こたつの収納場所は?収納に最適な時期や必要なお手入れをご紹介
こたつはサイズが大きく収納スペースを取るため、収納場所にお困りの方も多いのではないでしょうか。この記事ではこたつを収納する最適な時期や収納前のお手入れ、こたつテーブル・布団の収納方法、収納場所を解説します。
こたつの収納場所や収納方法でお悩みの方は、是非参考にしてください。
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こたつの収納に最適な時期
一般的に、以下のような時期にこたつを収納するのが適切とされます。
- 最低気温が15度以上
- 梅雨入りの前
それぞれの時期について詳しくみていきましょう。
最低気温が15度以上
屋外の最低気温が15度前後になると、こたつやエアコンなど暖房機器は不要だといわれています。日本の最低気温が15度になるのは3〜4月頃とされていますが、地域ごとにも差があるので気象予報などを活用して収納時期を検討しましょう。
参考情報として、2023年5月の東京の最低気温の平均値は以下となります。
時期 | 最低気温の平均値 |
---|---|
5月上旬(1~10日) | 13.1度 |
5月中旬(11~20日) | 14.6度 |
5月下旬(21~31日) | 15.8度 |
上記のデータから考えると、東京であれば5月中旬から下旬であればこたつを収納してもよい時期だと考えられます。ただし気温が急激に下がることもあるため、日々の気温の変動には注意しておきましょう。
参照:気象庁「東京都 2023年5月(日ごとの値)最低気温(℃)」
梅雨入りの前
梅雨入り前にこたつの収納や片付けを済ませておくことをおすすめします。こたつを収納する前には、こたつ布団を洗濯することが推奨されています。しかし、梅雨の時期は湿度も高いため、どうしてもこたつ布団が乾きにくい傾向にあります。
こたつ布団をしっかりと乾かさずに収納してしまうと、カビだけでなく、悪臭が発生する恐れもあります。遅くとも梅雨入り前にはこたつを洗濯し、収納まで済ませておきましょう。
こたつを収納する前に必要なお手入れ
こたつを収納する前には、まずこたつの電子コントローラーを切り、電源プラグをコンセントから抜きましょう。こたつ本体の熱を30分以上冷まします。
その後は、以下のお手入れをはじめましょう。
- ヒーターのお手入れ
- テーブルのお手入れ
- 布団のお手入れ
各パーツの具体的なお手入れ方法についてそれぞれ解説します。
ヒーターのお手入れ
ヒーターやヒーターカバーにゴミやホコリが付着したまま収納してしまうと、発煙や異臭の原因になります。そのため、掃除機でゴミやホコリを吸い取るようにしましょう。取りにくい場合はブラシなどを活用すると掃除がしやすくなります。
テーブルのお手入れ
こたつのテーブルについている汚れの拭き取りも行いましょう。台所用中性洗剤を溶かしたぬるま湯にふきんを浸し、そのふきんでテーブルの拭き掃除をすると、汚れが落ちやすくなります。また、水拭き後には水分や洗剤が残らないように乾拭きすることも大切です。
もし、テーブルのお手入れにクリーナーやワックスを使用する際には、説明書を確認のうえ使用可能かをチェックしましょう。
布団のお手入れ
こたつ布団の洗濯は、洗濯表示や説明書の記載に従います。一般的にこたつ布団は「洗濯機で丸洗い可能」「手洗い可能」「洗濯不可」の3タイプに分かれています。
洗濯機が使用可能な場合は、洗濯機の容量に問題ないかを確認したうえで、布団用の洗濯ネットを利用するようにしましょう。もし自宅の洗濯機では洗濯が難しそうな場合であれば、コインランドリーを活用するのも方法の1つです。
洗濯不可のこたつ布団は晴れた日の屋外に干し、中にこもった湿気を十分に乾燥させてから収納しましょう。
こたつテーブル・布団の収納方法
こたつテーブルやこたつ布団はホコリやカビに注意して収納する必要があります。こたつテーブルやこたつ布団のおすすめの収納方法としては、以下が挙げられます。
- テーブルはカバーをかけて収納
- 布団用ケースで収納
- 布団圧縮袋で収納
- すのこやラックで収納
収納方法をそれぞれ解説します。
テーブルはカバーをかけて収納
こたつテーブルはホコリが付着しないように、カバーにかけて収納するのがおすすめです。脚が折り畳みできないタイプのテーブルなら、布団だけを収納して通常のテーブルとして使用してもよいでしょう。
布団用ケースで収納
こたつ布団を布団用ケースに入れて収納することで、汚れや湿気から布団を守りやすくなります。ケースを選ぶ際は、通気性が良い不織布の布団用ケースや、移動に便利な持ち手付きのものがおすすめです。
また、布団用ケースの中に防虫剤や除湿剤を入れておくことで、防虫・湿気対策になります。
布団圧縮袋で収納
布団圧縮袋を利用することで、こたつ布団をコンパクトに圧縮することができます。
また、布団収納袋の中でも「バルブ式」がこたつ布団の収納に向いています。バルブ式とは、圧縮袋の表面にあるバルブに掃除機のノズルを挿して空気を抜き取るタイプのものです。バルブ式なら空気の逆流を防いでくれ圧縮後の膨らみも抑えてくれます。
しっかりと空気を抜くことで収納スペースを取らないだけでなく、真空状態による防虫効果も得られます。
すのこやラックで収納
こたつ布団を収納する際には、すのこやラックを使用し、床に布団を直置きしないことが大切です。直置きしてしまうと湿気がこもりやすくなり、カビの発生や悪臭の原因になります。
また、こたつ布団と床や壁にしっかりと隙間があると、出し入れもしやすくなります。ラックを使用すると、床だけでなく壁からも離して収納できるので特におすすめです。
こたつの収納場所
こたつは風通しが良く湿気の少ない場所に収納するのがよいとされています。こたつの収納場所としては以下が挙げられます。
- クローゼット・押入れ
- ベッドの下
- トランクルーム
それぞれの特徴について見ていきましょう。
クローゼット・押入れ
クローゼットや押入れにこたつを収納する際には、本体を逆さにし天板部分を下にして収納する方法がおすすめです。こうすることで、天板の上に他の荷物を置くことができます。
ただしクローゼットや押入れは収納スペースが限られており、他の荷物の置き場所が減ってしまうこともあります。収納する際は、スペースの余裕やほかの荷物についても考慮するようにしましょう。
ベッドの下
ベッド下は自宅の収納スペースが狭い場合や、他に空いたスペースがない場合などに活用するとよい場所とされています。ベッドの下は一般的には狭いので、こたつ本体は折り畳み、布団は圧縮袋などでコンパクトにしてから収納する方法が一般的です。
ただしこの場合、こたつ本体が折り畳めるタイプでないと収納は難しくなります。また、ベッドの下はどうしてもホコリが溜まりやすいため、定期的な掃除も忘れないようにしましょう。
トランクルーム
クローゼットや押入れなどの自宅のスペースに余裕がなく、こたつを収納する場所を取れない場合には、トランクルームを利用するとよいでしょう。
トランクルームとは、自宅の収納スペースの延長として、荷物を収納できるスペースを貸し出すサービスです。トランクルームは一般的には、外に設置されたガレージやコンテナを利用した「屋外型トランクルーム」と、ビルやマンションの一部などの屋内に設けられていることが多い「屋内型トランクルーム」の2種類に分けられます。
こたつの収納であれば、屋内型トランクルームの中でも空調設備があるタイプの利用がおすすめです。また、こたつの他にも普段使用しない荷物や、使う時期が限られている家具や家電も一緒に収納することも可能です。
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関連記事:トランクルームとは?使い方や選び方、メリットを徹底解説
こたつの収納にお困りならトランクルームも検討しよう
ここまでこたつを収納する最適な時期や収納前のお手入れ、こたつテーブル・布団の収納方法、収納場所を解説してきました。こたつを収納する前にはヒーター、テーブル、こたつ布団を正しくお手入れしておくことが大切です。
こたつの収納場所はクローゼットや押入れ、ベッドの下などデッドスペースが挙げられます。布団カバーや圧縮袋、ラック、すのこなどのアイテムを利用して汚れや湿気対策をしましょう。
また、こたつの収納場所にお困りの方はトランクルームの利用を検討してみてください。
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監修
エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄
2020年8月 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年5月 整理収納アドバイザー1級 取得
子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納の知識とトランクルームを掛け合わせ、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。