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引っ越しの荷造りはいつから始める?荷造りの手順やコツを解説

引っ越し 段ボール

引っ越しをする際にいつから荷造りを始めるべきなのか、どのような手順で荷造りをすればよいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、引っ越しの荷造りの開始時期、荷造りの手順やコツ、アイテム別の荷造りポイント、荷造りのよくある問題と対処法を解説します。引っ越しの荷造りにお困りの方は、是非参考にしてください。

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引っ越しの荷造りはいつから始める?

引っ越しに持っていく荷物の分量にもよりますが、一般的に荷造りの開始時期は引っ越し予定日の2週間前がよいとされています。

荷造りは早ければ早いほど良いと考える方もいるかもしません。しかし、荷造りを早く始めてしまうと部屋が段ボールで埋まって過ごしにくくなってしまう場合や、引っ越し前に必要な家具等を梱包してしまう場合があります。荷造りの計画は4週間前から行い、荷造りは引っ越しの2週間くらい前から始めるのがよいでしょう。

引っ越しの荷造りにかかる時間

引っ越しの荷造りにかかる時間は1人分の荷物であれば5日程度、2人分の荷物であれば8日程度かかるといわれています。しかし急用で荷造りの時間が取れなくなってしまう場合や、段ボールが足りなくなってしまう場合もあるため、余裕をもって2週間前から始めるのがよいでしょう。

引っ越しの荷造りの手順

ここからは、引っ越しの荷造りの具体的な手順を解説します。荷物が多くて何から手をつけたらよいか分からないという方は、以下の手順を参考にしてください。

始める時期やるべきこと
4週間前不要なものを処分する
3週間前引っ越しに必要なものを集める
2週間前使用頻度の低い荷物を段ボールに詰める
1週間前使用する可能性のある荷物を段ボールに詰める
前日すべての荷物を段ボールに詰める

それぞれ詳しく解説していきます。

手順1|不要なものを処分する

まずは、新居に運搬する予定のない不要なものを処分しましょう。ゴミとして廃棄にしたり、リサイクルショップやフリーマーケットアプリで売却したりすることで処分できます。

粗大ゴミは廃棄までに時間がかかる場合があるため、引っ越しの4週間前から計画を立てるのがよいでしょう。

手順2|引っ越しに必要なものを集める

荷造りに必要な段ボールなどを集めましょう。マジックや軍手、布テープ、ハサミ、工具などは100円ショップや文房具店ですぐに用意できますが、段ボールの準備は時間がかかる場合があります。

引っ越しの3週間前には、荷造りに必要な物をすべて準備しておくとスムーズに梱包できます。

関連記事:引っ越し時に使う段ボールの入手方法は?必要な個数の目安も解説
関連記事:引っ越しに必要なものは?引っ越し前・引っ越し後別に解説

手順3|使用頻度の低い荷物を段ボールに詰める

次に引っ越し後まで使う予定のない荷物を段ボールへ詰めましょう。梱包した段ボールに、どの部屋のどのような荷物が入っているのかをマジックで書き込んでおくと、引っ越し後の荷解きがしやすくなります。

使用頻度の低い荷物の梱包は、引っ越しの2週間前に開始するとよいでしょう。

手順4|使用する可能性のある荷物を段ボールに詰める

引っ越し直前まで使用する可能性のある荷物は、引っ越しの1週間前を目安に段ボールに詰め始めるとよいでしょう。しかし、使用する可能性がある荷物のため、段ボールの蓋は閉めず空けたままにし、引っ越し当日に封をしましょう。

手順5|すべての荷物を段ボールに詰める

家具の解体や家電の掃除、梱包は引っ越しの5日前〜前日に行うとよいでしょう。最後に引っ越し当日まで使用するものを梱包したら荷造りは完了です。

引っ越しの荷造りのコツ

引っ越しの荷造りは効率よく行うことで、作業時間を短縮できます。引っ越しの荷造りのコツとして以下の3つをご紹介します。

  • 引っ越し先での配置をイメージして荷造りする
  • 玄関から遠い場所から荷造りを始める
  • 引っ越し後にすぐに使う荷物はまとめて梱包する

それぞれ詳しくみていきましょう。

引っ越し先での配置をイメージして荷造りする

荷造りをする際は、新居のどこにどのような荷物を配置するかをイメージして荷造りするのが大切です。そして段ボールには荷物の種類と共に、配置予定の場所を記載しておくとよいでしょう。

部屋の間取りやレイアウトをイメージし、段ボールに配置場所を記載しておくことで、引っ越し後の荷解きがスムーズになり作業時間も短縮できます。

玄関から遠い場所から荷造りを始める

玄関から近い場所から荷造りしてしまうと、玄関付近に荷造りをした段ボールが溜まり玄関の出入りがしにくくなってしまいます。玄関への動線を確保しやすくするためにも、玄関から遠い場所から荷造りするのがおすすめです。

引っ越し後にすぐに使う荷物はまとめて梱包する

新居ですぐに使う予定のある荷物は、同じ段ボールに詰めます。段ボールには「すぐに使うもの」などと大きく記載し、何が入っているかもメモしておくとよいでしょう。

引っ越しの荷造り|アイテム別のポイント

ここからは、アイテム別に荷造りのポイントを解説します。引っ越しでは以下のような荷物を荷造りすることが多いでしょう。

  • 食器
  • 家具・家電
  • 布団
  • 仏壇

それぞれの荷造りポイントについて、詳しく見ていきましょう。

食器

食器を荷造りする場合には、新聞紙で1枚ずつ包むのが一般的です。複数の食器をひとまとめに包むと破損の原因になるので避けましょう。食器を段ボールに詰める際には、必ず緩衝材を入れ、隙間を埋めることが大切です。

使用頻度の低い食器は引っ越し1〜2週間前頃から梱包し、よく使用する食器は引っ越し直前に梱包しましょう。

本を荷造りするポイントは、重くなりすぎないようにすることです。大きな段ボールに大量の本をまとめて詰めると、運ぶ際に底が抜けることがあります。小さめの段ボールに詰めるか、できるだけ小分けに梱包するのがおすすめです。

関連記事:引っ越し時の本の詰め方は?梱包手順や処分・整理するコツを紹介

家具・家電

大きな家具や家電は引っ越し業者が運搬してくれることが多く、基本的には梱包作業自体が不要なケースが多くなっています。ただし、ベッドや棚などの組み立て式の家具については注意が必要です。自分で分解する必要があるのか、引っ越し業者が分解してくれるのかを見積時点で相談しておきましょう。

家電を荷造りする際には、取扱書説明書を確認し安全に梱包することが大切です。冷蔵庫や洗濯機は前日にコンセントを抜き、水抜きの作業をするのを忘れないようにしましょう。

関連記事:引っ越し時の大型家具・家電はどうする?配送費用や手順・注意点を解説

服の荷造りをする際には「オフシーズン」の衣類から段ボールに詰め、段ボールの表面に服の種類や着用する季節を記載しておくと荷解きがしやすくなります。引っ越し業者によっては衣類用のハンガーボックスを用意してくれることもあるので、事前に確認しておきましょう。服は量が多い荷物ですので、引っ越しの直前ではなく、1〜2週間前から荷造りに取り掛かるのがおすすめです。

布団

布団は専用の布団袋に入れて梱包するのが一般的です。引っ越し業者の中には布団袋を無料で貸し出ししてくれる業者もあるので、利用できるか確認しておきましょう。布団袋に布団を入れる際には、敷布団などの重いものを一番下に、掛け布団やシーツなど軽いものを一番上にすると布団の潰れや破損を防ぐことができます。

関連記事:引っ越し時の布団はどうする?運搬方法や注意点を解説

仏壇

引っ越しなどで仏壇を移動させる際には、供養(法要)が必要な宗派もあるため、事前にお寺などへ確認しておきます。なお、仏壇の梱包は、引っ越し業者や仏壇専門の配送業者に依頼することで対応してもらえます。ただし、遺影、位牌、御本尊などの細かいものは布などで丁寧に包み、引っ越し業者に任せず自分で運ぶことが多いとされています。

関連記事:引っ越し時の仏壇はどうする?事前準備や注意点・運搬料金を解

引っ越しの荷造りで用意するとよいもの

ここからは荷造りの際に用意するとよいものをご紹介します。下記が用意するとよいものと、その用途です。

道具名用途
段ボール荷物を入れる
軍手荷物の梱包や運搬をする際に手を守る
工具家具の解体時や組み立て時に使用する
テープ類段ボールに蓋をする、荷物を固定する
マジック類段ボールにメモをする
ハサミビニール紐などを切る
ビニール紐雑誌や本などを縛る
掃除道具(ゴミ袋、雑巾など)荷造りで発生したゴミをまとめる。荷物や部屋の汚れをふき取る。

荷造りに使用するものをあらかじめ揃えておくと、効率的に荷造りを進められます。

引っ越しの荷造りでよくある問題と対処法

引っ越しの荷造りでよくある問題とその対処法を解説します。引っ越しの荷造りで起こる問題には以下のようなものがあります。

  • 生活スペースが圧迫される
  • 新居の入居日まで期間が空く

それぞれの問題に対する対処法を見ていきましょう。

生活スペースが圧迫される

引っ越しの荷造りをしていると、荷物を詰めた段ボールが生活スペースを圧迫してしまうことが少なくありません。そのような時はトランクルームを活用することで、生活スペースを確保できます。

引っ越し前にはトランクルームを段ボールの一時置き場として利用することで、段ボールが生活スペースを圧迫するのを防げます。また、引っ越し後は使用頻度の低い荷物を収納することで、引っ越し先の生活スペースを確保できます。

引っ越し前後の収納スペースに不安を感じている方は、トランクルームの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

関連記事:トランクルームとは?使い方や選び方、メリットを徹底解説

新居の入居日まで期間が空く

引っ越しでは、退去日から新居の入居日まで期間が空く場合があります。入居日までの荷物の置き場所に困った場合には、以下のいずれかの方法で対処するのがおすすめです。

  • 引っ越し業者の荷物一時預かりサービスを利用する
  • トランクルームに荷物を収納する

引っ越し業者の荷物の一時預かりサービスは、すべての業者で行われているわけではないので注意が必要です。利用を検討している場合には、必ず事前に確認しておきましょう。

関連記事:引っ越し時の荷物預かりサービスとは?料金相場や利用シーンを紹介

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荷造りのコツを抑えて引っ越しをスムーズに進めよう

屋外トランクルーム

ここまで、引っ越しの荷造りの開始時期、荷造りの手順やコツ、アイテム別の荷造りポイント、荷造りのよくある問題と対処法を解説してきました。引っ越しの荷造りは、遅くとも引っ越し予定日の4週間前から計画を立て、2週間前に開始するとよいでしょう。

荷造りのコツをしっかり抑えて効率よく作業を行い、スムーズに引っ越しを進めましょう。また、荷造りの段ボール置き場に困った場合には、トランクルームを利用するのもおすすめです。

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監修

小川真澄さん

エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄

2020年8月 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年5月 整理収納アドバイザー1級 取得

子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納の知識とトランクルームを掛け合わせ、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。

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