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引っ越し難民とは?なった際の対処法や、ならないためのポイントを解説

引っ越しの段ボール

近年、希望する時期に引っ越しができない「引っ越し難民」の問題が深刻化しています。

「引っ越し難民になってしまったら、どうしたらいいのだろう」と、不安に思う方もいるでしょう。

この記事では、「引っ越し難民」について詳しく解説するとともに、なった際の対処法や、ならないためのポイントを解説します。引っ越しの予定がある方は、ぜひ参考にしてください。

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引っ越し難民とは

引っ越し難民とは、希望の日程や予算での折り合いがつかず、引っ越しをしたくてもできない状況にある人々を指します。

引っ越し難民が増加する時期は、3月中旬〜4月上旬の新生活シーズンです。この時期は、入学や就職、転職などで、引っ越しの需要が急増します。3月の引っ越し件数は、通常月の約2倍ともいわれています。

引っ越しの繁忙期は、予約が取れないだけでなく、見積もりすら断られるケースもあるようです。料金が通常時より1.5〜2倍と高額になることから、経済的な負担が大きく、引っ越しそのものを諦めざるを得ない引っ越し難民も発生しています。

「2024年問題」の影響

引っ越し難民の問題が深刻化している背景には、「2024年問題」の影響があります。

「2024年問題」とは、2024年4月からトラックドライバーの時間外労働時間の上限が規制されたことによって起きる、さまざまな問題の総称です。労働時間が短くなることで、モノが運べない事態が懸念されています。

引っ越し業界においては、慢性的な人員不足から1日あたりの対応件数を減少せざるを得ず、結果として引っ越し難民が発生する事態となっています。

「2024年問題」は、短期間での改善が見込めません。そのため、今後も引っ越し難民の増加が予想されます。

引っ越し難民になった際の4つの対処法

誰しも避けたい引っ越し難民ですが、急な転勤が決まったり、予約確保のタイミングを逃したりなどで、避けられないケースもあります。

引っ越し難民になったからといって、諦める必要はありません。ここでは、引っ越し難民になってしまった際の対処法として以下の4つをご紹介します。

  • 引っ越しの時期を変更する
  • 引っ越し業者を使わず引っ越しをする
  • 宅配便などを利用する
  • トランクルームを活用する

それぞれの対処法について詳しく見ていきましょう。

引っ越しの時期を変更する

引っ越し難民になった場合、まず検討すべきなのが引っ越し時期の変更です。

引っ越しの繁忙期である3月中旬〜4月上旬は、予約が取りにくいだけでなく、料金も高額になる傾向があります。

一方、5〜2月は引っ越しの需要が比較的少ない閑散期です。希望日程での予約が確保しやすいため、引っ越し難民となることを回避できます。繁忙期よりも料金が安く抑えられるメリットもあります。

もし、引っ越し時期の変更が難しい場合には、ほかの方法を検討しましょう。

引っ越し業者を使わず引っ越しをする

引っ越し業者を使わず、自力で引っ越しをする方法もあります。

この場合、荷物の搬出・搬入作業はもちろん、荷物の量に見合った車の手配も自分でしなければなりません。レンタカーは、積載量が多い車両ほど、費用は高額になる傾向があります。遠方へ引っ越す場合は、ガソリン代や高速代の追加費用に加え、運転による体力的な負担も大きくなります。

そのため、自力で引っ越しをする方法は、荷物が少ない方や近距離へ引っ越しする方に向いている方法だといえます。

ただし、大型家具・家電などの搬出・搬入は、自力では困難な場合が多いです。無理をせず、次に解説する宅配便の利用も検討してください。

宅配便などを利用する

引っ越し難民になった場合、引っ越し業者ではなく宅配便などを利用して引っ越すのも方法の1つです。

宅配便の料金は、基本的に荷物1個ごとに計算されます。荷物が多くなればなるほど料金は高くなるため、荷物が少ない単身者におすすめの方法です。

宅配便の料金は、荷物のサイズと重量、距離、利用する運送会社によって異なるため、事前に確認しましょう。

運送会社によっては、大型家具・家電専用プランがあります。自力で運べない荷物のみ依頼するなど、状況に応じて使い分けると良いでしょう。

トランクルームを活用する

屋内型トランクルーム

引っ越し難民になってしまった際は、トランクルームの活用も検討しましょう。

トランクルームとは、収納スペースの延長として利用できるサービスです。希望する日時で引っ越し業者が手配できない場合には、荷物の一時的な収納場所として利用できます。

一部例外を除いて24時間365日利用できる物件もあり、好きなタイミングで荷物の出し入れができます。また、屋内型トランクルームには、空調・除湿設備のある物件もあります。家電や衣類など、温度変化や湿気に弱い荷物の収納に向いている場合が多いです。

また、引っ越し後はシーズンオフの家電や衣類の収納場所としても利用できる点はトランクルームならではのメリットです。

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関連記事:引っ越し時のトランクルーム活用法!利用メリットや注意点も解説

引っ越し難民にならないためのポイント

引っ越し難民にならないためには、事前の準備と工夫が必要です。具体的なポイントとして、以下の4つが挙げられます。

  • 見積もりを早めに取る
  • 日時指定をしない
  • 混載便も可とする
  • できるだけ荷物を減らす

それぞれ詳しく見ていきましょう。

見積もりを早めに取る

引っ越し難民にならないためには、見積もりを早めに取ることが大切です。

引っ越し業者によって違いはありますが、見積もりは引っ越し日の3カ月前ごろから受け付けています。できれば引っ越し日の2カ月前ごろ、遅くとも1カ月前には見積もりを取りましょう。

引っ越しの繁忙期は予約が埋まりやすいため、見積もりを取っただけでは安心できません。日時や費用など、条件にあった引っ越し業者を選定し、予約を確定することも忘れずに行ってください。

日時指定をしない

日時指定をしないことも、引っ越し難民にならないためのポイントです。

繁忙期は、希望日の予約が取れないことも珍しくありません。日時を限定せず、「〇日〜〇日の間」など引っ越し日に余裕を持つと、繁忙期でも予約を取れる可能性があります。

フリー便がある場合は、積極的に活用しましょう。フリー便とは、業者の空いている時間帯に合わせて引っ越しを行うプランです。作業開始時間が確定せず、夜遅くの作業となる場合もありますが、引っ越し難民となることを避けるためには有効な選択肢です。

混載便も可とする

混載便も可とすると、引っ越し難民にならずに済むケースもあります。

混載便とは、引っ越し先が異なる複数の荷物を、1台のトラックに積んで運送するサービスです。トラックに余裕があれば受け付けてもらえるため、繁忙期でも予約が取れる可能性が高いです。1台のトラックを複数人でシェアするため、通常よりも料金を抑えられるメリットもあります。

混載便での引っ越しは、荷物の少ない単身者に向いています。ファミリーや荷物の量が多い場合、利用できない可能性もあるため注意してください。

できるだけ荷物を減らす

引っ越し難民にならないためには、引っ越し前にできるだけ荷物の量を減らしましょう。

荷物の量が多いと、トラックの台数や引っ越し業者の作業員を増やす必要があるため、繁忙期の予約が取りにくくなります。反対に、荷物が少なければ必要なトラックの台数や人員は減ります。予約の自由度が増し、繁忙期でも予約が取れる可能性は高まるでしょう。

荷物を減らしたいものの、処分はしたくない方は、後述するトランクルームの活用も検討してください。

引っ越し難民におすすめのトランクルーム活用法

屋内型トランクルーム

トランクルームを荷物の一時的な収納場所として活用すると、以下のことが可能です。

  • 引っ越し日をずらす
  • 荷物の量を減らす

希望日に引っ越しができず、引っ越し難民となった場合、退去日と入居日に期間が空くケースがあります。その間、トランクルームを荷物の一時的な収納場所として活用すれば、引っ越し日の調整が可能です。

荷物の量を減らすことで引っ越し難民を避けられるのであれば、荷物をトランクルームに一時的に収納し、引っ越し後に荷物を回収する方法もあります。

ハローストレージの「ハロー宅配便」を利用すれば、荷物の搬出からトランクルームへの搬入は専門のスタッフが行ってくれます。自宅からトランクルームへと荷物を運ぶ手間を省ける点はメリットだといえるでしょう。

関連ページ:ハロー宅配便!ラクキャリサービス

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引っ越し難民になってしまったらトランクルームの利用も検討しよう

引っ越し難民は、繁忙期に多く発生します。3月中旬〜4月上旬に引っ越す予定がある方は注意が必要です。

どうしても繁忙期に引っ越さなければならない場合は、混載便を可としたり、できるだけ荷物を減らしたりなど、予約が取りやすくなる工夫をしてみてください。

万が一、引っ越し難民になってしまっても、いくつかの対処法があります。引っ越し時期を変更したり、自力で荷物を運ぶことなども検討してみましょう。

荷物の一時的な収納場所として活用できるトランクルームの利用も方法の1つですので、ぜひ活用してみてください。

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小川真澄さん

エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄

2020年 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年 整理収納アドバイザー1級 取得
2024年 防災士 取得

子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
災害大国の日本でお家の整理収納は非常時にも役立つという思いもあり、本格的に防災について学ぼうと防災士を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納 × 防災 × トランクルームで、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。

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