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引っ越し時の断捨離の手順・方法は?捨てる基準や断捨離のメリットを解説

引っ越しを検討する女性

引っ越し時、荷物が多くお困りの方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめの整理方法の1つが「断捨離」です。

この記事では、引っ越し時の断捨離の手順や方法、どこから取り組むべきといった点を詳しく解説していきます。また、断捨離をする際の「捨てる基準」や、断捨離をするメリット、不用品の処分方法などもあわせて紹介していきます。

引っ越しを控えている方や、引っ越しを機に断捨離をしようと考えている方は是非参考にしてください。

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引っ越し時の断捨離の手順・方法

まずは引っ越し時の断捨離の手順や方法をみていきましょう。引っ越し時の断捨離の手順は以下の方法で行うとスムーズに進められます。

  1. 捨てる基準を決める
  2. エリアを決める
  3. 荷物を全て出す
  4. 荷物を必要・不要・保留に分ける
  5. 不要な物を処分する

それぞれの手順を詳しく解説します。

1.捨てる基準を決める

引っ越し時に限らず、断捨離をする場合に大切なのが「捨てる基準」を決めることです。

基準を設けずになんとなく処分してしまうと、必要なものまで処分してしまうことがあり、後悔につながる恐れがあります。はじめに「捨てる基準」を決めておくことで、本当に処分すべきものだけを捨てられるようになるでしょう。

「捨てる基準」の具体例は、のちほど詳しく解説します。

2.エリアを決める

捨てる基準を決めたら、断捨離をするエリアを決めます。家中の断捨離を、1日で終えるのは時間もかかり、作業も大変になります。そのため、今日は玄関、明日はリビング、週末は寝室など、エリアごとに作業するとよいでしょう。

どのエリアの断捨離をするのか、スケジュールを立てておくことで、スムーズに進められます。

3.荷物を全て出す

断捨離をするエリア内の荷物を全て出してみましょう。そうすることで、所有している荷物の全体の量が把握できます。断捨離にどのくらいの期間がかかるかも見えてくるでしょう。

また、全ての荷物を出すことで似たようなアイテムや、使用していない物がないか確認できます。必要か不要かどうかの判断もつきやすくなるでしょう。

4.荷物を必要・不要・保留に分ける

荷物を全て出して内容を把握したら、出した荷物を「必要」「不要」「保留」に分けていきます。

必要、不要の選択肢だけにしてしまうと、どちらにするか判断がつかなかったり、悩んだりする時間がかかったりするでしょう。処分すべきか悩む荷物は「保留」にしておくことで、仕分けで悩むことがなくなり、作業効率が上がります。

保留にしたものは引っ越しが終わったあとに改めて再検討するとよいでしょう。保留とした荷物の置き場所として、トランクルームなどの収納サービスを利用すれば、新居もスッキリとできます。

5.不要な物を処分する

「不要」に分類された荷物を処分します。通常のゴミの日に出せる物なら問題ありませんが、粗大ゴミなどは注意が必要です。引っ越しの日までに不用品を処分できるよう、粗大ゴミの回収日のチェックや、予約なども進めておきましょう。

不用品の処分方法についても、後ほど詳しく解説します。

引っ越し時の断捨離、どこから取り組むべき?

引っ越し時の断捨離を、どこからやればいいのかわからないという方は少なくありません。そのような際は、まずは以下の場所から取りかかるとよいでしょう。

  • 本棚
  • クローゼット・タンス

最初に取り組むべき場所ごとに、断捨離方法を解説します。

本棚

本棚があるのであれば、まずは本や雑誌類から断捨離に取り組んでみるのも方法の1つです。本や雑誌などは、生活必需品ではないこともあり、断捨離に取り組みやすいアイテムでもあります。読みかけて挫折した本、電子書籍がある本、汚れがひどい本、情報が古い雑誌などは処分を検討してもよいかもしれません。

また、不要としたものでも古くなった雑誌などは、引っ越しの際にページを緩衝材代わりに使用できます。食器類を包んだり、段ボール内の隙間を埋めたりと活用してみるとよいでしょう。

クローゼット・タンス

クローゼットやタンスなども、断捨離に取り組みやすいエリアです。服やファッション小物の中で、1年以上着用していない、サイズが合わない、毛玉やほつれが多いものは、思い切って処分しても問題ないことが多いでしょう。

ハイブランドのバッグでデザインが気に入らないものや、使用頻度が少ないものは、中古買取ショップで見積もりを取ってもらったり、フリマアプリへ出品したりするのも方法の1つです。

関連記事:服の断捨離をする際の4ステップとは?断捨離時の注意点も解説

引っ越し時の断捨離をする際の「捨てる基準」

前述のとおり、引っ越し時の断捨離を始める前には、必ず「捨てる基準」を決めましょう。以下は断捨離で物を捨てる判断基準の例です。

  • 期限の切れたもの
  • 数年使用していないもの
  • 気に入っていないもの

それぞれの物を捨てる基準を具体的にみていきましょう。

期限の切れたもの

使用期限が過ぎた化粧品、割引券、クーポンや保証期間の過ぎた保証書、用済みになった書類などは処分するとよいでしょう。消費期限や賞味期限が切れた保存食なども処分する対象となります。

数年使用していないもの

数年使用していないものは、使用していない期間の基準を定めると、処分しやすくなります。例えば「2年以上使用していないバッグやアクセサリーは処分する」などです。

数年使わないものには、衣類や靴、美容器具、調理用品、書籍、雑誌、おもちゃ、ベビー用品などが考えられます。

気に入っていないもの

あまり気に入っていない、愛着がわかないものは、持っていても結局使用しないことが多いでしょう。

自分自身が気に入っているかどうか、愛着がわくかどうかも、断捨離をする基準になります。今後もずっと持っていたい愛着のあるものだけを残し、気に入っていないものは思い切って処分しましょう。

引っ越し時に断捨離をするメリット

断捨離は単に物を捨てるのみでなく、生活の質の向上や心のリフレッシュ効果、運気向上などが期待できますが、引っ越し時においては以下のようなメリットが挙げられます。

  • 引っ越しの費用を抑えることができる
  • 不要な荷物を売却することで収入を得ることができる
  • 引っ越しの荷解きが楽になる
  • 新居のスペースが広がる

断捨離のメリットを詳しくみていきましょう。

引っ越しの費用を抑えることができる

引っ越し前に断捨離をすることで、新居に持っていく荷物を減らすことができ、引っ越し費用を抑えられる可能性があります。引っ越し業者に作業を依頼する場合、荷物を減らすことで作業員の人件費やトラック費用、梱包費用などを抑えられるかもしれません。

不要な荷物を売却することで収入を得ることができる

​​数年利用していない衣類や鞄、靴、化粧品などは、中古買取店やフリマアプリで売却できる場合があります。また、食器や電化製品など「まだ使えるけど引っ越しを機に買い替えたい」ものも、売却することで収入を得ることが可能です。

引っ越しの荷解きが楽になる

引っ越しは荷造りだけでなく、新居での荷解きも時間と労力を使います。断捨離で物を減らしておくと、荷解きに割く時間と労力を抑えることができます。

新居のスペースが広がる

当然ですが、断捨離をすることで新居に持っていく荷物が少なくなります。荷物を少なくすると、生活スペースを確保する事ができ、スッキリとした部屋を作りやすくなるでしょう。

引っ越し時の断捨離で出た不用品の処分方法

断捨離によっていらなくなった不用品を、どうやって処分すべきか悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。処分方法は主に以下の3つです。

  • 不用品回収業者に回収してもらう
  • 自治体に一般ごみや粗大ごみとして出す
  • フリマアプリやリサイクルショップで売却する

それぞれ詳しくみていきましょう。

不用品回収業者に回収してもらう

不用品回収業者に依頼すると、多くの不用品をまとめて回収してくれます。また、自宅に直接回収しにきてくれたり、回収日時の予約も柔軟に対応してくれたりするでしょう。

しかし回収には費用が発生するため、事前に確認しておくことが大切です。

自治体に一般ごみや粗大ごみとして出す

可燃ごみや不燃ごみ、資源ごみは、一般的なごみの日に捨てられます。粗大ごみとして出す場合は、事前に予約が必要など、自治体によってルールがある点に注意が必要です。

また、自治体の粗大ごみとして出す際は、粗大ごみ処理手数料が設定されていることがあり、処理手数料は200〜2,000円程度です。

フリマアプリやリサイクルショップで売却する

まだ利用できる荷物は、フリマアプリやリサイクルショップで売却できます。売却できる荷物には、以下のような荷物が挙げられます。

  • テレビ
  • 冷蔵庫などの電化製品
  • ファッションジュエリー
  • スマートフォン
  • パソコンなどのデジタル機器
  • ブランド品

該当する荷物がないか、事前に確認しておくとよいでしょう。

断捨離できない荷物の対処法

屋内型トランクルーム

とっておくか判断に迷う荷物は、トランクルームに収納するのも1つの方法です。トランクルームは、以下のように活用できます。

活用法トランクルームに収納する荷物の例
とっておくか判断に迷う荷物の収納場所として活用思い出の品・アルバム・成績表・卒業証書・記念メダル・表彰状・トロフィー・手紙 など
使用頻度の低い荷物の収納場所として活用季節物(衣類・布団・扇風機などの家電)

断捨離できない荷物が多い場合には、トランクルームの利用を検討してみてください。

【トランクルーム利用例】

トランクルームの収納例

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関連記事:トランクルームとは?使い方や選び方、メリットを徹底解説

引っ越しの際は断捨離に取り組みつつ作業を進めよう

ここまで、引っ越し時の断捨離の手順や方法、どこから取り組むべきか、捨てる基準、断捨離をするメリット、不用品の処分方法などを解説してきました。断捨離の手順や方法、「捨てる基準」をしっかり押さえて不要な荷物を減らし、スムーズに引っ越しを進めましょう。

また、捨てるべきか判断できない荷物がある場合は、トランクルームを活用するのもおすすめです。

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監修

小川真澄さん

エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄

2020年8月 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年5月 整理収納アドバイザー1級 取得

子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納の知識とトランクルームを掛け合わせ、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。

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