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トランクルーム徹底活用!
トランクルームのバッグ収納

可愛さに魅せられてついつい買ってしまうバッグや袋もの。決まった収納場所がなかったり、クローゼットから溢れたりして、バッグの収納場所に困っている……という人も多いのではないでしょうか。そこで、今回は、バッグの整理収納にチャレンジしてみましょう。ふだん使わないものは、思い切ってトランクルームに収納するというのもひとつの手です。家でもトランクルームでも活用できる、バッグの収納方法をご紹介します。

バッグの収納、どうしていますか?

洋服や靴と同じように、用途やファッションによって使い分けるバッグですが、収納場所や収納方法が決まっている、という人は少ないのではないでしょうか。押し入れやクローゼットの奥に積み重なっていたり、部屋の床に放置していたり……。
せっかく買ったバッグたちを死蔵させないためにも、1〜4の手順で、整理収納を進めていきましょう。

. 手持ちのバッグの数を把握し、使わないものは処分

まずは、家にあるバッグを全部集めてみましょう。旅行バッグ、リュック、ハンドバッグ、ショルダーバッグ、エコバッグ、小さなポーチなども全部ピックアップし、手持ちのバッグの数を把握しましょう。
バッグの置き場所が決まっていない家庭では、家のいたるところから発掘されるかもしれません。自分はあまり持っていないと思っていた人でも、集めてみれば、意外にたくさん所有しているものです。
これを機に、使っていないものは処分しましょう。

. 種類別に分け、必要な数を決める

次に、バッグを種類別に分けてみましょう。似たようなバッグが何個もあったりしませんか?
外出頻度、趣味の有無、ファッションへのこだわりなど、人によって必要な数は違います。実用性だけでは決められないので、自分にとってのちょうどよい数を見極め、使うものを厳選しましょう。
下の表を参考に、手持ちの数と必要数を見極めましょう。

. バッグの収納場所を考える

使わないけれど処分できないバッグや1年に数回しか出番のないバッグは、家になくても困りません。
収納場所に困るバッグは、思い切ってトランクルームに収納することも検討しましょう。トランクルームには小さなロッカータイプもありますので、積極的に活用しましょう。
自宅での収納場所は、ふだん使いするものはリビング、ときどき使うものはクローゼットなど、使用頻度に応じて置き場所を決めておきましょう。

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. バッグの素材、デザインによって収納方法を考える

さて、ここからが収納の本番です。
バッグ収納のポイントは大きく分けて2つです。

  • 自立するかしないか
  • 自立しないものはたためるかたためないか

収納用品は、バッグの大きさや数に合わせて選びます。バッグの数が多い場合は、バッグ専用の棚を作りましょう。

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自立するバッグは並べて収納する

ハンドバッグのように、自立するバッグは基本的に並べて収納します。
収納用品選びのポイントは、倒れないように仕切りがあり、重ねることができることです。形崩れやほこりの付着を防ぎつつ、ひと目で何がどこにあるかがわかるように収納しましょう。

中くらいのサイズは組み立て式のバッグスタンドがおすすめ

紙製バッグスタンド 60×34.5×34.5cm

▲紙製なので軽く、簡単に組み立てられます。
▲横に並べたり、上に重ねることもできます。
▲仕切りは、バッグの大きさに合わせて自由に位置を調整することができます。

小さなハンドバッグは省スペースなハンギングタイプがおすすめ

収納ラック(5段) 15×161×40cm

▲クローゼット内でも使えるハンギングタイプ。
▲わずかなスペースも無駄なくバッグ置き場にできます。

スーツケースは棚の下に直置きする

旅行によく行く人は、スーツケースを大中小といくつか持っていることも多いかと思います。家族が多いと、スーツケースの数も多くなり、収納スペースを確保するのも大変です。
ふだんあまり使わないスーツケースは、トランクルームを活用してもよいでしょう。
スーツケースは、大きく重いので、基本的には棚の下段に並べて置きます。棚の上段に置く場合は横に寝かせて、さらに地震のときに落ちてこないように固定しましょう。
また、スーツケースを棚に直置きする場合、高さがあるのでデッドスペースが生まれがちです。そんなときは、収納ケースを入れたり、バッグを吊るしたりしてスペースを有効に活用する工夫をしましょう。

▲大きく重いスーツケースは、棚の下段に並べます。横の空いたスペースも上手に使いましょう。

自立しない、たためないものは吊るして収納

底が薄かったり、素材がやわらかく支えがあっても自立しないタイプのハンドバッグやショルダーバッグは、フックなどに吊るして収納するのがおすすめです。自立するけれど並べて収納するとスペースをとってしまう巾着タイプも吊るすと収まりがよくなります。
ワイヤーシェルフタイプの棚なら、S字フックを好きな場所にひっかけられます。

▲ワイヤーシェルフにS字フックを引っ掛けて吊るします。
▲バッグが重ならないよう、形状に合わせて好きな場所に吊るします。

布製・ナイロン製のバッグや袋ものはたたんで収納

布製やナイロン製のリュック、エコバッグ、トートバッグなどは、コンパクトにたたんで収納ケースやボックスなどに入れてしまいましょう。たたまなくてもそのまま収納できる小さなポーチやサコッシュなども、収納ケースが便利です。
いずれの場合も、上から見て何が入っているかひと目で分かるように、立てて収納するのがポイントです。

▲ナイロン製のリュックは半分に追って収納ボックスに。
▲毛足が長くかさばるトートバッグはふた付きボックスへ。
▲布製のエコバッグやトートバッグは小さく折りたたんで。
▲ポーチはそのまま収納ボックスに立てて入れます。
▲収納ケースは、蓋付きのボックスやスタッキングできる収納ケースがおすすめ。引き出しタイプも便利です。
▲棚と収納用品を駆使したバッグ収納の完成!バッグ専用棚をあればバッグ選びはもっと楽しくなりそうです。

まとめ

バッグを収納する場合は、次の3つをポイントに計画しましょう。

①手持ちのバッグの数や種類を把握する
②必要なものだけを厳選する
③バッグのデザインによって収納方法を考える

この収納ポイントは、自宅でもトランクルームでも活用することができます。
まずは自宅のバッグ収納からチャレンジしてみましょう。
そして自宅でもトランクルームでも、モノは放置せず定期的にチェックしましょう。気がつかなかった汚れやカビなどがついていた場合、早期に対処ができるので大切なものを長持ちさせることができます。

次回は、シューズ&帽子編をお届けします!

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取材・文/福井順子  撮影/野地康之

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