狭い部屋の収納ポイントや収納アイデア、よくある悩みの解決策を伝授!

部屋が狭く、荷物の収納にお困りの方も多いのではないでしょうか。この記事では、狭い部屋の収納の6つのポイントやデッドスペースの収納アイデア、収納する際に大切な3つのルールを解説します。
「狭い部屋の家具選びのポイントは?」「物が多く、どこから片付けていいかわからない」など、よくある悩みと解決策も紹介します。狭い部屋の収納方法でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
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狭い部屋の収納の6つのポイント
狭い部屋の収納では、以下6つのポイントをおさえてみましょう。
- 目線を考えて家具を配置する
- 家具やインテリアの色味を意識する
- 部屋の中を用途でエリア分けする
- デッドスペースを活用する
- 収納機能付きの家具やアイテムを活用する
- トランクルームを活用する
狭い部屋でも過ごしやすい空間を作るためにも、1つずつ詳細を見ていきましょう。
目線を考えて家具を配置する
狭い部屋に家具を配置する際には、目線を意識して家具を配置することが大切です。
例えば、ソファーやベッドなど過ごす時間が長いエリアから見える視線の先を意識しましょう。視線の先に荷物が少なければ部屋全体がスッキリした印象になります。
収納ラックや本棚など背の高い家具は視線に入りやすく圧迫感を与えてしまうため、目線よりも低い物を選ぶのがおすすめです。
家具やインテリアの色味を意識する

家具やインテリアの色味によっても部屋の見え方は変わってきます。淡い色や明るい色の家具は部屋を広く見せる効果があるので、取り入れると良いでしょう。また、部屋の壁紙の色と家具を合わせることで統一感が生まれ、部屋が狭いという印象を和らげる効果もあります。
部屋の中を用途でエリア分けする
部屋の中を使用用途ごとにエリア分けすることで、スッキリと整った部屋を作ることができます。ご飯を食べる場所、くつろぐ場所、寝る場所、着替えをする場所など、大まかに生活エリアを分けましょう。用途でエリア分けすることで、物をしまう場所も必然的に決まり、整理整頓がしやすい部屋になります。
デッドスペースを活用する
室内にできるデッドスペースをうまく活用することでも、収納スペースを増やせます。デッドスペースになりがちな場所として、以下が挙げられます。
- 洗面台周り
- トイレ
- 下駄箱の中
- 押入れ
- 冷蔵庫や洗濯機の上部
突っ張り棒や伸縮自在のラックなど、デッドスペースに利用できる収納アイテムも販売されています。デッドスペースと収納したい物に合ったアイテムを取り入れてみましょう。
デッドスペースの収納アイデアについては、後ほど詳しく紹介します。
収納機能付きの家具やアイテムを活用する
部屋が狭く収納ラックなどを設置するスペースがないという方におすすめなのが、収納機能付きの家具です。収納機能付きの家具にはベッドやソファー、スツールなどがあります。家具としての機能を持ちながら、収納スペースを確保できる便利アイテムです。
狭い部屋に有効な便利アイテムは、後ほど詳しくご紹介します。
トランクルームを活用する

狭い部屋で収納スペースが足りない場合は、トランクルームを活用するのも1つの方法です。
トランクルームとは、自宅の収納スペースの延長として利用できるサービスです。屋内型や屋外型があり、屋内型のトランクルームには空調や除湿設備のある物件もあります。
トランクルームを「第2の収納スペース」として活用すれば、シーズンオフの使用頻度が少ない季節家電の収納場所としても利用できます。収納スペースにお悩みの方、生活スペースをしっかり確保したい方はぜひ検討してみてください。
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関連記事:トランクルームとは?使い方や選び方、メリットを徹底解説
関連記事:季節家電の収納場所は?収納のコツや注意点も解説
狭い部屋こそ使える!デッドスペースの収納アイデア
ここからは、狭い部屋こそ取り入れたいデッドスペースの収納アイデアとして、以下の4点をご紹介します。
- 洗面所・脱衣所の収納アイデア
- 冷蔵庫周りの収納アイデア
- 下駄箱・シューズボックスの収納アイデア
- ベッド周りの収納アイデア
自分の部屋に合った収納アイデアがあれば、ぜひ取り入れてみてください。
洗面所・脱衣所の収納アイデア

洗濯機の上部分がデットスペースになっている場合は、棚付きの洗濯機ラックを取り入れるのがおすすめです。タオル類や洗剤類など、洗濯機周りのアイテム置き場として活用できます。可動棚タイプなら、収納したい物に合わせて棚の高さを調整できるため、使いやすさが向上します。
洗面台下のデットスペースも、伸縮式のラックを用いれば空間を上下に分けられるようになり、収納量を増やしやすくなります。
突っ張り棒を2本使えば、簡易的な棚を作ることも可能です。簡単に設置できるため、DIY初心者でも気軽に取り入れられます。
冷蔵庫周りの収納アイデア

冷蔵庫周りもデッドスペースになりがちですが、工夫次第で有効活用が可能です。
例えば、冷蔵庫上のデッドスペースに、使用頻度が低いアイテムをカゴやケースに入れておけば、収納場所としても役立ちます。ただし、落下の危険性があるため、軽くて壊れにくい物のみを収納しましょう。
ほかにも、冷蔵庫横のデッドスペースには、キャスター付きのスリムなキッチンワゴンを取り入れるのもおすすめの方法の1つです。
マグネットが付く冷蔵庫の場合は、マグネットタイプの収納ツールも便利です。好みの位置や高さに取り付けられるため、使い勝手の良い収納が実現します。
下駄箱・シューズボックスの収納アイデア

手持ちの靴が多く、収納スペースが足りない場合は、1足分のスペースで2足収納できるシューズラックやシューズホルダーを取り入れるのがおすすめです。高さ調整が可能なタイプなら、さまざまな高さの靴にも対応可能です。
狭い玄関には、天井と床との間を突っ張って設置するラックも便利です。靴だけでなく、除湿剤やスプレー類などの置き場所としても活用できます。DIYが得意な方は、玄関のサイズに合わせたオリジナル収納棚を作るのもよいでしょう。
ベッド周りの収納アイデア

ベッド周りも、収納スペースとして活用できます。例えば、高さのあるベッドであれば、収納ケースを利用することで、ベッド下に収納スペースを生み出せます。
ベッド下は、シーズンオフの衣類や来客用布団、普段読まない本など、使用頻度が低い物の収納場所として活用するのがおすすめです。物の出し入れがしやすいよう、引き出しタイプやキャスター付きの収納ケースを選ぶとよいでしょう。
ただし、ベッド下はホコリや湿気がたまりやすい空間です。除湿剤や乾燥剤を使用するとともに、定期的に掃除を行い、ホコリや湿気を溜めないようにしましょう。
狭い部屋の収納に大切な3つのルール

狭い部屋の収納は以下の3つのルールを守ることで、散らかりにくくスッキリとした居住空間を保つことができます。
- 収納スペースを考慮して買い物をする
- 物の定位置を決める
- 片付けをルーティン化させる
それぞれのルールを具体的に解説します。
収納スペースを考慮して買い物をする
物を買う場合には、自宅の収納スペースを考慮して買い物をすることが大切です。大きすぎる家具やアイテムを購入すると部屋のスペースを圧迫する恐れがあります。
また、1つ新しい物を買ったら1つ捨てるなどのルールを作っておきましょう。ストックなどは必要以上に購入せず、最低限に抑えることも重要です。
物の定位置を決める
どこに何をしまうかという「物の定位置」を決めておくのも収納の大切なルールになります。物の定位置を決めておくと片付ける際に悩むことや、どこにしまったか忘れるということもなくなります。使った後は物を定位置に戻すという習慣を身に付けましょう。
片付けをルーティン化させる
片付けをルーティン化させるルールを作ることも重要です。例えば、キッチンは食事後すぐ片付ける、週1回はリビングに出しっぱなしになった雑誌や小物を整理する、月1回は収納の中のいらない物を処分するなどです。
1回で家中を片付けようとせず、エリアや物の種類ごとに少しずつ無理なく片付けるのもポイントです。
狭い部屋の収納に役立つアイテム
ここでは、狭い部屋の収納に役立つアイテムとして以下の5点をご紹介します。
- 収納ボックス
- 圧縮袋
- オープンラックやカラーボックス
- 突っ張りタイプのラック、フック
- マグネットアイテム
アイテムを単独で使用するのはもちろん、複数の収納アイテムを組み合わせるのもおすすめです。
収納ボックス
狭い部屋の収納には収納ボックスが役立ちます。クローゼット下部の空いた隙間に引き出し付きの収納ボックスを設置することで、簡易的なタンスを作ることができます。キャスター付きの収納ボックスなら出し入れもスムーズになるのでおすすめです。同じサイズや色の収納ボックスを並べると、見た目もスッキリした印象になります。
圧縮袋
衣類や布団は収納スペースを取る荷物ですから、圧縮袋を利用してコンパクトにするのがおすすめです。圧縮袋は100円ショップなどでも購入できるので、費用も抑えられます。ただし、羽毛布団など圧縮袋が使えない物もあるので注意が必要です。
オープンラックやカラーボックス
リビングなどに直接置いて「見せる収納」にしたい場合に有効なのが、オープンラックやカラーボックスです。部屋の壁紙の色に近い物や淡めの色の物を選ぶことで、部屋が広く見える効果があります。収納ボックスと同様に、サイズや色を統一すれば部屋全体がスッキリした印象になります。
突っ張りタイプのラック、フック
突っ張りタイプのラックは壁面収納を楽しむことができるアイテムです。壁に穴をあける必要もなく自分好みにカスタマイズすることもできます。家具と壁の隙間などのデッドスペースを有効利用できるので、収納スペースが少ない狭い部屋にピッタリのアイテムです。
また、フックを壁面に取り付けてバッグや帽子などを吊り下げるのもおすすめの収納方法です。
マグネットアイテム
マグネットタイプの収納アイテムは、玄関やちょっとした隙間などのデッドスペースで役立ちます。
例えば、収納ラックが置けないような狭い玄関でも、マグネットタイプの傘立てやキーハンガーを取り入れれば、収納スペースの確保が可能です。玄関先で必要な物がすぐに取り出せるため、生活の利便性も向上します。ほかにも冷蔵庫やバスルームなど、マグネットが付く場所を収納スペースとして活用できます。
マグネットアイテムは、磁気で取り付けるため、ネジや釘が不要です。壁や家具に傷がつきにくく、賃貸物件でも安心して使用できます。
狭い部屋の収納でよくある悩みの解決策
限られたスペースの中で、どのように収納をすればいいのか、頭を悩ませている方もいるのではないでしょうか。ここでは、狭い部屋の収納でよくある悩みと解決策をまとめました。
- 狭い部屋の家具選びのポイントは?
- 物が多く、どこから片付けていいかわからない
- 洋服の収納スペースが足りない
- 収納がない部屋はどうする?
- 本が多くて困っている
- 趣味のアイテムの収納場所を作りたい
- 思い出の品の収納場所がない
収納の悩みを解決して、快適な生活空間を作りましょう。
狭い部屋の家具選びのポイントは?
狭い部屋の家具選びのポイントは、コンパクトなサイズを選ぶことです。
前述したように、背が高い家具は視界を遮り、圧迫感を与えることがあります。また、奥行きの深い家具は場所を取り、生活空間を狭める要因となります。狭い部屋をスッキリ見せるなら、背が低く、奥行きの浅いコンパクトな家具を選びましょう。
限られたスペースを有効活用するなら、1台2役の家具もおすすめです。例えば、収納機能付きのベッドは、ベッド1台の設置スペースで収納スペースも確保できます。こうしたアイテムをうまく取り入れるとよいでしょう。
物が多く、どこから片付けていいかわからない
物が多く、どこから片付けていいかわからない場合は、まずは荷物を「必要」「不要」「保留」の3つに仕分けすることから始めましょう。処分すべきか迷う物は「保留」に仕分けることで、片付けがスピーディーに進みます。
ただし、「保留」に仕分けた物をいつまでも放置していては、部屋は一向に片付きません。3カ月や半年など保留期間を決めたうえで、期限が来たら改めて「必要」「不要」を判断するようにしましょう。
部屋全体を一気に片付けるのは時間も必要なため、途中で疲れてしまい、かえって中途半端に終わってしまう場合もあります。確実に片付けるためには、玄関、キッチンなど小さなスペースから着手しましょう。
関連記事:物が多い家の片付け方法とは?手順やコツ、収納スペースの作り方を解説
洋服の収納スペースが足りない
クローゼットが狭く、洋服の収納スペースが足りない場合は、収納アイテムを導入しましょう。例えば、ハンガーラックを設置することで、洋服の収納スペースを増やせます。キャスター付きのハンガーラックなら、移動も簡単にできるためおすすめです。
クローゼットに服を掛けて収納している場合、服のかけ方も見直してみましょう。洋服は、長さ別に分けて掛けるのがおすすめです。短い丈の洋服を掛けた下には、まとまった空間が生まれます。この空間に収納ケースやボックスなどを設置すれば、収納スペースとして活用できます。
関連記事:クローゼットが狭くて服が入らない際の収納アイデアを紹介
収納がない部屋はどうする?
収納がない、もしくは収納スペースが少ない部屋の場合は、収納スペースを作ることが解決策です。狭い部屋には、場所をとらない壁掛け収納やスリムラックを取り入れるとよいでしょう。
収納がない部屋の場合、荷物がそのまま置かれていると雑然とした印象になりがちです。すべての荷物をしまうのは難しいとしても、見栄えのいい物は「見せる収納」にし、生活感のあるアイテムはカゴやケースなどにしまう「隠す収納」を取り入れるというようにしましょう。
見せる収納、隠す収納をうまく取り入れることで、スッキリした印象の部屋に近づきます。
関連記事:収納がない部屋の片付け方は?収納アイデアやアイテムを紹介
本が多くて困っている
本が多くて困っている場合は、思い切って壁一面を本棚にしてみる方法があります。本棚を用意する必要はありますが、収納量を確保しやすく、本が増えがちな方にはおすすめの方法です。
それでも収納スペースが足りないのであれば、本の整理に取り組むのも解決策の1つです。読み終わった本や、もう読む予定のない本を選び出し、処分をしましょう。
ただし、すでに絶版している本や思い出が詰まっている本など、買い戻すのが難しい本は無理に処分する必要はありません。どうしても置き場所に困る場合は、トランクルームなどを活用し、収納スペースを確保する方法を検討しましょう。
関連記事:本が多い部屋の収納のコツは?収納前にすることや収納アイテムを解説
趣味のアイテムの収納場所を作りたい
CDや漫画、フィギュア、推しグッズなどの趣味のアイテムは、増えていきがちな物の1つです。
狭い部屋でも趣味アイテムの収納場所を作りたい場合は、カラーボックスやラックなどを用意し、趣味のアイテムだけをそこに収納するようにしましょう。趣味用の収納場所を作ることで、所有数の上限を決められます。趣味のアイテムが増えて収まりきらなくなってきたタイミングで、アイテムを厳選するようにしておけば、増えすぎも防止できます。
どうしても手放したくない趣味のアイテムが多い場合は、トランクルームなどの利用を検討しましょう。自宅のスペース以外に趣味のアイテムの置き場所を確保できるため、大切なアイテムを手放さずに済みます。
関連記事:トランクルームは趣味の部屋として使える?活用例や注意点を解説
思い出の品の収納場所がない
アルバムや写真などの思い出の品は、たとえ日常的に使用していなかったとしても手放すことが難しいアイテムです。
こうした思い出の品は、専用の収納ケースにまとめ、クローゼットや押入れの上部、ベッド下、トランクルームなどに収納しておくのがおすすめです。基本的には使用頻度が低い物になるため、多少出し入れがしにくい場所に置いていても、不便に感じることは少ないでしょう。
狭い部屋だからといって、思い出の品を無理に処分するのはおすすめしません。一度手放した思い出の品を、再び手に入れることは困難です。無理に処分してしまうと、後悔につながる可能性もあるため慎重に判断しましょう。
関連記事:思い出の品の収納方法とは?整理のコツや収納場所を解説
狭い部屋の収納スペースにお悩みならトランクルームも検討しよう
ここまで、狭い部屋の収納の6つのポイントや収納する際に大切な3つのルール、収納に役立つアイテムを解説しました。
狭い部屋に収納家具を設置する場合は、目線よりも低いタイプを選び、色味を揃えることで、スッキリした印象につながります。また、デッドスペースはさまざまな収納アイデアを取り入れることで、限られた空間を収納スペースとして有効活用できます。
とはいえ、間取りによっては、収納と暮らしやすさを両立させることが難しい場合もあるでしょう。どうしても収納スペースが足りない、荷物を手放したくないという方は、ぜひトランクルームの利用を検討してみてください。
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