ペット用品収納の基本や、ペットフードなどアイテム別の収納アイデアを紹介
ペットは日々の忙しい生活に癒しの時間を与えてくれる大切な存在です。ペットと生活を共にするにあたり、考えなければならないのがペット用品の収納についてです。
ペットフードやトイレ用品をはじめ、お散歩グッズ、お手入れグッズ、洋服など、ペットを飼い始めると想像以上に物が増え、収納場所に困った経験のある方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ペット用品の収納アイデアや収納場所に困った場合の対処法などをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
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ペット用品収納の基本
ペット用品は細々したものが多く、収納したり片付けたりするのが面倒に感じることがあるかもしれません。しかし、人間がしっかり管理しておかないと、誤飲などの重大な事故につながる恐れがあるため、注意が必要です。
ペット用品収納の基本として、以下の3つをおさえておきましょう。
- 誤飲を防ぐようにする
- ペットフード類は見える場所に置かない
- アイテムを使う場所を定位置にする
それぞれについて詳しく解説します。
誤飲を防ぐようにする
ペット用品の収納でまず考えなければならないことは、誤飲防止です。
ペットは、飼い主がいない間に自力でドアや引き出しなどを開けてしまうことがあります。その結果、小物などの誤飲につながれば、ペットの命にかかわる重大な事故となる恐れもあります。
誤飲の防止策として、ドアや引き出し、引き戸などにはチャイルドロックやストッパーを活用するのがおすすめです。また、細々としたものの収納には、ペットが自力で開けられない蓋付きのボックスなどを活用するようにしましょう。
ペットフード類は見える場所に置かない
ペットから見える場所にペットフード類を置かないようにしましょう。飼い主が不在の間にペットフードやおやつの袋を破いてしまう恐れがあります。
もし袋ごと飲み込んでしまうと、プラスチックがペットの体内に入ってしまい、危険です。
また、ペットの健康維持の観点からも、飼い主が与えるとき以外に食べものを食べる行為は避けるべきでしょう。
ペットフード類はペットから見えない位置に収納し、ペットが勝手に食べることがないように管理することが大切です。
アイテムを使う場所を定位置にする
ペット関連のアイテムは、アイテムを使用する場所を定位置として収納するのがおすすめです。たとえば、お散歩用品は玄関のシューズクローゼットの中、おもちゃ類はリビングにある収納ケースなどと決めておけば、準備や片付けもスムーズになります。
また、決めた定位置は家族間でも守るようにしましょう。家族全員が定位置をキープできないと、使いたいときに探す手間が出てきてしまいます。定位置をわかりやすくするために、ラベリングを活用するのも方法の1つです。
ペット用品の収納アイデア「ペットフード類」
ペットフードやおやつは毎日頻繁に出し入れをするものですが、中身が劣化しないよう注意する必要があります。また、前述したようにペットが勝手にペットフードを食べてしまわないような工夫も行わなければなりません。
ここでは、ペットフードの収納アイデアとして以下の3点をご紹介します。
- 透明の密封容器を使用する
- 流し台の引き出しに収納する
- パントリーにストックを収納する
1つずつ詳しく見ていきましょう。
透明の密封容器を使用する
ペットフードやおやつの収納には、密閉可能な透明容器を使用するのがおすすめです。
ペットフードを袋に入れたままにしていると、開封口から虫が侵入する恐れがあります。また、湿度の高い時期は湿気による劣化などにも気を付けなければなりません。
密封可能な透明容器を活用することで、虫の進入を防ぎ、ペットフードを新鮮な状態に保ちやすくなります。また、透明の容器なら残量が確認しやすい点もメリットの1つです。
流し台の引き出しに収納する
流し台の引き出しもペットフードの収納場所として利用できます。引き出しの中にしまってしまえばペットの目につくことがないため、勝手に食べてしまうリスクも減らせるでしょう。
引き出し内にペットフードをしまう際には、米びつなどに入れておくと出し入れがしやすくなります。
ただし、ペットが勝手に引き出しを開けてしまわないように、前述したチャイルドロックなどを使うようにしましょう。
パントリーにストックを収納する
自宅にパントリーがある場合は、ペットフードのストック場所としても活用しましょう。パントリーの一角をペットフードの収納スペースとして確保しておくと、便利なだけでなく、ストックの減りにも気づきやすくなります。
扉などがないオープンタイプのパントリーの場合は、透明容器などを活用し、ペットが勝手に食べてしまわないように工夫しましょう。
ペット用品の収納アイデア「トイレグッズ」
ペットのトイレグッズは消耗品のため使用頻度も高く、ストックを含めて収納場所を決めておく必要があります。
トイレグッズのおすすめの収納アイデアは、以下の3つです。
- 一式でまとめる
- ケージやトイレ付近に収納する
- ストックはラックや収納棚にまとめる
それぞれについて詳しく解説します。
一式でまとめる
ペットのトイレグッズは、ペットシーツ、除菌スプレー、ティッシュ、ビニール袋など、アイテム数が多いことが特徴です。必要なときに必要なものがすぐに取り出せるように、一式でまとめて収納するとよいでしょう。
なお、ペットがいたずらでペットシーツを噛んでしまうこともあります。取り替え用のペットシーツなどを守るためにも、一式でまとめる際には蓋付きの収納ボックスなどを活用するようにしましょう。
ケージやトイレ付近に収納する
ペットのケージやトイレの側に、ワゴンなどを設置してトイレグッズを収納するのもおすすめの収納アイデアの1つです。ケージ近くにトイレグッズがまとまっていることでアイテムを取りに行く手間が省け、スムーズにお手入れできるようになります。
ワゴンの場合、上段にトイレグッズ、中段はストック品など、段によって収納アイテムを分けることで整理整頓もしやすくなります。
なお、ワゴンを利用する際も蓋を活用し、いたずら対策をするのを忘れないようにしましょう。
ストックはラックや収納棚にまとめる
ペットシーツや猫砂などを多めに購入してストックしている場合は、ラックや収納棚にまとめてしまっておくとよいでしょう。
ラックや収納棚にまとめて収納しておくことで、残量を視覚的に把握でき、買い忘れなどを防ぐことができます。
ペット用品の収納アイデア「お散歩・お手入れグッズ」
リードなどのお散歩グッズやペット用の洋服、ブラシなどのお手入れグッズは、細々としたものが多く、収納に工夫が必要です。
ここでは、以下の3点の収納アイデアをご紹介していきます。
- お散歩グッズは玄関に吊るす
- 洋服は「見せる」か「しまう」
- ブラシや爪切りは蓋付きケースにしまう
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
お散歩グッズは玄関に吊るす
リードやお散歩シューズ、レインコートなどのお散歩グッズは玄関にまとめて収納しておきましょう。玄関内にお散歩グッズをまとめておくことで、出し入れがしやすくなるだけでなく、リビングなどの室内に外の汚れを持ち込みにくくなります。
また、お散歩グッズをまとめてバッグなどにしまっておき、フックなどを活用して玄関に吊るして収納するのもおすすめの方法の1つです。バッグごと持てばすぐにお散歩に行けるようになり、準備がスムーズになるでしょう。
洋服は「見せる」か「しまう」
ペットの洋服も数が増えがちなペット用品の1つです。洋服については「見せる」か「しまう」を意識して収納するとよいでしょう。
「見せる」収納であれば、ペット専用のハンガーラックを購入したり、カラーボックスなどをペット用にカスタマイズしたりして収納する方法があります。
「隠す」収納をする場合は、衣装ケースなどを活用し、仕切りなどを入れてスッキリと収納しましょう。
ブラシや爪切りは蓋付きケースにしまう
ブラシや爪切りなどのお手入れアイテムは、蓋付きのケースに収納し、収納棚などにしまうようにしましょう。
とくに爪切りは刃物がついているため、ペットが簡単に触れられないような工夫が必要です。そのため、収納棚の中に直置きするのではなく、蓋付きのケースにしまうことを徹底しましょう。
収納棚などの戸を開けてしまわないように、前述したようなチャイルドロックや引き出し用のストッパーなどのアイテムを活用するのもおすすめです。
ペット用品の収納スペースに困った場合の対処法
ペット用品の収納アイデアを紹介していきましたが、自宅内にペット用品の収納スペースが足りないと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
ペット用品の収納スペースの確保に困った場合の対処法としては、以下の2つを検討してみましょう。
- デッドスペースを活用
- トランクルームの利用
それぞれについて詳しく解説します。
デッドスペースを活用
冷蔵庫の上や洗濯機の上、ベッドの下などはデッドスペースになりやすい場所です。こうしたデッドスペースにフィットする収納グッズを上手に活用すれば、ペット用品専用のスペースを確保できます。
また、クローゼット内なども服の掛け方を変えたり、衣装ケースを活用したりして、現状の収納方法を見直してみるのも方法の1つです。クローゼット内などのスペースに余裕ができれば、空いたスペースをペット用品の収納スペースとして活用できるかもしれません。
トランクルームの利用
ペット用品の収納スペースを自宅内に確保するために、トランクルームを利用することもおすすめの方法の1つです。
トランクルームとは、自宅の収納の延長として活用できる収納サービスです。シーズンオフの衣類や季節家電など、使用頻度の低い荷物をトランクルームに収納すれば、自宅内にペット用品の収納スペースを確保しやすくなります。
屋内型トランクルームの中には、空調・除湿設備のある物件もあるため、湿気や温度変化に弱い荷物の収納にも向いている場合が多いとされています。
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関連記事:トランクルームとは?使い方や選び方、メリットを徹底解説
収納スペースが足りない場合にはトランクルームも検討しよう
ペット用品の収納の基本や具体的なアイデアを解説しました。
ペットは大切な家族の一員です。おもちゃなどの誤飲を防ぐように意識し、ペットフード類は見えない場所に収納しましょう。また、アイテムを使う場所を「定位置」とするのも大切なポイントの1つです。
ペットフードやトイレグッズ、お散歩グッズやお手入れグッズの収納には、本記事で紹介した収納アイデアをお試しください。
また、自宅内のペット用品の収納スペースが足りない場合には、トランクルームの利用もご検討ください。
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監修
エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄
2020年 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年 整理収納アドバイザー1級 取得
2024年 防災士 取得
子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
災害大国の日本でお家の整理収納は非常時にも役立つという思いもあり、本格的に防災について学ぼうと防災士を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納 × 防災 × トランクルームで、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。