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one more room!
トランクルーム活用で、我が家を快適空間にしませんか?

「普段使わないモノをどこかに収納すれば、住居スペースを有効的に使えるはず…」、「家族構成の変化で家が狭くなったが、モノも減らせない」そう悩む方は多いのではないでしょうか。でもそれを解決するには、荷物を捨てる、家を引っ越す? どちらもそう簡単にはいきません。
そんな時に一度トライしてもらいたいのが、トランクルームの活用です。今使わないモノを収納して、自宅にスペースを確保すれば、ちょっぴり自分の理想の暮らしに近づけます。


Vol.7「リタイアを機に、書斎を趣味の部屋に」

マイホームを新築するとき、念願のスペースとして設けた「お父さんの書斎」。しかし、いつしか書斎兼荷物置き場になってしまったというケースは意外と多いのではないでしょうか? そこで、今回は、リタイアを機に、書斎スペースの荷物を整理し、思う存分、趣味に没頭できる空間に改造した、Oさんの例をご紹介します。

書斎スペースがいつしか荷物置き場に

仕事をしたり趣味の時間を過ごしたりするために、マイホームを新築するときに憧れの書斎スペースを作ったというOさん。当初はきれいに使っていましたが、時が経つにつれ、いつしか物が溢れ、書斎は荷物置き場のようになってしまいました。
「現役時代は忙しくて時間がとれなかったけれど、これからの人生、趣味をゆっくりと楽しみたい」というOさんは、学生時代から細々と続けてきた趣味の鉄道を楽しむ空間として、書斎スペースを蘇らせたいと計画しました。

Before

▲雑多なので散らかった書斎スペース

趣味スペースとして活用するために考えたこと

  • いつの間にか増えてしまった荷物を整理したい
  • 本棚の一部に鉄道コレクションをディスプレイしたい
  • 出窓にも鉄道関連のものを飾りたい
  • 地震対策用の段ボールの雑多感をなくしたい

トランクルーム活用で書斎の荷物を整理

現役時代に使っていた仕事関係の本や資料は、なかなか捨てられないもの。
そこで、Oさんが、書斎の荷物の移動場所として考えたトランクルームです。空調、セキュリティ完備なうえ、24時間出し入れ自由で、気軽に使えそうなところが気に入りました。少量の書類や本も収納できるロッカータイプを検討しました。

ハローストレージおすすめのトランクルーム

1~4階まである1棟ビルイン型のトランクルームです。各階に台車と脚立があり、駐車場やエレベーター、空調の設備も整っています。0.3帖のロッカータイプもあるため書類やCD、本などを収納するのにぴったりです。

地震対策の段ボールを白いシートでカバー

まず始めに、ずっと気になっていた本棚の上から着手。
Oさんは、突っ張り棒以外にも、本棚の上の隙間に段ボールを詰めて二重の転倒防止策をとっていました。それは、大きな地震が起きたとき、突っ張り棒だけだと天井が抜けることがあるからです。天井と本棚全体を段ボールの面で支え、力を分散させることで、簡単に天井が抜けるのを防ぎます。
安全対策も空間利用もばっちりだったのですが、見た目が少々気になっていました。

Before

そこで段ボールのまわりにシートを貼ることにしました。
無地にするか色柄ものにするか悩みましたが、壁と同色の白にしました。そのほうが圧迫感も存在感もなく、目立たないからです。
使ったのは100均で見つけたリサイクルシート。裏の剥離紙を剥がすだけで、シールのように簡単に貼れます。
しかも、剥離紙には1cm方眼が付いているので、定規で図らなくてもまっすぐにカットできます。

▲シートの裏の剥離紙は1cm方眼付き。
▲シール付きなので貼る作業も楽ちんです。

After

▲すっかりきれいになった本棚上の地震対策段ボール。貼ったのは正面とサイドだけ。

鉄道模型やお宝グッズなどのコレクションを本棚に

次は、デスクの後ろ側の奥行き20cmほどの造り付けの棚です。
1段だけは模型を飾っていましたが、ついつい雑多なものを空きスペースに置いてしまい、ディスプレイという雰囲気からはほど遠くなっていました。

Before

まずは、いらないものを処分。そして、鉄道模型を飾る棚を1段増やすことにしました。
鉄道模型のほかに、枕木を留めていた釘や線路の一部、切符を切っていた改札鋏など、旅先などで手に入れた戦利品も一緒に並べました。
また、荷物の整理をしているとき、学生時代にOさんが撮影して現像したという鉄道写真を発見!懐かしいOさんのお宝たちもディスプレイに加えました。
また、下段には、鉄道関係の雑誌も一緒に並べ、眺めるだけでも楽しい空間となりました。

After

出窓スペースはグリーンに映えるディスプレイに

出窓も、以前は生活感溢れる雑多なもので埋め尽くされていました。

Before

出窓からは、目隠しのために植えた木が見えるので、その木のグリーンに映えるように、カラフルなグッズをディスプレイすることにしました。

After

鉄道コレクションをじっくり楽しめる趣味の部屋に大満足

書斎の荷物はすっきり片付き、落ち着いた趣味スペースになりました。
寝台列車の行先方向幕も生きたディスプレイに蘇りました。

After

そして、大切なコレクションを一つひとつ取り、目を細めながら思い出を懐かしむOさん。
これからは、いつでもここに座って、趣味の鉄道に没頭できそうです。

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写真/野地康之 取材・文/福井順子

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