トランクルーム

リビング学習とは?コツ・ポイントや収納に役立つアイテムを紹介

リビング学習

リビング学習は、近年人気が高まっている学習方法です。子ども部屋ではなく親の目の行き届くリビングやダイニングで学習することで、学習への意欲や集中力が高まるとされています。子ども部屋があっても、積極的にリビング学習させている家庭も多いのではないでしょうか。

リビング学習にはさまざまなメリットがありますが、勉強道具でリビングやダイニングが散らかりやすい側面があります。リビング学習を成功させるためには、教科書や文房具などの学用品の収納にコツがいります。

本記事では、リビング学習のコツや収納アイデア、収納アイテムなどをご紹介します。

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リビング学習とは

リビング学習とは

リビング学習とは、リビングやダイニングなど、自室以外の場所で子どもが学習するスタイルのことです。

自室で学習するよりも、親の目の行き届く場所で学習することで学力が伸びやすいとされています。親としても、子どもの学習の進捗を確認しやすく、つまずいたタイミングですぐにサポートできるメリットがあります。

また、ダイニングやリビングで学習した方が広くスペースを使えることが多く、勉強がはかどりやすいというメリットもあります。

家庭学習はどこで行うかよりも、しっかりと習慣づけすることが大切です。リビング学習するだけで成績がアップするわけではありませんが、学習習慣を身につける上では有効な方法といえるでしょう。

リビング学習のコツやポイント

リビング学習にはさまざまなメリットがありますが、やり方によって得られる効果に差が生じます。環境面を整えるだけでなく、親の姿勢も大切なポイントとなります。

リビング学習を効果的に行うためのコツは、以下の5つです。

  • 学習用デスクを用意する
  • 学習用デスクの配置を意識する
  • 勉強道具は学習用デスク近くに収納する
  • 学習に適した照明を用意する
  • 干渉しすぎない

それぞれの詳細を解説します。

学習用デスクを用意する

食事をとるダイニングテーブルでリビング学習をしているケースもあるかもしれません。

しかし、ダイニングテーブルで学習していると、食事ができたタイミングで勉強道具を片づけなければならず、集中が途切れてしまいます。子どもの学習を妨げないためにも、ダイニングテーブルと学習用のデスクを分けておいたほうがよいでしょう。

学習用デスクといっても、常時設置するのではなく、使わないときは折り畳んで収納できる簡易的なものでかまいません。折り畳み式のデスクとイスなら、場所を取らないため取り入れやすいでしょう。

学習用デスクの配置を意識する

学習用デスクをどこに配置するかも大切なポイントです。

ソファやダイニングテーブルなど、家族の出入りが多い場所の近くに学習用デスクを設置すると、家族が通る度に気が散ってしまい集中しづらくなってしまいます。そのため、人通りの多い動線付近への配置は避けておき、人通りの少ない箇所に配置するようにしましょう。

一方で、家族の目が届きにくい場所も適切ではありません。特に低学年のうちは、親が見守れる距離で学習するのがベストだといわれています。子どもが落ち着いて学習でき、なおかつ親の目が届く場所を探して学習用デスクを配置することが大切です。

勉強道具は学習用デスク近くに収納する

学習に必要な勉強道具は、学習用デスクの近くに収納することが大切です。場所が離れていると勉強道具を取りにいくことが億劫になり、勉強をスタートするハードルが上がってしまいます。

鉛筆や消しゴムなどの細かい文房具を収納できる引き出しや、教科書や本を収納できる棚、学校のプリントを貼れるボードなどを用意すると良いでしょう。

すべてをリビングに設置できない場合は、ファイルボックスやワゴンなどを活用して、移動できるようにしておくのも方法の1つです。

学習に適した照明を用意する

一般的に、蛍光灯やLED照明の色は3つに分かれており、色によってその効果も異なるといわれています。色ごとの特徴は、以下のとおりです。

特徴
電球色・オレンジがかった光の色
・気持ちをリラックスさせる効果がある
昼光色・青みがかった光の色
・脳を覚醒させる効果がある
昼白色・太陽に近い白色で光の色にくせがない
・どのような場所でも使用できる

電球色はリラックス効果が高く、リビングで使用されることが多い色です。しかしながら、眠気を感じやすく集中しづらい色のため、学習用としては向かない場合があります。

学習用として適しているのは、「昼光色」か「昼白色」のいずれかといわれています。学習用の照明はリビングの照明とは分けて用意し、集中できる環境を整えることが大切です。

干渉しすぎない

リビング学習は親の目が行き届く点がメリットですが、干渉しすぎると逆効果になるため注意が必要です。

「全然できていない」、「まだ終わっていないの?」など、親が監視しているような声掛けをしてしまうと子どもに過度な緊張感が発生し、リビング学習を避けてしまうかもしれません。

リビング学習で大切なのは、子どもが求めたときに親が手を差し伸べる姿勢です。あくまで見守る姿勢に徹し、子どもが不安になったときや質問したいときにサポートするようにしましょう。

リビング学習の収納アイデア

リビングの空間を快適な状態に保つためには、学習アイテムの収納を工夫する必要があります。子どもが自らすすんで片づけたくなるような状態を目指すと良いでしょう。

リビング学習の収納アイデアは、以下の3つです。

  • マグネットボードを用意する
  • 勉強道具の定位置を決める
  • 文房具用のトレーや引き出しを用意する

それぞれの詳細を解説します。

マグネットボードを用意する

マグネットボード

学習用デスクの前にマグネットボードを設置すれば、学校で配布される大事なプリントの掲示場所として活用できます。学校への持ち物リストや時間割、宿題をマグネットボードに貼るのも忘れ物対策として有効です。

マグネットボードの魅力は、収納場所として役立つだけでなく、やるべきことを「見える化」できる点です。やるべきことを視覚的に把握できると、子ども自身に「自分のことは自分でやろう」という意識が芽生えやすくなります。

長期休みの際に学習のスケジュール表を貼り付ければ、計画的に物事を進める習慣も身につきやすくなります。やるべきことが完了したらその都度、掲示物を剥がしていくなどすることで、達成感も得られます。

勉強道具の定位置を決める

勉強道具は定位置を決めると片づけやすくなります。

定位置を決める際は、まずはランドセルの収納場所を決めることから着手しましょう。ランドセルがその日によって違う場所に放置されているようでは、片づけの習慣は身につきません。子どもの導線を意識し、収納しやすい場所にランドセル置き場を設置しましょう。

学用品もできるだけ定位置を決め、必要なときにすぐ取り出せる状態にしておくのがベストです。頻繁に出し入れするものは子どもの目線に合った取り出しやすい場所に収納するなど、工夫が必要です。

文房具用のトレーや引き出しを用意する

文房具用のトレー

鉛筆や消しゴム、定規、コンパス、分度器など、文房具は種類が多く小さなアイテムばかりのため、散らかりがちです。兄弟が多ければそのぶん量が増えるため、収納場所の確保にも苦労するでしょう。

文房具の散らかり対策としては、文房具専用のトレーや引き出しを用意するのがおすすめです。使い終わったらすぐにしまうことをルール化しましょう。勉強道具と同じように定位置を決めることで子ども自身が管理しやすくなり、紛失も防止できます。

リビング学習の収納に役立つアイテム

リビング学習のアイデアをご紹介しましたが、収納アイテムを活用することで、学習環境をより良いものにできます。自宅のスペースに合わせてアイテムを選ぶようにしましょう。

おすすめの収納アイテムは、以下の4つです。

  • ワゴン
  • スチールラック
  • フック
  • トランクルーム

それぞれの詳細を解説します。

ワゴン

ワゴンを活用すれば、ランドセルと教科書などの学用品をまとめて収納できます。キャスターがついているため、子どもでも簡単に移動できる点がメリットです。

S字フックなどを上手に活用すれば、体育着などをワゴンのサイドに引っ掛けて収納することも可能です。さまざまなサイズがあるため、用途に合わせて選ぶと良いでしょう。

スチールラック

スチールラックは強度があるため教科書や本などの重いものを収納するアイテムとして適しています。バリエーションが豊富で、設置スペースや用途に合わせて大きさや色を選べます。

スチールラックの場合はフックの取りつけも可能なため、フックを設置してランドセルを掛けて収納することも可能です。

フック

フックを活用した「掛ける収納」は子どもにとって使いやすく、便利なアイテムです。特に小学生のうちは給食袋や体操着袋などの袋物が多いため、フックは重宝するでしょう。

100円ショップなどで手軽に入手できる点もフックの魅力です。サイズや強度はさまざまなため、用途に合わせて選びましょう。

トランクルーム

屋内型トランクルーム

トランクルームとは、自宅の収納の延長として利用できる収納サービスのことです。快適にリビング学習を進めるためには、自宅内の学習スペースを十分に確保することが大切です。また、子どもが小さなうちは何かと物が増えがちで、放っておくとすぐにリビングが散らかってしまいます。

シーズンオフのものやしばらく使う予定のないものをトランクルームに収納することで、自宅のスペースをスッキリさせることが可能です。

屋内型トランクルームの中には、空調・除湿設備のある物件もあるため、湿気や気温変化に弱い荷物の収納にも向いている場合が多いとされています。

【トランクルームの収納例】

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関連記事:トランクルームとは?使い方や選び方、メリットを徹底解説

リビング学習のスペースが足りない場合はトランクルームを検討しよう

リビング学習のコツやポイント、収納アイデアを解説しました。リビング学習は子どもの集中力が高まりやすく、親にとってもさまざまなメリットがあります。リビング学習の効果を高めるためには学用品の収納を工夫し、子どもにとって学習しやすい環境を整えることが大切です。

リビングなどのスペースを確保するためには、トランクルームの利用も方法の1つです。シーズンオフのものなどの置き場所にお悩みの場合は、検討してみてください。

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監修

小川真澄さん

エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄

2020年8月 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年5月 整理収納アドバイザー1級 取得

子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納の知識とトランクルームを掛け合わせ、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。

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