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「トランクルームの日」 が誕生!全国収納写真コンテストを開催
〜優秀グランプリを受賞した須田さんの整理収納術を拝見〜

一般社団法人日本セルフストレージ協会(JSSA)が、トランクルームによってお客様の生活をより豊かなものにしたいとの想いから、業界や商品の認知を高めるため、10月9日を「トランクルームの日」として制定。それを記念し第一回「全国収納写真コンテスト」を開催し2022年10月2日に制定式と賞の授与式が行われました。

第一回「全国収納写真コンテスト」はプロ部門と一般部門で収納の写真を募集。
プロ部門では整理収納アドバイザーによる家の中の整理術、一般部門ではトランクルームでの収納方法を募集しました。 

応募総数約1,000件の中から、最優秀グランプリ、特別賞、入賞など、アイデアが光った整理収納術に、表彰状、JCBギフトカード30万円などたくさんの賞金、商品が手渡されました。

▲JSSA林 尚道代表理事の開会挨拶
▲フェンシングエペ代表 見延選手から記念品を授与

プロ部門 「最優秀グランプリ」 受賞について

今回はプロ部門で見事「最優秀グランプリ」を受賞した須田さんにインタビューし、整理収納のプロとしてどんなことに気を配りアドバイザーとして活躍されているか、また同時に審査のポイントはどんな点だったかをご紹介します。

整理収納アドバイザー・プロ部門 「最優秀グランプリ」受賞
須田 木実さん

お片付けを提案するサービスを行なっているインブルーム株式会社に所属して7年目。家庭のお片付けを主に600件ほど訪問。現場経験を活かし一人一人に合った無理のない整理の仕方、収納の方法をご提案し、お片付けの素晴らしさに気づいていただけるよう地道に活動中。クローゼットや衣類のお片付けが得意でお片付けって意外と楽しい!と思っていただける雰囲気作りも得意です。

整理収納アドバイザーになって7年目の須田さん。
アドバイザーとしてはベテランと呼ばれる日々のなか、プロ部門約120件の中で頂点となったお気持ちを伺いました。

「受賞の知らせを聞いたのがお仕事に行く移動中だったのですが、とにかくびっくりしました!すぐに家族にLINEで報告したのですが、みんな喜んでくれました。意外だったのは私の想像以上に、息子がすごく喜んでくれて・・・なんだか私の仕事を認めてもらえた気がしてとても嬉しかったです」

「たくさんの人の前に出ることが日常ではあまりないので、授賞式当日はとても緊張しました。でも教育担当の方が受賞したことを喜んでくれて、会社の代表だという気持ちをもって授賞式に参加しました」

須田さんのお片付けの評価ポイント

受賞した須田さんの、M様宅の片付けのBefore&Afterについて詳しくはこちらをご覧ください
https://japanssa.com/result_pro.html

須田さんの受賞評価ポイント

POINT① お客様の要望に沿った整理収納がされている。
POINT② 日々の生活動線を意識し物の取り出しやすさなどを考慮した収納となっている。
POINT③ 100円ショップのグッズを上手に活用。コストを押さえつつも棚や収納物のサイズ感を考えている。

須田さんにお片付けをしてもらったM様の声

とにかくモノが多くて収納も活かしきれず、自分ではどうしていいかわかりませんでした。そんな時友人の紹介もあり須田さんに依頼。モノの管理の仕方もわかりプロに頼んで本当に良かったです。とにかくお掃除が楽になったのでキレイを保つのも簡単になり、キッチンにいるのが楽しくなりました。忙しいとモノが出しっぱなしになりますが「15〜20分あればキレイにできる!が大事です」といってもらったので気持ちも楽に生活できています。

審査員の評価ポイントやM様の感想では収納や片付けの技術だけではない点も。
須田さんの片付けについて詳しく聞きました。

「やはりお客様のお話をよく聞くということがまず大切。どんなことに悩み、どんな風にしたいのかを伺いアドバイスしていくことが基本だと思っています」

「そして今回のお片付けの重要ポイントは一元管理をするということ。モノが色々な所に散らばっていて、定位置が決まっていなかったんですが、そうするとどうしても散らかってしまいます。M様のお家は屋根裏収納など、収納場所は豊富にありましたので、まずはよく使うモノを1軍、すぐに使用しないものを2軍とわけて、家の動線を考え収納しました。モノの定位置を決めて、その後の片付けもスムーズにできるようにしました」 

「M様のお家には収納のスペースがたくさんありましたが、ない家もあります。お客様の中にはモノをコレクションしている方もいて、飾りたいものや残したいものは、トランクルームを使用するという方法もいいなと思います。そういう意味では、トランクルームは心の幅を広げる場所なのかもしれませんね」

お片付け後、色々な収納グッズを駆使してキレイに片付けている様子が印象的です。

「収納グッズは、元々大好きなので、100円ショップはもちろん、ニトリなど他の収納グッズを扱っているお店もよくチェックします。お仕事帰りに立ち寄って、今度伺うお宅に良さそうな収納グッズを見つけたりして、日々研究しています」

ただ好きだった片付けが仕事に

「良い片付け体験」 で 「より便利な暮らし」を知ってもらいたい

須田さんの整理収納アドバイザーの始まりは、お片付けが好き、その想いから始まったそうです。

「整理収納アドバイザーになったきっかけは、子育てが落ち着いたら仕事をと思い、何か資格を取りたいと考えていました。であれば好きで得意な『片付け』を仕事にできないかと、それで資格を取って今に至ります」

そして片付けをお手伝いする上で知ってもらいことがあると言います。

「M様のお家もそうだったのですが、まずはお試しプランで片付けを体験してもらい、使いやすくなった!と喜んでいただきました。その後別の場所も、とお手伝いするようになり・・私がお客様にお伝えしたいことは、片付けをすると、生活がより便利になるということをまず実感していただきたいということです」

「その後M様のお家には定期的に伺っています。ご主人様がお片付けが元々お好きだったそうで、刺激になったのかご自身で考え、脱衣場にぴったりの棚を入れたり、色々な収納グッズを買ったりされているそうです。そういう変化のお手伝いもできたら嬉しいですね」

キレイになった時のお客様の喜ぶ姿が原動力

「私は、直接お客様とお会いして話を伺いながら、整理収納をアドバイスすることにとてもやりがいを感じています。家がキレイになった時にお客様に喜んでいただけることがとっても嬉しいので、これからも地道に沢山の方々にお会いして、喜んでいただけるアドバイスができればいいなと思っています」
と、須田さん。

家庭によって片付け方は色々あると思いますが、須田さんのようなプロにそのアイデアを教わったり、整理収納術を共有し合うことで、快適に暮らせる気づきがあるかもしれません。
これから年末に向けお片付けをする方も増えると思いますが、今回のコンテストの受賞例がお片付けのヒントになればと思います。

写真:一般社団法人日本セルフストレージ協会 ・ インブルーム株式会社
文:朝比奈 朋

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