「片付けられない女が、結婚するための方法」
Vol.4 我が家におきたトランクルーム問題
あなたは片付けが得意ですか?
「男性は掃除や片付けが苦手」 「女性は片付けが得意」 という価値観を持っていたり、女性がその全般をこなすのが当たり前の家庭もまだまだ多いのではないでしょうか?
男性もそのせいか片付けられない女性は、ダメな女と思って、結婚相手にも避けたがるとか!?
そんなの困りますよね。じゃあどうしたらいいのか、一緒に考えて行きたいと思います。
トランクルームを借りる案が浮上
聞いてください!
我が家にトランクルームを借りるという案が浮上しました。
言い出したのは夫、何を一番に入れたいのかというと会社の書類だそうです。
しかし、せっかく借りるなら、他にも収納箇所に収まっていないモノの入れたいと思っているそうで。
実は、今の家に引っ越す時に3LDKのマンションから2LDKの家になり、広さも10平米ほど小さくなったので、家近くのトランクルームを借りたいと探して見つけたのですが、全部埋まっていて見送った経緯がありました。
その時はなんとか部屋に収め片付けたのですが(もちろん夫が)それが再燃した模様。
トランクルームは本当に必要なの?
どうしてもトランクルームを借りたい夫と、お金もかかるしそれって本当に必要なモノなのかな?ともやっとしてしまうわたし。
- わたし
- 「今まで会社の書類部屋に片付いていたのに、それでもトランクルームを今、借りたいのはなぜなの?」
- 夫
- 「え?片付いてなんてないよ、コンテナの中にいれて隠してただけ」
- わたし
- 「ええ!?あれ片付いてなかったの?」
わたし的には片付いているように見えたんだけど。。。。汗 - 夫
- 「片付いてないから、景観が悪すぎてずっと嫌だったんだよね」
- わたし
- 「ふむ・・・・・でも、電化製品とかは捨てるか売るかしたらよくない?わざわざトランクルームに入れなくっても、それだと永遠にモノが増えていかない?」
- 夫
- 「まずはもう使わないかも?と思うものを集めて、本当に必要ないか考える時間を持ちつつ、どれくらいあるか把握して、溜まったらリリースするのがよくない?現状だとわかりずらいし」
- わたし
- 「むむむ・・・なるほど・・・」
- ① モノを購入することが少なく、モノを捨てない → 長い年月になるとモノが多くなるタイプ
- ② モノを購入することが少なく、モノを捨てる → モノが一番少ない、ミニマリストタイプ
- ③ モノを購入することが多くて、モノを捨てない → モノが一番多い マキシマリストタイプ
- ④ モノを購入することが多くて、モノを捨てる → 捨てるタイミングによりモノの量が変動、無駄が多いタイプ
- また次使うかもしれないし、もったいないと思うタイプ
- 多分もうこの先使わないけれど、モノに思い出があってまだ手放せないタイプ
夫は収納や片付けが得意なので工夫して上手くまとめていたと思っていたのですが、その景観が悪く嫌だとの主張。
わたしは今まで部屋に収まって片付いてだからいいじゃない?と思っていたのですが、どうやらそもそも夫は片付いていないと思っていたようなんです!!
片付いているか、いないかの認識のずれが私と夫の気持ちの差を生んでいたようです。
そういう考え方もあるのか・・・理解が深まりました。
あなたはどのタイプ?モノを持つことについて
しかし一方ででも、このままモノが増えていき、また片付かない・・ってことにならないのか?わたしの不安は解消できていません。
そもそもモノが増えるのはなぜなのか、どういう現象なのでしょうか?
片付けと物量は相関関係があると思うので、少し掘り下げてみました。
このようにモノの購入量とモノを持った後にモノをどれだけ保管して持っているかで、モノの物量が決まってきます。
特徴をまとめるとこのようになります。
我が家の状況でいうと
わたしは③
購入も多めでモノを捨てることがあまり得意ではない、マキシマリスト派。
ミニマリストはみなさんよくご存知だと思うのですが、その反対を意味する、マキシマリストとは、好きなモノや大切なモノに囲まれた生活を好む人のことです。わたしは完全にこちらのタイプ。
そしてわたしの多いモノの傾向としては、普段の洋服から趣味のゴルフ、ヨガやランニングなどの洋服ほか装飾品類。
夫は④
すぐにネットでポチり何かしら荷物が届くことが多いのですが、古くなったモノ、使用しなくなったなと思った時には躊躇なく捨てます。
購入も多く、ミニマリストとまではいかないけれど、ミニマリストに憧れを抱いているタイプ。
夫の多いモノの傾向としては、趣味道具、キャンプ道具やゴルフセットやサーフィンなど海系のモノ。
夫婦揃って趣味が多い上、購入も多いのでモノが増えがち。
そうなると、家の収納のキャパと 自分のとっておきたいモノとのバランスが崩れてきて、片付けが困難になってしまう傾向となります。
このように夫婦のタイプによって、その家庭のモノの増え方が変わってきます。
断捨離は正義?モノを持つことは悪?
モノが多い家になればなるほど、片付けの難易度って上がっていきますよね。今ある収納にキレイに収めなくてはならないから。
だから片付けをするにあたって、モノが少ない方が片付けも容易で、断捨離が重要視されていると感じるし、世の中はモノを捨てられないから、家が片付かないっていう風潮に流れているんだと思うんです。
でも、ちょっとまって!
モノを捨てない、捨てられない人の理由として
があると思っていて、こうみると結構まともな理由だし、捨なられないのが決して『悪』ではないと思いませんか?
片付けをして、スッキリ快適な家にしたい。そうは思っているけれど、かといってモノを持つことを諦めて捨てたいのかって、捨てなきゃならないのかってのはちょっと強引過ぎると思うんです。
ということで次回、我が家がわざわざトランクルームを借りることとなり使用してみて、トランクルームって本当に必要なの?と思っていたわたしがどう思ったのか?と、モノを捨てずに片付けることへの想いを書きたいと思います。
ライター 朝比奈 朋
片付け下手なのに、片付けに関わる仕事の依頼が来たり。
片付けが下手なのに、片付けについて毎日考えているアンチ断捨離派。