工具の上手な収納方法は?役立つアイテムや注意点を解説
工具は種類も多く、収納方法や収納場所に困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、工具を上手に収納する方法や役立つアイテム、注意点、収納するのに最適な場所を解説します。
工具を複数お持ちの方は、是非参考にしてください。
工具の上手な収納方法
工具を上手に収納するポイントは「どこに何があるかを一目でわかるように整理する」ということです。収納場所を工夫したり、便利グッズを利用し、使いたい時にすぐに使えるようにしておきましょう。
また、使用頻度の低い工具や似た工具が複数ある場合には、収納前に整理しておくことも大切です。
工具を収納する際に役立つアイテム
工具を収納する際には、収納アイテムを上手く活用することで整理がしやすくなります。以下のようなアイテムを活用してみましょう。
- 工具箱
- マグネットパネル
- プライヤーラック
- ソケットホルダー
- レンチホルダー
- ツールボード
アイテム別に使い方や特徴をご紹介します。
工具箱
工具箱にはボックスタイプ、バッグタイプ、キャビネットタイプなどがあります。ボックスタイプは携帯性に優れた持ち手付きが多く、使用頻度の高い工具の収納に役立ちます。
バッグタイプは軽量で持ち運びに便利で、キャビネットタイプは収納力が高いのが特徴です。お手持ちの工具にあったサイズや素材を選びましょう。
マグネットパネル
マグネットパネルは工具箱の整理に役立ちます。とくに金属製の工具を収納する際には、マグネットパネルが有効です。
工具箱の中にマグネットパネルを敷くことで、工具を固定させて収納できます。マグネットに貼り付けて固定させるため、ソケットなどのサイズを問わず収納できるのがメリットです。
マグネットパネルを選択する際には、できるだけ磁力の高いものがおすすめです。
プライヤーラック
プライヤーラックとは、ペンチやニッパー、ドライバーといった定番の工具を立てて収納できるラックのことです。ラックの中に複数の仕切りが設けられており、仕切りの間に工具を収納できます。
お皿立てやディッシュスタンドのような形状となっています。プライヤーラックを使うことで、平置きにすると収納スペースを取ってしまうプライヤーを立てて収納できます。
工具をラックの隙間に置くので工具同士が密着せず、取り出しやすくなるのもメリットです。
ソケットホルダー
ソケットとは、器具などをはめこむためのくぼみや受け口のことをいいます。ソケットを収納するのに便利なアイテムが、ソケットホルダーです。
レールの上に突起上のホルダーが設けられており、ホルダーにソケットを取り付けて収納します。ソケットを大きさごとに並べられるため整理整頓にも役立ちます。
ソケットホルダーの素材には、アルミ・プラスチック・マグネットなどがあります。
レンチホルダー
レンチとは、ボルトやナットを締め付けたり取り外す際に使用する工具のことです。レンチを収納するのに役立つのがレンチホルダーです。
レンチホルダーはレンチ類を1つにまとめて収納できるので、収納管理や持ち運びに便利なアイテムです。逆台形のものが一般的で、工具箱やキャビネット内の工具をすっきり収納できます。
壁面に取り付け可能なものや、落下防止カバーが付いたものもあります。
ツールボード
ツールボードは格子状の穴のある樹脂ボードで、マグネットパネルでは固定できない工具の収納におすすめです。ツールボードに工具別の固定ツールを差し込み、ソケット・プライヤー・ドライバーなどを収納できます。
ツールボードであればプライヤーラックやソケットホルダーよりも工具に左右されない自由度の高い収納が可能です。
工具を収納する際の注意点
工具は工具箱に入れ、湿気やホコリの少ない場所に収納するのが基本です。工具は金属製のものが多いため、以下のような点に気を付けて収納するとよいでしょう。
- 水分やホコリに注意する
- 湿気の少ない場所に収納する
- 直射日光が当たらない場所で収納する
- 工具を重ねずに収納する
工具を収納する際の注意点をそれぞれご紹介します。
水分やホコリに注意する
工具は金属製のものが多いため、水分やホコリに晒されるとサビの原因になります。使用後には水分やホコリをしっかりと取り、防錆剤(ミシン油など)でケアすることが大切です。
ただし、メッキ部分は防錆剤を塗布すると滑りやすくなるので注意しましょう。
湿気の少ない場所に収納する
工具を湿気の多い場所に収納すると錆の原因になります。湿度が60%を超える場所ではサビてしまうリスクが上がるため、乾燥剤を入れて対策をしましょう。
工具が錆び付くと金属部の強度が弱まり、機能低下を起こします。
直射日光が当たらない場所で収納する
工具は直射日光に長時間当たると劣化するリスクが高まります。工具箱に収納する場合でも、直射日光が当たれば内部の温度が上昇し、工具に影響が起こる可能性があります。
可能な限り、直射日光が当たらない場所に工具箱を収納しましょう。
工具を重ねずに収納する
工具を重ねると工具同士が擦れ合い、細かい傷やサビが発生する原因になります。工具を取り出す際にも取り出しにくくなるため重ねずに収納することが大切です。
プライヤーラックなどのアイテムを利用すれば、工具同士を重ねることなく収納できます。
工具を収納する際の最適な場所
工具を使用しない時には、クローゼットや物置に収納しておかなければいけません。また工具を多くお持ちの場合には広いスペースが必要になります。
工具の収納に適している場所は、以下が一般的です。
- 壁掛け
- キャビネット
- クローゼット
- 物置
- トランクルーム
それぞれの収納場所の特徴をみていきましょう。
壁掛け
壁掛け収納は、倉庫や作業場所の壁面に収納ボードを貼り付けて工具を収納します。壁掛け収納は、工具がどこにあるのか一目で分かるのがメリットです。
ただし収納が剥き出しであるため、ホコリが付着しやすくなります。また、壁に掛けておくことで落下のリスクがあるため、注意が必要です。
ツールボードはあくまで工具をボード上に固定できるアイテムですが、壁掛け収納は壁面を利用した収納方法であることが大きな違いです。
キャビネット
キャビネットで工具別に収納するのもおすすめです。引き出しがついているキャビネットでは、どこに何の工具を入れたかを把握しやすくするためにラベルを貼りましょう。
キャビネットは場所を取るため、設置場所のスペースをある程度確保する必要があります。
クローゼット
工具箱に入れクローゼットで収納するのも一般的な収納方法です。クローゼットはスペースが限られているため、収納グッズを用いてデッドスペースを作らないように収納するのがポイントです。
物置
物置は電動工具などの大型のものも収納できます。ただし、物置は屋外にあるため室内の温度・湿度の管理が難しく、工具が錆びたり損傷したりしてしまう可能性があります。
特に梅雨の時期から夏にかけては高温多湿になるので注意が必要です。
トランクルーム
自宅の収納スペースに余裕のない場合は、トランクルームを利用するのもおすすめです。トランクルームとは自宅の収納の延長として利用出来る収納スペースで、主に屋内型と屋外型の2種類があります。
トランクルームに工具を収納すれば、自宅の収納スペースを圧迫することはありません。また、サービスを契約している期間中は基本的に出し入れ自由であるため、大型の工具をお持ちの方、複数の工具をお持ちの方は検討してみましょう。
工具はお手入れをしてから湿気の少ない場所で収納しよう
ここまで工具を上手に収納する方法や役立つアイテム、注意点、収納するのに最適な場所を解説してきました。工具は定期的なお手入れをし、湿気の少ない場所に収納することを心がけましょう。
また、工具の収納場所にお困りの方は、トランクルームの利用がおすすめです。
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監修
エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄
2020年8月 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年5月 整理収納アドバイザー1級 取得
子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納の知識とトランクルームを掛け合わせ、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。