バイク企画 PART 2
トランクルームでガレージ気分を味わいたい!
バイクBOXの活用法アレコレ。
トランクルームをガレージとして使う
大切な愛車を駐車できる自分だけの空間が欲しい、バイク好きならそう思っている人は多いでしょう。前回話した通り、雨晒しの駐車場は賃料が安いが、雨による劣化やセキュリティなど、デメリットが気になるところ。かと言って、ガレージ付きの住宅や、ガレージとして使えそうな工場物件は賃料が高い……。
自分のバイクだけを駐車し、空間を自分好みに作ることができる駐車場を手に入れるのはそう簡単なことではありません。そこで、今回は借りることができるトランクルームをガレージとして使う方法を紹介します。
トランクルームを選ぶ
トランクルームを選ぶ際には、駐車したいバイクの台数やセキュリティ設備などを考慮して探しましょう。今回私が選んだのはバイク1台分のスペースと、小さな荷物置きがあるハローストレージのバイクBOXです。
バイクBOXは、独立したボックスタイプで、柵の中央、柵の両サイド、シャッターの最大3重でロックすることができる作りになっているのでセキュリティ面も安心。
契約時に用意されているのはシャッターにつける鍵のみで、その他、柵の中央と柵の両サイドの鍵は、契約後ご自身で必要であれば別で購入してロックすることができます。
今回利用したハローバイクボックス雑色高架下のサイズは、幅110cm/奥行き252cm/天井高197cm。大型バイクでも駐車できるサイズですがサイドバッグなどを備えるモデルを置くと、左右のスペースはかなり窮屈です。賃料は通常15500円ですが、現在はキャンペーン中で最初の3ヶ月間を半額の7550円で利用できます。*2021.12月現在
ハローバイクボックス雑色高架下
https://www.hello-storage.com/tokyo/otaku/detail/6534/
常備灯がないので電気は自分で用意
ライトが必要な場合は自分で設置しなければなりません。コンセントがないので、乾電池で利用できるワークライトを使用しました。入り口にマグネットで壁に付けられるワークライトを設置し、天井にマグネットフックを使って広範囲を照らすことができるLEDライトを吊せば、夜間に利用する場合でも十分。
バイク以外にヘルメットなどのギアを置く
バイクBOXは奥に収納棚を備えているので、ヘルメットやグローブなど、ギアを置くことができます。駐車場までクルマや徒歩、電車で移動する場合は、ギアを毎回携帯するのが面倒なので、バイクに乗るときだけ使う小物類を収納しておくのがいいでしょう。
壁にアウターをかけられる
両側の壁にはハンガーやS字フックをかけるスペースがあるので、バイクに乗る際に着るアウターや雨具などをかけることができます。気候に応じてアウターを選べるように数着用意しておくと便利でしょう。
有孔ボードで収納力アップ!
小物類やアウターを収納できるだけでも駐車スペースとしては優秀ですが、どうせなら好きなモノで飾って、趣味空間としての雰囲気を楽しみたいところ。ただし、幅110cmの場所に新たに棚を設置するのは難しいので、有孔ボードを活用して、簡単な工具類やキャンプ道具を吊せるようにしました。
強度を考えれば、突っ張り棒を介して有孔ボードを柱に打ち込むのがベストですが、今回は重い荷物を収納しないので有孔ボードを強力なマグネットで固定しています。
バイクBOX内での作業は基本的に禁止されているので、ココには車載する程度の工具を置ければOK。他にもキャンプ道具を置いたり、絵を飾ったりと、自由な使い方ができるのが有孔ボードの魅力です。
トランクルームを飾ればガレージ気分を味わえる
こちらが実際の使用例。
床のラグは必須ではないですが、旧車を置く場合はオイルが漏れる可能性があるので、床が滑りやすくならないように何かしらの対策をすることをお勧めします。
デフォルトで用意されている収納棚とハンガーをかけられるスペースに加え、有孔ボードに工具やキャンプ道具、お気に入りの絵などを吊しています。
愛車を安全に駐車することがバイクBOXの本来の目的ですが、スペースを有効活用すればガレージのような雰囲気を味わうことができます。どうせなら、駐車するだけでなく、自分だけの趣味空間を楽しんでみるのはいかがでしょうか。
次回は約4帖の屋外トランクルームをガレージとして利用する活用法をご紹介します。
ハローストレージのバイク駐車場を探すならこちら
https://www.hello-storage.com/list/?assetType=(bikeonly)
カメラマン/ 澤田聖司 取材・文/金原悠太