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断捨離で後悔する物って?理由や後悔しないためのコツも解説!

断捨離後に悩む女性

断捨離は部屋も心もスッキリする効果的な整理術ですが、必要な物まで捨ててしまい後悔したという人も少なくありません。

この記事では、断捨離で捨てない方がよい「後悔する物」や、捨てても後悔しにくい物について詳しく解説します。

また後悔しないためのコツについても紹介するため、断捨離を初めて行う方や断捨離で後悔したくない方は、ぜひ参考にしてください。

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断捨離で捨てない方がよい「後悔する物」

断捨離をした後に、「捨てなければよかった」と後悔しがちな物があります。具体的には、以下が断捨離をして後悔する物として挙げられることが多いです。

  • 趣味のコレクション
  • 写真やアルバム・日記
  • 本や漫画
  • 子どもの作品や服、おもちゃ
  • スマホやパソコン
  • 洋服
  • 重要な書類
  • 防災グッズや備蓄品

ここでは、断捨離で後悔しやすい物について、その理由とあわせて解説します。

趣味のコレクション

趣味のコレクションは数が増えていく傾向にあり、部屋のスペースを圧迫しがちです。断捨離の候補に挙がりやすいアイテムの1つですが、断捨離後に「捨てなければよかった」と後悔する方もいるでしょう。

断捨離で捨ててしまった後に、趣味のコレクションを取り戻そうとすると、時間も費用もかかり、アイテムによっては再度入手することが難しいというケースもあります。また、処分した物が実は価値のある物だったということもあるため、本当に断捨離すべきかよく検討することが大切です。

写真やアルバム・日記

古い写真やアルバム

写真やアルバム、日記を捨ててしまい後悔したという方も多いといわれています。

写真やアルバム、日記などは、一度捨てると二度と取り戻すことができない「大切な思い出」です。ふとした時に思い出を振り返りたくなるときもあるため、できるだけ捨てずに残しておくことをおすすめします。

収納スペースが足りずに置き場所に悩むのであれば、データ化するのも方法の1つです。写真のデータ化は、自宅のスキャナーやコンビニのマルチコピー機、スキャン専門店などで行えます。万が一に備え、データのバックアップを取っておくとよいでしょう。

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本や漫画

本や漫画は、捨てた後にもう一度読みたいと思っても、すぐに手に入るとは限りません。特に、絶版になった作品はプレミア価格がついていたり、そもそも見つからなかったりと入手が困難になりがちです。お気に入りの作品はむやみに処分せず、手元に残しておきましょう。

もう一度読みたくなったときに備え「現在も販売されているか」「電子書籍化されているか」などを断捨離前に確認しておくと安心です。

子どもの作品や服、おもちゃ

子どもの作品や服、おもちゃなどは、成長とともに増えていきがちです。使用頻度が低くなることで必要性を感じなくなる物もありますが、断捨離をして後悔するケースも少なくありません。

特に、子どもの作品は思い出の品と同様、手放した後に取り戻すことができないため、慎重に判断しましょう。

また、子どもの物について何を残して何を手放すかは、親だけで判断するのではなく、子ども本人に決めさせることも大切です。親子で話し合いながら進めることを意識しましょう。

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スマホやパソコン

新しいスマホやパソコンを買うと、古い端末は捨ててしまう方が多いかもしれません。しかし、中には大切な画像や動画などが入っている場合があります。処分したり、売却したりする前に、バックアップをとるか、データを新しい端末に移しておきましょう。

スマホやパソコンを中古ショップやフリマアプリで売却する場合、比較的新しい機種は需要が高く、買取価格が高値になりやすい傾向があります。「もっと早く処分しておけばよかった」と後悔しないよう、手放すと決めたら早めに査定に出すのがおすすめです。

洋服

洋服は断捨離の候補に挙がりやすい物ですが、捨てなければ良かったと後悔することもあります。定番のシンプルな服は長く使えることがあり、後から同じような物を買わないためにもよく吟味することが大切です。

また、古い洋服や安価な洋服なら捨てても後悔は少ないかもしれませんが、ブランド物など高価な洋服を手放す際には十分注意しましょう。

重要な書類

書類

書類はかさばることが多く、断捨離をしたくなるアイテムでもあります。しかし、重要な書類を処分してしまうと、後悔につながる恐れがあります。

たとえば不動産の譲渡証書や抵当関連、住宅や車のローン関連、保険関連などの重要書類は、捨てずに保管しておきましょう。再発行するのに時間がかかったり、別途費用がかかったりすることもあります。書類を断捨離する際は、必ず内容を確認してから進めることが大切です。

関連記事:捨ててはいけない家庭内の書類って?書類の保管期間や収納場所も解説

防災グッズや備蓄品

防災グッズや備蓄品は、万が一のときの備えのため、基本的に断捨離の対象にしないことが推奨されています。

一方で、気づかないうちに使用期限や賞味期限が切れていることもあります。防災グッズや備蓄品は定期的にチェックし、古い物があれば新しい物と入れ替えるようにしましょう。

備蓄品は「ローリングストック法」を活用するのがおすすめです。普段から備蓄品を使用し、使ったら買い足していくと、常に一定量の備蓄品を保てるようになるでしょう。

関連記事:防災備蓄品には何が必要?アイテム一覧やローリングストック法など解説

断捨離をしても後悔しにくい物

断捨離をして「後悔する物」がある一方で、「後悔しにくい物」もあります。具体的には以下のとおりです。

  • 使っていない物
  • 忘れていた物
  • 古い物や使用期限が切れている物
  • 思い入れのない物
  • 代用品がある物

これらは、断捨離で手放しても生活に大きな支障が出にくいものでもあります。何から断捨離をすべきか悩んだら、「後悔しにくい物」から進めるとよいでしょう。

使っていない物

使っていない物は、断捨離をしても困らないケースが多いです。「使っていない」の基準は人それぞれですが、「1年以上使っていない」など期間を基準にすると断捨離がしやすくなります。

ただし、礼服や防災グッズなどは1年以上使っていなかったとしても、いざというときに必要になることがあるため、注意しましょう。

忘れていた物

押入れの奥やクローゼットの上段など、普段使わない場所にしまっている物は、存在を忘れてしまいがちです。

忘れていた物は、現在使用していないことが多いため、断捨離をしても後悔しにくいでしょう。

引っ越しの際に詰めたまま開けていない段ボール箱や、長期間使っていない収納ケースがある場合は、一度中身を確認し、必要かどうかを冷静に判断することが大切です。写真や思い出の品などでなければ、思い切って断捨離を検討しましょう。

古い物や使用期限が切れている物

古い物や使用期限が切れている物は、手放しても後悔することが少ないです。

消耗品や化粧品などは、使用期限が切れていると品質が劣化している可能性もあります。

新しい物のほうが安心して使えるうえ、使いやすいことも多いでしょう。断捨離をして入れ替えることで、生活の利便性がアップするかもしれません。

ただし、古い物の中には、アンティーク品として価値がある物もあります。思わぬ収入につながることもあるため、手放す前に念のため相場や価値を調べてみるとよいでしょう。

思い入れのない物

思い入れのない物も、断捨離の対象としてしまってもよいかもしれません。「いつか使うかもしれない」と保管してある物も、実際には使われないまま何年も眠っていることが多いです。

思い入れがない物を持ち続けるよりも、お気に入りの物や役立つ物を手元に置くほうが、日々の満足感が上がりやすいでしょう。

代用品がある物

代用品がある物は、手放しても困らないことが多いため、使用頻度が高いほうを手元に残すのがおすすめです。

たとえば、同じようなシャツが複数ある場合、普段よく使うサイズやデザインのみを残し、それ以外は断捨離の候補にします。どちらも同じくらい使っていたり、気に入っていたりする場合は、無理して処分する必要はありません。使い勝手や生活スタイルに合わせて、判断しましょう。

断捨離をして後悔してしまう理由

断捨離をして後悔してしまう理由には以下のようなものがあります。

  • あとから必要になった
  • 無計画に断捨離をした
  • 自分の物以外を捨てた
  • 大切な思い出の品を捨てた

後悔してしまう理由をそれぞれご紹介します。

あとから必要になった

断捨離をして後悔する理由で多いのが「捨てた後に必要になった」というケースです。しばらく使っていない季節物の荷物や防災グッズなどは突然必要になることがあり、捨ててから困ることも少なくありません。使用頻度にかかわらず、必要になりそうな物は安易に断捨離しないようにしましょう。

無計画に断捨離をした

断捨離の計画を立てずに始めてしまうと、必要な物まで捨ててしまい後悔することがあります。断捨離はあくまで不要な物を減らして整理整頓することが目的です。捨てる行為自体は本来の目的ではありません。断捨離の目的を見失わないためにも、しっかりとした断捨離計画を事前に立ててからはじめましょう。

自分の物以外を捨てた

断捨離をしているからといって、自分の物だけでなく家族や同居人の物を捨ててしまうと、相手との信頼関係にも悪影響を与えてしまい、後悔につながります。

断捨離をしていると自宅の荷物を減らしたいという思いが強くなり、自分以外の荷物まで減らしたくなるかもしれません。しかし、自分にとっては不要な物に見えても、他の人にとっては大切な物であることもあります。

断捨離は基本的に自分の荷物にとどめ、自分以外の物については必ず所有者の確認を取りながら行いましょう。

大切な思い出の品を捨てた

「後悔する物」としても挙げたように、写真や日記などの思い出が詰まった物を捨てる際には、本当に捨てるべきか十分注意することが大切です。思い出の品は買い戻すことはできず、二度と戻ってきません。

収納スペースが足りないという理由だけで、本来は捨てたくない思い出の品を手放すのはおすすめしません。収納方法を工夫するか収納スペースを増やすなどして、なるべく捨てないようにしましょう。

断捨離で後悔しないためのコツ

断捨離で後悔しないためのコツには以下のようなものがあります。

  • 断捨離をする目的を設定する
  • 検討する期間を設ける
  • 価値を見極める
  • 入手困難か確認する
  • 自分の気持ちを大切にする
  • トランクルームを使用する

それぞれのコツを詳しくみていきましょう。

断捨離をする目的を設定する

断捨離で後悔しないためには、断捨離の目的を設定することが大切です。

たとえば「食器棚がいっぱいで使いにくい」のであれば、断捨離の目的を「食器棚を使いやすくする」と決めます。整理の対象を食器だけに絞ることができ、スムーズに断捨離が進められるでしょう。目的が明確であれば「どの状態がゴールなのか」もわかるため、手放す判断もしやすくなります。

断捨離は、単に物を捨てる作業ではありません。後悔や捨てすぎを防止するためには「何のため」に断捨離するのか意識することが大切です。

検討する期間を設ける

断捨離は「捨てる物」と「残しておく物」を区別することからはじまりますが、悩んだ際は「検討する期間を設ける」ことも断捨離で後悔しないためのコツの1つです。

具体的な方法として、断捨離に取りかかる際に「保留」の物を入れる段ボールや箱を用意しましょう。捨てるべきか残すべきか迷う物は「保留」の箱に入れておき、時間を置いてからじっくり判断します。こうすることで、断捨離での後悔も減るでしょう。

「検討中」とした荷物の収納スペースが自宅に足りないという場合は、一時的にトランクルームを利用するのもおすすめです。

価値を見極める

物の価値は時期によって変化します。今は価値のない物であっても後に価値が出てくる物も少なくありません。

趣味で集めているフィギュアやカードなどは、時間が経つと高額になることもあるため、ひとまず残しておくのが後悔しないコツです。物の相場はネットで簡単に調べることができるため、事前に価値を把握しておくことも有効です。

入手困難か確認する

簡単に手に入らない物を捨ててしまうと、必要なときに大きな後悔が生まれます。断捨離をする物は買い直せるか、買い直しが難しいかを確認しておきましょう。

前述したように、アルバムや日記、思い出の品などは、一度捨ててしまうと二度と戻ってきません。捨てるか迷った場合には、ひとまず手元に置いておくことで後悔が減らせます。収納スペースが足りない場合にはデータ化したり、トランクルームを利用したりして対処しましょう。

自分の気持ちを大切にする

断捨離は、本当に必要な物かどうかを見極める作業でもあります。そのため、焦って決断したり、その時の気分で手放したりすることがないよう、時間や心に余裕があるタイミングで取り組むのがおすすめです。

手放すべきか悩むときや決められないときは、迷う気持ちも大切にし、一旦「保留」とする選択肢があることも覚えておきましょう。

トランクルームを使用する

屋内型トランクルーム

断捨離しないと荷物が多すぎて収納スペースが足りないとお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。自宅の収納が足りない場合には、トランクルームを利用するとよいでしょう。

トランクルームは自宅の収納スペースの延長として利用できる収納スペースです。趣味のコレクションや書籍などかさばる物、使う時期が限られている物、思い出の品などの収納にもおすすめです。屋内型トランクルームは空調設備のある物件もありますので、デリケートな荷物の収納にも向いている場合が多いでしょう。

断捨離で後悔したくないという方は、ひとまずトランクルームに収納しておくという使い方もできます。

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関連記事:トランクルームとは?使い方や選び方、メリットを徹底解説

断捨離をする前にトランクルームも検討しよう

断捨離をして後悔する物や後悔しにくい物、その理由や断捨離で後悔しないためのコツを紹介しました。

断捨離には部屋が片付いたり、心がスッキリしたりなど、多くのメリットがあります。一方で、無計画に断捨離をすると後悔するかもしれません。必要な物まで手放してしまわないよう、しっかりと計画を立ててから行いましょう。

自宅の収納スペースが足らずに、断捨離を考えているのであれば、荷物の収納スペースとしてトランクルームの利用も検討してみてください。大切な物を処分することなく、自宅のスペースを有効活用できるようになります。

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小川真澄さん

エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄

2020年 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年 整理収納アドバイザー1級 取得
2024年 防災士 取得

子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
災害大国の日本でお家の整理収納は非常時にも役立つという思いもあり、本格的に防災について学ぼうと防災士を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納 × 防災 × トランクルームで、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。

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