one more room！
トランクルーム活用で、我が家を快適空間にしませんか？

「もう少し部屋が大きければ」、「子供ができてスペースが足りない」、「この荷物さえなければ、自分用のクローゼットだってつくれるのに」そう思う方は多いのではないでしょうか。でもそれを解決しようとするには、荷物を捨てる、家を引っ越す？　どちらもそう簡単にはいきません。
そんな時に一度トライしてもらいたいのが、トランクルームの活用です。今使わないモノを収納して、自宅にスペースを確保すれば、ちょっぴり自分の理想の暮らしに近づけます。

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Vol.8「リビングに在宅ワークコーナーを確保」

コロナの影響で在宅ワークを余儀なくされ、仕事をする場所の確保に頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか？　特に、お子さんのいる家庭では、限られたスペースの中で、どこで仕事をするか、とても悩ましい問題です。お子さんの小学校入学を機に、親子で使えるワークコーナーを設けたTさんの例をご紹介します。　

子どものおもちゃで溢れかえるリビング

コロナの影響により在宅ワークをすることが増えたTさんは、リビングでの作業に限界を感じ始めていました。
というのも、リビングはKくんのおもちゃで溢れかえっていて、とても仕事に集中できる環境ではなかったからです。
そこで、Kくんが小学校に入学するのを機に、使わなくなったおもちゃを大々的に整理処分し、ワークスペースを新たに確保することにしました。おもちゃを一緒に片付けるという約束で、Kくんのゲーム用パソコンを購入し、共有で使えるワークスペースにする計画を立てました。

ワークスペースを作るにあたって考えたこと

捨てられないおもちゃや思い出の品はトランクルームに

ゲーム用のパソコンが買ってもらえるということで、俄然、お片付けのやる気がアップしたKくん。使わなくなったおもちゃの整理は自分で行いました。大半は処分することにしましたが、中には捨てる決心が付かないおもちゃも。
そこで、お気に入りのおもちゃは、処分する決心が付くまでの間、トランクルームに入れることにしました。
トランクルームは、さまざまな広さがあり、少量でも利用できます。また、セキュリティ完備、24時間出し入れ自由で、気軽に使えそうなところも気に入りました。
お気に入りのおもちゃと一緒に、Kくんの思い出の品々も収納することにしました。
トランクルームを利用することで、“捨てる”という後ろめたさを感じることなく、しかも家はすっきりと片付けることができました。

リビングと統一感を持たせたワークスペース

デスクとチェアは、リビングにあっても違和感がないように、シックな色味のものを選び、統一感を持たせることにしました。
また、在宅ワークをしなくなったり、Kくんの勉強机を購入するなどして、ライフスタイルが変化したときは、簡単に移動、片付けることができるように、折り畳み式のものを探すことにしました。

そして選んだのはこちら
・ワイド折りたたみデスク FLAP(フラップ) ＆ イームズ ダイニングサイドシェルチェア
※色はブラウンチェック

完成です！

選んだデスクはヴィンテージ感のあるシックな木目調。幅100cm、奥行き60cmで、パソコンを置いても十分な広さがありますが、たためば厚さはわずか7cmになり、部屋の隙間などに収納できます。
チェアはチャールズ&イームズの名作家具をファブリック仕立てにしたリプロダクトチェア。洗練されたデザインでリビングにもしっくり馴染みました。

リモート会議も安心できる、壁を背にした配置

Tさんが工夫したのがデスクの配置です。壁に向かってデスクを置くと、リモート会議の際に、背景に生活感のあるダイニングが丸見えになってしまうので、壁を背にして、リビングに向けてデスクを配置することにしました。これで、リビングが如何なる状況ときにリモート会議が入っても安心です。
また、デスクと背中合わせに、これまでおもちゃ入れとして使っていた収納棚を置きました。こちらには、おもちゃのほかに、教科書やランドセル、帽子なども置くスペースを設けました。 そのおかげで、学校関係のものはすっきりと片付きました。

夜や休日はKくんのゲームスペースに

平日の昼間は、Tさんのワークスペースですが、夜や休日は、Kくんのゲームコーナーとして有効活用されています。
ゲーム用のパソコンは、Kくんのお誕生日のプレゼント。最近、Kくんはスウィッチのマインクラフトというゲームにはまっていたのですが、プログラミングができるオプションを利用するにはパソコンが必要、ということで購入を決めたそうです。このパソコンは、今後、学習用としても活用する予定とか。

気配を感じながらそれぞれが過ごせる空間

ワークスペースを設けたことにより、お互いの気配を感じなら同じ空間で過ごせるようになりました。
また、ワークスペースとKくんのスペースをゾーニングしたことにより、見た目も気持ち的にも落ち着きました。
１帖程度のワークスペースですが、これほどまでに快適になるとは、Tさんも驚きだったよう。これからの在宅ワークは、仕事に集中できそうとのことでした。

写真／クラスル編集部　取材・文／福井順子