庭に物置を設置するメリットは?物置のタイプや選び方を解説
庭に物置を設置したいという方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、庭に物置を設置するメリットや物置のタイプ、選び方を解説します。
物置の収納に適するものと、適さないものもご紹介しますので、是非参考にしてください。
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庭に物置を設置するメリット
庭に物置を設置するメリットには以下のようなものがあります。
- 屋外で使用する荷物を置ける
- 自宅の収納スペースに余裕が出る
- 緊急時の防災グッズを収納できる
- 季節ものを収納できる
それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。
屋外で使用する荷物を置ける
庭に物置を設置することで、屋外で使用する荷物を収納することができます。園芸用品、アウトドアグッズ、スポーツ用品など、屋外で使用する荷物を自宅に入れたくない方におすすめです。灯油缶など臭いが気になる荷物も、気にせずまとめて収納できます。
自宅の収納スペースに余裕が出る
自宅の収納スペースにある荷物を物置に移動させることで、家の中がスッキリ片付きます。使用していない家具や家電、工具などは自宅の収納スペースを圧迫しがちです。使用頻度の低い荷物を物置に収納することで、自宅のクローゼットや押入れの収納スペースに余裕を持たせることができます。
緊急時の防災グッズを収納できる
庭の物置は緊急時の防災グッズの収納場所としても活用できます。
防災グッズは自宅の出し入れしやすい場所に置くのが一般的ですが、家族全員分の防災グッズとなるとかなりの収納スペースが必要になります。自宅に収まりきらない防災グッズを物置に移しておくのも方法の1つです。
季節ものを収納できる
物置は使用する時期が限られた季節ものも収納できます。具体的には、夏に使用するビニールプールやビーチパラソル、冬に使用するクリスマスツリーやスタッドレスタイヤなどです。こいのぼりなども使用しない時期は物置に収納しておけば、自宅の収納スペースを使用せずに済みます。
庭に設置する物置のタイプ
庭に設置する物置は、主に開き方の違いで以下のようなタイプがあります。
- 全面開口タイプ
- 二枚扉タイプ
- 三枚扉タイプ
- 片引き込み式二枚扉タイプ
- シャッター物置
物置のタイプ別に特徴を見ていきましょう。
全面開口タイプ
全面開口タイプは間口を全開放できる物置です。全面開口タイプは扉が観音開きなので、中に入っているものがすぐに判別でき出し入れしやすいのが特徴です。
ただし、開き戸であるため十分な間口スペースが必要となり、建物の壁と壁の間など狭い場所の設置には適していません。
二枚扉タイプ
二枚扉タイプは左右どちらからでも開くことができる引き戸の物置です。小型の物置に多く、全開した場合は片側半分が使用できます。
二枚扉タイプは小型物置の標準的な扉の開け方で、開口スペースが不要なので狭い庭でも設置できます。ただし左右片側からしか荷物を出し入れできません。
三枚扉タイプ
三枚扉タイプは二枚扉タイプと同様に、左右どちらからでも開くことができます。扉が三枚あるため、二枚扉よりも開口部は広くなり、真ん中に置いた荷物も出し入れしやすくなります。
全面開口タイプは設置できないものの、開口部はできるだけ広く取れる物置が欲しいという方におすすめです。
片引き込み式二枚扉タイプ
片引き込み式二枚扉タイプは中型・大型の物置に多いタイプの開き方です。物置の横幅の3分の2を開くことができ、荷物の出し入れがしやすくなります。
設置時に右開きか左開きかを選択でき、扉を寄せる片方の扉は固定されていて開きません。自転車などの大きな荷物を収納するのに向いています。
シャッター物置
シャッター物置は扉がシャッターになったタイプで、手動または自動で全面開口することができます。シャッター物置は開口部が広く荷物の出し入れがしやすいのが特徴です。
シャッターは手動や電動のものがありますが、価格が比較的高く壊れた際の修理が難しいのがデメリットです。
庭に設置する物置の選び方
庭に設置する物置にはさまざまなタイプがあり、どれが最適か悩んでしまう人もいるかもしれません。庭に設置する物置を選ぶ際には以下をチェックしましょう。
- 設置場所
- サイズ
- 素材
- 扉の開き方・棚のタイプ
- 価格
物置の選び方をそれぞれご紹介します。
設置場所
庭に物置を設置する際には、「物置のサイズ+作業スペース」を確保する必要があります。
作業スペースは物置の前後左右の壁から10〜20cmほど取るのが一般的です。物置の下には基礎ブロックを使用し、雨水や土が直接触れないようにします。全面開口タイプの物置の場合には、開口スペースの確保も忘れないように注意しましょう。
サイズ
物置のサイズを選ぶ際には、一般的に「横幅→高さ→奥行」の順に選ぶのがおすすめです。
まず、設置したい場所の横幅を確認します。仮に横幅が100cmあるとしたら、作業スペース(10~20cm)を考慮し、横幅が80~90cmの物置を選びましょう。
その次に、物置の高さについて見ていきます。物置の高さは一般的に約2mですが、約2.3mのハイルーフもあります。物置は高ければ高いほど収納力は上がるので、設置場所に屋根がないならハイルーフにするのも手です。
最後に奥行になりますが、物置の奥行きが深すぎると荷物の出し入れが不便になりやすいといわれています。75cm〜90cm程度の奥行のものを選択するのがおすすめです。
素材
物置の素材には金属製、木製、プラスチック(樹脂)製などがあり、強度や耐久年数が変わってきます。海外製の物置は木製のものが多いですが、日本製の物置は金属製のものが多いといわれています。中でもガルバリウム鋼板で作られた物置は、素材の耐久性の高さから人気のあるタイプの1つです。ただし塩害を受けやすい素材でもあるため、海岸付近にお住まいの場合は利用を避けておくとよいでしょう。
物置の中には、耐雪タイプや耐熱タイプもありますが、極端な環境でなければ一般的なタイプで十分です。
扉の開き方・棚のタイプ
前述した通り、物置は扉の開き方によって様々なタイプがあります。収納する荷物の量やサイズを踏まえて、扉の開き方をどのタイプにするか考えましょう。
また、物置の棚には「全面棚タイプ」や「長もの収納タイプ」などがあります。全面棚タイプはラックのような形状で、段ボールなどの収納に向いています。長もの収納タイプは通常の棚だけでなく、ほうきなどが収納できる縦長の収納スペースがあるタイプです。
収納する荷物を考慮して、ぴったりのものを選ぶようにしましょう。
価格
物置は大きさや素材、デザインによって価格は大きく異なり、耐久性の高い優れた物置は当然価格も高くなります。
素材別に比較すると、木製、金属製、プラスチック製の順に価格は安くなっています。物置は本体以外にもオプション料金、設置料金がかかることもあるので、販売店舗などで確認しておきましょう。
庭の物置の収納に適するものと、適さないもの
庭の物置は大容量の収納スペースですが、どんな荷物でも収納できるわけではありません。庭の物置の収納に適するものと、適さないものをご紹介します。
物置の収納に適するもの
庭の物置の収納に適しているのは以下のような荷物です。
- アウトドア・レジャー用品
- スポーツ用品
- タイヤ
- 園芸用品
- 季節もの
- 灯油缶・ポリタンク
- 自転車・バイク
- 日曜大工道具
- 緊急時の防災グッズ
上記のように、屋外で使用するもので、自宅に収納したくないものの収納に向いています。
季節が限られているスノーボードやクリスマスツリーなどを収納するのもおすすめです。
物置の収納に適さないもの
庭の物置の収納に適さないものは以下のような荷物です。
- 衣類
- 食料品
- 紙類(書籍・雑誌・写真・書類など)
庭の物置は屋外に設置されており、湿度・温度変化に弱い荷物の収納には向いていません。例えば、衣類は湿度が高い場所に収納してしまうとカビが発生する可能性があります。
食料品も温度や湿度によって腐敗するため、物置での収納はやめましょう。「冷暗所収納」を推奨しているものも注意が必要です。
紙類である書籍や雑誌、写真、書類なども湿気によって劣化するので避けるべき荷物です。
庭に物置を設置できない場合はトランクルームも検討しましょう
ここまで、庭に物置を設置するメリットや物置のタイプ、選び方を解説してきました。どこに設置するのか、何を収納したいかを明確にして物置を選ぶことが大切です。
また、庭に物置を設置できない場合はトランクルームもおすすめです。トランクルームとは自宅の収納の延長として利用する事が出来る収納サービスで、主に屋内型と屋外型の2種類があります。「屋内型トランクルーム」では空調設備が備わっているものもあり、物置での収納に不向きな衣類や紙類の収納にも向いている場合が多いとされています。
一部例外を除いて365日24時間利用できる店舗も多いため、サービスを契約している期間中は、基本的に自由に出し入れできます。自宅の庭に物置が設置できない際には検討しましょう。
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監修
エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄
2020年8月 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年5月 整理収納アドバイザー1級 取得
子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納の知識とトランクルームを掛け合わせ、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。