トランクルームで着替えは可能?利用シーンや注意点を解説
トランクルームは、自宅にある荷物を別の場所に収納できるサービスとして、近年注目されています。トランクルームに服を収納されている方、収納する予定がある方の中には、トランクルーム内で着替えをしたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、トランクルームで着替えることは可能なのか、着替えることを踏まえたトランクルームの選び方、着替えに利用する際の注意点、着替えに便利なグッズ、収納におすすめの衣類やアイテムなどをご紹介します。
通勤の着替えに利用したい方や、コスプレなどの衣装ルームとして利用したい方は参考にしてください。
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トランクルーム内で着替えることは可能?
トランクルーム内で着替えることは基本的に可能です。トランクルームの利用規約では一般的に、長期滞在を禁止としていますが、荷物の整理に訪れた際に、着替える程度であれば許容範囲内とされている場合が多いです。
また、簡単なメイク直しをすることも可能といわれています。ただし、トランクルーム内での宿泊、仮眠、長期滞在することは規約違反になるため注意が必要です。
着替えやメイクをする際は廊下などの共用スペースではなく、自分が契約しているトランクルームの個室内で手短に行うようにしましょう。
関連記事:トランクルームには住める?宿泊可能?住むことの違法性や問題を解説
空調完備のトランクルームなら着替えやすい
トランクルームには屋外型と、屋内型があります。屋外型は海上運送用の丈夫なコンテナを利用した収納スペースで、外にあるため基本的に空調設備がありません。
一方、屋内型は室内にあり、空調設備やセキュリティが充実している場合もあるため、着替えがしやすい構造になっています。
トランクルーム内で着替える場面
トランクルームで着替えることは可能ですが、どのようなケースが考えられるでしょうか。トランクルームで着替える場面の例として以下3つをご紹介します。
- スポーツウェアに着替える
- 衣装に着替える
- 仕事着に着替える
それぞれ具体的にみていきましょう。
スポーツウェアに着替える
トランクルームにスポーツウェアを置いておくことで、トランクルーム内で着替え、そのままスポーツをすることができます。
勤務場所の近くにトランクルームを借りれば、仕事終わりにトランクルームでスポーツウェアに着替え、ロードバイクで帰宅するなどの使い方も可能です。
また、マリンスポーツを楽しみたい方は、ウェットスーツなどを海の近くのトランクルームに入れておくことで、最低限の持ち物だけで移動することができます。
衣装に着替える
トランクルームに衣装を収納する方もいらっしゃるでしょう。例えば、コスプレなどのイベント用の衣装を収納している方はトランクルーム内で衣装に着替えることが可能です。
イベント会場近くのトランクルームをレンタルすることで、よりスムーズに着替えを行うことができます。
仕事着に着替える
トランクルームは仕事着の着替えスペースとしても有効に活用できます。
例えば工事現場の作業員の方など、衣服が汚れる仕事をしている場合、自宅を汚さないようにトランクルームで着替えるという使い方です。
トランクルームを第2の簡易クローゼットとして活用することで、自宅を汚さずにキレイな状態を保つことができます。
ただし、共用スペースやトランクルームの個室内を汚してしまうことのないよう、しっかり対策をする必要があります。
また、汚れた衣服はトランクルーム内に放置せず、速やかに持ち帰りましょう。
着替えることを踏まえたトランクルームの選び方
トランクルームでは荷物の整理に訪れた際に、着替える程度であれば許容範囲であるとされることが多くなっています。
今後、トランクルームを利用したいと考えているのであれば、着替えることも踏まえたトランクルームの選び方のポイントとして以下4点をおさえておきましょう。
- 空調設備などが搭載されている
- セキュリティ対策が施されている
- スペースが足りている
- アクセスしやすい立地
それぞれ詳しく見ていきます。
空調設備などが搭載されている
衣類は湿気に弱いことが多く、湿度が高い場所に置いておくとカビが発生しやすいといわれています。
そのため、衣類などのデリケートなアイテムを収納する場合は、屋内型トランクルームの中でも、空調設備などが整っている物件のほうが向いている場合が多いとされています。
屋内型トランクルームであれば、衣類の収納に安心なだけでなく、空調設備があることで着替えが快適に行えるでしょう。
ただし、トランクルームに収納した衣類の湿気対策や害虫対策は、自分自身でも行う必要があります。除湿剤を使用したり、防虫剤を設置したりと工夫するようにしましょう。
関連記事:屋内トランクルームの特徴は?メリット・デメリットや料金相場を解説
セキュリティ対策が施されている
着替えを行うためには、プライバシーが確保された安心できる環境であることも重要です。
トランクルームのセキュリティ対策は、物件によって異なります。トランクルームの内見ができる場合は、防犯カメラの有無、定期巡回といった監視体制などをしっかりとチェックしておきましょう。
関連記事:トランクルームのセキュリティ対策とは?自分でできる対策法もご紹介
スペースが足りている
トランクルーム内で着替える際は、服を収納するスペースだけでなく、余裕を持って着替えられるだけのゆとりが必要です。
服の整理に必要な衣類ラックや衣装ケースを設置する場合は、こうした収納アイテムのサイズも考慮する必要があります。
後述する「トランクルーム内で着替える際の注意点」内のトランクルームのサイズも参考に、適したサイズのトランクルームを選びましょう。
アクセスしやすい立地
立地は、トランクルームを選ぶ上で大切なポイントです。
自宅や勤務先からアクセスがしづらい場所にあるトランクルームは、利用しにくく足が遠くなってしまいがちです。自宅や勤務先などからの距離も考慮し、アクセスしやすい場所のトランクルームを選ぶとよいでしょう。
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トランクルーム内で着替える際の注意点
トランクルーム内で着替える際の、注意すべき5つのポイントをご紹介します。
- トランクルームのサイズ
- 着替える場所
- 長時間の滞在
- 扉の開け閉め
- 監視カメラやモニター
ルールを守り、正しくトランクルームを利用するために事前にチェックしておきましょう。
トランクルームのサイズ
トランクルームはさまざまなサイズが展開されています。着替えをしたい場合には、ある程度の広さが必要であるため、サイズは契約前に把握しておきましょう。一般的に着替えができる最低スペースは0.5〜0.8帖以上とされています。
<サイズ一例>
帖数 | サイズ |
---|---|
0.5帖 | 幅90×奥行90×高さ210(cm) |
0.8帖 | 幅90×奥行150×高さ210(cm) |
1帖 | 幅90×奥行180×高さ210(cm) |
1.5帖 | 幅135×奥行180×高さ210(cm) |
着替える場所
着替えは必ず契約しているトランクルームの個室内で行うようにしましょう。廊下等の共用スペースで着替えてしまうと、周りの利用者や運営会社の迷惑になります。
そのため、トランクルーム内に着替えるスペースを確保することが大切です。
長時間の滞在
トランクルームは荷物をおいておくための場所であり、長期滞在が禁止されています。トランクルームに長期滞在する行為は規約違反となり、契約解除や罰則を受ける可能性があります。
トランクルームで着替える際も、長期滞在しないように注意が必要です。どのくらいの滞在が可能なのか、事前にトランクルームの運営会社に確認しておくとよいでしょう。
扉の開け閉め
着替えの最中に扉が開かないよう、十分注意する必要があります。扉を開けたまま着替えをしてしまうと、周りの利用者から苦情がくるなどのトラブルにつながります。
他の利用者の迷惑にならないように、注意を払いながら利用することが大切です。
監視カメラやモニター
トランクルームには、セキュリティのための監視カメラやモニターがあるのが一般的です。基本的にはトランクルームの内部が映らないようになっていますが、監視カメラが気になる場合には、事前にカメラの設置場所を運営会社に確認しておきましょう。
トランクルーム内で着替える際の便利グッズ
トランクルームはあくまで荷物を収納するためのスペースであるため、スムーズに着替えるためのグッズは用意されていません。そのため、着替えをスムーズに行うためには自分であらかじめグッズを用意しておく必要があります。
例えば以下のようなグッズがあるとよいでしょう。
- 棚・ラック
- ハンガー・フック
- スタンドミラー
- 消臭スプレー
- 汗拭きシートやデオドラントグッズ
- 傘立て
- 着替えを入れる袋
自分にあったグッズを検討しましょう。
トランクルームに収納できる衣類やアイテム
ここからは、トランクルームに収納できる衣類やアイテムとして、以下について紹介していきます。
- シーズンオフの衣類や家電
- コスプレ衣装やウィッグ
- ドレスや着物
- スーツ
- スニーカーなどの靴類
収納できる衣類やアイテムについて詳しく見ていきましょう。
シーズンオフの衣類や家電
シーズンオフの衣類をトランクルームに収納する方も少なくありません。シーズンオフの衣類をトランクルームに収納することで、自宅の収納スペースをスッキリ整えられます。
収納スペースを圧迫してしまう季節家電(除湿機、扇風機、こたつ、ヒーター、加湿器など)をあわせて収納するのもおすすめです。季節ごとにトランクルームに収納するアイテムを入れ替えることで、自宅のスペースを有効活用できるでしょう。
コスプレ衣装やウィッグ
コスプレ衣装やウィッグも、トランクルームに収納可能です。
コスプレをする場合、衣装だけでなくウィッグや靴、アクセサリー、剣などの小物類も増えがちです。そのため、トランクルームをコスプレ関連の衣装部屋として活用する方法もあります。
トランクルームをコスプレ専用の収納部屋にすることで、私服と分けて管理できる点もメリットの1つです。
関連記事:コスプレ衣装やウィッグのお手入れ方法、収納アイデア、収納場所を紹介
ドレスや着物
使用頻度の低い冠婚葬祭向けのドレスや着物も、トランクルームの収納に向いているアイテムです。
「大切な思い出のドレス」や「着る機会は少ないけれど高価な着物」などの収納スペースにお悩みであれば、トランクルームに収納すれば処分せずに済みます。
ただし、デリケートなドレスや着物を収納する際には、収納時に必要なお手入れが通常の衣類とは異なることもあります。湿気対策などの注意点を事前に確認しておきましょう。
関連記事:ドレスを収納する際の注意点は?上手に収納するコツや収納場所も解説
関連記事:着物の収納方法とは?収納前のお手入れ方法や収納時の注意点を解説
スーツ
スーツもトランクルームに収納可能なアイテムです。普段使いのスーツをトランクルームに収納し、トランクルームで着替えて出社するという方もいます。
さらに、シーズンオフのスーツなどをトランクルームに収納することで、自宅のクローゼットに余裕ができるでしょう。
スーツを衣装ケースなどに畳んで収納すると型崩れすることも多いとされています。そのため、衣類ラックを設置し専用ハンガーなどに掛けて収納するとよいでしょう。
関連記事:スーツの保管方法や収納場所って?普段使い・長期保管に分けて解説
スニーカーなどの靴類
スニーカーなどの靴類をトランクルームに収納する方もいます。
例えば、スニーカーをコレクションしている場合などは自宅のシューズクロークだけでは足りないこともあるでしょう。普段履きのものは自宅内に置いておき、コレクションしているスニーカーをトランクルームに収納すれば、自宅内のスペースを圧迫せずに済みます。
ただし、スニーカーは素材によって取り扱い方法が異なるため、素材に適した収納を行うようにしましょう。
また、かさばる冬用ブーツなど季節に応じた靴類などを、シーズンオフの時期にはトランクルームに収納する方法もあります。
関連記事:スニーカーの劣化を抑える保管方法とは?劣化の要因や収納場所を解説
関連記事:ブーツの収納場所は?おすすめの収納方法や注意点を解説
トランクルームでの着替えはルールを守って行おう!
ここまでトランクルームで着替えることは可能なのか、着替えることを踏まえたトランクルームの選び方、着替えに利用する際の注意点、着替えに便利なグッズ、収納におすすめの衣類やアイテムなどをご紹介してきました。
トランクルームは荷物を入れておくスペースですが、着替えをすることは可能です。ただし、長期滞在や宿泊は禁止されているため、ルールを守ってトランクルームを活用しましょう。
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監修
エリアリンク株式会社 マーケティング部
小川 真澄
2020年 整理収納アドバイザー2級 取得
2022年 整理収納アドバイザー1級 取得
2024年 防災士 取得
子どもの時からお片付けや断捨離は大の苦手。整理収納アドバイザー2級の勉強を機に、お片付けには理論やセオリーがあり、身の回りを整理整頓すると生活がかなり快適になることに感動。お片付けのプロになりたいと思い立ち1級を取得。
災害大国の日本でお家の整理収納は非常時にも役立つという思いもあり、本格的に防災について学ぼうと防災士を取得。
大切な物を捨てずとも、整理収納 × 防災 × トランクルームで、より暮らしやすい生活を提案するために日々奮闘しています。