トランクルームは趣味の部屋として使える？活用例や注意点を解説

トランクルームは荷物を収納するための収納スペースを借りることができるサービスです。トランクルームでは荷物をただ置くだけでなく、趣味部屋として利用することができるのをご存知でしょうか。

この記事では、トランクルームを趣味部屋にする方法や活用例、注意点を解説します。趣味部屋をつくりたいけれど、自宅にスペースがないとお悩みの方は参考にしてください。

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トランクルームとは

トランクルームは自宅の収納スペースの延長として利用できるサービスです。趣味のもののように増えやすい荷物の収納としても活用することができます。趣味のものを収納したりディスプレイする趣味部屋として使ったり、自宅に入らない荷物を収納しておくのにもピッタリです。

トランクルームの中には屋内型トランクルームもあり、空調・除湿設備のある物件もあるため、デリケートな荷物の収納にも向いている場合が多いとされています。

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関連記事：トランクルームとは？使い方や選び方、メリットを徹底解説

趣味部屋をつくる場所の3つの候補

趣味部屋をつくる場所の選択肢には主に3つが挙げられます。

• 自宅
• 自宅以外の物件
• トランクルーム

それぞれの場所のメリットとデメリットを解説します。

自宅

自宅に使用していない部屋や納戸がある場合には、そこを趣味部屋として利用することができます。自宅の空いたスペースなので追加費用などはかかりませんが、生活スペースを削って趣味のアイテムを収納するスペースを作ることになります。家族と住んでいる方はトラブル防止のために、趣味部屋として使用してよいか事前に理解を得ることが大切です。

自宅以外の物件

自宅以外の物件を借りて、趣味部屋をつくる方法です。自宅とは別に、マンションやアパートを新たに借りるため、比較的広いスペースを使って趣味部屋をつくることが可能です。

しかし、東京23区内のワンルームマンションの家賃相場は60,000〜90,000円ほどと、費用が高額になりやすいのがデメリットです。その他、敷金、礼金、管理費など、家賃以外にも費用が発生するので、注意しましょう。

トランクルーム

トランクルームを借り、趣味部屋をつくるという方法もあります。トランクルームは大きく分けて屋内型、屋外型があります。特に屋内型は建物内の収納スペースで、一般的に屋外型に比べると温度変化や湿気に弱い荷物の収納にも向いている場合が多いとされます。

屋内型トランクルームの月額費用の相場は、エリアや物件の広さによっても異なりますが、6,000〜23,000円程度で借りることができます。

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関連記事：トランクルームの料金相場は？料金を安く抑える5つのポイントも解説

趣味部屋としてのトランクルームの活用例

ここからは、トランクルームを活用した趣味部屋の例をご紹介します。

• コレクションを収納
• 書庫として利用
• コスプレ衣装を収納
• アイドルグッズや推しグッズの収納
• バイク用ガレージとして
• アウトドアやスポーツ道具の収納

活用例を具体的に見ていきましょう。

コレクションを収納

まずはコレクションを収納するためにトランクルームを利用する例です。収集したコレクションを手放すことができない方は、トランクルームに収納することも検討してみましょう。

トランクルームに棚を置き、CDや模型、フィギュアなどを並べることで、自分だけのコレクション部屋が完成します。

関連記事：フィギュアの収納ケースの選び方は？タイプや素材の特徴も紹介

書庫として利用

本を収納することで自分だけの書庫を持つことができます。24時間いつでも取り出しが可能なトランクルームを借りれば、読みたい本をいつでも取り出すことができます。

関連記事：本が多い部屋の収納のコツは？収納前にすることや収納アイテムを解説

コスプレ衣装を収納

コスプレ衣装の収納部屋としても活用できます。また、衣装を収納できるだけでなく、トランクルームであれば着替えることも可能です。

トランクルーム内にスタンドミラーやハンガーラックを置くとよりスムーズに着替えをすることができます。

アイドルグッズや推しグッズの収納

アイドルグッズを収納することも可能です。アイドルグッズを収集していると、気が付いたら自宅の収納スペースを圧迫していた、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

トランクルームであれば、大量のCDやペンライト、うちわ、アクリルスタンドなどを収納することができます。

関連記事：推しグッズの収納方法って？アイテム別の収納方法や役立つアイテムを解説

バイク用ガレージとして

トランクルームには屋内型、屋外型だけでなく、バイク専用トランクルームもあります。バイク専用トランクルームはコンテナで作られたボックスタイプや、屋外駐輪場タイプ、ガレージタイプなどバイクの収納に適した作りです。24時間バイクの出し入れが可能な物件も多く、時間を気にせずバイクに乗ることができるのがメリットです。

関連記事：バイク専用トランクルームのメリットや選び方のポイントを解説

アウトドアやスポーツ道具の収納

トランクルームにはキャンプや山登り、釣りやゴルフ、スキーなどのアウトドア関連の趣味の道具を収納することも可能です。趣味のアウトドアグッズやスポーツ道具は増えがちで、自宅の収納スペースを取ってしまいます。トランクルームなら自宅のスペースを気にせずに収納することができます。

関連記事：キャンプ道具の収納方法は？注意点や最適な場所を解説
関連記事：スキーウェアの収納方法とは？収納前にやるべきことや注意点も解説
関連記事：ゴルフクラブの収納方法は？収納場所や収納アイテム、注意点をご紹介

トランクルームを趣味部屋として活用する際の注意点

ここからは、トランクルームを趣味部屋として活用する際の、一般的な以下7つの注意点を解説します。

• 長期滞在や飲食は禁止
• 宿泊や住むことは禁止
• 床や壁を傷つけない
• 楽器の演奏や音楽を流すのは禁止
• DIYやメンテナンス作業は禁止
• 現金や金銭に代わる高価な物を置くことは禁止
• 危険物や法律に違反する物の収納も禁止

トランクルームのルールを把握し、気持ちよくトランクルームを利用しましょう。また、ルールは運営会社によって異なるため、事前によく確認しておきましょう。

長期滞在や飲食は禁止

トランクルームでの長期滞在は禁止事項となります。トランクルームは荷物を収納するための場所であり、滞在する場所とされていません。宿泊や仮眠も規約違反に値します。

荷物の量によっては、搬出入や収納する荷物の整理で数十分滞在することも考えられます。どれくらいの滞在が可能なのか、運営会社に事前に確認しておくとよいでしょう。また、トランクルーム内での飲食なども禁止とされているので注意する必要があります。

宿泊や住むことは禁止

トランクルームでの宿泊や、住むことは禁止されています。長期滞在や飲食が不可であることと同様に、宿泊や住むことも当然禁止となります。トランクルームに住民票を移すことはできません。たとえ短期の宿泊であったとしても契約違反になるため、絶対に行わないようにしましょう。

関連記事：トランクルームには住める？宿泊可能？住むことの違法性や問題を解説

床や壁を傷つけない

トランクルームの床や壁を傷つけてはいけません。トランクルーム内に収納ケースやラックを設置すること自体は問題ありませんが、壁に直接穴を開けるなどして棚やフックを取り付けることは禁止とされていることがほとんどです。

また、収納時に床を傷つけないように配慮することも重要です。トランクルームはあくまでレンタルできる収納スペースであることを意識し、荷物を出し入れする際は丁寧に行うようにしましょう。

楽器の演奏や音楽を流すのは禁止

トランクルームでは、ギターやピアノなどの楽器を演奏することはできません。楽器を収納することは可能なため、あくまで楽器の収納場所としてトランクルームを利用しましょう。CDやレコードをコレクションとしてディスプレイすることは問題ありませんが、音楽を流すことも禁止されています。

関連記事：ギターの収納方法とは？最適な環境や役立つアイテム、注意点を解説

DIYやメンテナンス作業は禁止

トランクルームでは、DIYなどの作業をすることはできません。機材や木材の収納は可能なため、機材や木材をトランクルームで収納し、別の場所で作業するようにしましょう。

バイク用ガレージについても、バイクを収納することは問題ありませんがメンテナンス作業は禁止されています。

現金や金銭に代わる高価な物を置くことは禁止

トランクルームには現金や通帳・印鑑、有価証券の収納は原則禁止とされています。高額な宝石や貴金属も規約で禁止されている場合があるため、注意が必要です。

危険物や法律に違反する物の収納も禁止

動植物、危険物、引火性や発火性のある物、異臭・悪臭のする物品、水分や高温を発する物品、貴重品、産業廃棄物、塗料等は禁止となっています。

また、刀剣や拳銃、違法な薬物、盗品なども当然収納することができません。

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趣味部屋のためのトランクルームの選び方

趣味部屋のためにトランクルームを借りる際の5つのポイントを解説します。

トランクルームのタイプから選択

トランクルームは大きく分けて屋内型と屋外型の2つがあります。セキュリティカードを用いた入場制限など、高いセキュリティ設備の下で荷物を収納したい場合は屋内型が適しています。

屋外型は屋内型と比較し、費用が安い傾向があるため、費用を抑えて荷物を収納したい方に適しています。費用や、収納する荷物によってトランクルームのタイプを検討しましょう。

また、これまでご説明したように、「バイク専用トランクルーム」もあります。バイクの収納場所にお悩みの場合はトランクルームの利用も検討してみてください。

空調設備の有無から選択

屋内型のトランクルームの中には、空調設備がついている物件もあります。空調設備がついているトランクルームでは、湿気に弱い精密機械や紙類の収納に向いている場合が多くなっています。

ただし空調設備がついていたとしても、カビや湿気などへの対策が万全になるわけではありません。カビや湿気対策を含めて、荷物の管理は自分自身で行うことを意識しておくことが大切です。

関連記事：トランクルームに空調設備はある？メリット・デメリットを解説

料金体系で選択

トランクルームを借りる際にかかる費用の内訳は一般的に以下2つです。

• ​初期費用（当月分から翌月分までの使用料、管理費、事務手数料、鍵代など）
• 月額利用料金（使用料、管理費など）

立地やサイズによって月額料金は異なります。また、荷物を出し入れする際に料金がかかる場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

関連記事：トランクルームの初期費用はいくら？内訳や実例、費用を抑えるコツを紹介

セキュリティ体制で選択

大切な趣味のアイテムを収納する際は、セキュリティ体制を基準に選ぶことも重要です。トランクルームによっては防犯カメラを設置していたり、スタッフが定期的な巡回を行っているところもあります。盗難や火災に関する保険が付帯するトランクルームもあるので、補償内容を事前に確認してきましょう。

関連記事：トランクルームのセキュリティ対策とは？自分でできる対策法もご紹介

自宅からの立地と駐車スペースの有無で選択

自宅から近いトランクルームを利用することで、荷物の管理や出し入れがしやすくなります。趣味の道具を収納する場合は、ゴルフ場や行きつけのキャンプ場など、趣味の際に出かける場所近辺のトランクルームを借りることも選択肢の1つです。

荷物の運搬に自家用車を使用する場合は、車の駐車スペースがあるトランクルームを選ぶのがおすすめです。

趣味部屋のようにトランクルームを活用しよう

ここまでトランクルームを趣味部屋にする方法や、活用例、注意点を解説してきました。自宅を趣味部屋として利用する場合にはスペースに制限があったり、生活の妨げになることもあるでしょう。

トランクルームを借りて自分だけの趣味部屋をつくってみてはいかがでしょうか。

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