解説
キッチンは毎日使用する場所だからこそ、できるだけ広く快適に使いたいものです。キッチン用品は種類が多くかさばるアイテムが多いため、収納には工夫が必要です。
お皿やコップ、カラトリー類は何となく増えていってしまうため、適宜不要なものを選別するといったお手入れも必要でしょう。新しいアイテムを購入する際は、収納場所を考えてから購入するクセをつけることが大切です。
本記事では、キッチンの収納アイデアをアイテム別にご紹介します。
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キッチンの収納アイデア「調理器具」
調理器具はサイズや形がバラバラなことも多く、ただ収納しただけでは散らかりやすくなってしまいます。
調理器具を収納する際には、以下の3点を意識するとよいでしょう。
- 調理器具をサイズごとにまとめる
- 鍋やフライパンなどは「立てる収納」を取り入れる
- ヘラやおたまなどは「掛ける収納」を取り入れる
それぞれの詳細を解説します。
調理器具をサイズごとにまとめる
サイズの異なる調理器具をまとめて収納していると、見た目が乱雑になりがちです。取り出す際も引っ掛かりやすいので、ストレスを感じることもあるかもしれません。
まずは、調理器具をサイズごとにまとめて分類するのがおすすめです。大きさや高さごとにある程度分類できたら、それぞれ適切な場所へ収納していきましょう。
例えば、小さなアイテムは仕切りを活用して引き出しの中に収納し、大きなアイテムはコンロやシンクの下の広いスペースを利用すると良いでしょう。
鍋やフライパンなどは「立てる収納」を取り入れる
鍋やフライパンなどの大きな調理器具は収納が難しいアイテムの1つです。出し入れのしやすさを考えると、重ねて収納するよりも立てた状態で収納するのがおすすめです。
ファイルボックスやブックスタンドなどを活用すれば、引き出し内やコンロ下で簡単に立てて収納できるようになります。取っ手の部分を上に向けて収納すれば、出し入れもしやすくなります。
仕切りの幅を自由に変えられる収納アイテムも販売されているため、上手く活用すると良いでしょう。
ヘラやおたまなどは「掛ける収納」を取り入れる
ヘラやおたまなどの軽くて細長い調理器具は、キッチンの壁面などに掛けて収納するのもおすすめです。「掛ける収納」であれば、必要な際に取り出しやすい点もメリットだといえるでしょう。
引っ掛ける場所がない場合は、雑貨ショップなどで販売しているワイヤーネットとS字フックを用意することで、掛ける収納のスペースを作ることができます。
ワイヤーネットとS字フックの組み合わせは、キッチンだけでなく洗面所やお風呂、クローゼットの中などさまざまな場所で応用できます。
キッチンの収納アイデア「調味料・食品類」
調味料や食品は数が多く、バラバラになりやすいアイテムです。収納グッズを活用してスッキリ収納するようにしましょう。
ここでは、調味料や食品などの収納アイデアを置き場所別にご紹介します。
- コンロ周りの収納アイデア
- 冷蔵庫内の収納アイデア
- シンク下の収納アイデア
それぞれ見ていきましょう。
コンロ周りの収納アイデア
コンロ周りは調味料の置き場所としてぴったりのエリアです。スペースをうまく活用して調味料を収納していくのがおすすめです。
コンロ周りに調味料を収納する際には、以下のようなアイデアを取り入れてみましょう。
アイデア | 詳細 |
---|---|
調味料ラックを使う | ・2段タイプのものが省スペースでおすすめ |
調味料容器を統一する | ・統一することでスッキリ見える ・デッドスペースなども生みにくく収納もしやすい |
容器にラベリングする | ・一目で内容が分かるようにしておく |
なお、コンロ周りに置く調味料は、使用頻度の高いものに厳選するのがおすすめです。多くの調味料を置いてしまうと取り出しにくくなるなど、かえって不便になってしまうことがあります。
時々しか使用しない調味料は、コンロ付近の引き出しの中に片付けて、その都度出し入れする形でも問題ないでしょう。
なお、コンロ周りは油が飛びやすく、汚れがつきやすい場所です。収納容器やラックも定期的に掃除し、清潔を保つようにしましょう。
冷蔵庫内の収納アイデア
ドレッシングなどの液体調味料の多い冷蔵庫内は、以下のようなアイデアを取り入れてみましょう。
アイデア | 詳細 |
---|---|
チューブホルダーを使う | ・立てた状態で置けるので取り出しやすい ・100円ショップなどでも買えるため、取り入れやすい |
液体調味料にはスリムボトルを使う | ・透明なボトルであれば中身がわかりやすい ・複数ある場合は容器を統一し、ラベリングするのもおすすめ |
冷蔵庫ポケット用の仕切りを取り入れる | ・ポケット内で調味料などが倒れにくくなり、使いやすくなる |
なお、冷蔵庫の側面などにデッドスペースがある場合は、スペースに合ったストッカーやワゴンを活用すると調味料や食品類のストック置き場としても活用できます。
シンク下の収納アイデア
デッドスペースになりやすいシンク下は、工夫次第でさまざまなものを収納できます。シンク下の収納アイデアは、以下のとおりです。
アイデア | 詳細 |
---|---|
伸縮式ラックを使う | ・シンク下のスペースに合わせて幅などを調整できるのがメリット ・調味料や食品以外のアイテムなども置ける |
キャニスター(蓋つきの保存容器)を使う | ・小麦粉などの粉類の保管におすすめ ・シンク下に引き出しスペースがあれば並べて収納する |
スライド収納ラックを使う | ・スライド式で取り出しやすい ・空間を無駄にせず収納スペースを増やせる |
キッチンの収納アイデア「食器類」
家族の人数が多いと食器だけでも相当な枚数になり、収納場所に困ることも多いでしょう。
コップやグラス、カラトリー類も片付けに苦労しやすいアイテムです。
ここでは、食器類の収納アイデアをご紹介します。
- お皿の収納アイデア
- コップ・グラス類の収納アイデア
- カトラリー類の収納アイデア
それぞれの詳細を解説します。
お皿の収納アイデア
お皿はそのまま重ねて収納してしまうと下にあるお皿が取り出しにくいため、ディッシュスタンドなどを活用して立てて収納するのがおすすめです。
ディッシュスタンドを購入する際は事前に設置場所のスペースを確認し、スペースの広さに合ったディッシュスタンドを選ぶようにします。デザイン性の高い商品もありますが、シンプルでかさばらないタイプのものが良いでしょう。
また、ディッシュスタンドの下や食器棚にすべり止めシートを敷くと安定感が増します。すべり止めシートのなかには、防虫や抗菌加工されているものもあるため、必要に応じて活用してみるのも方法の1つです。
コップ・グラス類の収納アイデア
同じサイズのコップがたくさんある場合は、ボックスやトレーにまとめて収納しておくと取り出しやすくなります。小さめのトレーにコップを並べておけば、コップを使用する際にトレーごと持ち運ぶこともできます。
また、毎日使うコップであれば、あえて収納せずにグラススタンドを活用するのも方法の1つです。水切りトレーが付いたタイプのグラススタンドなら、コップを洗った後に乾かしながらそのまま収納できます。
カトラリー類の収納アイデア
引き出しの中で散らかりやすいカラトリー類は、仕切り付きのトレーで種類ごとに分類しておくとスッキリします。数が多くても、片付ける場所を決めておくだけで使い勝手がよくなるでしょう。
収納スペースが不足している場合は、伸縮式や上段スライド式のトレーを活用すると収納量がアップするためおすすめです。
一日の中で何度も使うカトラリーだけをピックアップして、カラトリースタンドに立てて収納するのも方法の1つです。蓋つきのカラトリースタンドならホコリの付着も防げます。
キッチンの収納スペースが足りない場合のアイデア・対処法
収納アイデアや便利な収納アイテムを紹介してきましたが、それでも収納スペースが足りない場合の対処法をご紹介します。工夫次第で、キッチンのさまざまな場所を収納スペースに変えることができます。
- 壁を利用する
- 扉裏を活用する
- ワゴンを設置する
- トランクルームを利用する
それぞれの詳細を解説します。
壁を利用する
壁に有孔ボードを取り付けて「掛ける収納」をすると、かさばるフライパン類やフライ返し、おたまなどをおしゃれに収納できます。有孔ボードだけでなく、すのことS字フックで壁に収納スペースを作る方法もあります。
さらに、突っ張りタイプの収納棚などを利用して天井から床までを収納スペースに変える方法もあります。突っ張りタイプの場合、奥行きのスペースを大きく取らずに済む点もメリットの1つです。
扉裏を活用する
シンクや食器棚、パントリーなどの扉裏は、収納アイテムを上手に利用することで収納スペースへと変わります。
扉に引っ掛けるタイプのラックを利用すれば、調味料やラップ類のストック場所としても活用できます。扉を閉めれば外からは見えないため、部屋の雰囲気をスッキリさせたいのであれば、取り入れてみるのもおすすめです。
扉裏の奥行きが少ない場合は、ゴミ袋や排水口ネット(水切りネット)の収納場所として活用する方法もあります。
ワゴンを設置する
ハンドル付きのスリムワゴンなら、キッチンの狭いすき間にも収まり、必要な時だけハンドルを引いて必要なものを取り出せます。
キャスター付きのワゴンならスムーズに移動できるため、普段はキッチン以外に置いておき、必要な時だけキッチンで使用するといった使い方もできます。
天板が付いている少し大きめのワゴンであれば、調理の作業スペースとして使用したり、ちょっとしたテーブルとして使用したりもできるでしょう。多目的に使用できるワゴンを1つ持っておくと何かと便利です。
トランクルームを利用する
トランクルームとは、自宅の収納の延長として利用できる収納サービスのことです。
普段あまり使用しない食器や調理家電などをトランクルームに収納することで、キッチンスペースをスッキリ保てます。また、キッチン関連のアイテムだけでなく、季節家電や使用頻度が低い物、思い出の品、シーズンオフの衣類などをトランクルームに収納すれば、自宅の収納スペースを有効活用しやすくなります。
屋内型のトランクルームのなかには空調・除湿設備のある物件もあり、湿気に弱いデリケートな衣類や書類の収納にも向いている場合が多いとされています。
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関連記事:トランクルームとは?使い方や選び方、メリットを徹底解説
キッチンの収納スペースに困ったらトランクルームを検討しよう
キッチン用品の収納アイデアや収納に役立つアイテムをご紹介しました。キッチン用品は調理器具や調味料、食品、食器類などアイテムが幅広く、アイテムごとに収納アイデアをうまく取り入れていくのがおすすめです。
また、キッチンを含む自宅の収納スペースが足りていない場合は、トランクルームの活用も方法の1つです。使用頻度の少ない調理家電や季節家電などがあれば、トランクルームに収納することで自宅内がスッキリしやすくなります。
もし自宅の収納スペースでお困りの場合は、トランクルームの利用を検討してみてください。
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調査機関:日本マーケティングリサーチ機構
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監修
エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄
2020年8月 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年5月 整理収納アドバイザー1級 取得
子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納の知識とトランクルームを掛け合わせ、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。